ラブライブ!×ガンダムビルドファイターズ   作:ませな

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第6話です!
ついに地区大会の幕が開きます!

9人を最初に待ち受ける相手、そして試合の行方とは…?
ではどうぞ!


#6『地区大会・初陣!』

《前回のラブライブ!》デンッ!

テレテッテッテッテッテー

 

にこ「大会出場を提案した私たちだけど、一時は反対されて諦めかけた。

でも穂乃果の一声で、またμ'sは新しい一歩に向かって歩み始めた!

地区大会で立ちはだかるのはA-RISE!

いざ、1回戦…いくわよ!」

 

 

 

 

#6 地区大会・初陣!

 

 

メイジン「では今から!1回戦第3試合!

音ノ木坂学園・チームμ's対、制炎学園・チームラピッドファイア!

この2チームの戦いを開始する!!

 

選手はシステムへ!」

 

 

 

 

 

 

 

にこ「制炎ねぇ…

奴等、重火力の機体で来るわ」

 

真姫「なんでわかるのよ?」

 

にこ「前々回までの数年間の映像を見てきたの。

前回のはなかったから、A-RISEの実力は測れなかったけどね」

 

絵里「情報ありがとう、にこ。

さ、真姫、ことり、いくわよ!」

 

ことり「緊張するなぁ…!」

 

真姫「こうなったらやる他ないわね…」

 

 

 

ついにμ'sの公式試合の初陣が、幕を上げようとしていた。

 

 

please set your GP Base…

 

Please set your GUNPLA…

 

 

穂乃果「3人とも頑張れぇー!」

 

海未「託しましたよ!!」

 

 

Beginning plavsky particul dispersal…

 

凛「いっくにゃーー!!」

 

希「カードは勝てるって言うとるよ!」

 

 

 

3人の準備が完了する。

 

絵里「二人とも、動きは指示するつもりだけど…

万が一の場合は、考えて行動して。

信じてるわよ」

 

真姫「当たり前じゃない。」

 

ことり「みんなで勝とうね!」

 

絵里「じゃあ行くわよ!

 

絢瀬絵里!シラヌイアカツキ!」

 

真姫「西木野真姫!ストライクルージュ!」

 

ことり「南ことり!バスターガンダム!」

 

3人『出ます!!!』

 

 

 

 

 

BATTLE START

 

 

Field・1 space

 

 

 

 

 

絵里「宇宙ならシラヌイの使用も制限がないわね。少しは戦いが楽になるかしら」

 

真姫「敵は…どこ?」

 

ことり「見当たらないけど…

まず、どんなのに乗ってるんだろ?」

 

周囲を警戒する3人を、ミサイルの雨が襲った。

 

絵里「!?

まずい!離れて!」

 

 

感付いた絵里により、なんとか躱す3人。

 

しかし敵は依然として姿を見せない。

 

 

真姫「…じれったい戦いかたね!」

 

真姫のストライクルージュが、直上して敵の注意を引く。

 

程なくして、その作戦は功を成した。

 

 

真姫に向けてビームが放たれたのだ。

 

それを巧みに避けた真姫は、すかさずその方向にビームライフルを放つ。

 

 

すると、遠方で爆発した廃コロニーの欠片の影から、3機の敵が姿を現した。

 

 

 

ことり「出てきたね…!」

 

真姫「エリー、奴等の機体は?」

 

絵里「ガンダムヘビーアームズにガンダムヴァーチェ、それに…あれは!」

 

敵のうちの1機が、背中に装備したシステムを起動させると、開いたパネルがX字に展開し、青白い光を放つ。

 

絵里「ガンダムX…!

 

まずいわ!距離をとって!

サテライトキャノンが…!」

 

真姫「そんなこと急に言われても…!」

 

ことり「来たっ…!」

 

遠方からでもはっきりわかる極太のビームが、3人に向かって直進してくる。

 

絵里「…っ!!」

 

 

 

 

 

 

 

間も無く、3人にサテライトキャノンが直撃した。

誰もがμ'sの敗北を覚悟しただろう。

 

 

 

しかしサテライトキャノンは、絵里のシラヌイアカツキのドラグーンによるバリアと、ヤタノカガミの併用により完全に防がれていた。

 

 

ことり「…止まった…!?」

 

絵里「本当なら、もっと奥の手なんだけどね」

 

やれやれといった口調で絵里が呟く。

 

 

真姫「2機が来るわ!

