リリカルでなのはな凡人転生記   作:セキシキ

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ガルパンはいいぞ(言い訳)

うっかり4DXを見てしまったばっかりにどハマりし、pixivで読み専になってしばらく。半年経っとるやないかい!エリカさんまじハンバーグ。

というわけでだいぶ遅れましたが、やっとギアーズ編です。ん?設定?なんだねそれは(すっとぼけ)

まあ、例のごとくぜんぜん本題に入れてないので、導入編だと思って頂ければと。

そして、ついに!待望のあのキャラが!?




第12話 始まりはいつも突然に

新年度入ってから早5ヶ月。地球の暦で言うところの9月になったくらいか。ここしばらくは特に目立った事もなく、通常の業務を粛々とこなしていた。

 

そんなある日の昼下がり。先輩方と食堂で飯食ってた俺は、放送で呼び出されて隊長室へと出頭することになった。

 

先輩達からの煽りを適当に受け流し、前にもこんなことあったなとデジャビュを感じながら隊長室へと向かった。

 

 

 

「それで、今回はどのようなご用件でしょう。俺、何かしましたっけ?」

「そこですぐにそんな確認するあたり、お前も完全に問題児だな。白峯陸曹。」

 

入室の挨拶をした後適当に軽口を交わす。上司に対する態度ではないかもしれないが、ここではいつものことだ。礼儀はちゃんと守ってるし、俺も不本意ながら問題児扱いされてるからお相子だろう。まあ、コミュニケーションの一種だと思って貰えれば。

 

「ていうか、本当にどんなご用ですか?結構真面目に心当たりないんですけど。」

 

改めて部隊長に聞き直す。なんだかんだで幾度もお呼び出しを食らっている俺ではあるが、今回ばかりは本当に思い当たる節がない。あっ、もしかして!

 

 

「隊長が隠してた有名店のチーズケーキ食べたことですか!?」

「それとはまた別の話だ。あと、それについては後でじっくり聞かせて貰うからな。」

「あうちっ!」

 

しまった、完全に藪蛇だった!あれ?そうなると、本当になんで呼ばれたんだ?

 

「何故呼ばれたかわからない、と言う顔をしているな。陸曹」

「表情から心情を計るの、やめて貰っていいですか?」

「よろしい、ならばお答えしよう!傾聴(アハトゥング)!」

「聞いてよ。」

 

言うか早いか、部隊長は所謂ゲンドウスタイルをとり、少し顔を俯かせた。顔に影が差しているせいで、なんだか凄く深刻そうに見える。

 

……あれ、もしかしてこれ、大分重要な話だったのか?特殊な任務とかなのかもしれない。しかも、他の隊員にも秘密にしなければならないほど機密性の高いもの。

 

どうしよう。軽い気持ちで来たのに、こんな大事だとは思わーーー

 

 

 

「それはな…………。君の有給が余りまくっているからなのだよ………!」

 

 

 

ーーーなかっt……え?

 

「……すみません、今なんて?」

「君の有給が余りまくってしょうがない、と言ったのだよ。」

 

言ったことが理解できず思わず聞き返した俺に、部隊長は再び同じ言葉を返したてきた。

 

ゆうきゅう……ユウキュウ………有給?あれか、給料貰いながら休めるっつー。それが余りまくってるから呼ばれたの?俺。

…………。

 

「そんなことで呼び出したんですか!?深刻そうな顔してたから重要な案件だと思ったのに!」

「そんなこと……だと……?」

 

あ、あれ?なんか部隊長が震えだしたぞ?な、なにをおこってるんでせう?

 

「君にとってはそんなことだろうと、こちらからすればそんなことではない!君の有給が残っていることがどこかからか流出し人権団体から『こんな子供に休みも上げないで働かせているのか』なんて文句を言われ!その話が広がって近隣住民からクレームの嵐!果ては隊舎を移設しろと言うデモ活動が起こるっ!!……ハァ……ハァ……。」

 

ぶ、部隊長がいつにもまして大きな声出してる……!どれだけの苦労を背負って来たと言うんだ………。

 

「……フゥ。すまない、取り乱してしまったな。とにかく、君には火急的速やかに残った有給を消化してくれたまえ。」

「はあ……。」

 

有給か……。前世じゃまだ学生だったから縁遠いんだよなぁ。確か管理局員(魔導師組)の初年度の有給が8日だから……

 

「16日……だと……?」

「今年度分も合わせると、24日間だな。」

 

「あれ?前にも休み取りましたよね?5日間くらい。」

「あれはまた別だ。人権団体からちょっかい出されないように未成年の局員全員に取らせた休みだから、有給ではないのだよ。」

「へぇー。」

 

なるほどなー。でもまじかよ。一月の大半じゃないか、さすがにそんなに休めないぞ?

