「ふゆっぺ・・・大丈夫かな・・・」
俺は、円堂守。今日行う予定だった、FFI同窓会を延期して、来るはずだった皆と、病院の待合室で待っている。事の起こりは、3時間前にさかのぼる。
FFI同窓会に参加するために、俺は、雷門高校から、雷門中学校まで歩いていた。その途中、ふゆっぺと会った。その時は、
「また、あとで会おうね。マモルくん。私、この後用事があるの。でも、絶対遅れないからね」
と少しの会話をして、別れた。そして、雷門中に着き、最初は豪炎寺、次は鬼道・・・というように、たくさんの、かつてFFIで一緒に戦った選手&マネージャーが来た。マネージャーだった、秋の後ろには、秋の親戚の天馬もいた。そして、とっても楽しい時間をしばらく過ごした。その時、音無が、質問した。
「そういや、冬花さんは?まだ来てないけど・・・」
その時、俺は初めてふゆっぺがまだ来ていないことに気がついた。そして、皆で探すことにした。
探し始めて、数十分たったころ、携帯が鳴った。ディスプレイには、「鬼道有人」と書いてあった。急いで電話に出ると、やっぱりふゆっぺが見つかった・・・という電話だった。しかし、ふゆっぺは、気を失っていて、今、救急車で運ばれたとも言った。
そして、今に至る。
今、ふゆっぺは、「特別治療室」と書かれた部屋にいる。俺たちは、皆その部屋をかたずをのんで、ただ、見つめていた。
特に、秋や夏未や音無の、マネージャーは、涙をこぼしていた。秋に関しては、もう止められないほどに、大泣きしていた。
「冬花さん・・・大丈夫かなぁ・・・うぅぅぅ・・・わぁぁん・・・」
「秋!大丈夫だ!ふゆっぺは、そんな弱くない!辛い過去の記憶にも、勝ったんだから!」
「円堂・・・くん・・・」
「そうよ!冬花さんは、大丈夫よ。安心しましょう」
「あぁ、そうだな」
「俺も、同感だ」
「夏未さん・・・豪炎寺君・・・鬼道君・・・そうよね・・・冬花さんなら、きっと、大丈夫だよね!」
その時だった。医師が部屋から出てきた。俺は、真っ先に
「ふゆっぺは、ふゆっぺは大丈夫なんですか?!」
とたずねた。皆が、後ろで唾をごくりと飲んだ。医師は、
「久遠さんですが・・・命に別条はありませんでした。今日にでも退院できるでしょう」
と、笑顔で言ってくれた。そして、皆が病院だということを忘れて、叫んだ。
まぁ、途中で看護師のおばちゃんに
「ここは病院ですっ!静かにしなさいっ!」
と言われちまったけどな。
ただ、1つだけ気になることがあった。
ふゆっぺは、なんであんなところにいたんだろう・・・
その謎だけ、解明されなかった。
そして、その後、ふゆっぺが意識を取り戻し、家に帰った。
俺は、心の底からほっとした。
皆も、ホッとしていた。
冬花ちゃんの事、なぜ書いたんでしょうか・・・
昔の自分が、理解できません((