ジョジョの奇妙な超次元   作:風狼龍Ⅱ

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第四話です。
それではどうぞ!


ラステイションへ行こう

仗助たちはプラネテューヌに戻ってきていた。

そして、教会では何があったのかをイストワールに報告していた。

 

「では、無事にゲイムキャラの力得られたのですね。しかし……」

「ハイ、マジェコンヌの連中もゲイムキャラの存在に気付いているって事ですよね」

「思えばよ~?あの下っ端、次はラステイションとか言うところに行くって言ってたよな~?」

「急いで追いかけましょう。でないと、また先を越されちゃいます!」

「ネプギアさんは……もう吹っ切れたみたいですね」

「あ……ハイ。まだちょっと怖いですけど、もう大丈夫です!」

「安心していいぜ~。俺たちもついているからよ~」

「うん、ありがとう」

 

ちょっと怖いという言葉に反応して、仗助がそういうとネプギアは笑顔でうなずく。

それにイストワールは安堵を覚える。

 

「安心しました。さて、そういう事でしたら、皆さんは急いでラステイションへ向かってください。そこでシェアの回復とゲイムキャラを……。ああ、そうです。もう一つ大切な事がありました」

「大切な事って?」

 

イストワールの言葉に康一は首を傾げながら聞き返す。

 

「ラステイション、そしてルウィーにはそれぞれ、ネプギアさんと同じ女神候補生がいます。彼女たちにも協力を仰いでみてはいかがでしょうか?」

「ノワールさんとブランさんの妹さんですね」

「私と同じ、女神候補生」

 

イストワールの言った事にコンパは笑顔で反応し、ネプギアは同じ女神候補生がいると聞いて考える。

 

「それぞれの国にも事情はありますし、すんなり頷いていただけるかはわかりませんが、まずは話しだけでも聞いてもらいましょう。彼女たちも、お姉さんである女神を救いたいという気持ちは同じハズですから」

「それじゃ、やることは決まったわね」

「そうだな~!」

「それじゃ、ラステイションという国へ行こうぜ~!」

 

億泰がそういうと皆は頷くのだった。

 

 

 

 

そして、しばらくしてからラステイションへと到着する。

 

「へぇ~、これがラステイションって言う国か~」

「なんだか、僕たちの世界の工場地帯に似てるね」

「わあ!凄い!本当に機械だらけの街なんですね!」

「ね、ネプギアの目が輝いている……」

 

ネプギアの目が輝いているのを見て、仗助は苦笑いを浮かべる。

思えば、ネプギアは機械好きだったな、と考えながらも、珍しそうに辺りを見渡す。

 

「仗助さんたちはともかく、ギアちゃんは来るのは初めてですか?」

「ハイ、話には聞いてたんですけど。お姉ちゃんが、たまにラステイションの機械を買ってきてくれたりして。あぁ、楽しそうだなぁ。色々見て回りたいな~」

「ね、ネプギア……目的を忘れてねぇか~!?」

「仗助の言う通りよ。今は我慢しなさい。やらなきゃいけない事が山積みなんだから」

「そ、そうですよね。私達が頑張らなきゃ、ラステイションもなくなっちゃうんだし……。よし、今日が我慢、我慢……」

(というよりも今日だけですまねぇよな~?)

 

 

ネプギアの言葉に仗助が内心そんな事を思っていたのは内緒である。

 

「あいちゃん、これから行く宛てはあるんですか?」

「まずはギルドかしら。情報収集もできるし、クエストでシェアの回復もしないといけないしね」

「そうだね。それが得策だね」

 

アイエフの案に康一は頷く。

皆は移動を開始し、ギルドへとやってくる。

だが、ギルドの中にはあまり人がいなかった。

 

「あんまり人がいないですね」

「ホントだな~。依頼も少ないしよ~?」

「それだけこの国も、マジェコンヌに支配されてるって事でしょうね。んー、まともな情報が集まるといいんだけど」

「その間に仕事でも探しておくか~?俺たちはよ~」

「う~ん、僕は情報を集めるのを手伝うよ」

「あ、私も一緒に仕事を探すよ。こっちの字、読めないでしょ?」

「助かるぜ~、ネプギア」

「なら、俺も康一と一緒に情報収集でもしとくぜ~!」

「オメェがか~?」

 