 

「……これ、一気に消化しなきゃ駄目ですかね?」

「いや、少しずつで構わんよ。ただし年度末までには昨年度ぶんまでの有給は使い切ってくれたまえ。人権団体から苦情がくる。」

 

部隊長の言葉に思わず苦笑が浮かんでしまう。人権団体どんだけやばいんだよ。細かいとこまで突っかかりすぎじゃね?うちの部隊長に苦労かけすぎだろ、何があったのまじで。

あと、管理局の情報が民間の団体に漏れるってホントどうなってんの?忍者か?ニンジャ=サンがいるとでもいうのか!?

 

 

「まあ、とりあえず了解しました。でもいいんですか?俺大分抜けることになるんですけど。」

「問題ない。一人や二人抜けた程度で隊の活動に支障を来すような柔な奴はいない。それにお前が鍛えてきた新人もある程度だが使える段階まできている、抜けた穴を補って余りあるさ。」

「わかりました。では、遠慮なく休ませていただきます。」

「ああ、お土産を楽しみにしているぞ。」

 

 

 

と言うわけで、早速で申し訳ないが有給を使う事にした。期間は5日間、元々入っていた休みと組み合わせることで6日間の連休になる。こんなに休むのは久しぶりだぁ。

 

勿論、こんな長い休みを家に引きこもって過ごすつもりはない。五泊六日フルに使って旅行するつもりだ。

 

休みに向けて職務に励みつつ残っていた自分の仕事を片付け、幾つかの仕事の引き継ぎを行っていく。なんか身辺整理してるみたいっすね、何て馬鹿言ってきた後輩はシメておいた。

 

そうして休みを楽しみに過ごすこと二週間ほど。ついに明日から旅行だぜヒャッホイ!ということで、現在俺は自今室で持って行く荷物の最終チェックをしている。

 

「えっと、着替えは三日分持ってって使ったのをあっちで洗濯するとして……。歯ブラシとかは備え付け使って、一応タオルとかも持ってくっと。あとは……」

『どうせ向こうでマンガとか買うんですから、まとめて入れる用の袋とか持って行ったほうが良いのでは?』

「あー。確かにそうだな。流石だぜ相棒!俺の事よく分かってんな!」

『……何故でしょう。誉められたのにあまり嬉しくないです。』

 

アスタルテの発言を無視して部屋の中を漁り、適当な袋を幾つか見繕う。お土産(自分用)とか称して漫画やらラノベやらを大量に購入するのは目に見えているので、大きめの袋を用意するべきだろう。そのために多めに換金したしな。……あっ、カメラも持ってとっこー。

 

そんな感じで、アスタルテと二人(?)でお喋りしながら準備を進めていく。とは言っても男の一人旅、そんなごちゃごちゃと荷物を詰め込む必要がないので、すぐにただのお喋りへと変わっていく……と、思ったのだが。

 

 

「むぅー……。」

 

俺の後ろでむくれているmy sweet sisterがそれを許してはくれなさそうだ。

 

「おにーちゃん、あたしもいっしょに行きたい。」

「……いや、だからお前学校あんじゃん。」

「休むもん!」

「もんじゃねえって……。それに、俺らみたいな子供二人だけじゃ流石にダメだろ。」

「うー……。お兄ちゃんのケチンボー!」

「ケチでけっこー。どっちみち行けないよ。」

「ぶぅー!」

 

 

どうやら自分も旅行に行きたいらしい弥生はなかなか諦めてくれない。その顔からはどこまでも食い下がってやる、という決意がビシビシと伝わってくるようだ。

 

ハァ、この妹、もう11歳になるというのに何時まで経っても兄離れが出来ないようだ。管理局員になって距離が離れたと思ったのだが、逆効果だったようだ。

 

「ほら、わかったらさっさと自分の部屋に戻る。何時まで人のベッド占領してんのさ。」

「うぅ~……。やだやだやだ!あたしもお兄ちゃんと一緒に旅行いくのー!」

 

