D×Dで目指せ!超サイヤ人ゴッドSS!!   作:ヤギメイメイ

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4話

  「死ね」

 気付いた時には光の粒子が空を待っていた。

  「なっ!ば、バカな!」

 アイツが驚愕の顔で純を見ている。

分った。あいつが出したやつを純が壊したのか!まったく気付かなかった・・・

  「四本全て・・・だと!?ふざけるなぁ!ふざけるなぁぁぁ!!!」

  「うっ・・・」

 怒りで放った殺気が俺を襲う。いや、俺じゃなくて純に向けてるんだ。純は涼しい顔をしていた。いや、むしろ笑ってる・・・あの顔は不味いぞ

  「大丈夫か?んな心配すんなよ。もう助かったし」

  「はっ?」

 純の言葉を理解する前に突然、紅色が現れた。

 

 

  「・・・グレモリー家の者か」

 さっきでの殺意が無くなり、男は憎憎しげに紅い髪の女性を睨んでいる。

  「ごきげんよう。落ちた天使さん。悪いけどこの子にちょっかい出さないでくれる?」

  「きゃー!カッコイイ!!」

 リアス・グレモリー。俺の学校の先輩その人。なんか五月蝿い眼鏡は無視だ

  「これはこれは。この町はそちらの領土だったか。今日のことは詫びよう。下僕はしっかり首輪をつけておかないと刈られるぞ?」

  「ご忠告感謝するわ」

 これまた口での戦いが始まってる。だが眼鏡とは違い実に上品で優雅だ。こんな時だけど見惚れてしまいそうだ。

  「ところでそこの者は、そちらの物か?」

  「うん?違うわ。でもこの子にはちょっかいだ「さいない」・・・え?分ったわ」

 即答か。アイツ本当は怖かったんだな。分る!分るぞ!だって純すげぇ嬉しそうな顔してたもん!あの笑顔は俺の経験上良くない顔だ。あいつもそれを察したんだな

  「では失礼」

 そう言ってあいつは夜の闇に消えていった。なんだったんだ?あいつは

 

 

 純

 ふぅ~今度は一誠を守れたぞ。結構ギリギリだったけどタイミング的には丁度良いよね?リアス先輩にも会えたし。これで俺も原作に介入できる!

  「色々聞きたい事もあると思うけど今夜はもう遅いから明日にしましょ?」

  「は、はい!」

 俺が一人感傷に浸っているとなにやら話が纏まってる。一誠はさっき殺されそうになってたのにリアス先輩との会話で顔を紅くしていた。単純すぎだろ

  「え~と、マコトも良いわよね?」

  「え、あ、はい」

 なんで名前知ってるんだ?

 

  「イッセーに聞いたのよ」

 俺の疑問を察知したのか答えてくれるリアス先輩。

  「それじゃ明日の放課後。使いを出すから」

 そう言ってリアス先輩は魔法陣で消えていった。それを呆然と眺める一誠どうやらまだ現実味が無いようだ。

  「おーい、帰るぞ~」

  「ああ、分った」

 俺たちも公園を後にする

 

 

  「はぁ~こっちの問題も残ってるんだよな~」

 一誠と別れて家に帰ってくる。家の中の気配は変わらず二つ、・・・どうしよ。

  「おかえりにゃ」

  「おかえり」

 リビングで寛ぐ美しい女性が二人。テーブルの食器は綺麗に片付けてある。まさか本当にやっといてくれてるとは。

  「さて、俺の用事も済んだし腹を割って話そう!」

  「え~、やだぁ~」

  「わがまま言うなし」

 人が折角話を聞いてやると言ってるのに、普通は此処までしないぞ?

 そんな俺の態度を察したのかしぶしぶ語ろうとする黒猫、一方のオーフィスは我関せずといった具合にテレビを見てる。

お前が拾って来たんだろ!

