パソコンが壊れてしまい、パソコンを手にいれるのにここまでかかってしまいました。更新速度は相変わらず遅いですが、途中で投げ出したりは絶対しないのでこれからもよろしくお願いいたします
「そこ、ラインを張りなおして!!」
「そこは滑らないように念入りに!!」
コート内が整備され、いよいよ決勝戦が始まろうとしている。
決勝に進出する2チームは各々準備をしている
翼&花梨コンビは各々ストレッチをしている。
一方、隆志&智花コンビは二人を中心に女バス、E組、竹中、戸嶋で大きな円を作っている。
「それではこれより作戦会議を行う」
真帆が仕切る
「何であんたが仕切るのよバカ真帆」
すぐさま紗季が突っ込みをいれる
「斎藤君、智花ちゃん頑張って」
「おー隆志と智花ならきっと優勝できる。ヒナ信じてる」
愛梨とひなたもエールを送る。
「隆志、お前の、いや、E組のバスケを見せてやれ」
E組を代表して力也が言う。
「隆志、隆志達なら大丈夫だと思うけど気を付けて。あのコンビネーションはやっかいだよ」
準決勝を戦った淳也からのアドバイス
「隆志、湊、あのコンビネーションをどうにかするのがカギだぞ」
と、竹中
「あの二人を分離させるんだ一ON一ならお前たちに分があるぞ」
と、戸嶋
「みんなありがとう。精一杯頑張ってきます」
力強い笑顔を見せる智花
「あの二人は強い。けど勝つのは俺たちだ」
隆志もまた力強い笑顔を見せる
「決勝に出る選手はこちらに並んで下さい」
アナウンスが入る。
「行こう湊さん」
「うん」
「よし行ってくるべ」
安芸の音頭でみんなが一列に並びハイタッチをして隆志&智花コンビを送り出す。
隆志たちが集合場所に着くと既に翼&花梨コンビが待っていた
「いい試合にしよう」
「私たちのコンビネーションを見せてあげる」
翼と花梨も気合が入ってる様子
「こちらこそお願いします」
「いい試合にしよう」
互いに握手をかわす両チーム
「君たち、決勝戦にはMCが入るからね。それから入場してくれ」
選手係が説明する
「「「「え?」」」」
これにはみんな驚いた表情を見せる
「決勝戦は盛りあがるからねぇ~。素人でも楽しめるように決勝だけは毎年呼んでいるんだ」
「みんな盛り上がってるか?これより決勝戦を始めるぜ!!」
「イェ~イ」
いきなりのMCに驚いたが観客たちもノリノリだ
「先ずは決勝まで残ったチームの紹介だ。先ずは予選をほぼパーフェクトスコアで勝ち上がってきた優勝候補の大本命」
『最強のコンビネーション』翼&花梨コンビ
先に翼&花梨コンビが入場する
「この二人のコンビネーションは小学生とは思えない完成度だ。自慢のコンビネーションで優勝をつかみとれるか?」
「ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
MCが入り会場のボルテージが更に上がる
「続いては接戦ながらここまで勝ち上がり、何とあの中学生コンビをも破ったこの二人」
『ザ・ミラクル』隆志&智花コンビ
「この二人のコンビネーション、個人技はどんどん良くなってきている。その恐ろしい成長スピードで翼&花梨コンビを飲み込めるか」
「ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
観客たちはまだかまだかと大騒ぎ
「隆志君ミラクルって恥ずかしいね」
智花は照れている
「大げさに言うのはMCの仕事だからね。行こう湊さん」
「うん」
隆志&智花コンビも入場し、コートに入る
「ルールは予選と同じ。それでははじめ」
「さぁ審判の合図で今、ティップオフ!!」
「先ずは隆志&智花コンビの先攻でスタートだ」
隆志は審判からボールを受け取り、翼にトス。それを翼が隆志に返し、試合開始
ダムッ
隆志がいきなりボールを受けると全力でドライブに向かう
「ウソ!?」
虚をつかれたのか翼の反応が遅れるが花梨が素早いポジショニングでカバーに備える
「(それを待ってたんだ)」
隆志は花梨がカバーに入るのと同時にドリブルで突き出したボールが跳ね上がってくるのをキャッチせず弾くように智花にクイックパス
ボールを受け取った智花は完全フリー
「(決める)」
いつもの美しいフォームからジャンプシュートが放たれる。
「させない」
花梨も懸命にブロックに跳ぶが、ポジショニングが悪いため間に合わない
誰もが決まったに思われたシュートは
ガンッ!!
リングに嫌われる
「ウソ!!もっかんが外すなんて」
真帆だけではなく他の女バスメンバーも驚いた表情を浮かべる
「確かに智のシュートが外れることはある。練習中でも外したことを見たことないわけではないわ。でも、大事な場面で外すところなんて信じられないわ」
紗季が丁寧に解説する
「シュート」
どんな一流選手でさえ調子の波があり、百発百中とはいかない。
しかし、各チームのエースと呼ばれる選手たちは必ずといっていいほど高確率で大事な場面でシュートを決める
だから観客やチームメートたちはその選手がいくら外そうがそのイメージよりクラッチシュートのイメージが頭に残り外すイメージが浮かばなくなる。
女バスメンバーにとって智花はまさにその存在なのだ
「ごめん、隆志君」
「大丈夫、次は決めていこう(とはいえ驚いたな、智花なら決めてくれると思ったのに)」
「竹、気づいたか?」
「ああ。湊の奴ジャンプシュートの時の肘の位置がいつもの高さまで上がってない。ここにきて疲れが出てきたんだ」
「隆志のやつも今の動きはおかしい。確かにクレバーな判断だ。だが、アイツらしくない。いつものパワープレー主体でたまにこういったクレバーなプレーをするが最初からなんて。どこか余裕のなさを感じる」
「アイツらはオレたちや中学生コンビとサドンデスでガス欠寸前なんだ」
流石は男バスのエースと司令塔といったところだろうか。冷静な分析である
「隆志、湊。オレたちに勝ったんだ、絶対負けんじゃねぇぞ!!」
ライバルであり、友でもある隆志たちに熱い視線を送る竹中だった。