ラブライブ!×ガンダムビルドファイターズ   作:ませな

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7話です。
2回戦が幕を開けますが、その前に問題が発生!?
ではどうぞ!


#7『決意の2回戦』

《前回のラブライブ!》デンッ!

テレテッテッテッテッテー

 

ことり「初陣の一回戦、私たち三人は苦戦しながらもなんとか勝利をもぎ取れた!

 

戦いは始まったばかりだけど…頑張らなくちゃね!

 

でも、花陽ちゃんが…?」

 

 

 

#7 決意の2回戦

 

海未「ここでもない…!」

 

走って花陽のいそうな場所を探す海未。

 

しかし花陽はすぐには見つからなかった。

 

 

 

 

 

海未「はぁっ…はぁっ…」

 

 

そして海未は、さんざん探し回った挙げ句、会場の最上階にある、唯一まだ見ていないテラスへと走っていた。

 

花陽は自分たちとのバトルで、ミスにより自らが招いた敗北を振り切れないでいる…

だからこそ一人、いつも困り顔で考え込むような顔をしていたのだ、と考えていた。

 

そして一回戦の前に聞いた、花陽の呟きでそれを確信した。

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

テラスのドアが開く。

 

 

海未「ここでしたか…花陽」

 

花陽「…バレちゃったか。

海未ちゃん、さすがだね」

 

別段悪びれる様子も見せず、俯いたまま海未に返事をする花陽。

 

海未「あなた無しでは大会で勝ち上がることはできません。

さあ、花陽。みんな待っています」

 

海未が手を差しのべるが、花陽はそれを掴もうとはしなかった。

 

花陽「…さっきの試合、すごかったよね」

 

そのまま花陽が呟くように話し始める。

 

花陽「私、この前のバトルで後方支援したよね。

 

それもうまくできなかったけど。

 

でも、ことりちゃんはどう?

 

 

後方支援もしっかりできて、回りを見て機転も効くし、指示する力だってある。

 

 

私なんて…バトルには必要ないよ」

 

 

バシッ

 

 

花陽「痛っ…!」

 

 

海未は無言で花陽の頬をはたいた。

 

海未「花陽…

 

あなたは一体なんのためにμ'sに入ったのですか。

 

歌って踊る、ただそれのために入ったのなら、私たちはここまで来れていないでしょう。

 

あなただって、この会場に近づくことすらしなかったはずです」

 

強めの口調で言い放った海未が一息ついて、落ち着いた口調で言う。

 

海未「もう一度、心に問いかけて下さい。

あなたがガンプラバトルをしたいかどうか。

 

 

したいというのなら、些細なミスを気に病む必要なんてありません。

ミスなんて当たり前のことです。

 

もしやりたくないというのなら、ここで一人過ごすのも悪いことでありません。

 

 

でも私は、待っていますよ、花陽」

 

 

海未は言い残すと、それ以上なにもせずにその場を去った。

 

 

花陽「私の…気持ち…

 

私の…バトル」

 

取り出したガナーザクウォーリアを見つめ、花陽はまた一人になったテラスで自分の心と向き合った。

 

 

 

 

 

 

一方で、μ's控え室。

 

にこ「花陽の行方がわからない以上、現状で組めるメンバーでいくしかないわね。

 

司令塔を希として、穂乃果と凛が前に出る編成とかどうかしら?」

 

希「にこっちはなんで出たがらないん?

遠慮せんでもええんよ?」

 

にこ「戦力のバランスを考えただけよ。

 

にこが出るなら…花陽が欲しいわ。」

 

言い終えた瞬間、足音が近づいてくる。

 

 

ガチャッ

 

 

控え室のドアを開けたのは海未だった。

 

ドアを開けるやいなや、海未は開口一番に言う。

 

海未「2回戦、私と花陽に出場させて頂けませんか」

 

メンバーたちは唐突なことに困惑を隠せずいた。

 

絵里「するかしないかはともかく、花陽本人がいないじゃない…?」

 

戸惑いながら絵里が呟くと、食いぎみに海未が言い放った。

 

海未「花陽は来ます!

