二代目天照&問題児が箱庭にやってきましたよ!   作:寝不足九尾

14 / 36

皆さんこんばんわ!
寝不足で変なテンションの作者です
(;・ω・)

前回の予告通りお風呂回になっております♪

ちゃんと書けてるか不安ですがお楽しみ頂けたら幸いです






第8話 お風呂は心の洗濯♪

 

前回のあらすじ!

オコだよ(# ゜Д゜)

 

 

 

奏達が本拠に近づくと水路跡らしき場所から子供達の声と、奏達に気付いたジンの声が聞こえてきた。

 

 

ジン「あ、みなさん!水路と貯水池の準備は整っています!」

 

黒ウサギ「ご苦労様ですジン坊ちゃん♪みんなもちゃんと手伝ってましたか?」

 

 

ワイワイと騒ぐ子供達が黒ウサギの元に群がる。

 

 

子供「黒ウサのおねーちゃんお帰り!」

 

「ねえねえ、新しい人たちって誰!?」

 

「強いの!?格好いいの!?」

 

黒ウサギ「yes!とても強くて可愛い人たちですよ!皆に紹介するから一列に並んでくださいね!」

 

 

パチン、と黒ウサギが指を鳴らせば一糸乱れぬ動きで横一列に並ぶ子供達。

数は二十人前後だろう、中には猫耳や狐耳の少年少女もいた。

 

十六夜「(マジでガキばっかだな、半分は人間以外のガキか?)」

 

奏「(ふふっ‥‥元気で何より♪気分の悪そうな子もいなさそうだね。)」

 

飛鳥「(じ、実際に目の当たりにする想像以上に多いわ。これで六分の一ですって?)」

 

耀「(………私、子供嫌いなのに大丈夫かなあ)」

 

 

それぞれの感想を心の中で呟くが、子供が苦手だろうがなんだろうがこれから彼らと生活していくのなら不和を生まない程度に付き合わなければならない。

コホン、と仰々しく咳き込んだ黒ウサギは四人を紹介する。

 

 

黒ウサギ「右から逆廻十六夜さん、久遠飛鳥さん、春日部耀さん、御劔奏様です。

みなさん知っての通り、コミュニティを支えるのは強力なギフトを持つプレイヤー達です。ギフトゲームに参加できないものはギフトゲームプレイヤーの私生活を支え、励まし、時に彼らのために身を粉にして尽くさねばなりません」

 

飛鳥「あら、別にそんなの必要ないわよ?私はフランクにしてくれても…」

 

黒ウサギ「駄目です、それでは組織が成り立ちません。」

 

 

飛鳥の申し出を黒ウサギはこれ以上ない厳しい声色で断じる。

今日一日の中で一番真剣な表情と声だった。

 

 

黒ウサギ「コミュニティはプレイヤー達がギフトゲームに参加し、彼らの宿す恩恵で初めて成り立つのでございます。

これは箱庭の世界で生きていく以上、避けることが出来ない掟‥‥子供のうちから甘やかせばこの子達の将来のためになりません」

 

飛鳥「………そう」

 

 

有無を言わさぬ気迫で飛鳥を黙らせる。

今日までコミュニティを支えてきたものだけが知る厳しさなのだろう。

 

 

黒ウサギ「ココに居るのは子供達の年長組です、ゲームには出られませんが見ての通り獣のギフトを持っている子もいますから何か用事を言いつけるときにはこの子達にお願いして下さい。みんなもそれでいいですね?」

 

子供達「「「「「「「はい!よろしくお願いします!」」」」」」」

 

 

キーンと耳鳴りがするほどの大声で二十人前後の子供達が叫ぶ。

その凄まじい音量にまるで音波兵器のような感覚を受けた四人だった。

 

 

十六夜「ハハ、元気がよくていいじゃねえか」

 

奏「いや~、やっぱり子供は可愛いね~♪」

 

飛鳥「そ、そうね…」

 

耀「(本当にやっていけるのかな、私)」

 

 

楽しそうに笑うのは十六夜と奏だけで、他の2人はなんともいえない表情を浮べている。

 