億泰の言葉に仗助は大丈夫だろうかと考えながらも、二手に分かれる。

 

「さっさと仕事貰って、シェアの回復をさせねぇとな~」

「うん、そうだね」

 

仗助の言葉にネプギアは頷き、カウンターのところまで来る。

 

「「すいません。クエストを貰いに来たんですけど」」

「ん?」

 

ネプギアの声と被る様にもう一人、言ってくる人物が一人。

言ったのは仗助ではない。

 

「え?」

「ん?」

(女の子か~?ネプギアとあまり変わらなさそうだな~)

 

そこにいたのは黒髪の少女であった。

ネプギアとそう対して変わらなさそうである。

 

「アンタたちもクエストを受けに来たの?」

「え?う、うん。そうだけど」

「ふ~ん、大丈夫なの?まだ子供なのに。もう一人は……不良だからケンカは強いんだろうけど、大丈夫なの?」

(やっぱりよ~?俺って、第一印象は不良なんだな~)

 

まぁ、恰好が恰好だから仕方のない事だろう。

それを聞くと、張り合う様にネプギアが少女に近寄る。

 

「ええ?そ、それを言ったら、貴方だって子供じゃない!」

(アレ?それじゃ~、俺も子供って事か~?いや、高校生はまだ子供だろうけどよ~)

「アタシはいいの。超強いし。それに、もっともっと強くなって、一日も早く追いつかなきゃいけないしね」

「追いつかなきゃ?」

「あー、こっちの話」

「にしても、超強いってよ~?スゲェ自信だな~」

「実際そうだからね」

「そういうのは、後で負けるタイプだぜ~?」

「何よ……」

 

仗助を少し睨みつけながらも、すぐに視線をネプギアへと戻す。

 

「で、アンタたちは何でクエストなんて?そこの不良は小遣い稼ぎ?」

「街の人達を助けて、少しでも女神のシェアを回復させるためだよ。って、仗助君も同じ目的だよ。仲間だから」

「うわ、優等生発言。アンタ真面目なのねぇ。そこの不良……仗助だっけ?優等生発言なんて」

「俺はよ~?ただネプギアの事を手伝っているだけだぜ~?」

「仗助君、真面目で何か悪いのかな?」

「いや、何も悪くないぜ~?ただ、真面目だなって言ってるだけだと思うがよ~」

「アハハ、ゴメンゴメン。同じくらいの子と話すの久しぶりだから、つい口が軽くなっちゃって」

「そうなんだ。私は仗助君と出会ってから、普通に話してたから」

「そうだな~。思えばよ~?自己紹介がまだじゃあねぇか~?」

 

仗助の言葉に少女とネプギアは反応する。

思えば、お互いまだ自己紹介をしていない。

 

「そうね。私はユニって言うの。アンタたちは?」

「ネプギアだよ。よろしくユニちゃん」

「俺は東方仗助だ。よろしくな~?」

「ネプギアと仗助ね……。ねぇ、二人とも。せっかくだしさ、これから一緒にクエスト行かない?」

「一緒に?」

「そう。いつもアタシ一人でやってるからさ。たまには誰かと一緒もいいかなーって」

「そういう事ならいいぜ~。楽しそうだしな~!」

「うん、そうだね!一緒に行こう!」

「そんじゃ~このクエストを頼むぜ~」

 

仗助はクエストを適当に頼み、その紙を貰うと歩き出す。

そして、康一たちと合流し、今はクエストへと来ていた。

 

「へぇ、それでギルドでお友達になったんですね?」

「そういう出会いもあるんだね」

「オイ、仗助。あの子もなかなか可愛いぜ~」

「オメェはいい加減にしろよな~?」

 

億泰が耳元でコソコソと言ってきたのに、仗助はため息を吐く。

相変わらずというべきか、どういうべきか。

 

