と言う事で高校生!
え?どういう事かって?どうもこうも神様に転生されたら此処に居たんだよ。どうなってんだ?
「あれか、誰かに憑依したのか?でも体つきも顔も力も全部あそこに居た時と変わらないよな?う~ん、分らん!わからんぞぉ!あ、手紙がある~」
なになに、ふむふむ・・・・なるほど!分らん!
「まぁ、憑依のすごいバージョンと思えば良いか。記憶はちゃんと有るし無問題だな。たぶん」
俺の記憶では、今は一誠が殺される一週間前か、あっ!なんか俺と一誠幼馴染みたいです!ご都合主義だね!
ピーポーン
「はーい!どちら様」
「おーい純。学校行くぞぉ~」
おっ!一誠が迎えに来た!俺の両親は余り家に居ないらしく、家が近い一誠は朝が弱い俺のためにこうやって家に来てくれるのだ!本当に良い親友だ!
「準備万端!あ~行きたくないぃぃい!」
「はいはい」
そんなこんなんで俺は一誠と話しながら学校に行くのだ。
「ふむ、おはよぉ~変君たち。今日も女子に気持ち悪がられてるのかい?」
「開口一番酷くね!?」
「俺たちは可愛い女の子に毒を吐かれるのはご褒美だが!お前は駄目だ!!」
教室に入って出迎えてくれるのは、俺の親友その2とその3である。特徴・・・なんでもいいや
「「雑!」」
はいはい。
ナチュラルに心読みやがったな。なんで俺と関わりのある連中は揃いも揃って人の心読むだよ。プライバシーの侵害だぞ!
という事で、丸刈り変態は松田。眼鏡賭け変態は元浜。特徴清清しいまでの変態。そのレベルは棒アニメに出てくる喋る豚にも引けを取らない変態振りである。
まぁ、こんなもんで良いか。
「おい、今日剣道部の部室覗きにいかね?俺昨日部室の壁に穴がるの見つけたんだよ」
松田からの提案に速攻でうなずく変態二人。まぁ、頷いてないだけで俺も行くけどね?犯罪?そんな事分ってるよ。俺は変態三人の監視ですヨ?タブン
「おぉぉぉ!村山胸でけぇ~!」
ふむふむ、確かに好いですな~おっ!あの黒髪の子も中々
「お、純もいいの見つけるなぁ~」
あっと言う間に放課後。もうね矢の如しですよ。授業なんてねもうね聞けないよ!眠いんだよ!高校の勉強てこんなに難しいの!?ありゃ俺には無理だ!
そんなこんなで放課後は此処で祝福の時間を過ごしているのだが、人が此方に向って来てるのでおさらばしなくては。
「おい、一誠人が来そうだ。逃げよう」
「えっ!本当か!?おい!元浜、松田!」
「グヘヘヘ、こりゃ良いぜ」
「ヤバ、鼻血でそう」
・・・こいつらは良いよね?なんか捕まっても本望だとか言いそうだしなんにも問題ないよね?一誠だってもう逃げる用意してるし。
「ではおさらば!」
「はぁ~、眠いよぉ~」
女子剣道覗き見事件から早数日俺の修業はそこそこ、仙豆の貯蓄はいい感じ。そんな日常も中々いい感じ
「おい!聞いてるのか!お前等がこっそり逃げるから俺達は危うく先生に捕まって全校生徒から変態のレッテルを貼られる所だったんだぞ!」
「そうだ!そうだ!・・・いや、まてよ美少女から汚物を見るよう目で見られるのも悪くないか・・・むしろ良い!!」
一誠と俺が逃げた直ぐあとに野性の勘で危機を察した変態二人は、なんとか追っての魔の手から逃げだせたようだ。いっその事捕まれば良かったのに惜しい事をした。
「そんな心配しなくても昔からお前等は全校生徒に汚物のような目で見られてるよ。良かったな」
「良くねぇよ!」
松田お前は良くないかも知れないが、元浜は悪くないと思ってるぞ?
ん?何時もならここで嬉々として話に加わるはずの一誠が黙ってる!?
「どうした、一誠具合でも悪いのか?」
「え?あぁ、いや、ちょっとな」
ふむ、やはり上の空だな・・・はっ!もしかして告白か!?
「おいおい、どうした女の子にでも告白されたか?」
ニヤニヤしながら言う松田。内心そんな訳無いと思ってるんだろ?そりゃそうだ今の一誠に告白する馬鹿なんて居る訳ないよ。
「えっ!?」
「・・・は?」
「なん・・・だよ。その反応は・・・されたのか?」
恐る恐る聞く二人その顔は、世界の滅びを聞いた様な・・・いや、それ以上の絶望を垣間見た顔をしてる。
「実はな・・・そうなんだ」
このあとの展開は余りにも地獄絵図だったので俺は何も語らない。
「う~む、一誠を助けるのは簡単だが、そのあとは如何する?」
あの地獄絵図から少したったある晩等々明日の朝には一誠の初デート日だ。家から少し飛んだ山の中で俺はふわふわ浮きながら今後の事を考えてた。
俺としては親友を殺されるのは、嫌だし。かといって助けたとしてそのあとは如何するよ?人間の一誠じゃこの先どうやっても生き残れない・・・いっその事俺が何とかするか?