エリー、下がって!」

 

一息つかせる暇もなく、ヘビーアームズとヴァーチェが仕掛けてくる。

 

 

立ち止まった2機から、大量の弾とビームが発射される。

 

ヘビーアームズの放ったミサイルとマシンガンに、ヴァーチェが断続的に発射するGNバズーカも加わり、あらゆる射撃兵器の弾幕が3人へ向かってくる。

 

動いたのはことりだった。

 

 

ことり「バスターの拡散弾でミサイルを落とすから、絵里ちゃんは撃ち漏らしを!

真姫ちゃんは別角度から攻撃を!」

 

絵里「…!

了解よ、ことり!」

 

真姫「わかったわ!」

 

 

バスターが前に出ると、拡散弾を弾幕に向けて連射する。

 

ビームにぶつかったり、弾同士がぶつかったりと、広がって行く誘爆により、あらかたの弾幕を落とすと、今度は絵里のシラヌイアカツキが前に出て、ヤタノカガミを展開した。

 

ビーム兵器を防ぐため、フェイズシフトとは別の機構をもつヤタノカガミ…

それはプラフスキー粒子下でも同じであった。

 

第7回世界大会にてイオリ・セイが初めて使用した、敵のビーム兵器の粒子を吸収、機体に搭載したシステムのエネルギーに転化するアブゾーブシステム。

 

それと同様の効果を持ったシステムを、絵里はアカツキのヤタノカガミを活かして搭載していたのだ。

 

 

絵里「ことり!真姫!

避けてね…!!」

 

絵里のアカツキが双刃のビームサーベルを取り出すと、アブゾーブシステムのエネルギーが追加されたサーベルは何倍にも伸びた。

 

両手でそれを構え、前方に降り下ろすと、サーベルの先端はヘビーアームズの左腕を捉えていた。

 

絵里「とった…!!」

 

左腕を失ったヘビーアームズが黒煙を吹きながらふらふらと落下していくのを逃さず、急旋回して突っ込んだ真姫のルージュが斬り伏せる。

 

 

真姫「1機撃破よ!」

 

絵里「よし!ことり!

拡散弾でヴァーチェを撹乱して!」

 

ことり「了解!」

 

バスターがすかさず残ったヴァーチェを狙う。

 

しかし、バスターのガンランチャーは構えた瞬間に砲身を真っ二つに切り裂かれてしまう。

 

ことり「…!?

なんで!?」

 

真姫「上よ!」

 

真姫の声に反応して上を見上げたことりの視界に入ったのは、青白く輝いたラジエーターパネルを展開したままに両手にビームサーベルを構えたガンダムXの姿だった。

 

ことり「2機に気をとられてる隙に…!」

 

絵里「ことり!下がって!!」

 

絵里が叫ぶと、アカツキがバスターと2機の間に割って入り、ドラグーンで牽制をする。

 

一旦距離を開かせる2機。

 

絵里「バスターの被害状況は?」

 

ことり「両ランチャーに損傷…射撃は無理みたい。」

 

真姫「ことり…あんた、これ持っときなさい」

 

真姫のルージュがことりのバスターに、アーマーシュナイダーを手渡す。

 

真姫「ろくに使えないかもしれないけど…ないよりいいでしょ」

 

ことり「真姫ちゃん…!」

 

絵里「私たちでフォローはするわ!ことりは下がって戦況の把握をお願い!」

 

ことり「わかったよ、絵里ちゃん!」

 

ことりのバスターが後退し、2対2となった戦場に最初に走った閃光の主は…

 

ヴァーチェだった。

 

 

ヴァーチェの機体が紅に染まり、GN粒子の放出量が増加する。

 

 

 

 

その頃メンバーたちの控え室では。

 

にこ「ちょっと!この期に及んでトランザムなんて!!」

 

穂乃果「トランザム…ってなに?にこちゃん」

 

にこ「GNドライブのリミッターを解除、一定時間だけ出力を3倍にする…

要するにめちゃくちゃ強くなってんのよ!」

 

海未「穂乃果のゴッドガンダムのスーパーモードのようなもの、ということでしょうか?」

 

希「そやね。

 

ただ、トランザムには弱点があるんや。

 

 

時間切れまで持ち込めば…」

 

にこ「出力が格段に下がる…。

 

気張りなさい!絵里!真姫!ことり!」

 

凛「頑張るにゃ!!」

 

 

 

舞台は再び戦場にて。

 

 

絵里「トランザム…ここまで取っておくなんて…!」

 

真姫「Xの方ももう一発、サテライト撃つ気みたいよ…

 

今から最大出力で飛ばしてもたぶん阻止できないわ…。

 

エリー、さっきの吸収は?」

 

絵里「さすがにトランザムしたヴァーチェのビームが加わったサテライトキャノンは吸収しきれないわ…

 

