それから、雷門サッカー部の革命は、拡大していき・・・
とうとう、HRで優勝した。
雷門中学校が、ホーリーロードで、優勝したことにより、当時、サッカーを管理していた、フィフスセクターは、あの後すぐ解散され、管理サッカーの世は終わり、誰もが、自由にサッカーをすることができるようになっていた。
また、優勝したことによって、雷門中の入学希望者は、更に増えた。特に、サッカー部の入部希望者は、年々増えていった。前までは、入部テストがあったが、今は、円堂監督になったため、なくなり、さらに、入部希望者が増えた。
その、輝かしい栄光から、10年がたった・・・
10年後には、10年前よりもさらにサッカーに対する考えは、上がっていた。素人チームが、プロチームに、サッカーで勝てば、試合が終わった時、ピッチに出ていた11人は、一生分暮らしていけるほどのお金が入るし、会社の採用人数も、1次試験で、その会社に対する仕事の情熱を書き、22人に絞り、11対11に分けて、勝ったチームの11人しか、1年に採用しないことになっていた。
しかし、少年サッカーは、真・フィフスセクターにより、10年前と同じように、サッカーは管理されるようになってしまった。
サッカーの試合の勝敗は、あらかじめ決められるなど、10年前と同じこと+チームで、1回試合をするにつき、負けたチームは、2ヶ月間の、試合禁止令(練習試合も)を出すなど、さらに、酷いものになっていた。
しかし、そんな中でも、雷門中学サッカー部は、10年前の功績をたたえ、試合で1回負けたくらいでは、2か月も試合ができなくなるなんてことはなく、3回連続で負けたら、ということになったり、試合でも、勝利するチームに選ばれたりしている。その為、選手は、それなりに満足していたが、監督は、満足していなかった。
今の、雷門中学校のサッカー部の監督は、10年前と変わらず、円堂守。それをサポートするコーチも、10年前と変わらず、鬼道有人。この2人のコンビは、20年前から変わらない。
そして、コーチとしてもう1人。10年前、フィフスセクターの聖帝として、頂点に立っていたイシドシュウジこと、豪炎寺修也。
この、豪炎寺を含めた3人の、絆は、やはり20年前とは変わらない。
ただ、20年前と変わったことも、いくつかあった。
(ここからは、俺、円堂守が教えるな!)
変わったことの、1つ目。
8年前に、鬼道有人26歳、久遠冬花26歳の時、2人が付き合い始めて、7年前、2人が27歳の時、結婚したこと。
久遠監督に、許しを得るのが、大変だったらしい。
変わったことの、2つ目。
8年前に、豪炎寺修也26歳、音無春奈25歳の時、2人が付き合い始めて、7年前、豪炎寺が27歳、春奈が26歳の時に結婚したこと。
春奈を嫁に向かい入れるのに、音無の父母は、全然許してくれたが、実の兄の鬼道が許すのに、久遠監督よりも、さらに時間がかかった。最終的に、豪炎寺は、ボロボロになった。
変わったことの、3つ目。
5年前に、俺と夏未の間に、娘が誕生したこと。
名前は、俺に考える余地も与えずに、夏未が、
「夏帆(かほ)よ!小さいころから、女の子が生まれたら、絶対そうするって決めてたの!」
ということで、夏帆になった。
変わったことの、4つ目。
4年前に、鬼道と冬花の間に、息子が誕生したこと。
名前は、2人で相談した結果、血がつながっていなくても、母親がいなかった2人は、
「母親の温かさを知ってほしい」
ということで、温を、暖にして、暖(ひなた)となった。
変わったことの、5つ目。
4年前に、豪炎寺と春奈の間に、息子が誕生したこと。
名前は、様々考えた結果、
「やっぱりこれ!」
ということで、浩(こう)になった。
・・・と、まぁ、俺の知っている範囲では、こんな感じだな。
10年後、再びサッカー界に「革命」が起こる!!