とある空の物語   作:teiruzu831

13 / 17
ペースが落ちてすみません!今回は戦闘回&伏線張り回です。キリヤが呟いた姉さんと言う言葉通り実はアスカンド家のトップはキリヤではありません。登場をお楽しみに!


戦慄の空

咎人「誰だよお前達?」

キリヤ達が飛び出してから咎人が口にした一言はとても冷たいものだった。

キリヤ「ギルド、ディセンダーのキリヤ・アスカンドだ。お前・・・パノプティコンの者だろ?」

咎人「そうだけど。何?」

キリヤ「俺達ディセンダーはクエストを受けたんだ。パノプティコンの調査をな。色々聞きたい事があるぞ。この村の事やお前が今何で村人を襲っているのかとかな。」

アルベール「星晶獣のクエストを根こそぎパノプティコンが持っていく事も聞きたい。何故だ?」

咎人「アクセサリ。こういう場合俺は戦闘してもいいのか?」

アクセサリ「ボランティアに支障をきたす存在と認定。排除行動を許可します。」

咎人「そうか・・・なら」

「けほっ、けほっ!」

咎人は青年に巻いていた茨を引き戻し腕に巻き付けると短剣を取り出した。

咎人「一連の出来事を知られたままじゃまずいからな・・・悪いけど俺のムラサメの餌食になってもらう!」

咎人はムラサメと呼ばれたその短剣を手に勢いよく駆け出すとキリヤの側面に素早く回り一閃しようとした。・・・が

キリヤ「答える気は無いんだな・・・」

ムラサメはキリヤの持つ剣によって軽々と受け止められた。

咎人「反応が早い!?なら、これでどうだ!」

受け止められた剣を払うと咎人は腕に巻かれている茨を近くの民家の屋根にかけダイブを行い一瞬で茨の巻かれている民家に飛び乗ってしまった。

キリヤ「へぇ・・・。あれが茨か・・・姉さんの情報通りだな。厄介かも」

マナ「大丈夫だよ兄さん。さっきの一撃も私が剣越しに目で追えたから。兄さんには触れさせないよ・・・!」

キリヤ「さすがだなマナ。アルベール、もう一人の方を頼む!」

アルベール「わかった。倒し次第援護するから少し持ちこたえろ!」

アクセサリ「敵勢力を排除します。」

アルベールとアクセサリが交戦に入るとほぼ同時に民家の上にいた咎人が携帯型の銃にもちかえ銃弾をキリヤに向かってばらまいた。

咎人「これだけ撃てば!」

キリヤ「うへぇ、これは弾多すぎだな。全て避けるのは無理だ。・・・マナ頼むな」

キリヤはそう言うと回避をやめ剣を構え直した。

咎人「よし、もらった!」

咎人は銃弾を放ち勝利を確信した・・・が

マナ「ッ!」

キンッ!という音と共に咎人が放った銃弾はキリヤの持つ剣に切り落とされた。

咎人「銃弾を切った・・・?!・・・いや、まぐれだ!」

再び無数の銃弾がキリヤを襲うが・・・

キリヤ「・・・」

キリヤは無言で銃弾を全て切り落とす。

咎人「人の動きじゃない・・・」

咎人の驚きとは裏腹にキリヤにはまだ余裕の様子がうかがえた。

キリヤ「連射性能良すぎだな・・・あの銃」

マナ「兄さん・・・疲れるよ!少しは自分でも回避してよ!」

キリヤ「ああ、悪い、悪い。でもほら相手には結構効いてるみたいだ。」

マナ「圧倒するために避けなかったって事でしょ。じゃあ私今後はサポート無しでいいよね?もう充分でしょ!」

キリヤ「えっ、ちょ!?まて、マナ!?」

マナ「プイッ」

キリヤとマナは敵を前に兄弟喧嘩を始めたがそれは同時にそれだけの余裕があることを意味していた。しかも咎人側から見ればそれはキリヤが自身の剣に向かって話しているだけのように映る

咎人「接近戦では向こう側が反応が上、射撃戦では弾丸をはじく人外並みの動き・・・これは、ヤバイかも。・・・一か八か!」

自分の戦闘スタイルがほとんど通用しないと知った咎人は最後の賭けに出た。それは・・・

咎人「茨展開!ドラックダウン、行けぇぇぇ!!」

自分の腕に巻き付けてある茨の出力を上げ茨で対象を捕獲後転倒させ動きを完全に封印する茨を持つ咎人の大技である。

キリヤ「大体最初マナが「兄さんには触れさせない!」とか行ったから俺はそれを信じてだな・・・」

マナ「って!ちょっと兄さん、攻撃来てる、攻撃来てるよ!早く私を構え直して!」

キリヤ「うん?ああ、大丈夫、大丈夫。だってほら・・・」

ズシャっと言う花を握りつぶした音と共にキリヤに向かって飛んできていた茨はグシャグシャになり地に落ちた。

咎人「何だ!?空から茨を切り落としたのか・・・?」

???「何をしているのですか・・・?」

咎人「空から降って来って・・・お前、何者だ!?」

???「私の事はどうでも良いでしょう?それより・・・キリヤ様に何をしているのかと聞いているんです・・・!」

キリヤ「彼は咎人・・・パノプティコンの者だ・・・ヴィーラ」

ヴィーラ「そうですか♪では、始末しても良いのですねキリヤ様?」

咎人「・・・っぁぁ・・・!」

咎人はこの時言葉にならない恐怖と言うモノを初めて体感したのだった・・・




いやぁ、戦闘シーン書くの難しい!皆さんに伝わっている気がしません・・・一応補足するとブレイドスタンスしたマナはキリヤとは別に剣を通して外の様子がうかがえるためマナが銃弾を認識さえできれば自身の剣をマナの意思で動かし弾いたり切ったりできます。ブレイドスタンスは普通の剣より反応速度が早いという設定にしてますw
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。