 

子供「黒姉ちゃん黒姉ちゃん、何であのお姉ちゃんだけ『様』を付けるの?」

 

「あっ!それ私も思った!あの白いお姉ちゃん凄い人なの?」

 

「お姉ちゃん陽だまりみたいに温かいよ!お日様のにおいがする!」ギュッ

 

「え!?ずるい!私も!」ダキッ

 

奏「あははっ皆元気だね~♪」

 

黒ウサギ「こ‥‥コラ!あなた達!?」

 

 

この世界でもお姉ちゃんと間違われたよ‥‥グスッ

ほぼ全員の年長組が奏にくっつきに来たが離れた所で一人だけモジモジしている狐っ娘を見つけた、あの子は‥‥‥‥

 

 

奏「どうしたの?」

 

???「ふぇっ!?えっと‥‥」

 

 

顔を赤くしながら耀の後ろに隠れてしまった‥‥‥‥、可愛いなぁ‥‥でも嫌われたかな?生前で好きなキャラだったのに‥‥‥‥

 

 

黒ウサギ「あの子は『 宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)』の眷属なのですよ、もしかしたら奏様の正体にうっすら気づいてるかもしれません。」

 

 

黒ウサギの言葉を聞いて納得した‥‥‥‥

宇迦之御魂神は日本神話に登場する神で伏見稲荷大社の主祭神であり、稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されている。

又 名前の「ウカ」は穀物・食物の意味で穀物の神の一面を持ち、 記紀神話(古事記、日本神話の総称)に登場する食物神は天照大神や天皇の食事を司ることから「御饌津神(みけつかみ)」とも呼ばれる。

追記‥‥ウィキペディア先生は偉大ですby作者

 

‥‥‥‥この際作者はスルーしよう

 

 

奏「ちょっと退いてね?」

 

子供達『え~!?』

 

 

奏は不満の声を出す子供達を退かすと耀の影に隠れたリリの前へ視線を同じ高さになるようにしゃがむ‥‥

 

 

奏「初めまして、『二代目天照大御神』の御劔奏って言います‥‥名前聞いても良いかな?」

 

リリ「り‥‥リリと申します!えっと‥‥あの‥‥!」

 

 

更に顔を真っ赤にしながらも二尾の尻尾は忙しなくパタパタと振っている‥‥‥‥ヤバ‥‥ちょっと限界かも‥‥!

 

 

奏「あぁもう!リリちゃん可愛いなぁっ!」ギュウッ♪

 

リリ「ふぇぇっ!?天照様!?」

 

 

奏はリリに前から思い切り抱き付いた!リリは突然抱き付かれて超困惑している‥‥!

 

 

奏「顔真っ赤にして可愛いなぁ♪眷属いないからウチの子に欲しいくらいだよっ♪」ナデナデ

 

リリ「えっと‥‥」パタパタ///♪

 

 

リリは突然抱き付かれビックリはしていたものの、悪い気はしていない様である‥‥‥‥

 

 

十六夜「そろそろ水樹植えるからその辺にしとけ?」ニヤニヤ

 

奏「あ‥‥うん、そうだね‥‥ありがとねリリちゃん♪」

 

リリ「い‥‥いえ!気持ちよかったです♪」

 

 

もうちょっと撫でてたかったな‥‥

そんな事を思いながら水路の様子を見てる黒ウサギ達の元へ向かった‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

 

あの後十六夜が水路に落ちて濡れ鼠になるというアクシデントがあったがそれ以外は無事に水樹も植え終わり、 屋敷に向かいたどり着いた頃には既に夜中になっていた。

月明かりのシルエットで浮き彫りになる本拠はまるでホテルのような大きさである。

耀は本拠を見上げ感嘆したように声を上げる。

 

耀「遠目から見てもかなり大きく見えたけど‥‥…近づくと更に大きいね。何処に泊まればいい?」

 

黒ウサギ「コミュニティの伝統では、ギフトゲームに参加できる者には序列を与え、上位から最上階に住むことになっておりますが今は好きなところを使っていただいて結構でございますよ?」

 

ジン「‥‥‥‥あっ、黒ウサギ!お風呂場って‥‥」

 

黒ウサギ「‥‥‥‥!わ、忘れてたのですよ!?」

 

 

ジンにそう言われた黒ウサギは顔を真っ青にした後に猛スピードで浴場を洗いに走って行った‥‥‥‥

 

 

ジン「く‥‥黒ウサギが洗い終わるまで泊まる予定の部屋を見てきてはどうですか?