 

  「何所まで話したかニャ?」

  「はぐれになったんだろ?」

  「そうそう、んではぐれになった悪魔は殺されるニャ・・・たぶん」

  「たぶん?」

  「ん~私の場合はそうにゃ。でも他は知らないニャ。で私はなんとか逃げてたんだけど死にそうになったニャ」

  「そこをオーフィスに助けられたと」

  「運が良いニャ」

 熱いお茶を啜りながら言う猫。

 

 オーフィスってそんなキャラじゃなくね?俺的には下界の事など如何でも良い。とにかくあの邪魔なドラゴンを殺して!見たいな感じだったけど、本当は死に掛けの猫を助けるぐらいピュアドラゴンなのかも知れない。

  「お前とオーフィスの出会いは分ったニャ」

  「真似するなニャ」

  「もう猫語やめろよ」

 初めは良かったけどだんだんイライラして来た。

  「辞めるも何も私の意志とは無関係ニャ。自然に出るのニャ」

 ワザとらしくお手上げのポーズをする猫。絶対ワザとだろ。妹は出てねぇもん

  「でもなんで此処に居るんだ?不味くね?」

  「マズイニャ」

 俺の言わんとする事を察して神妙な顔に成る。ここはグレモリー家の領土。もし見付かれば、逃げるのは容易い事ではない。

 

  「私も嫌だったのニャ。でもオーフィスが・・・」

 涙を流しながら訴えかけてくる。その姿にグッと来るが無理やり連れて来られたという割には随分リラックスしてる。今だってオーフィスと一緒にお菓子食べてるし。

  「と言う事で匿ってニャ」

  「ごめん、意味が分らない」

 本人的には話は済んだのかソファーに寝転んでるし、まぁ、帰る場所も無いんだし本人の気が済むまで居さしてやるか。

 「デザートが食べたいニャ~」

 やっぱり追い出そうかな?

 

 

  「良いか?そとに出ても良いけど見付かるなよ?戸締りもしろよ?分ったな?」

  「うるさいにゃ~心配しなくても外には出ないニャ」

 あれから時間が経ち朝。学校に行く準備をしながらオーフィスと黒歌に戸締りの有無を伝えておく。

 オーフィスは朝ご飯に夢中なのか無反応。黒歌はうんざりしたような顔で言って来る。まぁ、問題を起されるよりは良いしね。

ピーポン

「んじゃ行って来るから」

「行ってらっしゃ」

「にゃ~」

二人のそんな声を聞きながらリビングを出て玄関に向かう。

「おっは~」

ドアを開けて待っていたのはやっぱり一誠。すこしは元気そうだ。

「あぁ」

訂正あんまり元気なそうだ。好きな女の子に殺されて、変なおっさんにも殺されかけたらそりゃ元気なによな。

 

  「なぁ、リアス先輩何者なんだ?あのおっさんといい」

  「俺に聞くなよ」

  「だよなぁ~」

 はぁ~、とため息を吐く一誠。空は晴れてるのに一誠の心は曇り色。中々うまくね?

「うまくない」

 落ち込んでるくせに心読むなよ!仕方ない、親友が落ち込んでいるのなら励ますのもこれ親友の務め。ちょうど目の前に同じ学校の女子が居る。

 許してね?

 突風を起して女子のスカートを捲らせる。

  「キャッ!」

 突然の突風に慌ててスカートを抑えるが、俺と一誠はばっきり見ていた。黒とは良いセンスだ!肝心の一誠は・・・顔がニヤけてる。旨く行ったようだ。ちょろいぜ

  「朝からラッキだな。これは良い事有るぞ!」

 さっきまでの落ち込み様な嘘のように元気になる一誠。単純過ぎやしませんかねぇ。と一誠の思考回路にじゃっかんの心配を抱きつつ学校に到着する。今日も今日とてギリギリアウト。なんでやねん!

 

  「可笑しいぜ一誠」

  「なにが」

 時刻は放課後。リアス先輩の使いが来るまでボケーとアホ面をしている。一誠をよそに教室は、楽しいそうだ。

 だが俺にはそんなことも些細な問題。それよりも重要なのは、気付いたら放課後になっていたという事実!

「俺は遅行して教室に入ったはずだ。なのに気付いたら放課後になっていた!頭がどうにか成りそうだ!」

  「心配すんな、もう成ってる。お前朝からずっと寝てたぞ」

 一誠から聞かされた衝撃の事実。幾ら授業が難しいとは言えまさか昼休みまで寝てるとは、自分の事ながら衝撃過ぎる。俺疲れてるのかな?