 

来なかったら…責任は私が。」

 

一瞬静まった場を、にこが取り次ぐ。

 

にこ「いいわ。

私が出る。

 

海未、やるわよ」

 

絵里「ちょっとにこ、いいの?」

 

にこ「やるったらやるのよ!

登録、してくるわ」

 

にこが一人、部屋を出て選手登録へ向かうと、海未に穂乃果が静かに問う。

 

穂乃果「花陽ちゃん、いたの?」

 

海未「ええ。話してきました。

彼女はきっと彼女なりの結論に行き着いて、試合に臨むはずです」

 

穂乃果は安心した顔をすると、小声で呟くように言った。

 

穂乃果「…ありがとう、海未ちゃん」

 

海未「なにか言いましたか?」

 

穂乃果「ううん。なんでもないよ。

 

応援するね!」

 

海未「はい!」

 

 

 

ー数十分後ー

 

 

メイジン「ではこれから!

地区大会第2回戦!

音ノ木坂学園・μ's vs 楼斗高専・チームサイコビットの勝負を開始する!

 

選手はシステムへ!!」

 

 

 

にこ「海未、…花陽、来てないけど」

 

海未「来ます。

 

行きましょう、にこ」

 

 

二人でシステムまで歩き出すと、後ろから走ってくる足音が聞こえる。

 

 

 

 

希「…そろったみたいやね」

 

ことり「花陽ちゃん…よかった。」

 

凛「かよちーーーん!!!頑張るにゃあああ!!!!」

 

 

 

 

二人に追い付いた花陽がにこの左に並び、選手が揃うと、海未が口を開いた。

 

海未「花陽、にこ…

このバトル、楽しみましょう!」

 

にこ「言われなくてもわかってるわよ!」

 

花陽「…はいっ…!!」

 

 

 

 

 

Beginning plavsky particul dispersal…

 

 

Please set your GUNPLA…

 

 

海未「園田海未!グフカスタム!」

 

にこ「矢澤にこ!ユにこーンガンダム!」

 

花陽「小泉花陽!ガナーザクウォーリア!」

 

 

海未「出ます!」

にこ「出るわよ!」

花陽「出ます…!」

 

 

Field・3

 

DESSERT

 

 

BATTLE START

 

 

 

 

海未「砂漠ですか…初の地形ですね。

しかも夜だから見通しも悪いです」

 

にこ「あっちの機体ファンネル持ちのはずだけど、大型のビット系装備は大気圏内では飛ばせないわ。

有利かもしれないわね」

 

すると遠方から、複数本のビームが迸った。

 

幸い三人にはヒットせず、砂を大きく巻き上げただけに収まったが、その火力に驚かされる結果となった。

 

花陽「なんて火力…!!」

 

にこ「怖じ気づかないで!

攻めるわよ二人とも!

 

 

花陽、あんた…信じてるからね」

 

 

そう言い残すと、にこのユニコーンが飛び上がって敵の方向へと向かう。

 

 

花陽「に、にこちゃん…

私…」

 

海未「花陽。

 

あなたはあなたなりに、本気でやればいいんですよ。」

 

花陽のガナーザクウォーリアの横に並び立った海未のグフカスタムが、腰からヒートサーベルを引き抜きながら言う。

 

海未「私も信じています、花陽。

 

 

私たちの背中、任せましたよ!」

 

海未はそう言い切ると、不安定な足場に気を付けつつも敵の方へと走った。

 

 

花陽「海未ちゃん…にこちゃん…」

 

花陽はまだ、その場所から一歩踏み出すのを躊躇っていた。

 

 

 

 

敵方向へ向かったにこが最初に捉えたのは、深紅に塗装されたジオングだった。

 

にこ「さっきのビームはあいつの有線サイコミュね…!」

 

腰からビームマグナムを取り出し、トリガーに手をかけようとしたにこを、第2の敵が襲った。

 

にこ「何っ!?」

 

後退して敵影を探したにこの上空から、ビームサーベルが降り下ろされる。

 

にこ「…っ!!

