魔法少女リリカルなのは~星を統べる少女~   作:sT油

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自分は比較的“話数多く中身少なく”な文章構成なので改善していくようにしますが御了承下さい


星を望む
Catastrophe Starter


“青空と夜空、どっちが綺麗?”

 

“それは…どっちも綺麗だと思うよ、私は”

 

“どちらかしか選べないとしたら?それこそ片方を選んだらもう片方が消えちゃうような時”

 

“なら…私は…………………”

 

 

 

 

「ふぁ~あ~……」

今日は忙しい毎日の隙間に少しだけある休暇。そう、有給休暇だ。

朝に弱かったあの頃を思い出させるようなゆっくりとした朝。

今なら吟遊詩人も顔負けのポエムが詠めそう…等と考えながらベッドから起きるのは時空管理局戦技教導官、高町なのは。

「なのはママ起きるの遅い~」

ふと振り向いて声のした扉の方を見てみると愛娘のヴィヴィオがむくれていた。

「ゴメンねヴィヴィオ、お詫びに今日のお出掛け中に1つだけ好きなもの買ってあげるから」

「ホントっ!……ってそんなので釣ろうとしてもダメ~~!!」

「ふふっ、本当にもうヴィヴィオはお子様だなぁ」

「どうして私の方がいじられてるの~!?」

今日はヴィヴィオとフェイトちゃんと3人でお出掛け。この日の為にあれやこれやとあらゆる手段を使い尽くし、ようやく目処が立ったのだ。なにもウキウキしているのはヴィヴィオだけではない。

「ヴィヴィオーまだなのは寝てる~?」

階下から聞こえるその声はやはりフェイトちゃんのもの。恐らく今日の為に一番頑張ったのは彼女だろう。なんといっても執務官という立場であるにも関わらずうまく休暇がとれたのだ、これは充分称賛に値するだろう。

「いくよなのはママ!」

「わ、ちょっ、待ってってばぁ~」

なのは達が下に降りるとそこにはエプロンを着て朝食を並べている金髪灼眼の女性、フェイト・T・ハラオウンがいた。

「なのはママ連れてきたよ!フェイトママ!」

「おはようフェイトちゃん」

「ありがと、ヴィヴィオ、なのはもおはよ…って頬が垂れてにへ~ってなってるよなのは」

「ふぇっ!?////だ、だって楽しみだし、久しぶりでしょ?3人でお出掛けなんて」

そういうと3人揃ってにへ~っとなる。

その様子を突然開いた通信ウィンドウが眺めている。

(ジーーー)

「「「……………(汗)」」」

そのまま膠着しそうだと感じたのかウィンドウの向こうの人が声をかける。

『まぁ………その、なんや、楽しむのはええけどウチらの犠牲の上に成り立ってるってこと忘れたらアカンで』

通信の相手はかつての機動6課の部隊長、八神はやて。

余談だがなのはは自分のデスクワークを紅の鉄騎を始めとするヴォルケンズに押し付け、フェイトも同様に自分の始末書の類いをはやてに丸投げし、ヴィヴィオはヴィヴィオで自分の宿題をザッフィーに代わりにやってほしいと涙目で訴えかけることでこの日を確保。さらに余談だがこの作戦の発案者はどこぞのKY提督の正妻、エイミィ・リミエッタであったりする……

『だいたい私達だって暇してる訳じゃないんやからな!そこんとこよぉく心にきざ…プツンッ』

何事もなかったかのように朝ごはんを開始する3人。

しかしこの3人、神妙な面しながら考えてることは全く同じだった。

“反省はしてるけど後悔はしてない”

楽しい1日の始まりの朝だった。

 

 

JS事件から早7年、平穏無事に日々を営んでるなのは達。しかし平和という訳ではない。相変わらずテロも起こるし機動6課が解散してもそれぞれにやらなければいけないことも沢山…

そのなかでのこの家族との触れあい。誰もが楽しみで仕方なかった。なのはとしてもそれは変わらない。

………しかしもしその日が彼女の人生の転換点だと気づいていたなら…或いは別の未来もあったのかも知れない。

 

 

魔法少女リリカルなのは~星統べる少女~ 始まります。




更新速度は不定期です。素晴らしい作品に出会ったときとかは結構進んだり進まなかったり…

誤字脱字、文法的に不自然なところなどありましたらご報告願います。
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