インターバルは2分
この試合はなぜか第4Q は8分らしい
1,2,3Qは5分と通常の試合通りだが
これは女バスにとっては大きなチャンスになる
「みんな、今は休むことに集中して」
オレが指示を出す
「長谷川さん何か方法はありませんか?」
「今まで通りでいこう(はっきりいって、これを破る方法はまだない。でも。みんなを不安がらせないいためにはこういうしかない)さあ、頑張ってこい」
「「はい」」
第4Qが始まった
オレはボールを受けて、ボールを運ぶ
「(どうしようかな?見た感じ、紗季、真帆、ひなたはかなり疲れてるな、智花はオールコートダブルチームだし、一人でシュートまで持っていく、力はオレにはないし、でも、どうこう言ってられない。いくぞ」
その時
「斎藤君」
なんと智花がこっちに走り込んできた
「(智花)」
オレは智花にボールを手渡しした。
智花はボールを受けとるとシュートフェイクで竹中を抜き去り、今までのお返しと言わんばかりに、ドライブ&ジャンプシュートを決めた
「湊さん、ナイスシュート」
「勝利の女神はあきらめない人が好きなんでしょ」
そう言って智花がウインクしてくる
「(かわいすぎるだろ。反則だ)」
「(どうしたのかな?斎藤君ボーッとして。)まだまだ大丈夫だよね?」
「うん」
「私は、もうどんなことがあってもあきらめないよ」
「(本当に強い子だな)よしディフェンスだ」
1ー3ー1をセットする
竹中がドリブルで智花を抜く。
「永塚さん、三沢さん」
二人に指示を出す
二人が竹中にダブルチームをしかける
「何度も言ってるだろ。お前らが何人来ようが関係ない」
がジャンプシュートを放った
「あきらめない」
智花が竹中の真横に回り込みブロックした
そのボールはラインを割りそうだ
「『あきらめない』(か、光さん、君も同じことをいうのかな?)」
隆志はかつて想いを寄せていた女の子の顔が浮かんできた
「あきらめるかよ。あきらめるのは一瞬あればできるんだから」隆志は全力で走った。ボールをとり、空中でボールを前に出す
「誰かお願い」
そのボールにいち早くとびついたのは智花で、そのままレイアップを決めた。
隆志はそのままベンチに突っ込み倒れてしまった