 

ドレッドノート…!!」

 

なんとかビームトンファーで応戦したにこの目に映った敵は、背中に赤い、蜘蛛を思わせるような有線のドラグーンを備えた機体、ドレッドノートガンダムだった。

機体本体のカラーも合わせて赤く塗られている。

 

 

にこ「なるほど…有線なら地上でも弊害は少ないかもしれないわ」

 

 

にこはなんとかドレッドノートを振り払い、まずは3機目の敵を探そうとする。

 

しかしジオングとドレッドノートのオールレンジ攻撃がユニコーンを断続的に襲う影響で、満足に索敵をすることすらままならない。

 

にこ「キツいわね…!」

 

 

海未「にこ!大丈夫ですか!!」

 

海未の声が響いたと思うと、ジオングの左腕がグフカスタムの斬撃で爆発四散する。

 

にこ「海未!

助かったわ!」

 

ビームの格子に隙間が生まれ、抜け出したにこが索敵をし、反応のあった方向へビームマグナムを放つ。

 

にこ「そこ!」

 

 

にこの放ったマグナムは確かに命中した。

 

 

しかしそれは相手に届くことはなかった。

 

 

ビームで形成されたシールドが、敵の目前に展開されたためだった。

 

 

にこ「予測はしてたけど…

 

やはり来たわね」

 

海未「あれは…」

私も見たことがあります」

 

にこ「Hi-νガンダム…!」

 

 

にこの放ったビームの爆風が去ったあとに佇んでいたのは、まるで鮮血のように鮮やかな赤で塗装されたHi-νガンダムであった。

 

にこ「これで敵さんは揃い踏みね。

 

海未、あのHi-νはヤバイわ。

私に任せて、花陽と二人であとの奴らを」

 

海未「了解しました…気をつけて。

 

 

花陽、聞こえますか?」

 

花陽「…うん」

 

海未「ジオングとあの蜘蛛を背負ったようなガンダムは私たちでやります、補佐を頼みます!」

 

花陽「…わかった!

向かうね!」

 

 

にこ「さぁて、一気に決めて戦況を有利にしたいところだけど…」

 

Hi-νが静かにビームサーベルを引き抜く。

 

にこ「行くわよ!ユにこーン!!」

 

 

にこがSPのスロットを展開すると、ユニコーンの装甲が展開し、あのときと同じ赤いサイコフレームの光が漏れ出すように溢れる。

 

敵はたじろぐ様子も見せずに、デストロイモードとなったユニコーンに突っ込んだが、ユニコーンにはある機能が備えられていた。

 

 

にこ「なにも考えずに突進なんて愚の骨頂ね…!」

 

右手を突き出して握ると、敵機の周辺に飛び回っていたファンネルが動きを止めた。

 

にこ「うまくいったわね。

 

いきなさい!フィンファンネル!!」

 

 

にこが叫ぶと、止まったファンネルはHi-νを狙って射撃を始めた。

 

 

サイコミュ・ジャック…

敵機のファンネルやビットなどのオールレンジ兵器をサイコフレームの力を介してユニコーンが掌握、実質的に奪い取る…

そんな機能がユニコーンにはあった。

 

にこ「もらったわ!」

 

ファンネルを自機前面に展開し、中心にビームマグナムを構えたユニコーンが一斉射撃を放った。

 

 

 

一方その頃海未と花陽は…

 

 

海未「っ…!

足場が定まりません…!!」

 

ドレッドノートとジオング、片方は手負いとはいえ、縦横無尽に飛び交う敵のビームを避けるのは海未でも困難なようだった。

 

海未「んなっ…!?」

 

背後を取られたグフカスタムが、体勢を崩しながらもシールドでビームをガードすると、反動で持っていたヒートサーベルが吹っ飛んでしまう。

 

海未「…花陽!」

 

花陽「うん!」

 

膝立ちになりながら海未が叫ぶと、花陽のガナーザクウォーリアがオルトロスを構えてドレッドノートを狙い撃つ。

 

海未を押して気を抜いていたドレッドノートが我に帰り回避行動をとるが、放たれたビームは4機あるドラグーンのうちの2機を焼き払う。

 

花陽「やった…!」

 

海未「その調子です!」

 

 

しかし依然として遠方から発射されるジオングの放つビームを避けつつドレッドノートを相手取るのは、厳しい状況であることにかわりなかった。

 

なんとかヒートサーベルを拾った海未のグフカスタムが、ドレッドノートにアンカーを射出すると、アンカーは脚部に絡まった。

 

海未「よし…!!」

 