「なんとかって言ったって・・・はぁ~~」
リアス先輩に全部言うか?そのあとがやり難いけど。ってなんで堕天使は気付いて悪魔は気付かないんだよ!情けないぞ!悪魔社会!はぁ~
「ねぇ」
「うん?」
声のした方向を向いてみれば小さい黒髪ロングの女の子が浮いていた。
「え~と。迷子かな?」
そんな分けないのは分ってる。この山の中は俺の修業場として乗っ取って普通の人は、入ろうと思わない様にしてるのだ。結界万歳
いや、そもそもこんな夜更けに山の中に女の子一人居るか?
「山ガール?」
「?」
可能性を言ってみたが凄い純粋な目で見つめられるだけだった。山ガールではないのか・・・まてよ、浮いてるよな?空を飛ぶ少女・・・まさか!
「幽霊?」
「違う」
「じゃだれ?」
「オーフィス」
・・・うん、なんだろうもね。驚きすぎてリアクション出来ないよ。いや、あれだよお前原作見てるんだから気付くだろ!って思うだろ?でもね!挿絵あんまりなかったじゃん?俺は悪くない!
「あ~え~と。で?」
「?」
いや、可愛く首傾げられても困るのだが。
「なんでここいいるの?」
「貴方に会いに」
おお、やべぇ普通に嬉しいこんな可愛い女の子に、貴方に会いに来たの♪ なんて言われるなんて!最高じゃないか!
「なんで?」
「強いから」
「俺は確かに強いな!」
実際はあんまり強くないけど。やっぱり強いって言って貰えるのは嬉しいよね?でもこのタイミングか・・・どうしよ。このあとの展開はなんとなく分るけど、あのドラゴンの強さが分らないな。そもそも倒していいのか?
「私の故郷にいる邪魔なドラゴンを倒して欲しい」
「他の場所とか駄目なのか?」
「うん」
自分の故郷奪われるのは、誰だって嫌だもんな
「よし!分った!そのドラゴンの場所につれてってくれよ」
駄目で元々。説得位はしてみるか、駄目だったら・・・まぁ頑張ろう!
「少し待ってて」
そう言うとオーフィスはなにやら空中に手を翳し忙しなく動かし始めた。何も無かった空間から一つの扉が出てきた。
へぇ~こんなことも出来たんだな・・・便利だし俺も使いたいな。
「なぁ、オーフィスじゃそのドラゴンに勝てないのか?」
「勝てる勝てないの次元じゃない」
「なるほど。全く分らん」
こんなことならちゃんと読めばよかった・・・それにしてもさっきから話が膨らまない。
「んじゃちょっくら行って来るわ。来る?」
「ううん、ここで待つ」
無表情に言うオーフィス。でもなんだか悲しそうに見た
「?」
だからって訳じゃないけど気付いたらオーフィス頭を撫でていた。ええそりゃ両手でワシャわしゃっとね。
「くすぐったい」
「わりぃわりぃ、そんじゃいってきまーす」
「おお、ここが次元の狭間か、なんだか変な感じだな」
扉を潜ってそこそこ飛んでるがなんにもない、流石にこうも何も無いと方向感覚も狂うな。
「おっ!居た居た。おーい!そこのドラゴンさーん!」
「?」
俺の声に反応したのかグレートレッド俺のほうに近寄って来た。
「でっけぇ~」
声をかけた時もその大きさにけっこう衝撃だったのだが、近くで見ると更にデカく感じる。
「う~、俺の言葉分るか?」
首を縦って振ってくれたので如何やら分るようだ。これなら何とか成るか
「あのな、ここでなんか帰りたいって奴が居るんだよ。オーフィス。知ってるだろ?んでなそいつはお前が居ると嫌なんだって、だからよければここを譲って貰えるとうれしなぁ~なんて」
あぁ~こりゃだめだ。もう分るよ、雰囲気が怒ってるもん。
「こりゃただで帰してくれそうに無いな」
「嬉しそうだな」
「!?」
しゃ、喋ったぁぁぁああぁあああ!!!」
「別に喋れないとは言ってないだろ」
「そっ、そうだけど」
じゃなんで初めから喋んないんだよ!