  「ね、ねぇ、真君」

  「ん?」

 絶望に沈んでいるとご飯大好きはんさんが話しかけて来た。若干引いてる・・・

  「木場君が呼んでるよ?あと一誠君も」

 おお!そういえば大きい力を感じる。ドアのほうを見るとイケメンスマイルの木場が手を振ってきた。女子は学校随一のイケメンの登場に盛り上がっている。男子は凄い目をしてるけど。

  「おい、一誠行くぞ」

  「いやだ」

 

 イケメンだとこうだよ。性格が悪いぞ?変態二人なんて五寸釘出してるだけだぞ?実害がない分まだ向こうがましだ。あっ、木場ファンクラブに拉致られて行った。

見なかった事にしよう。きっとそれが一番良い事だ。

  「良いから行くぞ!」

 渋々付いてくる一誠、そんなに嫌か。一方の女子達はあまりの組み合わせに口を開けて呆然としてる。

  「うそ。なにあの組み合わせ」

  「真由子!?」

 あぁ、クラスで一番イケメンが好きな真由子さんが余りの衝撃に気絶してしまった。他の女子もそこまでは逝かないまでもショックを抑え切れないようだ。

  「グフフ、逆に良いかも」

 一方では俺たちの組み合わせを見て不穏な盛り上がりを見せてる、アブノーマルな方々。一誠と木場だけにして欲しい所だ。

  「お、おい。早く行こうぜ」

 一誠もこの空気を察したのか、さっきとはうって変わって早歩きだ。一方の木場は気付いてないのか疑問顔で追っていく。

 

  「おい、何所まで行くんだよ」

 ありえない組み合わせを見た生徒達がモーゼの滝の様に俺たちの道を明けて歩いて。早数分今俺たちは校舎を離れ、旧校舎の方に歩いていた。一誠は我慢出来なくなったのか木場に行き先を聞いていた。

  「う~んと、付けば分るよ」

 一方の木場はそんなの質問をイケメンスマイルでかわして行く。なんだか女の子をホテルに誘ってる様だ。そんな現場見たことないけど。

  「行けば分って・・・」

 イケメンスマイルにより答えが分らない一誠は周りを見渡している。木々が生い茂っているこの場所は、普段生徒は余り寄り付かない。この先に旧校舎があるのは一誠も知っているのでなんとなく行け先は予想出来ているのだろが。

  「このさきにリアス先輩居るのか?」

 旧校舎はけっこうボロイのでそこにリアス先輩が居るのを想像できないようだ。

  「んなこと俺が知るかよ」

  「だよなぁ~」

  「まぁ、木場がアブノーマルでない限りは俺たちをあんな所に呼び出す理由なんてとくにないし、ついていこうや」

  「そうだな」

 俺と一誠がそんな話をしていると旧校舎が見えてきた。その建物は俺達が想像してたより綺麗だった。

 

  「なんだよ随分綺麗じゃん。学校こんなとこにまで金使ってんのか」

  「そこは別に気にするとこじゃないだろ」

 呆れ顔の一誠と木場。いや俺的にはこんなところにまで予算をつぎ込めるこの学校の資金力が怖いんだけど。

  「部室はこの中だよ」

  「よし、俺は窓から行くから正面は頼んだ」

  「バカ行くぞ」

 最近一誠が俺のボケをぞんざいに扱う件について。

 

 俺たちの前には「オカルト研究部」と書かれた看板がある。

  「オカルト研究部。こんなところに有るこれが一番オカルトだろ」

  「異議なし」

 一誠も同意見なのか、首を縦に振る。学校七不思議まであるこの旧校舎でオカルト研究部と言うのは、理に適ってると言えば適ってるが。

  「とりあえず入って」

 さっきから扉を開けてくれてる木場が若干怒りながら言って来た

  「おじゃましまー」

  中に入るとそこは別世界だった。部屋にソファーが置いてある、問題ない。そのソファーには無表情な女の子、ギリギリ問題ない。壁一面に書いてるよく分らない文字、こう言う文化もあるかも知れない。うん、きっとそうだ。と言う事で問題ない。

  「だが床のそれお前は駄目だ。実家に帰らせてもらいます」

  「逃げるな」

 だって可笑しいじゃん!何で床に悪魔召還見たいな呪文有るの!?やだよ!怖いもん!入ってた姿勢のまま後ろを向いた瞬間一誠に型を掴まれた!こんな時だけバカ力!

