二代目天照&問題児が箱庭にやってきましたよ! 作:寝不足九尾
どもども!最近大型バイクに乗ってみたいという欲求が高まってきた作者です‥‥‥‥勉強嫌だなぁ‥‥。
そしてまさかの展開になっていると思います!
楽しく読んで頂けたら幸いなのです♪
前回のあらすじ!
おや?お風呂場で十六夜の様子が‥‥‥‥
翌日早朝、ノーネーム荒地_____
シャン‥‥‥‥‥‥!
シャン‥‥‥‥‥‥!
シャン‥‥‥‥‥‥!
ノーネームメンバーが離れた所で見守る中、奏は一人荒れ地の中心で神の姿で立っていた。
その手に持つのは『鉾先舞鈴(ほこさきまいすず)』と一太刀の神刀『草薙(くさなぎ)』
シャン‥‥‥‥‥‥!
シャン‥‥‥‥‥‥!
奏が鈴を鳴らす度、朝日に照らされ神気を帯びた奏を中心に薄く白い光が荒れ地へと広がり空気が澄んでいく‥‥。
奏『我、太陽神天照ノ名ニオイテ、我ガ親愛ナル同士ニ祝福ト豊穣ヲ、邪悪ナル者ニ裁キヲ与エン‥‥‥‥』
そして奏‥‥‥‥否、天照は箱庭で出来た友の為剣舞を舞う。
早くもなく遅くもない速さではあるが不思議と永遠に続くのではないかと思ってしまう
「綺麗‥‥‥‥‥‥」
その言葉を洩らしたのは誰だったかは定かではない、荒廃した土地を舞う天照を見た者全てがその舞いに、天照に魅了されていく‥‥。
そして大地に命の息吹が再び吹き込まれた
リリ「風が‥‥‥‥!」
大地が死んで約三年、根強く残っていた怨念の影響か無風地帯と化していたこの場所に風が吹く。
そして天照の足元から育つ事の無かった青々とした植物が芽吹き始めた、緑は確実に‥‥驚異的なスピードで円形に広がって行く。
奏『‥‥‥‥来たか』
荒れ地の一角、まだ新芽が到達していない場所に‥‥‥‥いや、空間にノイズが現れる。
徐々に面積が増え始め、ある程度の大きさになるとノイズの中心に裂け目が現れた。
縦へ延びる裂け目から紅い光が漏れ始め‥‥‥‥天照に向かって紅い光線が放たれた!
シャン‥‥シャン‥‥‥‥‥‥!
鈴の音を二回鳴らす、それだけで光線は天照に触れる事なく霧散する。
奏『姿を現せ‥‥!!』
メキメキメキッ‥‥‥‥!!
ノイズに現れた裂け目から鋭い爪が現れ、奴は両手で抉じ開けた‥‥‥‥!!
『――GYEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaEEEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAaaaaa!!!!』
裂け目より現れたのは漆黒の巨大な竜、生える鱗は黒々と光り顎に生え揃う牙の隙間から黒い焔が呼吸と共に漏れ出ている、両腕から生える一見巨大な剣にも見える翼は数多の敵を凪ぎ払ってきただろう。
現れた竜を見て正体を直ぐに特定する‥‥‥‥‥‥‥‥というか知ってるんだけど‥‥‥‥‥‥
奏『えっと‥‥‥‥何で此処にいるのあの人‥‥‥‥竜?』
黒ウサギ「奏様~!どうされたのですか~!?」
遠くから黒ウサギが様子を聞いてくるけど‥‥‥‥なんて言おうか‥‥
奏『お久しぶりです‥‥‥‥‥‥‥‥ヴリトラ師匠』
ヴリトラ「お久しぶりね奏ちゃん♪」
一同『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥師匠ぉぉぉぉぉっっっっっっ!!?』
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ヴリトラ「やだ何この茶菓子凄く美味しいんですけど!流石は奏ちゃんね♪」
奏「それは良かった♪バウムクーヘンあるけど食べます?」
ヴリトラ「やった!私奏ちゃんの出すお菓子大好き♪」
あれから無事に豊穣の舞も終わって、現在応接室にいます‥‥ちゃんと荒れた土地は元に戻って草原になりました。
それから師匠を応接室に通して皆で茶菓子を食べてるんだけど‥‥‥‥‥‥俺と師匠以外はなんとも言えない顔になってます、何故なら‥‥‥‥‥‥。
耀「オネェ?」
飛鳥「男の人‥‥?」
黒ウサギ「オカマ?」
十六夜「ク○ス松村?」
ヴリトラ「誰がラクダ顔の流木だ小僧あぁん?」
奏「師匠、素が出てる」
ヴリトラ「あらやだ、ごめんなさい♪」
オカマなのである、因みに外見は黒バスのレオ姉で竜化時はパズドラの進化無しヴリドラです。
それと前に「やろうと思えば進化出来るわよ?疲れるからやらないけど」と言ってました‥‥‥‥十六夜の額の絆創膏が気になります、何やったんだろ?