「普通ならここには来れない処か俺と関わらないようにするんだが、お前は関わるどころか俺と戦いたいのか?」
「ありゃ~やっぱり分る?」
最近修業ばっかりで強い奴と戦って無かったから、正直やる気になってくれて嬉しい。説得はむりだったけど。説得が無理なら戦っても良いよね?
「普通だったら無視するんだが、お前レベルだとそうはいかないだろ」
「いやいや、アンタも相当だぞ?」
原作でも埒外の存在だけって威圧感が凄い。それがたまらなく嬉しい。どうやら向こうもやる気だし
「交渉決裂だな」
「あぁ、そうだな」
「っ!?」
瞬間放たれたブレスを飛んでかわす!ブレスは俺が居た所を通過し何処かに消えていった。
「んにゃろ!!」
お返しとグレートレッドの懐に入り右ストレートを当てようとするが、素早い旋回でかわされる。風圧が周囲に吹き荒れるが、俺もグレートレッドもそんなこと関係ない。グレートレッドの尻尾振りを飛ぶことで回避し、気功波を放つ。
爆風が辺りに巻き起こる中、出て来たグレートレッドは無傷だった。翼が少し焦げてる所を見ると翼で防御したようだ。
「ふぅ、とんでもねぇなグレートレット」
「お前こそ俺の想像以上だ」
“挨拶”は済んだ。グレートレッドもそう思ったのか翼を広げ臨戦態勢を取る。静寂が空間を支配する中仕掛ける。体から気を放出し奴に突っ込む!
「ふん!」
俺の拳とグレートレッドの前足が激突し、一瞬の拮抗は奴が飛ばされた事で終わった。飛ばされながらも撃ってきたエネルギー弾を横薙ぎのチョップで叩き割る。割られた弾は小規模の爆発を起こし一瞬視界が曇った。その隙に体制を立て直したのかさっきよりも威力が高そうなのが連続で飛んできた。
「はぁあ!」
それら全を両手で弾き飛ばす!弾き飛ばされたエネルギー弾は、何処かへ飛んでいった。
「クラエェ!!」
「ぐはっ!」
後ろに回りこんだグレートレッドの前足を食らい真下に飛ばされる。気を放出し空中で急停止からの加速でグレートレッドの尻尾側に回りこむ。そして尻尾を両手でしっかり掴む!
そこから回転し空中に放り投げる!投げられたグレートレッドは直ぐに止まり俺の方を見るが、俺が居るのは奴の真上!
「お返しだ!」
「ぐっっつ!!」
奴の背中に蹴りを叩き込む。体をくの字に曲げ苦悶の声を出すが、俺を嚙み殺そうと体を回転させて迫って来た。所をカウンターで下顎を蹴り上げる!体が浮くが素早く縦回転し、尻尾を叩きつけて来た。
「がはっ!・・・ふぅ。いやぁ~マジで強いな。俺6割位でやってるんだけどなぁ~」
「ふん、俺は本気だ・・・この世界に俺より強い奴がいるなんてな」
流石にこれ以上やるとあれなのでここらでお開き。グレートレッドがそんな事を言って来る。見た目はあまり分らないがそこそこ疲れてるようだ。
「いや~、俺も楽しかったよ。久々にアンタみたいな強い奴と戦えたからさ」
やっぱり戦いは楽しいね!こう言う強い奴と戦うのは普通の修業よりも良いこと有るからね。
「んじゃ俺帰るわ。また来ても良いか?」
「あぁ?たまにならな」
酷く面倒くさそうに言う。まぁここでゆっくりしたいのに当然か。
「分った。頻度を下げてくるよ。またな!」
「おう」
グレートレッドに別れを告げ俺はオーフィスの元へ帰った。
「なにか忘れえてるような、ないような」
記憶を探りながら帰って居ると入って来た扉が有った。それを潜ると俺が居た世界だ。
「よっ、ただいま」
扉の目でまってたオーフィスに声をかける。はぁ~駄目だったなぁ~・・・やっべぇ~。凄い期待した目で見つめて来るよ。きっと期待して待ってたんだよな。ああ!俺のバカ!どうする!?
「どうだった?」
「ごめん!駄目だった!」
素直に言うしかないよね
「・・・そう」
あんなに自信満々に飛びしたのに、俺今回は駄目だな・・・
「なぁ、次元の狭間でしかゆっくり出来ないのか?」
「そんなことは無いけど・・・外の世界は嫌だ」
待てよ、そう言うことなら俺の“あそこなら”何とかなるか?
「あのさ、例えば、あそこに良く似た環境なら其処でも良いか?」
「そんな場所があるなら」
よし!これは行けるぞ!神様から貰った結界を使ったあそこならいけろぞぉぉぉ!!
「俺の家にあるから来いよ」
俺が部屋の一部を弄りに弄った凄い場所。あそこならオーフィスだって喜んでくれるはず!
「分った」