二代目天照&問題児が箱庭にやってきましたよ!   作:寝不足九尾

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プロローグ

皆さんはじめまして、御劔奏(みつるぎかなで)と言います。

 

ところで皆さんは【神様転生】ってあると思いますか?うん、まずあり得ないよね。

 

確かに俺は高校二年の夏に男に告白されたショックで逃げ出して車に跳ねられた所までは覚えてるよ?‥‥‥‥‥‥何か泣けてきた、とにかく死んだっていうのは確実なんだよ。

 

だけど意識はハッキリしてるし此処は病室じゃない、ましてや二次小説に有りがちな壁も天井もない真っ白な空間じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなり広めで畳が敷いてある、障子に囲まれたハイレベルなオタク部屋でした。

 

 

 

 

 

 

 

えぇ‥‥‥‥‥‥なに此処天国ですか?

 

 

 

壁一面に王道~マイナーなアニメポスターが隙間なく貼られ、棚にはイベント限定や数量限定と思われるフィギュアが綺麗に手入れされ並べられている。

 

そして圧倒的なのがライトノベルと漫画、縦20列・横幅約9メートルとギッッッシリ本棚に隙間なく並べられている光景は圧巻の一声に尽きる。

 

 

奏「うむ、素晴らしいっ‼‼‼‼」

 

 

 

 

 

???「そう言ってくれると思っておったぞ!!!」

 

 

奏「うわっ!?」

 

いつのまにか隣にいたのは美少女だった、イメージとしては「花物語」の神原駿河を大人しくした感じだ。

※変わった性癖は無いよ!

因みに見た目15歳位で白い着物を着ている。

 

 

 

そして少女を見た時あのニュータイプな効果音が頭に響いた、

 

 

 

 

 

 

この子はラノベと漫画を愛する同志だと‥‥‥‥‥‥。

 

ガシッ(握手っ)

 

奏&???『同志よっっ‼‼』

 

 

 

そして俺は少女の名前も知らぬまま談義に華を咲かせた。

 

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小一時間後____

 

 

ダダダダダダダッッ‼‼

 

ピシャァッッッ!!

 

 

奏&???『んぁ?』モグモグ

 

突然廊下をダッシュするような音がしたと思えば障子が開け放たれる、肩で息をしながら入って来たのはまたしても美少女。

 

今度の娘は白髪ショートヘアーで活発そうな女の子、見た目は二十歳ぐらいで格好は艦これの金剛四姉妹みたいな改造巫女服だ。

 

???「何仕事放置して御菓子たべてるんですかぁぁっっ!?」

 

そう、奏は少女の名前も知らないままラノベ談義しながらお茶するほど仲良くなっていた。

 

???「お‥‥おう落ち着け豊玉姫(とよたまひめ)?そ‥‥そうじゃ!御菓子でも食べ(ギロッ)ひぃっ!?」

 

豊玉姫「(ガシッ)さぁ行きますよ天照様!まだまだ八百万の神達に配る書類や下級神達の承認術式の仕込み、伊勢神宮で参拝した人々への成就の舞その他諸々がまだ残っています!呑気に御菓子食べてる暇なんかありませんよ!!」

 

天照「なっ、仕事が増えているではないか!?それに忘れていたとはいえこれからオタ友の奏に大切な話が‥‥‥‥」

 

豊玉姫「まだ説明終わらせてなかったんですか!?なら急がなくてはなりませんね!こうしてる間にも仕事は溜まりますし待たせる訳にもいけないので一時間‥‥いや、三十分で済ませましょう!!」

天照「鬼ぃぃぃぃぃっっっ‼‼‼‼」

 

豊玉姫「鬼ではありません龍です!自業自得です!!‥‥‥‥すみません奏様、あと三十分ほどお待ち頂けますか?この駄神様の仕事は速やかに終わらせますので。」ニッコリ

 

奏「(この子怖えぇぇぇ!?)イ‥‥‥‥イエスマム!!」ブルブル

 

背後に見える般若は気のせいだと思いたい

 

豊玉姫「さぁ許可は貰いました、早速仕事場に向かいましょう!終わるまで出られないとオモッテクダサイ?」ズルズル

 

天照「いや‥‥‥嫌じゃ‥‥‥‥奏よ、助けてくれ!?」ズルズル

 

奏「ゴメン‥‥‥俺じゃどうすることも出来ないんだ‥‥、グスッでも待ってるからっ‥‥‥‥!」

 

 

豊玉姫「それではしばらくお待ち下さい。」

 

 

 

スッ‥‥‥‥

 

無情にも障子が閉められ、同志は襟首を掴まれ連れて行かれた。

 

 

 

 

 

イヤぁぁぁぁぁっっ‥‥‥‥!!?

