ラブライブ!×ガンダムビルドファイターズ   作:ませな

17 / 36
2期3話、お待たせしました!

ついにμ'sの新しいガンプラが…?

ではどうぞ!


2期#3『創造する新しい力』

《前回のラブライブ!》デンッ!

テレテッテッテッテッテー

 

 

穂乃果「東京代表として全国に挑戦することが決まった私たち。

 

そして同じく東京代表となったチーム・トライファイターズとのエキシビジョンマッチを経て、互いに全国への決意を改めて再確認した!

そして…?」

 

 

 

2期 #3

創造する新しい力

 

 

 

 

 

にこ「…足りない」

 

穂乃果「へ?」

 

にこ「足りない…っ」

 

凛「にゃ?」

 

にこ「足りないって言ってんのよぉ!!!!」

 

 

 

代表決定の翌日、9人は部室で今後について話し合っていた。

 

そして不意ににこが、足りないと言い始めたのである。

 

 

希「にこっち、何を急に言い出したん?

腕は確かに足らんかもしれんけど…それはみんなで練習すればええやん?」

 

希が首をかしげながら訊ねると、にこはキッと希を睨んだ。

 

希「に…にこっち…?」

 

にこ「ガンプラよ!!!!

ガンプラの性能!!!!」

 

にこ以外の8人が、あっと思い出したような顔をする。

 

絵里「確かに…

私たち3年生はある程度経験もあるし、自分で作ったチューンしてあるガンプラもある…

でも他のみんなのは、ほぼ素組みのようなものよね…」

 

絵里が眉をひそめる。

 

海未「敵は全国…

この前のA-RISEも強大でしたが、そんなA-RISEも昨年度は入賞すら果たしていないことを考えると、確かに今のままでは…」

 

海未もすこし不安げな表情を浮かべる。

 

 

すると穂乃果が立ち上がった。

 

 

穂乃果「よし、作ろう!ガンプラ!

みんなで!!!」

 

穂乃果がいつものように大きな声で言うと、メンバーに徐々に笑顔が戻る。

 

 

花陽「私、考えたんだ。

後方支援ができて、もしもの時は前衛もできるMS…

作れるかな…?」

 

凛「かよちんならできるにゃ!

凛ももっともーーーっと強いMS探すにゃ!!」

 

嬉しそうに話す2人を見て、メンバー全員が続々とアイデアを話し始めた。

 

 

ことり「真姫ちゃんはなにか思い付いた?」

 

真姫「私は…別に…

ことりはどうなのよ?」

 

ことり「うっふふ~…

ひ・み・つ♪」

 

真姫「その顔は自信ありげね…楽しみにしてるわ!」

 

 

 

 

 

にこ「よかったわ…みんなやる気になってくれて」

 

ほっとしたように表情を緩めるにこ。

 

 

絵里「ねぇ…にこ」

 

希「あれ…使うときとちゃう?」

 

 

にこ「…代表決定戦で見せたような真似はできないわよね、もう」

 

 

3年生がそんな画策をしている頃、2年生は。

 

 

穂乃果「ゴッドガンダムを…改造する…」

 

海未「私のグフカスタムも、このままでは局地での戦闘に対応できません…

地区大会では砂漠での戦闘だったため、多少は対応できましたが」

 

ことり「私は…バスターガンダムから乗り換えようかなって思ってる。

花陽ちゃんも言ってたけど…

バスターガンダムじゃ、もしものときに丸腰の戦いしか出来なくなっちゃうから。」

 

海未「ことり…」

 

穂乃果「…よし!みんなで作ろう!

夜はうちに集合ね!」

 

 

そして、1年生。

 

凛「凛実は、考えてるのがあって…

 

あ、これにゃ!」

 

花陽「えぇっ!?凛ちゃんこれホボフルスクラッチダヨォ!?!?」

 

真姫「やりがいあるじゃない!

 

作りましょ、3人で…」

 

凛「やってやるにゃぁ!!」

 

 

かくして9人の、''ビルダー''としての全国大会もまた、第一歩を踏み出したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

そして1週間が過ぎた。

 

9人は、歌と踊りの練習も欠かさなかったが、練習後はそそくさと家に帰ってガンプラにかじりついていた。

 

 

 

「…できた!!」

 

声をあげたのは穂乃果だった。

 

「私もなんとか…形にすることができました」

 

「わたしも~…」

 

すっかり疲れきった様子の海未とことりを横目に、穂乃果は嬉しそうに跳ね回っている。

 

穂乃果「ついに…

ついにできたんだね…!