「なーんだ、そっちは二人でクエストをしてるわけじゃなかったのね。まぁ、しょうがないか。アンタ超弱そうだし。仗助はまぁまぁかしら?」

「そ、そんな事……!まぁ、確かに強くはないけど……仗助君はすごく強いよ!不思議な力も持ってるんだから!」

「へぇ?そうなの?」

「まぁな~。ここにいる康一と億泰も同じ力を持ってるぜ~」

「ふ~ん……そこの背が低い男は大丈夫かな~って思ってたけど、そういう力を持ってるのね。どういった力なの?三人が持ってるのって」

「口で言っても、理解してもらえないと思うな~」

「まぁ、ユニからすればよ~?俺たちの力は見えない力だからよ~」

「そんな力があるの?」

 

仗助はそういうと、ユニは考える。

 

「ハイハイ。そろそろクエストに行きましょう」

「まぁ、七人がかりならこんなクエスト楽勝よね。ぱぱっと終わらせましょう!」

 

そういうと皆は歩き出す。

目的のモンスターを見つけ、それを倒す。

特にスタンドを使わなくてもいけた。

理由は七人でかかれば、それほど苦労する事でもなかったからだ。

 

「よっし、終了!やっぱり楽勝だったわね」

「うん、あっという間だったよ。ユニちゃん、ホントに強いね」

「凄かったぜ~」

「まさか、銃を使うなんてね」

「思えば、仗助たちは力を使ったの?」

「七人でかかればそうでもないからよ~?力は使ってないぜ~」

「そうなの?でも、まぁ……確かに使うほどでもなかったわね。それにしてもネプギアもやるじゃない。まぁ、私には遠く及ばないけどね」

「えー、そんな事ないよー」

「また意地張り合うのかよ~?」

「アハハ、仲良くなった証拠でいいと思うよ」

「確かにそうだな~」

 

仗助たちはネプギアとユニを見ながらそう思っていた。

その時だった。

 

「きゃああああああ!」

『!?』

 

後ろからアイエフとコンパの叫び声が聞こえ、振り返ると倒れている二人が目に入った。

 

「アイエフ!コンパ!」

「お前は下っ端だな~?」

「下っ端って言うな!それよりも、雑魚は先に始末したぜ。後はガキんちょと不思議ガキども!お前等だけだ!」

「誰よ、アイツは」

「下っ端!犯罪組織マジェコンヌの下っ端だよ!」

「オイ、下っ端~?まだ懲りてねぇのかよ~?」

「って言うより、クレイジーダイヤモンドの拳のラッシュをくらったのに、もう来てたんだ……」

「あぁ!だから下っ端って呼ぶんじゃねぇ!」

「下っ端だから事実だろ~?」

「テメェ等~!」

 

億泰の言葉が更に煽ったのか、下っ端は怒りを覚える。

まぁ、下っ端だから仕方ない事だと思う。

 

「マジェコンヌの……。いいわ、ネプギア、仗助たちも下がってて。あんな奴、アタシがやっつけてあげる」

「ううん、私も戦う。また私の大切な人を傷つけて……絶対許さない」

「下っ端よ~、また痛い目に遭うぜ~?」

「また仗助に殴り飛ばされたいのか~?」

「よくも二人を。許さないぞ!」

「へっ!粋がってんじゃねぇよ!この間は油断したが、たかがガキんちょ五人、それも一人は何かしら力を持ってるだけ。ケチョンケチョンに……ん?」

「「はあああああああああ!」」

「「「!?」」」

 

ネプギアとユニがいきなり光り出し、その光が消えると女神化したネプギアと……ユニが姿を現したのだ。

それに仗助たち三人も驚愕する。

ネプギアが変身した事ではなく、ユニが変身した事にだ。

 

「な、なんだそりゃ!?聞いてねぇぞ!?」

 

というよりも、どこで聞くというのだろうか。

これにはネプギアとユニも驚いている。

お互いが女神だったとは知らなかったのだ。

 

「く、クソォ!女神候補生が二人なんて聞いてねぇぞ!とりあえず、お前等だけでも!」

「! 『エコーズ』!」

 

康一はこちらに向かってくる下っ端に反応してエコーズact2を呼び出す。

そして、尻尾を文字に変えるとそれを下っ端の足元に飛ばす。

それは『ビュオオオオ!』という擬音である。

エコーズを見たユニは目を見開いて驚いている。

 

