恋姫鎮守府~北郷一刀が提督に着任しました~   作:龍砕院不便斎

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パワー厨すぎるプレゼンを受けた恋姫ガールズの適正艦娘とは!?



第三話 「艦種査定」

ばっちり皆の心を掴んだ所で「外観」による伊藤の選別がはじまる

当然皆が皆希望通りの艦娘になれるわけじゃない

「ああ、北郷さん、貴方は「司令官」なので、あちらで司令官用の講座を受けてください」

「え?俺は確定なんですか?」

てっきり、艦娘を知り尽くした人選がなされ、自分はその任務を伝える役程度だと

考えていた矢先の出来事だった。

「ええ、先程までの会話から察するにあの集団を一番上手に扱えるのは貴方以外居ません」

「あははは・・・」

照れながら頭をポリポリと掻く・・まぁ悪い気はない

「えーそれでは名前を呼ばれたら、その場で立って下さい」

伊藤は手渡された人員名簿を見て一瞬何かの冗談かと思った。

(劉備元徳?関羽雲長!?人の名前に反論する気はないが…流石にな・・)

「劉備さん?でよろしいですか?」

「あっ!ハイ!私!劉備元徳と申しますです!」

まだ、混乱が収まっていないのか言動がおかしい…のは気にしない

「貴女は……その他ですね」

そう言って「その他」と書かれた紙を渡す

「え!?その他?その他って何ですか?」

「ハイハイ…後がつっかえていますので」

「え~戦艦が良かったよー」

相手に配慮してか女性の係員に付き添われ「その他」の試験場に向かう

「関羽さん?」

「はっ!」

凛と張る綺麗な声が返ってくる、先程の浜辺で目を奪われた人物だ……

名前を知れば成るほど、納得がいく。

「貴女は戦艦です、あちらにどうぞ」

何を躊躇うことなく、思考の瞬きすらない、返事の後に即答えを返した

そのやりとりに蜀の面々は茶々を入れる

「流石は蜀の武神関羽雲長殿!」と星が「さっすが!愛紗姉ちゃんなのだ!」と鈴々

とまぁ、こんな具合に進めていく一悶着ある場面にも出くわすが敢えて割愛する

 

「ちょっと、伊藤と言ったかしら?何故私が航空巡洋艦とかいう種なのかしら?」

「そうだ!貴様!華琳様を戦艦に選ばんとはどういう腹積もりだ!」

(自分が戦艦に選ばれて歓喜しちゃったのは秘密)

「姉者!落ち着け!私も空母という種には異議を唱えたいが!」

3名から眼力で射(い)殺されそうな視線を浴びせられ、肝が冷える

「判りました、夏候淵さん、貴女の神弓は我らの時代では知らぬ者無き神業と聞き及んで

 おります、それだけでも「空母」以外の選択肢が無いのです」

「うっ!?な!?そ…そうか、なら仕方ないな」(チョロイ人)

「わ!私はどうなのだ!」

妹の神業を褒められ、自分も褒められているようで若干嬉しい、判りやすい表情だ

「説明にも御座いましたが、夏候惇さん貴女のその武をもって攻める矛となり

 護る盾となって下さい、だから貴女は戦艦なのです」

「そ!そうか!そうか!判ればいいんだ判れば!」(チョロイ人その2)

残るのは魏の大将こと曹操孟徳である

「ふんっ!私を煽てようたって、そうはいかないわよ」

「曹操さん、貴女のその貪欲なまでの向上心と野心を鑑みるに、砲撃・水雷・航空・対潜

 と全てをこなす航空巡洋艦以外ないとお勧めします」

(い・・言えない、航空戦艦のほうが適役だが「ぺったん娘」だから不適などと……)

絶対に言葉に出来ない小言を胸に忍ばせ彼女を説得する

「それに、貴女は「提督」の素質もおありだ!艦娘兼提督!現場での指揮ができるなら

 士気もあがりますよ!勿論いままでに前例がない快挙です」

「そ!そこまで言うなら仕方ないわ!この曹孟徳が航空巡洋艦とやらになってやるわ」

魏軍の主要3名は以外にチョロかった……

 