 

トライゴッドガンダム…!!」

 

 

見た目は、青い部分をオレンジに塗装された以外なんの変哲もないゴッドガンダムなのだが、腰には地区大会決勝でも使用した扇形ビームサーベルを装備している。

また、素組みであったHGゴッドガンダムに、もう1機同じゴッドガンダムのパーツを追加、損傷・磨耗箇所の修復を行っている。

結果的に上達した製作スキルも相まって、改修前とは比べ物にならない性能を誇る…はずである。

''トライ''の意味は、''3''つの学年が''3''人組で''挑戦''していくというトリプルミーニング。

トライバーニングの名前を彷彿とさせるのは、知らず知らずのうちにライバルとしての意識を持っているからかもしれない。

 

 

海未「これが私の新しいグフカスタム…

ブラストグフカスタムです!」

 

名のとおり、背中にブラストインパルスの装備である''ケルベロス''を装備し、脚部はリック・ドムのものに変更することで、ホバー移動による機動性とビーム兵器による火力を両立した機体となったグフカスタム。

アンカーは重くなった重量を活かして、自分が近づくよりも敵を引き込むのに使用するほか、ヒート・サーベルをオミットし、代わりに両肩のアーマーの装備したヒートダガーで近接戦闘もこなせる万能機に仕上がっている。

また、上達した海未の製作技術により、間接部やバックパックにもバーニアが増設されており、姿勢制御やスピードの増加、近接武器の威力増強に活用することができる。

 

ことり「みんなに見せたらびっくりするだろうなぁ…

私のウイングゼロ・フォーゲル♪」

 

ウイングガンダムゼロカスタムを素体とし、ことりが自分のイメージでカラーリングを施したため、改造らしい改造は加えられていないが、仕上がりの美しさは穂乃果、海未に比べ数段上のものになっている。

白を基調としたカラーリングながら、細部には穂乃果と海未を意識した橙、青の塗装も施されている。

また、フォーゲルは''鳥''の意で、全国に羽ばたくμ'sを意識したことりのネーミングにより決定した。

 

 

2年生が疲れはてている頃、1年生もまた、真姫の家で自分のプラモの完成のときを迎えていた。

 

 

真姫「結局凛のに一番時間がかかっちゃったわね…」

 

花陽「まあまあ…

きっといいものに仕上がったはずだよ♪」

 

凛「2人のだってかっこいいにゃ…!」

 

 

花陽「私のDX…

これで私は、自分で決めた戦いができるって思ったんだ。」

 

花陽が前々から考えていた機体は、ガンダムDXであった。

あくまで基本に忠実に、そしてシールを使用しない全塗装を施し、綺麗に仕上げた''ガンプラの見本''と呼んでも過言ではない仕上がりとなっている。

 

また、サテライトシステムのパネルが金色ではなく銀色に、DX本体以外の武装は薄緑に塗装することで、花陽のカラーである緑、そして白米の色である白を彷彿とさせるカラーリングに仕上げている。

 

 

 

真姫「私のは、二人のに比べたら時間かからなかったわね…

当たり前かしら。

 

…パーフェクトストライクルージュ、って呼べばいいのかしらね」

 

 

真姫は穂乃果と同じく、もうひとつ同じキットを購入し、損傷箇所の改修と、基本的な完成度の上昇をするとともに、HG SEEDのパーフェクトストライクガンダムのバックパックを使用することで、高次元でバランスのとれた機体を作り上げた。

また、両肩に装備されるマイダスメッサーやミサイルを取り付けず、ゲイルストライクを参考として改造自作した追加バーニアを代わりに装備し、装備を減らしつつバーニアを増設することで背中のバックパックによる機動性の低下を防いでいる。

 

 

凛「…」zzz

 

誰より疲れ果てた凛はすでに寝てしまっていた。

 

 

インパルスガンダム…

機動戦士ガンダムSEED Destinyに登場した機体で、本編ではフォース、ソード、そして海未のグフカスタムにも使用されているブラストと、3つのシルエットシステムを駆使して、終盤まで活躍したガンダムタイプの機体である。