ドレッドノートを地面に叩きつけ、飛び上がったグフカスタムが、急降下しながらヒートサーベルを逆手持ちしてドレッドノートを突き刺した。

 

 

しかしその直前、海未のグフカスタムは左腕にドラグーンの射撃を食らい、左腕は使い物にならなくなっていた。

 

海未「一機撃破…ですが、損傷を許してしまいました」

 

花陽「ごめん海未ちゃん、もっと花陽が援護できてれば…」

 

海未「花陽はよくやってくれました、十分ですよ」

 

 

左腕に装備していたシールドを腕ごとパージし、右手にサーベルを握った状態になった海未のグフカスタムを、仲間を撃破されて急接近したジオングのビームが襲った。

 

花陽「海未ちゃん危ないっ!」

 

海未「!?」

 

花陽の声に反応した海未だったが、グフカスタムは右足に損傷を受けてしまう。

 

 

海未「…少し遅かったようですね…」

 

片膝をつく格好になってしまったグフカスタムに、ジオングの右腕が迫った。

 

海未「…くっ…!」

 

花陽「海未ちゃん!!」

 

海未「花陽!?」

 

海未が向き直ったときには、ジオングの腕は既に黒煙を上げていた。

 

近づいてきた花陽のガナーザクウォーリアが、海未に迫ったジオングの右腕にビームトマホークを投擲して見事に当てて見せたのだ。

 

海未「助かりました、花陽!」

 

花陽「うまくいってよかった…!」

 

 

しかしジオングは腕を破壊されただけであり、肝心の本体はまだ撃破されていなかった。

 

二人はそれを忘れていた。

 

 

 

 

砂丘を活かして視界に入らず近づいたジオングが、花陽のガナーザクウォーリアに向けて腰部のメガ粒子砲を放つと、周辺の砂が大きく巻き上げられた。

 

二人が気づいたのは発射直後であった。

 

花陽「…え…!!」

 

突然のことで呆気に取られる花陽のザクを、サーベルを支えにして立ち上がった海未のグフカスタムが庇った。

 

海未「花陽…!!

早く奴を仕留めてください!!」

 

花陽「海未ちゃん…!

わかった…!!」

 

オルトロスを構え、最大火力で放つと、そのビームはエネルギーを使いきったかのように立ち尽くすジオングの全身を焼き払った。

 

 

 

 

 

にこ「海未がやられた!?」

 

海未のセンサーの反応が消えたのをみて、にこが一人呟く。

 

 

そして、にこがまだ合流できないのには理由があった。

 

にこ「敵機の反応が生きてる…

あれだけの火力を出してもこれだなんて…」

 

 

舞い上がった砂煙のなかで、仕留めたと確信したHi-νの反応が生きていたのだ。

 

 

そして間もなく、その理由が明らかとなった。

 

 

再び現れたHi-νは、両手を前に突き出して射撃をガードしていた。

 

その掌には…

 

 

にこ「うそ…あれって…

 

パルマフィオキーナ…!?」

 

Hi-νガンダムには本来装備されていない、デスティニーガンダムのパルマフィオキーナが、確かに装備されていた。

たしかにこれなら、掌からのビームで防ぐまではいかないまでも威力の減衰はできるであろう。

 

驚きのあまり動けないにこの回りのファンネルを、Hi-νが自らのビームライフルで破壊すると、ライフルを投げ捨てたHi-νがにこのユニコーンに突貫してきた。

 

にこ「はっ!?」

 

我に帰ったにこは咄嗟にシールドを構えるが、パルマフィオキーナで掴まれたシールドは間もなく破壊されてしまう。

 

 

にこ「まずいわね…!!」

 

反動で地表に落下したにこの目の前に、Hi-νの拳が迫っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽「海未ちゃん…

ごめんなさい、わたしのせいで…」

 

撃破されたグフカスタムの前で立ち尽くすザク。

 

海未「気にすることはありません、花陽は花陽なりに充分やってくれました。

それにこちらの2機は無事に倒せましたしね。」

 

海未は優しい口調で言った。

 

花陽「私、決めたの…

私は私だから、こんな戦いかたしかできないけど…

ガンプラは大好きだから、続けるって。」

 