 

 

俺はその悲鳴を聞いて涙を流すことしか出来なかった‥‥‥‥

 

っていうか天照と豊玉姫って神様じゃなかったっけ?

 

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三十分後_____

 

天照「グスッタマちゃんの鬼ぃ‥‥」

 

豊玉姫「タマちゃん言わないで下さい!」

 

奏「‥‥‥‥お疲れ様」ナデナデ

 

 

天照は部屋に帰って来ると真っ先に泣きついてきた、というか豊玉姫さん本当に三十分で終わらせたよ‥‥‥‥(さんを着けなきゃいけない気がした‥‥)

 

 

豊玉姫「ほら、ちゃっちゃと話す」

 

天照「グスッ豊玉姫が厳しい‥‥‥‥、まずは自己紹介からかの。

私はこの『高天原』を治めている神の一柱、《天照大御神》だ。

そしてこの厳しいのが‥‥」

 

豊玉姫「厳しいは余計です、私は 《海神・大綿津見神》(おおわたつみのかみ)の娘で『高天原』を治めている神の一柱兼天照様の秘書も務めております《豊玉姫》です。

奏様の後世について話があるので魂を呼び出しました。」

 

奏「‥‥何か頼み事があるんですか?」

 

天照「うむ、話が早くて助かる。

単刀直入に言うぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御劔奏よ、次代の天照大御神になってくれぬか?」

 

 

 

奏「‥‥‥‥はい?ちょ、ちょっと待って?」

 

天照「まぁ戸惑う気持ちもわかる、ちょっと例の物を持ってきてくれぬか豊玉姫?」

豊玉姫「わかりました、暫しお待ちを。」

 

そう言って豊玉姫さんは隣の部屋に何かを取りに行って直ぐに戻って来た、その手にあるのはラノベで特に好きな「問題児が異世界から来るそうですよ?」全巻だった。

 

 

 

奏「探してて無かったからどこにあるかと思えば‥‥‥‥(あるって確信してたよ)」

 

天照「奏、一番最後の巻を見て何か違和感を感じぬか?(私をなめてもらっては困るぞ?)」

 

アイコンタクトした後渡された幾つかの本を見て気付く、現在二部目に突入して最新刊のはずの『ラストエンブリオ編』が無かった。

 

奏「おかしい‥‥最後は勿論別の巻も絵が微妙に違う‥‥?」

 

豊玉姫「はい、そして最後の挿し絵を見てみて下さい。」

 

そして最後の巻と言われた本のラストを見て衝撃を受けた‥‥‥‥‥‥

 

 

 

 

この物語の主要メンバーが三頭龍に敗れ、血塗れで地面に倒れている絵が書かれていた‥‥‥‥

 

 

 

奏「何だよこれ‥‥‥バッドエンドになってる‥‥っ!」

 

天照「おかしいのはそこだけではない、レティシア・ドラクレアの奪還失敗、 春日部耀のギフト『生命の目録(ゲノムツリー)』の暴走、『 黒死班の魔王』襲撃によりコミュニティ『サラマンドラ』の壊滅‥‥‥‥‥‥挙げていけばキリがない。

 

そこで私の代わりに箱庭へ行ってもらい原作を戻して貰いたいのだ。」

 

奏「でも俺が行ったらさらに原作崩壊になるんじゃ‥‥」

 

豊玉姫「その点は問題ないんです、あくまでも行くのは箱庭の平行時空‥‥‥‥所謂パラレルワールド。

 

バッドエンドの平行時空に限り無く近い世界に行き、強力な転換期を創ってしまえばバッドエンドの世界が介入した平行時空に引っ張られ本来の正史になっていきます。」

 