しかしインパルスには、本編には登場しなかったシルエットがいくつか存在する。

 

そのうちの1つが、凛の作ったインパルスガンダムに装備された《ガイアシルエット》である。

名前の通り、インパルスにガイアガンダムに似た犬のようなMA形態への変形機構を搭載できるシルエットで、バックパックを前脚部、レッグフライヤーを後脚部とする特殊な変形を可能とする。

 

しかし設定とデザインのみ存在する機体のため現在までキット化されたことはなかった。

 

それを今回、凛のガイアを素体とし、大幅な改造を加えることで、ガイアシルエットを凛なりにアレンジした《ニャイアシルエット》を作成、変形後の姿で猫のようなトリッキーな動きができるようになるまで改良を加え完成した。

 

また、シルエットなしでも通常のインパルスとしての装備はもちろん搭載されているため、MS形態での戦闘も可能である。

 

 

 

真姫「寝ちゃったわ…よっぽど疲れてたのね」

 

花陽「誰より頑張ってたもんね、凛ちゃん。

 

真姫ちゃんもお疲れさま…ゆっくりしよう?」

 

真姫「ええ…明日が楽しみね。」

 

机に突っ伏して寝た凛に毛布をかけ、2人もまた眠りについたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

にこ「…これを、使うときが来たのね」

 

希「バトルに出会って、ウチら3人、μ'sとして集まる前に作った初めてのガンプラ…。」

 

絵里「まさかこうして、バトルに使う時が来るなんてね…」

 

 

 

にこ、希、絵里。

この3人が、ガンプラを切っ掛けに出会い、そして作ったガンプラがあった。

 

にこだけは、そのガンプラに拘り、そして使い続けてきた。

 

しかし2人は、ガンプラを作り、バトルすることを楽しんでいたために、その機体だけに拘ることなく色々な機体を使ってきた。

 

 

 

にこ「ユにこーン…」

 

希「バンシィ…」

 

絵里「フェネクス…」

 

3人の手には、それぞれカラーリングの違うユニコーンガンダムが握られていた。

 

 

 

 

にこ「にこのユにこーンは装備も万全。

改修も済んでるわ。

 

だから今回は改造せず、ビームジャベリンだけを追加装備として採用したの」

 

にこのユにこーンの右手に、ユニコーンの大きさと同程度の長さを誇るハイパー・ビーム・ジャベリンが握られていた。

数々のバトルで少々痛みが見られた機体も、綺麗に改修が済んでいる。

 

希「ウチのバンシィは素組みやったから…

綺麗に仕上げ直したあと、アームドアーマーを全部のせしてみたんや。

ウチにしては工夫がない普通の改造やけど…バンシィなら、これが一番輝けると思う。」

 

希のバンシィには、ビームマグナム+リボルビング・ランチャーの他に、両手に装備されたアームド・アーマーVN、BS、そして大型のシールド兼ビームキャノンを備えたアームド・アーマーDE、そして背部にはNT-Dの発動を促すアームド・アーマーXCを装備し、またサイコフレームのパーツは紫色に塗装が施されていた。

 

 

絵里「私のフェネクスも素組みだったから…

私なりにアレンジを加えてみたわ。」

 

通常、フェネクスは、背中からのジョイントにより2つのアームド・アーマーDEを背負うような形で装備している。

 

そのジョイントを改造し、、両腕にDEを移動、代わりにアカツキのシラヌイに装備されていたドラグーンをさながら羽のように半円形に装備することで、Iフィールドとドラグーンのバリアという2つの防御装備に重きを置いた機体を作り上げたのだった。

もちろんドラグーンはオールレンジ攻撃も可能とする上、ユニコーン本来の装備も残しているため、例え単機であっても戦い抜ける性能、といっても過言ではないほどバランスのいい装備となっている。

 

 

にこ「…勝つわよ、これで」

 

希「せやね…ウチらの思い出のガンプラで」

 

絵里「全国へ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「よーーーっし!!!

 

やっるぞぉぉぉぉぉぉぉーー!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

次回

2期 #4

開幕、全国大会!

に、続く!




いかがでしたでしょうか!

急転直下な展開ですが、次回はついに全国へμ'sが踏み出します!

次回以降、さらに盛り上げていくつもりですので、お待ちください!

では!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。