奏「改めて紹介するね? 叙事詩『マハーバーラタ』や 『リグ・ヴェーダ』に記され、巨大な体で天から流れる川の水を塞き止め地上の7つの川を占領し、太陽を暗黒に包んで地上を飢饉におとしいれ、さらに雨を呼ぶ『雲の牛』を捕らえて旱魃を起こし地上の人間達を苦しめたとされる‥‥‥‥
はっきり言って黒ウサギの主神でもあるインドラを倒す為に産まれたヴリトラ本人だよ♪龍脈を扱えば右に出るものは居ないから教えて貰ってたよ。」
ヴリトラ「結局インドラにやられちゃった♪」
全員顔をひきつらせました‥‥‥‥
奏「あ‥‥師匠、 インドラを1度飲み込んだって伝説で書いてあったんだけどあれって‥‥‥‥ 」
ヴリトラ「勿論美味しく頂いたわよ?」
黒ウサギ「主神様ぁぁぁぁぁっっ!!!??」
黒ウサギは全開になった窓から空へ吠えていた‥‥‥‥師匠ニヤニヤしてるから冗談だろうね。
奏「で、実際は?」
ヴリトラ「竜化してたから性的には頂いてないわよ?それに私がこうなったのはその後の慰安旅行でナーガラージャさんが目覚めさせてくれたからなのよ♪」
ナーガラージャもオネェでした‥‥‥‥
耀「何であんな所にいたの?」
奏「そうだった‥‥師匠は何故あの場所に?」
ヴリトラ「可愛い愛弟子の様子を見にきたのよ♪ついでに溜まってた怨念は日本地獄に問答無用で叩き落としたわ。」
奏「叩き落としたんですか‥‥‥‥言葉くらい聞いた方が良かったんじゃ?」
ヴリトラ「『やっぱり小学生は最高だぜ!特にリリちゃん!!』って言ってたわ」
奏「鬼灯さんに『徹底的に殺っちゃって下さい』って伝えときますね」
どこのロリコンだ怨霊共‥‥‥‥
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その後ヴリトラ師匠はお茶を楽しんだ後箱庭を旅行しに去って行った、「美少年狩りよ~!」って聞こえたけど多分気のせいだ‥‥うん。
そして黒ウサギやジン達にこれでもかってくらい感謝されました、「もう二度とこの風景を見ることは叶わないと思っていました!!」とのこと。
十六夜「嵐みたいな人(竜)だったな」
奏「慣れると面白いんだよあの人(竜)」
丁度良い感じの時間になったのでノーネームメンバーは『フォレス・ガロ』のコミュニティを目指した。
訪れる道中、『六本傷』の旗が掲げられた昨日のカフェテラスでウェイトレスの猫娘が声をかけてきた。
猫娘「あー!昨日のお客さん!もしや今から決闘ですか!」
三毛猫『お、鉤尻尾のねーちゃんか!そやそや今からお嬢たちの討ち入りやで!』
猫娘が近寄ってきて、飛鳥たちに一礼する。
猫娘「ボスからもエールを頼まれました!ウチのコミュニティも連中の悪行にはアッタマきてたところです!この二一〇五三八〇外門の自由区画・居住区画・舞台区画の全てでアイツらやりたい放題でしたからっ!!!不義理な真似ができないようにしてやってください!!!」
飛鳥「ええ、そのつもりよ」
猫娘「おお!心強いお返事だ!!」
満面の笑みを浮かべて返す猫耳少女、だがしかし急に声を潜めてヒソヒソと呟き始めた。
猫娘「……実は皆さんにお話があります。『フォレス・ガロ』の連中‥‥領地の舞台区画ではなく、居住区画でゲームを行うらしいんですよ……」
黒ウサギ「居住区画で、ですか?」
黒ウサギは不思議そうに呟いた、舞台区画とはコミュニティが保有するゲームを行う為の土地である。
白夜叉のように別次元にゲーム盤を用意できるものは極めて少ないのである。
