二代目天照&問題児が箱庭にやってきましたよ!   作:寝不足九尾

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どもども皆さん、仕事先の研修が段々ヘビーになってきたと実感している作者デス‥‥(;´д`)

最近の日課は仕事・執筆・セブドラⅢって感じですね、現在50レベで未来偏に突入したばかりです♪

ごめんなさい!長くなりそうだったので今回は短くしました‥‥次回はペルセウス偏終了予定です
(*´ω`*)




第17話 招かれざる狂気と堕ちた英雄

前回のあらすじ!

ボッコボコ♪だがまだ緩いな

 

 

 

 

 

 

ペルセウス本拠・執務室

 

 

 

ルイオス「クソッ、クソがっ!!」

 

 

一回目のギフトゲームが終了して二日目の深夜、ようやく意識を回復したルイオスを待っていたのは深刻過ぎる状況だった。

 

十六夜のフルボッコの余波で半壊した闘技場、所々焦げたり凍ったりしている爆心地の様な広間、何故か本拠は基礎までガッタガタ、料理長が置いていった筈の食事の紛失、それに伴い食事や医薬品の買い出しによってペルセウスの金庫はスッカラカン。

 

今までサウザンドアイズ経由で多少なりとも何とかなった物を実質自分が繋がりを切ったも同然なので頼れない上、本拠諸々の修繕費やらで限界だった。

 

 

ルイオス「マジでどうすんだよコレ‥‥‥‥‥‥、おいちょっと待てアルゴール?何してるんだよ?」

 

アルゴール「夜逃げの準備だし」

 

 

ルイオスが頭を抱えて唸っている側でアルゴールはせっせと荷作りを始めていた

 

 

ルイオス「はぁ!?何処に行くって言うんだよ!?」

 

アルゴール「天照様の居るノーネーム、あんたが寝てる間に御誘いが来たし♪」

 

ルイオス「俺の所より名無しが良いって言うのか!?それよりも俺に隷属してるだろうが!?」

 

アルゴール「箱庭上層部に天照様が掛け合ったら特例が出たし」

 

ルイオス「無茶苦茶だあのコミュニティ!?」

 

 

今度こそ床に膝を付いたルイオス‥‥‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな彼に救いの手‥‥‥‥いや、悪魔の手が差し出された。

 

 

 

???「無様ですね、ルイオス・ペルセウス。」

 

ルイオス「!?あんたは‥‥‥‥」

 

アルゴール「お‥‥おいアホリーダー、誰だコイツは‥‥?」

 

???「アホリーダー‥‥‥‥ククク、違いない、折角『魔剣』を貸し出してやったのに悲惨ですねぇ?

それに貴女は私の事を覚えていないのですね?」

 

アルゴール「な‥‥何の事?」

 

???「貴女が元の姿になれたのも私の実験の成果だと言うのに‥‥‥‥、はぁ‥‥‥‥元箱庭三大問題児は恩も感じないのでしょうか?」

 

 

突如何も無い空間から現れたのは黒いフードを被った『ナニカ』‥‥‥‥認識阻害の恩恵を使っているのか顔も声も解らない、その『ナニカ』に今まで何者にも臆しなかったアルゴールは底知れぬ物を感じ身動きが取れない。

 

例えるなら、際限無しの『闇』という所だろうか‥‥‥‥

 

 

???「もういいでしょう‥‥‥‥貴方への興味は尽きました、今後『ペルセウス』への助力は打ち切ります。」

 

ルイオス「ま‥‥‥‥待ってくれ!頼む、もう一度チャンスをくれ!!」

 

???「‥‥‥‥‥‥はぁ?何を言っている?」

 

ルイオス「‥‥え?」

 

???「人様に頼み事がある時は土下座だろ土下座、それぐらいも知らねぇのかよボンボン坊っちゃんよぉ!?‥‥まぁ良い。」

 

 

見えない筈の顔が歪んだ様に見えた

 

 

???「気が変わった‥‥‥‥最後のチャンスをやろう。」

 

 

『ソイツ』はルイオスの隣りで竦むアルゴールに手の平を向け握りしめる

 

 

アルゴール「う‥‥!?ぐ‥‥‥‥あぁぁっ!?」

 

ルイオス「アルゴール!?」

 

 

