運命   作:御沢

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prologue5~この感情~

私は、雷門夏未。雷門高校に通う高校2年生で、生徒会長。そして、FFIの決勝大会の、イナズマジャパン&雷門イレブンのマネージャーだったわ。今でももちろん、サッカー部のマネージャーは続けてるし、理事長である、パパの代理もしっかりこなしてるわよ。

 

 

そんな私にも、思い人くらいいるわ。

 

 

円堂守くん。

 

 

雷門中学校からの知り合いで、正直言うと、サッカーバカ。彼が、中学校に入学してから、私の運命は大きく変わった。最初、雷門中学校には、サッカー部はなかった。それを知った、円堂君は、1からサッカー部作りを始めた。最初は、円堂君と、マネージャーの木野さんの2人だった。その2人の中に、半田くんと、染岡くんが入ってくれたらしい。でも、その4人で1年生は終わってしまった。

 

 

そして2年生。新しく新入生の壁山君、栗松くん、宍戸くん、少林寺くんも入ってくれたらしい。そんな7人の雷門イレブン・・・いや、このころはまだ、雷門セブンだったわね・・・に、40年間無敗の最強チーム、帝国イレブンが、挑戦してきた。最初は私も、理解できなかった。だから、

「この試合、負けたらサッカー部は、廃部です」

という条件を付けた。だって、そのころはまだ、私はサッカー部のマネージャーじゃなかったし、そもそも、サッカー部を見下していたもの。

 

 

そして試合が始まった。

助っ人として、影野くん、風丸くん、松野くん、目金君が入って、なんとか雷門イレブンになったの。しかし、所詮は素人軍団の集まり・・・と皆が思うほど、惨めな結果だったわ。おまけに、目金くんは、試合放棄して逃げ出してしまって、ボロボロの10人しか残っていなかったの。そんな10人をさらに痛めつけようとしたのが、鬼道くん。鬼道君は、元は帝国イレブンだったの。そして、私と同じように、雷門イレブンを見下していたわ。もう、試合続行不可能という時に登場したのが、豪炎寺君。彼は、サッカーの名門・木戸川清修中学校からの転校生だった。実は、帝国学園の狙いは、豪炎寺君。だから、帝国学園は不気味に微笑んでたわ。あの顔と言ったら、私、忘れられないわね。なんか、雷門イレブンだけじゃなく、雷門中学校まで見下された感じがしたもの。

 

 

豪炎寺君が入って、また試合がスタート。でも、こんな大差をつけられて勝てるわけがなかった。でも、豪炎寺君が、「ファイヤートルネード」という、今まで見たことのないような、技でシュートを決め、雷門が、1点返したの。そしたら、帝国の人たち、皆試合放棄して帰っちゃったわ。そして、まぁ、当然雷門イレブンの勝利!・・・ということだから、私も、サッカー部の存続を認めたわ。あのときは、どれだけ苦渋の決断だったことか・・・今の私からは、想像できないけどね。

 

 

そして、サッカー部の人も、どんどん増え、中学サッカーの晴れ舞台・フットボールフロンティアに出場するために、地区予選に出場したわ。その時には、広報部だった、音無さんも、サッカー部マネージャーだったわね。そして、決勝戦。私は後から聞いた話だけど、音無さんと鬼道君は、実の兄弟だって、円堂君と、木野さんは知ったの。でも、音無さん自身は、

「お兄ちゃんは、私の存在が迷惑だったんです。だから、別れて暮らすようになってから、1回も連絡くれなかったんです」

って言ってらしいけど、実は、鬼道君が、3年連続優勝したら、音無さんを引き取る、という約束をお父様と立てていたらしく、その為には、音無さんと連絡を取らないことも、我慢できた。だから、連絡しなかった、ということを、音無さんにも理解してもらえて、ハッピーエンドになったの。結局帝国は地区予選優勝は出来なかったけれど、それでも一緒に暮らしてもいい、とお父様に言われらしい。でも、音無さんが、

「音無のお父さん、お母さんと暮らせて幸せ!音無で・・・音無春奈がいいの!」

といったため、一緒に住むことは無くなったらしいわ。

 

 

そして、いよいよ本戦。

前年度優勝の帝国学園も、出ることができ、一緒にがんばろうとしたけれど、世宇子中に、完敗。試合に、足の怪我の大事をとって出ていなかった鬼道君は、もちろん悔しがったわ。そして、雷門イレブンが、千羽山中との対戦の時に、帝国学園から、雷門中学校に転校して、雷門イレブンに入った。そして、見事雷門イレブンは優勝してたわ。

 

 

その時の、円堂君の、笑顔になぜか、ドキッとしたの。

 

 

最初は何なのか、全くわからなかった。

でも、そのうち、分かった。

 

 

これが、恋・・・というものなのだと。

 

 

それから、私はサッカー部のマネージャーとして、日々精進しているわ。そして、円堂君にふさわしい女の子になるために・・・

 




4同様、なぜかいたのか((
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