「アレは一体……」

「やっぱり、ユニにも見えているみたいだな~!億泰!アイエフとコンパを!」

「わかってるぜ~!『ザ・ハンド』!空間を削り取る!」

「!? 億泰からも!?」

 

億泰はザ・ハンドで右手を二回振るうと、アイエフとコンパが仗助たちの元へと来る。

それと同時に下っ端は康一が飛ばした尻尾文字を踏む。

その瞬間、強風に襲われた様な感覚がし、吹き飛ばされる。

 

「な、何が起こったんだァァァ!?」

「ネプギアちゃん!ユニちゃん!今だ!」

「うん!」

「え?えぇ、わかったわ!」

 

ネプギアとユニは行動に出る。

下っ端が起き上がると同時にユニが銃弾を撃ちこむ。

それにより、下っ端は怯み、そこにネプギアがM,P,B,Lを振り下ろし、下っ端を斬る。

それにより、下っ端は後ろに下がり、仗助たちを見る。

 

「畜生!汚ねぇぞ!女神候補生が二人がかりなんて……しかも、あのリーゼント以外にも変な力を持ってる奴らがいたなんて!お、覚えてやがれェーッ!」

「待て!って、逃げ足はホントに速いね……」

「仗助~、アイツ最初たかがガキんちょって言ってたよな~?」

「気にしちゃ負けだぜ~。それよりも。クレイジーダイヤモンド!」

「!? じょ、仗助まで!?」

 

仗助はクレイジーダイヤモンドで二人に触れると、二人の傷は治り、起き上がる。

 

「それよりも、ネプギア……アンタ……」

「ユニちゃん……ユニちゃんがラステイションの女神候補生だったんだね!よかった、私ユニちゃんの事探してたの」

「……ッ!」

「ユニが女神候補生だったとはな~。スタンドが見える理由も納得が行くぜ~。ネプギア」

「うん。ユニちゃん、私と一緒に戦ってくれるよね?お姉ちゃんたちを助けて、ゲイムギョウ界を救うために」

 

ネプギアが手を伸ばそうとした瞬間、ユニはネプギアを睨む。

 

「触らないで!」

「え?」

「お、オイオイ……。ユニよ~?急にどうしたんだよ~?」

「何で……なんでアンタがここにいんの!?お姉ちゃんじゃなくて、なんでアンタが!?」

「あ……そ、それは……」

「三年前、アタシは連れて行ってもらえなかった。アタシだったら、助けられたかもしれないのに!アンタじゃなくてアタシだったら!」

「オイ!ユニ!黙って聞いてりゃ、オメェよ~!」

「お、落ち着いて!億泰君!」

 

億泰がイラッと来たのか、ユニに詰め寄ろうとするが、それを康一が止める。

ネプギアはどうしていいのかわからず、顔を伏せてしまう。

 

「ご、ごめんなさい。確かに私は何もできなかったけど……。でも、今からでもお姉ちゃんたちを……」

「うるさい!話しかけないで……もう二度と話しかけないで!」

「待って!ユニちゃん!」

 

ユニは走り去っていき、それをネプギアは止めるが、聞かずにそのまま行ってしまう。

それに仗助たちはどうしたものかと考える。

 

「仗助、ありがと。痛みはなくなったわ。それにしても、あの下っ端……不意打ちをしてくるなんて」

「ありがとうです、仗助さん。って、アレ?ユニちゃんは?」

「ユニちゃん……」

 

ネプギアは手をギュッと握りしめて拳を作り、それに仗助は反応する。

 

「いくらなんでもよ~!あそこまで言う必要はねぇじゃあねぇかよ~!ネプギアだって、自分の姉や他の女神も助けようとしてるのによ~!」

「億泰君!きっと……勢いで言っちゃったんだよ!ホントはあそこまで言うつもりなんてなかったハズだよ!」

「ネプギア……大丈夫かァ~?」

「うん、大丈夫だよ……。大丈夫だから……」

「そうか……」

 

仗助はそれに頷くと、ユニが走って行った方を見る。

今度会ったら、少しでも話をしようと考えて。

そして、仗助たちはラステイションへと戻っていくのだった。




どうも、風狼龍です。
どうしようかな~、次回は。
とりあえず、それではまた次回!
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