猫娘「しかもっ!傘下に置いているコミュニティや同士を全員ほっぽり出してですよ!」
飛鳥「それは確かにおかしい話ね……」
飛鳥と耀は顔を見合わせ首を捻る。
猫娘「でしょでしょ!?何のゲームかは知りませんが、とにかく気を付けてくださいね!!」
熱烈なエールを受けつつ『フォレス・ガロ』の居住区画を目指す。
暫くして着いたのは良いが目の前に広がる光景に黒ウサギとジンは一瞬目を疑った。
耀「…ジャングル?」
十六夜「虎の住むコミュニティだしおかしくないだろ」
ジン「いや、おかしいです。『フォレス・ガロ』のコミュニティは普通の居住区画…それにこの木々ははまさか」
ジンはそっと木々に手を伸ばすと、その樹枝はまるで生き物のように脈打ち肌を通して胎動のようなものを感じた。
ジン「やっぱり………鬼化してる?いや、まさか……」
ブツブツ言ってるジンの隣で辺りを見渡すと門の所に『契約書類』を見つけた。
「ギフトゲーム名 『ハンティング』
・プレイヤー一覧 久遠飛鳥
春日部耀
ジン・ラッセル
・クリア条件
ホストに本拠内に潜むガルド=ガスパーの討伐。
・クリア方法
ゲーム内で配置された指定武具でのみ討伐可能。
指定武具以外で傷つけることは【契約】により不可能。
・敗北条件
降参かプレイヤーが上記の条件を満たせなくなった場合。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名のもと、『ノーネーム』はギフトゲームに参加します。
『フォレス・ガロ』印」
ジン「ガルドの身をクリア条件に………指定武具で打倒?!!」
黒ウサギ「こ、これはまずいですよ!?」
黒ウサギとジンは大声をあげ、耀が心配そうに問いかける。
耀「このゲームはそんなに危険なの?」
黒ウサギ「いえ、ゲームそのものは単純です。問題はこのルールです、このルールでは飛鳥さんのギフトで彼を操ることも、 耀さんのギフトで傷をつける事も出来ない事になります………!」
耀「……どういうこと?」
黒ウサギ 「これは『ギフト』ではなく『契約』によってその身を守っているのです。これでは神格でも手が出せません!彼は自分の命をクリア条件に組み込むことで皆さんの力を克服したのですよ!!!」
十六夜「自分の命をクリア条件にして五分に持ち込んだってわけか」
十六夜の表情も険しい‥‥だけど
奏「何とかなりそうだね‥‥二人共、昨日渡したギフトは持ってる?」
耀「持ってる」
飛鳥「そう言えば説明してないわよね?」
奏「大丈夫♪即本番だけどそれを使えたら勝てるよ、‥‥‥‥‥‥それと飛鳥。」
飛鳥「何かしら?」
奏「『自分のやりたい事・願いを貫き通せ』‥‥ギフトに関してはこれしか言えないし、これさえ忘れなければこの子達も答えてくれるから」
飛鳥「(この子達?)‥‥わかったわ」
奏「とにかく、 フィールド内にある指定武器を見つけて止めを刺せばこのゲームは俺達の勝利だよ!頑張って行ってらっしゃい♪」
奏は耀から三毛猫を預かり、黒ウサギは心配そうに3人を見ている。
飛鳥はやる気タップリに門のほうに歩いていく、その間に十六夜がジンに小声で話しかけていたが恐らく昨日の晩の話だろう。
参加者3人は門を開けて突入した。
何故だろ?オネェキャラ書いてて楽しかったです
(;゜∀゜)
因みに奏ちゃんは師範になった人には敬意を表す子です、師匠はまた今度出てくるかもしれません。
それでは私はこの辺で失礼します♪
誤字などありましたら教えて頂けるとうれしいです
ではでは(^o^)/~~