貴賓室が近くにありますのでそこに一度集まりましょう。 」

 

奏「アハハ‥‥そうさせてもらうよ」

 

 

ジンと別れた奏達はそれぞれの部屋を一通り物色し、来賓用の貴賓室に集まっていた。

 

 

三毛猫『お嬢……ワシも風呂に入らなアカンか?』

 

耀「駄目だよ、ちゃんと三毛猫もお風呂に入らないと」

 

奏「念のため入った方が良いかもね」

 

三毛猫『‥‥‥‥姉ちゃんまでそんな事言うんか‥‥』

 

耀「奏も三毛猫の言葉が解るの?」

 

奏「一応神だしね、動物は大体解るとおもうよ?」

 

 

そんな話をしていると廊下からバタバタと走ってきた黒ウサギが声を上げる。

 

 

黒ウサギ「ゆ、湯殿の用意ができました!女性様方からどうぞ!」

 

飛鳥「ありがと、先に入らせてもらうわよ十六夜君。」

 

十六夜「俺は二番風呂が好きだから特に問題はねえよ‥‥‥‥っと、ちょっと夜風に当たって来るわ。」

 

奏「あぁ‥‥(子供達を拐って行った奴等を見て正気を保てる自信は無い‥‥!頼むよ‥‥)」

 

十六夜「‥‥!、わかってるよ」

 

 

アイコンタクトで奏の気持ちを知った十六夜は外に出ていった。

 

 

耀「‥‥‥‥‥‥‥‥」ジーー

 

奏「ど‥‥どうしたの?」

 

耀「やっぱり女の子じゃないの?」

 

奏「違うからね!?」

 

飛鳥「ほら行くわよ‥‥黒ウサギ、春日部さん、奏さん」

 

黒ウサギ「わかったのですよ♪」

 

耀「わかった」

 

奏「だから女の子じゃないって!?」

 

 

誰も信じてくれない‥‥‥‥かくなる上はあれをやるしか‥‥!!

 

 

奏「‥‥‥‥‥‥れば良いんだね?」

 

黒ウサギ&飛鳥&耀「??」

 

奏「だから!男だと判れば良いんだね!?」

 

 

奏はそう言うと上着のジッパーを全開にして中のTシャツが見える様にする、そして飛鳥と耀の腕を掴むと自分の胸に手のひらが来るように引き寄せて触らせた‥‥!

 

因みに飛鳥&耀の視点から見ると耳まで真っ赤にして羞恥をうっすら顔に浮かべた上目遣いの奏が目の前にいる訳で‥‥‥‥

 

 

奏「ど、どう?これで男だと判って‥‥‥‥」

 

飛鳥&耀「‥‥‥‥‥‥‥‥!!?」///////

 

パタリ‥‥‥‥‥‥

 

黒ウサギ「飛鳥さん!?耀さん!?」

 

奏「うぇぇっ!?どうしたの!?」(無自覚)

 

 

飛鳥と耀は顔を真っ赤に染め上げて煙を頭から出しながら床に倒れた‥‥‥‥

 

 

耀「‥‥」ポタポタ/////

 

飛鳥「‥‥」ポタポタ/////

 

黒ウサギ「えっと‥‥御二人が落ち着いたら後で入るので先にお風呂に行って欲しいのデス」

 

奏「わ‥‥わかったよ、それと‥‥二人が落ち着いたらこれを食べさせてくれる?」

 

 

そう言ってポケットから取り出したのは小さい粒の入った小瓶

 

 

黒ウサギ「何ですかこれ?」

 

奏「『増血丸(ぞうけつがん)』だよ、増血を促す薬だから二人に一粒づつ食べさせてね?」

 

 

そう言い残すと奏は入浴セットを持ち浴場へ向かった

 

 

 

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

 

カポ~ンッ♪

 

 

奏「おぉ~!広いねっ♪」

 

 

ノーネームの大浴場広いよっ!