  「は、離せ!俺にはお付き合いを前提に結婚する人が居て欲しい!」

  「お前むちゃくちゃだぞ!」

 俺と一誠がもみ合いに成っているのを無表情に眺める女の子。なんともシュールな光景だ。木場はそんな光景をただ眺めている。

  「バカ」

 女の子のその一言で俺たちの寸劇は終わった。いや、知ってたよ?当たり前じゃん。ただちょっと怖かっただけだもん!

  「ふふふ、二人は中が良いですね」

 おお!お美しい黒髪ロングのお姉さんが紅茶を出してくれた!この人は姫島朱乃さん、リアス先輩と二人で二大お姉さんと言われてる片割れだ!

 

 そしてこの無表情な女の子は本当は小学生なんじゃないか?と噂がある。搭城小猫。本当に小学生じゃないのか?

  「違います」

 違うようだ。あっ、羊羹食べてる・・・お腹減ったなぁ~。はっ!そう言えば鞄の中に良い物があったんだ!

  「はっ!そ、それは!!」

 俺が鞄からメロンパンを取り出すと搭城さんは驚愕の顔で見てきた。どうやら気付いたようだな、このメロンパンは店の開店時と同時に客が押し寄せ数十分で売り切れる幻のメロンパン!

 「な、何故貴方がそれお!」

 「俺の親と店の人が知り合いで特別に買えるのだ!羨ましいだろ!!」

 一誠たちは余りメロンパンは好きではないので、羨まれないが搭城さんは欲しい欲しそうなめで見ている。

まぁ、5個あるし一個ぐらい良いか

 

  「お気化付きの印にあげる」

  「ほ、本当ですか!?」

 相当嬉しいのか見えない筈の耳と尻尾が見えるようだ。

  「私の事は小猫と読んで下さい。先輩」

  「そんなに嬉しいか」

 無表情キャラの筈なのに随分笑顔だ。メッチャ可愛いくて俺得だから良いけど!!メロンパンを貰った小猫ちゃんはソファーに座って美味しそうに食べている。小猫ちゃんてこんなキャラ?

 幾分かの疑問があるが俺もお腹が減ったので鞄からメロンパンを取り出す

  「あら、美味しそうですね」

 姫島先輩がメロンパンを見ている。なるほど世の女の子は皆メロンパンが好きなのか!変体二人に教えてあげよう!

  「い、入ります?」

  「よろしければ」

 あんな笑顔見せてくれるのなら何個だって上げてしまうぜ!それ位暇島先輩の笑顔は美しかった。

  「木場もいる?」

  「良いのかい?」

 流石に仲間はずれは良くないよね!皆で食べたほうが美味しいもん。木場は嬉しそうにソファーに座ってメロンパンを食べている。

 この一瞬を写真に収めて売り捌くか?いや、流石に辞めておこう。

  「あの~」

 余りの事態に呆然としていた一誠がおずおずと話しに加わって来た。なんだこいつ何時の間にかメロンパン食べてやがる。

  「リアス先輩って」

  「もう直ぐで上がりますので。少しお待ちください」

  「あ、はい。お前どんだけパン持ってんの!?」

  「ん?メロンパンが5個だろ。その他が数十個」

 育ち盛りなんだから一杯食べないとね。本当はご飯が食べたかったけどまぁ仕方ない。晩御飯で食べよ。

  「あら、良いもの食べてるじゃない」

  「お、おお!?」

 一誠が興奮の余り出そうになる鼻血を必死に抑えてる。だがその目は、しっかりとリアス先輩の美しい四肢を見ていた。

  「いやらしい」

  「うっ」

 痛烈な小猫ちゃんのツッコミにより心に大きなダメージを受けた一誠、だがその目は今だリアス先輩の裸を見ていた。漢だな一誠

  「リアス先輩も要ります?」

  「服を着たら貰うわ」

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