海未「それを聞いて安心しました、花陽。

 

では早く、にこの援護に!」

 

花陽「うん!」

 

あ、と思い出したように海未が花陽を呼び止める。

 

海未「私の…

グフカスタムのヒートサーベル、持っていってください。

 

花陽の近接武器は先程投擲してしまったようですから」

 

地面に突き刺さったままのヒートサーベルに歩み寄った花陽は、それを引き抜いた。

 

花陽「…ありがとう、海未ちゃん」

 

 

花陽はにこの元へ急いだ。

 

 

 

 

 

 

にこ「腕だけでも…!動かせれば…!!」

 

マウントポジションを取られたユニコーンは、最早なす術なくHi-νの拳を見つめることしかできなかった。

 

 

Hi-νの右手に光が生じ、高く掲げたかと思うと、その手は一直線にユニコーンの顔面につかみかかった。

 

にこ「…!!」

 

 

ガキィン…

 

 

 

 

 

 

 

ユニコーンの顔面に、Hi-νのパルマフィオキーナが届くことはなかった。

 

 

花陽「にこちゃん!」

 

にこ「花陽…!

あんた…!」

 

花陽「守られてるだけじゃ…ダメだって気づいたから。」

 

 

寸でのところで、ザクのヒートサーベルがパルマフィオキーナを止めた。

 

 

チャンスを見逃さず体勢を崩したHi-νを蹴り飛ばしたユニコーンが、すかさずマグナムを構える。

 

ヒートサーベルを投げ、ユニコーンに並び立つ形となったガナーザクウォーリアも、オルトロスにチャージを開始する。

 

 

にこ「花陽、あんた…

 

変わったわね」

 

花陽「私は私らしく…ガンプラをやろうって決めただけだよ、にこちゃん」

 

にこ「それが一番、大事なことよ。

 

さ、決めるわよ!」

 

花陽「はいっ!」

 

 

ユニコーンのマグナムとガナーザクウォーリアのオルトロスが同時に火を吹き、辺り一面を光の海に包んだ。

 

 

 

 

 

BATTLE END

 

 

 

メイジン「2回戦第2試合…勝者は!

音ノ木坂学園・μ'sだっっ!!!!」

 

ワァァァァァァーーーッ!!!!!!!

 

 

 

にこ「やっっっったわ!!!!!!」

 

海未「申し分のない、熱い戦いでしたね」

 

花陽「やった…!

私…勝てた…っ!」

 

 

花陽が目に涙を浮かべ、気が抜けたように膝から崩れ落ちそうになるのを、海未とにこが支えた。

 

 

海未「大丈夫ですか?花陽。

あなたの活躍…しかと目に焼き付けましたよ!」

 

にこ「あんた…ちゃんとやれるんだから、もっと自信持ちなさいよ!」

 

花陽「にこちゃん…海未ちゃん…!」

 

 

μ'sのメンバーたちが駆け寄る。

 

凛「かよちーーん!!!かっこよかったにゃああ!!!」

 

真姫「花陽、思ったよりやれるんじゃない。

心配して損したわ。」

 

花陽「えへへ…」

 

希「にこっち、さすがやんな♪」

 

絵里「サイコミュジャックなんていつ仕込んだのよ?

素組みじゃあんな機能は…」

 

にこ「…希に勝つために仕込んで、隠してたのよ。

もうバレたけどね」

 

穂乃果「海未ちゃん、やったね!」

 

ことり「海未ちゃんのグフ、みんなで直そう!」

 

海未「穂乃果、ことり、ありがとうございます。

幸いダメージレベルはB。この程度なら自力でも修復できますよ」

 

 

 

 

 

和気藹々と勝利の余韻に浸るμ'sを影から見つめる次の対戦相手を、まだ9人は知ることはなかった。

 

「…スクールアイドルとなめてかかったら、我が学園に傷をつけるやもしれんな…」

 

「俺たちは天下のバンガード学園だぞ?

スクールアイドルになんて負けられないな」

 

「やってやりましょう、先輩!」

 

 

 

 

 

次回

#8 『ならば、アイドルらしく。』

 

に、続く!

 




いかがでしたでしょうか!

次回はなんとガンダムの世界からあのキャラが乱入?

ご期待下さい!
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