お風呂は良いよね♪心のモヤモヤとか流れて行く気がするよ、「心の洗濯」って言うのも納得だね~♪

 

 

因みに大浴場へ向かう途中

「ヤハハハハ!!汚物は消毒だぁ!!!」とか複数人の悲鳴とか重火器の乱射音とか聞こえてきたが、大浴場の広さに感動した奏は頭から綺麗サッパリ忘れていた‥‥‥‥頭痛の種も洗濯してしまった可能性は否定出来ない。

 

髪をバンスクリップでお湯に掛からない様に後頭部辺りで纏め、まずは体を洗い始めた。

 

 

奏「にしても‥‥‥‥」

 

 

タオルで泡を作りながら己の体ながらしみじみと思ってしまう‥‥、「何故キリ子ちゃんなんだ‥‥」と。

 

ぶっちゃけ作者の好みなのだがそんな事は露知らず、生前より細くなり自分でも簡単に折れてしまうんじゃないかと思うレベルの手足を洗い始m‥‥‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラッ‥‥!

 

 

 

 

 

奏「ん?‥‥あっ十六夜お疲れ!」

 

十六夜「うぉっ!?‥‥‥‥‥‥奏?」

 

奏「‥‥‥‥って、何で後ろ向いてるの?」

 

十六夜「あ‥‥いや、ついな‥‥(あれは男あれは男あれは男あれは男あれは男‥‥‥‥)」

 

奏「むう‥‥‥‥」

 

 

目に見えてどぎまぎしている十六夜に少し不機嫌になる奏‥‥、その不機嫌顔も萌えポイントになるなど奏は知らない。

 

 

奏「あっ、丁度良いや。背中洗って欲しいんだけど良い?」

 

十六夜「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥お‥‥おう、神様の背中を流すなんて滅多に無い経験だしな‥‥。」

 

奏「何今の間は?‥‥じゃあよろしく」

 

 

十六夜はタオルを受け取って後悔する‥‥‥‥

白い肌、白い髪、胸は勿論無いが男にあるまじきくびれがありそれも相まって一層女子に見える。

更に半分顔を此方に向け「まだかな?」と首を傾けている様は一種の絵画の様にも見える‥‥

 

 

十六夜「(洗いにくい‥‥‥‥)」

 

 

だがしかし、受け取ってしまったからには洗う一択しかない‥‥‥‥そして腹を括りタオルを背中に押し当てた。

 

 

奏「ひゃっ!?」

 

自制心を根元からチェーンソーでガリガリ削られる感覚が襲った‥‥‥‥‥‥

 

 

奏「ご‥‥ごめん、急に当てられたからびっくりした‥‥」

 

十六夜「スマナイ、イゴキヲツケル。」

 

 

そこから十六夜は無心で背中を擦り続けた‥‥

 

 

~数分後~

 

 

 

十六夜「モウイイダロ?」

 

奏「あ‥‥うん、ありがと♪」

 

十六夜「オレハモウデル‥‥」

 

奏「えっ?お風呂入って無いじゃん」

 

十六夜「イロイロツカレタ‥‥モウネル」

 

奏「わ‥‥わかった、それじゃあお休みなさい。」

 

 

フラフラしながら風呂場を出ていく十六夜を心配しながらも一人の入浴を奏は楽しんだ

 

翌日早朝、十六夜は何故か木っ端微塵になった廃墟跡に額から血を流しながら寝ているのを発見された‥‥

 

 

 

 

 

 





十六夜そこ変われ( ☆∀☆)

十六夜君はチェリーじゃありません、奏ちゃんの魅力がいけないのです!

次回はガルドのギフトゲーム終了まで一気に行けたら行くつもりです、ではではこんな駄作品を読んで頂いた皆様に感謝なのですよ♪

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。