「えーと次は…孫策さん、あれ?どちらに?」

名を呼ばれた孫策はその場で立って聞くでもなく、伊藤のいる方向ではない方に歩いている

「あら?私は「戦艦」でしょ?まぁそれ以外はやる気がないけどぉ~」

「あ!姉上!ここは伊藤殿の意見を聞くべきです!」

「はぁ……こうなった雪蓮は止まらん」

一人は諦めの境地、一人は何とか説得を試みる

「流石は江東の虎と謳われた小覇王、確かに貴女は戦艦適正にスバ抜けている」

「でしょ!?判ってる事を聞くのも面白いわね~」

ニカニカと笑いながら戦艦と書かれた紙を受け取りまた歩き出すのだが…

「あら?そういえば蓮華はどうなの?貴女は何になった訳?」

自分の妹の出来が気になったのか至極当然のように聞いてきた。

「孫権さんには「航空戦艦」を担って頂こうと考えてます」

「航空戦艦?さっきの動く絵には出てこなかったじゃない?」

「航空というと、あの空飛ぶ物のことだろう」と冥琳が返す

「ひこうき?だったかしら?あれを使うのは空母?の役割じゃなかったのかしら」

当然の質問攻めに合うのだが、テンプレ回答が用意されている

「航空戦艦とは戦艦の後部を改装し航空機運用能力を持たせた軍艦です。

 但し、都合上航空機の性能は空母とは劣る物となります、戦艦としても火力の低下は

 否めません、と短所ばかり聞こえますが運用次第ではあらゆる戦況に対応する

 万能艦ともいえるのです、呉国を担ったその才の表れでしょうか」

先程と同じように、褒めちぎるスタイルを崩さない伊藤である

「そ・・そう、やるだけやってみるわ」

「ふむ・・・では私はどうなるのだ?伊藤殿」

と今度は呉の天才軍師周瑜に言い寄られる

「貴女は…そうですね重巡洋艦でしょうか、どちらかと言えば武よりも知を持って

 皆を導く役割でしょうか」

「貴殿も中々の策士と見える」

照れ隠しなのか判らないが微笑を湛えそれに応じている

 

とにもかくにもそんな感じで査定が進んでいく…

「お次の方…!?り・・呂布さん」

今まで三国志に名を連ねた英雄ばかりで「いつか」来るだろうと思っていた「ソレ」

必ず出ると思っていた、先の悪逆非道と言われた董卓があそこまで可憐な少女だとは

今でも信じられないが…これは信じられた。一言で言えば「異形」であった

(今まで全く感じなかったが、この威圧感はなんだ!?大和型戦艦!?ふざけるな

 日本の全てを注がれた大和がなんだというのだ!!!蟻と巨象ではないか!!!

 深海棲艦の泊口奥地で見られる戦艦水鬼よりも禍々しいなにかだ!!)

「………?」

相手が呆然と立ち尽くし暫くたったが何も言葉を発さない、不思議に思い首をかしげる

「あ・・貴女はせ、戦艦ですね、あちらにどうぞ」

掠れるような声でなんとか平常を保ち、渡す前に手書きで「超戦艦」と超の文字を書き加えた

「戦艦……わかった」

生きた心地がしなかった。先程関羽を間近でみた衝撃の数倍であった。

ピリピリとするような視線と焼け付くような熱く重たい空気

一瞬で悟った敗北…「あれが相手なら日本の戦艦12隻を持ってしても、一方的に屠られる」

そう確信できるほどに蠢く何かが彼女にはあった

(これだけの集団を操れる、北郷か…提督適正はどうなんだ?)

自分は艦娘の適正判断者であって、提督の判断者ではない…がある程度は判ったつもりでいる

(これは本当に人類を救う拾物かもしれん…奴と話をしておくか) 

内心でそういうことを考え思考を張り巡らせる

「お~い?恋の次は誰や~?ウチ待ちくたびれてしもうたわぁ」

「ああ失礼、張遼さんですね?貴女は高速戦艦ですね」

「高速戦艦ちゅ~と星と一緒やなぁ」(酒仲間)

そうして適性を見出された各試験を受けるのだ

「なんだよぉ、早く言ってくれよ~」

かれこれ彼女と対面して5分は経っているが、一向に答えが出ない

伊藤も伊藤で困り果てていた、まったく適正艦娘が判らないのだ。

彼とて今まで数千人の艦娘たちを送り出してきた…のだが…のだがである

向いているいないで聞かれれば答えは「向いている」それは何度も自分に言い聞かせている

だが、実際何に向いているとなると言葉を詰まらせてしまう

「えーと……あーっと……とりあえず重巡洋艦でお願いします」

「なんでそんな私だけ他人行儀なんだ!?目を逸らすなぁあ!」

(ちなみに公孫賛はこの後史上初?ともいえる成績を収めたのは別の話)

「しかし凄いな…数名を除いてほぼ艦娘適正があるのか、正直ここまでの拾物だとは」

この総勢40名以上の集団採用を後に人類が「第5次艦娘集結」と人類の歴史の

1ページとなるのは今は誰も知らない。




できるだけ、早い段階で鋼鉄3とかウォーシップガンナー2を利用して
イメージ映像をお送りしたいのですが……

はわわわ…BDドライブがお釈迦なのです…

そうか!!!別に艦種なんてどうでもいいんだ!だって鋼鉄魔改造ありきの話だぜ!?
そうと決まれば…
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