天照「転換期を創ると言っても転生者としての奏が転換期その物の役割になる、同じようなケースが過去にあったからこの様になっても対処が出来るのだ。」

 

奏「過去に俺みたいな存在が居たの?」

 

豊玉姫「別の作品でしたけどね?」

 

天照「しかし今回は物語の内容が各神話群にモロ影響受けるから三番目のヤバさかの?、ラノベは神話の伝承などを広めるのに絶好の機会なのだ。」

 

奏「因みに一番と二番は?」

 

天照&豊玉姫「「ハイスクールD×Dとカンピオーネ」」

 

奏「うん、想像したくないね。」

 

 

バカでも解るほどヤバイよ

 

 

天照「物語に関わるとはいえ転生者として普通に暮らしても構わないのだ、だから頼む!この世界に行ってくれないか!?」

 

豊玉姫「お願いします奏様!」

 

 

奏「‥‥‥‥‥‥そんな事言われたら嫌でも断れないじゃないか」ボソッ

 

 

天照「奏?」

 

奏「わかった‥‥俺行くよ、それに大好きだったラノベがこんなことになってるのに放ってはおけない!」

 

 

天照&豊玉姫「「ありがとう(ございます)奏(様)!!」」

 

 

二人の笑顔にドキッとしてしまったのは内緒という事でよろしく

 

 

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天照「それでは転生特典の話をしようかの?七つまで大丈夫だぞ?」

 

奏「多いね‥‥とりあえず一つ目」

 

そう言って本棚から取り出したのは「夜桜四重奏」、ヤスダスズヒトさん作のお気に入りの漫画だ。

 

奏「この作品の能力を一部除いて全て使えるようにしてほしいな」

 

天照「うむ、各神話の主神達から出来るだけチート化してくれと言われとるから構わんよ。一部というのは?」

 

奏「『妖刀《鬼殺し》』と『山彦』、鬼殺しはキャラ化してるし山彦は使う機会無さそうだから。」

 

天照「了解した、次はどうする?」

 

奏「ん~、もう一気に決めよう。

・『獣人憑依』の能力

・『デート・ア・ライブ』の能力

・『NARUTO』の能力や忍術

・『ONE PIECE』の能力

・『道具創造』の能力

・『空間倉庫』の能力

って感じだけど大丈夫?」

 

天照「全然問題ないぞ?霊力諸々強化して能力のデメリットはある程度消しておこう。」

 

奏「自分で言っといてなんだけど超チート‥‥‥‥」

 

天照「出来れば相手にしたくないレベルだな‥‥ではさっそく能力を渡そうか」

 

そう言って右手を俺の首下に触れさせると暖かい物が右手から胸の奥に消えていく感じがした

 

天照「はい終わり、天照としての力も渡したからな?」

 

奏「早すぎない!?」

 

天照「まぁこんなものだが‥‥‥‥、これは凄いな///」ゴクリ

 

奏「え?なにそのゴクリ?」

 

若干天照の顔が赤い気がする

 

豊玉姫「お二人共、お茶の準備が‥‥‥‥可愛いですね///」ゴクリ

 

奏「え?可愛いって何!?」

 

豊玉姫さんは真っ赤だよ!?

 

天照「まぁ鏡でも見てみな?ほら」ゴトッ

 

そう言われ恐る恐る天照の持ってきた鏡(特大)を見てみると‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライトノベル『ソードアートオンライン』GGO編のM--9000番系型白髪ロングヘアーな姿‥‥‥‥

 

つまりSAOシリーズ一の萌えキャラとまで言われたキリ子ちゃん(白髪)になっていました

※一応ついてます、念のため

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天照「男の娘に磨きがかかったな♪」

 

 

奏「‥‥‥‥はぁぁぁぁぁぁっっ!?」

 

 

悲報、更に女顔になりました‥‥

 

 

 




誤字などは気付き次第直してく予定です!
それと能力を『東京レイヴンズ』から『ONE PIECE』に変更しました、使いこなせる気がしなかったです(作者が)‥‥

なるべく早く投稿したいなぁ‥‥

プロローグ終に続きます!(`・ω・´)キリッ
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