どんどん調子をあげていく4人
現在2-2で竹中チームのオフェンス
ボールは戸嶋が保持。対するは隆志
「(来い)」
腰を落とし戸嶋の動きを警戒する隆志
クイッ
戸嶋が視線を上げリングを見る
「(シュートか?)」
隆志が手を上げチェックする
ビッ
ノールックでパス
「ナイスパス」
竹中がボールを受けすぐさまドライブ。しかし智花がしかっりとついていく
智花が先にコースに入る
クルッ
綺麗にロールで智花をかわし、レイアップを決める。
3-2
「みたか湊」
竹中のガッツポーズ。まるでお前にはコピー出来ないこれはオレの技だといわんばかりに
「竹中に火が付いてきたね。ここにきてギアが上がってきた。もちろん湊さんもまだまだこれからだろ」
隆志がハッパをかける
「パス頂戴」
顔は笑っているがあきらかに燃えている
攻守交代
戸嶋と竹中が縦に陣をとる。戸嶋が前列。竹中が後列に待ち構える。
戸嶋が隆志と智花の間に立つ。
隆志がボールを保持。そして考える
「(これはゾーンなのか?これじゃ外は打ち放題じゃないか)」
様子見で隆志がシュートモーションに入る
しかし戸嶋はピクリとも動かない。
「お前にそこからシュートはないだろ。あっても単発だ。ここは空けていい」
「(お前といい竹中といい本当に小学生かよ)」
普通の小学生ならここで挑発に乗ってシュートを打つだろう。しかし隆志の精神年齢は小学生ではない。挑発に乗らず涼しい顔で智花にパスを出す
智花はシュートモーションに
「(湊はまずい)」
戸嶋がブロックに跳ぶ
智花はボールを下げ
ドリブルで発進
そして竹中に向かっていく
途中、隆志を見る
跳び終わりすぐさまに隆志にぴったりつく
隆志は作戦に気づく
「(戸嶋が中まで誘導して中の竹中と勝負させる気か)」
パスが無理と見るやグングン速度を上げる智花
竹中もついていき、タイミングよく右手を伸ばす
クルッ
竹中ばりのロールで切り返し、シュートを決める
3-3
更に攻守交替し戸嶋がボールを保持。
「竹中か??」
竹中へのパスコースをふさぐ
「なめるなよ隆志」
シュッ
真上に跳びジャンプシュートを放つ
ボールは綺麗にアーチを描きネットをゆらす。
「竹だけ警戒しとけばいいと思ったのか」
「そうだよなこれは2ON2なんだ。次からは油断しない」
そういうと隆志は智花にボールを渡し、中に陣を取る
「こい隆志」
竹中が中で構える。
「隆志君」
ボールを受けた隆志がパワープレーで竹中を圧倒する
「(せっかくボルテージが上がってきてるんだオレも遅れはとらない)」
隆志もここでギアを上げた
そこからお互いに点の取り合いになった。二チームともディフェンスで手を抜いてるわけではない。むしろ、ディフェンスも厳しくなってきている
お互いの矛が強すぎて盾が機能しないのだ
気づけば15-15
お互いに限界はきている。気力のみで戦っているのだ
「(このままでは埒があかない)湊さん役割分担だ。竹中はオレが止める。だから勝利を決める一点は君がとるんだ」
「うん。ゴールを決めるのは私に任せて」
隆志&智花勝負に出る!!!!!!