発射のタイミングに合わせて直上、相手の背後に回り込んで一撃離脱ってとこかしら、真姫はどう思う?」

 

真姫「…無謀だと思うけど、やるしかないわね」

 

ガンダムXのサテライトキャノンと、ヴァーチェのGNバズーカの砲身にビームがチャージされていく。

 

発射のタイミングを見計らい、身構える二人。

 

その瞬間はまもなく訪れた。

 

 

絵里「真姫!!」

 

真姫「わかってるわよ!」

 

 

バーニアを最大出力で吹かし、まずビームを避けた2機。

 

しかしその想像以上のビームの威力に伴った爆風で、攻撃はおろか近づくことすらままならない。

 

 

真姫「寄れないじゃない…!」

 

絵里「トランザム終了まで賭けに出たかしら…

このままビームの射線がこっちに向いたら確実に…」

 

じりじりと2機に迫る ビーム。

 

絵里「…仕方ないわね!

ダメ元だけど…」

 

アカツキがドラグーンでシールドを展開し、ヤタノカガミを起動する。

 

しかしビームは減衰することなく、ドラグーンのシールドも間もなく破られてしまう。

 

真姫「…万事休す、かしら」

 

 

 

 

 

 

その瞬間、ビームの威力が急に減衰し、ヴァーチェの放つピンクのビームの火線だけが虚空を疾った。

 

 

絵里「サテライトが切れた…!?」

 

 

ガンダムXの方を見やると、サテライトキャノンに損傷を受けたようだった。

 

 

ことり「うまくいったみたい!」

 

真姫「ことり!?

あなた…あれを刺したの!?」

 

 

Xのサテライトキャノンに直角に突き刺さっていたのは、真姫がことりに渡したアーマーシュナイダーだった。

 

 

ことり「ランチャー、弾が撃てなくても、発射機構は生きてるみたいだったから…

無理矢理だったけど、射出してみたの!」

 

絵里「助かったわことり!!

 

真姫!いくわよ!」

 

真姫「任せて!!」

 

 

ルージュが両手にビームサーベルを持ち、アカツキも腰から両刃のビームサーベルを取り出して、サテライトキャノンを失ったXとトランザムの切れたヴァーチェに急接近する。

 

 

 

ことり「いけーっ!真姫ちゃん!絵里ちゃん!」

 

真姫「私たちの!!」

 

絵里「勝ちよっ!!!!」

 

 

ルージュとアカツキが駆け抜けた直後、相手の2機は激しく爆散したのだった。

 

 

 

 

BATTLE END

 

 

 

 

 

 

メイジン「1回戦第3試合勝者は!

音ノ木坂学園・μ'sだっ!!!!!」

 

 

ワーーーーッ!!!!!!

 

 

 

絵里「やったわ…やったわよ二人とも!!」

 

ことり「うん…うん!!

勝てたね!!」

 

真姫「当然じゃない…

っていうには程遠い試合だったけどね」

 

 

試合を終えた3人を、他のメンバーが出迎えた。

 

 

にこ「あ…あんたたぢ…がったのね…!!うぅ…!」

 

希「にこっち泣くのは早いで!まだ1回戦なんやから!

 

お疲れさまやん♪」

 

穂乃果「すごかったねぇ!アツかったねぇ!!

ことりちゃんかっこよかったよ!!」

 

海未「臨機応変な戦略…ことりを主軸に据えた試合もできるやもしれません」

 

凛「真姫ちゃん相変わらず強いにゃぁ!

始めたばかりとは思えないにゃ!

絵里ちゃんもさすがだったにゃ!」

 

しかしここで絵里が気づく。

 

絵里「…花陽はどこに?」

 

凛「そういえば…かよちんがいないにゃ?」

 

花陽がいなくなる…

 

その理由に察しがついたのは、海未だった。

 

 

 

海未「…思い当たる節があります。

 

私が当たってみます、みんなは3人のガンプラの補修を」

 

一瞬、静まる場。

 

口を開いたのは穂乃果だった。

 

穂乃果「うん、わかった。

お願いね、海未ちゃん。

 

みんな!ダメージレベルBでもガンプラ直さなきゃ!頑張ろ!」

 

 

後ろ髪を引かれるような顔で部屋に戻る7人を見送った海未は、一人走り始めた。

 

 

海未「花陽…あなたは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 #7 『決別の2回戦』

 

へ、続く!

 




一回戦、いかがでしたでしょうか!
今回はバトル描写に力をいれたつもりです!

次回は''あのキャラ''がついに…?

乞うご期待、です!
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