アルゴールが喉を押さえ苦しむと数秒後には光を放ち元のチョーカーへと姿を変えてしまった。

 

 

ルイオス「おいお前!アルゴールに何をした!?」

 

???「お前は知らなくて良いことだ‥‥‥‥そして拒否権も無い」

 

 

そう答えた『ナニカ』に明確な変化が現れた、恐らく顔だろう場所に二つの紅い眼‥‥‥‥『紅い瞳に複雑な黒い模様が浮かぶ魔眼』が浮かび上がった。

 

 

ルイオス「!?」

 

???「フム‥‥‥‥見たことがありましたか、もう良いや。『堕ちろ』」

 

ルイオス「ぁ‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

『ナニカ』はルイオスを幻術に掛けて自身の傀儡へと変える、ルイオスの精神は奥底へと文字通り『堕ちた』のだろう。

 

 

???「ルイオス、最初で最後の命令だ‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『アルゴールを喰え』」

 

ルイオス「‥‥‥‥‥‥はい」

 

 

ルイオス‥‥いや、『ルイオスだった者』はフラフラとした足取りで床に落ちたアルゴールのチョーカーへと手を伸ばし『喰らった』。

 

 

 

 

 

 

 

ガリッガリッ‥‥‥‥バキッ‥‥メキッ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ゴクン‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

ルイオスだった者「あ‥‥‥‥うあぁぁ‥‥‥‥‥‥‥‥ああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッッッ!!!!??」

 

 

ルイオスだった者は天へと吠える、僅かながら残る理性を後悔と苦痛の血涙へ替えて。

 

 

???「クフフフ‥‥‥‥ハハハハハハハハッッ!!‥‥さぁどう出る『御劔奏』!?いや、『創世候補者』よ!!」

 

 

『ナニカ』は空間に溶ける様に消えた直後、ルイオスだった者から漏れ出た紫色の瘴気が静かに本拠と兵士を蝕んでいった‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

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二回目ギフトゲーム当日

 

 

 

黒ウサギ「な‥‥‥‥何ですかコレは‥‥!?」

 

十六夜「ヤハハ、英雄の城よりも魔王城が合ってないかコレ?」

 

 

黒ウサギ達が見たものは三日前の面影すら無くなったペルセウス本拠だった、最早『魔王城』と呼べる程高く大きくなっている。

 

 

耀「皆、『契約書類』を見つけた。」

 

飛鳥「あ‥‥‥‥あれは『契約書類』と呼べるのかしら?」

 

 

耀と飛鳥が見つけた『契約書類』は巨大な『黒い門』に直接彫られていた

 

 

 

 

 

「ギフトゲーム名 『堕ちた英雄と太陽の神』

 

 

・プレイヤー一覧

《二代目天照大御神》御劔奏

         

 

・クリア条件

『________________』の打倒。

 

 

・敗北条件

プレイヤーが最奥に着くまでに兵士と接触した場合(※飛び道具類に接触した場合にも失格とする、体に接触しない限りは失格とならない。)

 

プレイヤーが死亡した場合

 

プレイヤーが『天照大御神』の力を使用した場合

 

プレイヤーが恩恵を使用した場合

 

プレイヤーが勝利条件を満たせなくなった場合

 

 

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名のもと、『ノーネーム』『出雲』『____________』はギフトゲームに参加します。

 

『_____________』印」 

 

 

 

ジン「ペルセウスの名が無い!?」

 

黒ウサギ「それに恩恵が使えないのですよ!?」

 

十六夜「何が『誇りと御旗とホストマスターの名のもと 』だ?ふざけんじゃねぇぞアイツ!!」

 

飛鳥「こんな一方的なルールは許せないわ‥‥黒ウサギ! 『審判権限』を使って‥‥‥‥ 」

 

奏「いや‥‥‥‥やらなくて大丈夫だよ。」

 

黒ウサギ「奏様!?」

 

ジン「な‥‥何を言ってるんですか!?」

 

奏「いや?最近恩恵に頼り過ぎたから丁度良い運動になるかな~って」

 

耀「運動扱い‥‥‥‥」

 

奏「それに‥‥‥‥十六夜達を鍛えたのは誰だっけ?」

 

十六夜&飛鳥&耀『あぁ‥‥‥‥負ける気がしない。』

 

奏「でしょ?」

 

 

そのやり取りを見た黒ウサギとジンは開いた口が塞がらない、魔王相手に『恩恵無し』で挑むなど今まで聞いたことなど一度も無かったからだ‥‥‥‥しかも己の象徴でもある『天照』の力を封じられて。

そんな二人には目もくれず屈伸やら十六夜と耀との軽いスパーリングで体をほぐしていた奏は只の『恩恵無しの刀』を腰に左右一本ずつ刺し込み、只の拳銃を二丁脚に仕込む。

輝く白髪をポニーテールに纏めると「あ、そうだ」と呟き奏は五人へ耳に着けるタイプの通信機を放り投げた。

 

 

黒ウサギ「コレは‥‥?」

 

奏「全員耳に着けてみて?」

 

 

その通信機を耳に着けると『あ~、あ~聞こえますか~?残念なウサギさ~ん?』と聴こえて‥‥‥‥

 

 

黒ウサギ「誰が残念なウサギですか!?ってその声は‥‥‥‥」

 

十六夜「確か『エル』だっけか?」

 

 

エル『そ~ですよ~♪私がマスターの戦闘映像をリアルタイムで中継させて頂きます♪マスター、アレを出して貰えますか?』

 

奏「アレね、わかってるよ♪」

 

 

奏が取り出したのは何やら米粒みたいな物が入った小瓶、開けるとブ~ン‥‥と羽音を響かせて米粒は飛散していった。

 

 

十六夜「あれは‥‥カメラか?」

 

エル『そのとおり!あれから映像を中継するんです♪とうっ!!』

 

 

エルの掛け声と共に五人の目の前に半透明の薄い画面が複数浮かび上がった、画面に出たのは遠目に写る魔王城と化したペルセウス本拠と上空のカメラから写った俺達だった。

 

 

奏「それじゃあそろそろ行っちゃいますか」

 

黒ウサギ「奏様、頑張って下さい!」

 

十六夜「負けたら承知しねぇからな」

 

奏「了解了解♪」

 

 

奏はギフトカードを黒ウサギに預けると意気揚々とペルセウス本拠に乗り込んで行った‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 




改めて読んで頂きありがとうございます♪

実はセブドラの内容が頭に入ってしまい‥‥『コレを書けばセブドラコースまっしぐらだろ』って感じの物を途中まで書いてしまい急いで直したのが短めの理由でもあるのです‥‥‥‥(;・∀・)

折角の機会なのでそれを後書きに書かせて頂きます‥‥



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ルイオスだった者は天へと吠える、僅かながら残る理性を後悔と苦痛の血涙へ替えて。

???「これは面白い‥‥‥‥!折角の機会です、私の実験材料になって貰いましょう‥‥‥‥!!」


『ナニカ』は懐から『帝竜検体』と書かれた小さいカプセルを取り出し床に放り投げ、空間に溶ける様に消えていった。

更に『最悪』は続く、ルイオスだった者は自身の苦痛を和らげる為に側に落ちた強い力を発するカプセルを喰らってしまった。

ルイオスだった者はその場に踞ると部屋一杯に体から膜を放出し巨大な『繭』を形成した。


ドクン‥‥‥‥!

ドクン‥‥‥‥!!

ドクンッ‥‥‥‥!!


心臓の様な音が聴こえてくると繭の廻りから紫色の瘴気が発生し瞬く間に『ペルセウス本拠』全体を包み込む。

最早本拠は『人』という概念が存在しない『魔界』へと姿を変え、本拠を覆う様に『紅き異界の花』が咲き乱れる。


『『『GYEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaEEEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAaaaaa!!!!』』』


それは『竜の咆哮』‥‥‥‥『異界の主』の目覚めを祝う『ドラゴン』、ペルセウス兵達の成れの果ての咆哮が本拠に木霊する‥‥‥‥声は何処か悲しげで、苦しむ様な声だった。

その目覚めは同時に『別世界に存在する帝竜の主達・七体の真竜《セブンスドラゴン》』に箱庭の存在を知られたという事、『サイアクノケツマツ』‥‥‥‥『一つの終末論』もまた近づいていた。



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余裕があれば別ルートで書いても良いかなぁって思っちゃった自分が居ます(;・ω・)

だってセブドラ大好きだもの!
三輪士郎さんに感謝!(*≧∀≦*)


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