言うやいなや、ベットの上でじたばたと暴れだしやがった。あーあー、せっかくシーツとかきれいに引いたのにもうぐちゃぐちゃになっちゃったよ。

……はぁ、しょうがねえか。こうなったら、必殺技を使うしかないようだ。

 

「あーもーわかったよ!旅行連れてくのは無理だけど、今度休日にどっか連れてってやるから!」

「……本当?」

「本当だ。」

「あたしの行きたいところに連れてってくれる?」

「ああ。二人で行けるところだけど。」

「……わかった。我慢する。」

 

ほぅ、どうやら少しは機嫌を直してくれたようだ。流石、古来から使われてきた必殺『休日一緒に出掛けるから許して』拳は強いなぁ。

 

しかし、妹が兄と一緒に旅行行きたいとか休日出掛ける約束したから機嫌直すってどうなんだ?普通それ、彼女とかの仕事じゃね?

 

「でも……」

「ん?何だ?」

 

俺のベットでうつぶせになりながら弥生が口を開く。なんかまだ不満げだな。というか……拗ねてるって感じか?

俺が首を傾げながら眺めていると、独り言のようにポツリと小さく呟いた。

 

 

「最近お兄ちゃんと遊べてなかったから、一緒にいたかったなぁ……。」

 

 

……、…………。

あーーーーもぉぉぉ!俺の妹はホントに可愛いなぁこんちくしょぉぉぉ!

コイツめぇ、ナデナデしてやる!

 

「わっ、わわ!?」

「ははっ、可愛い奴めっ。」

「ちょ、ちょっとお兄ちゃんってばぁ!髪が乱れちゃうよぉ!もう!」

 

弥生の頭をワシャワシャと少し乱雑に撫でる。弥生からは抗議の声が挙がっているが、特に抵抗もしないし、その声音はとても楽しそうだ。

 

「……二人で、っていうのは無理だけど、またみんなで旅行に行こう。」

「え!?ホントに!?」

「おう、もちろんさ。なんせ兄ちゃん、休みが11日……いや、全部合わせると19日もあるんだぞぉ。」

 

改めて考えると休み多すぎィ!そんなに旅行とかしないし、絶対に使い切れるわけないってー(フラグ)

 

 

……まあ、いいや。まだまだ時間はあるし、ゆっくり考えるとしよう。今は弥生を撫でることのほうが優先だ。

 

見てくれ、この可愛い生き物を。さらさらした髪をゆっくりと撫でるとな?「ぅにゅー……」って嬉しそうに目を閉じるんだぜ?……っておお、掌に頭を擦り付けてきた。ベットの上で気持ち良さそうにしながらモソモゾと動くその様は、正にネコみたいだ。

 

結論、俺の妹は天使かわいい!

 

とりあえず、まだまだ時間はあるし、今日はこのまま弥生と戯れていることにしよう。ああ~ほっぺもモチモチしてて気持ちえーなー!

 

 

「そーいえば、お兄ちゃ~ん。」

「なんだい、my sister」

「お兄ちゃんて、どこに旅行行くのー?」

「………えっ。」

「え?」

 

何、この子。どこ行くかも知らないのに付いていきたいとか言ってたの?どんだけ俺と一緒に旅行行きたかったんだよ、天使か。

 

思わず、コトンと小さく傾げられた頭をモフモフ撫でる。気持ち良さそうに目を細めて俺の腹に身を預けてくる。

 

「……まあいいや。旅行先だっけ?」

「うん。ミッドチルダじゃないの?」

「うんにゃ、管理外世界だよ。」

「え!?そうなの!?お兄ちゃん大丈夫……?」

「無問題無問題。別にドンパチするわけじゃあないし、治安もいいし。」

「へえ~。どこどこ?」

 

 

「フハハハ、聞いて驚け!何と地球は日本のーーーー」

 

 

 

 

 

 

「海鳴に………キタァァァァ!!」

『止めて下さいマスター……。こんな往来のど真ん中で……。』

 

そんなわけで、俺達は今、日本の海鳴に来た。ああ、懐かしき我が故郷!ミッドチルダと比べると科学水準は落ちるけど、やっぱこれが一番だわ!何よりも!何よりも日本語表記の看板やチラシがいい!あっちだと英語っぽい言語だったから、日本語に満ちていることが素晴らしいと思える!ニッポンサイコー!

 

「大丈夫だって!俺まだ13だから、微笑ましい子供にしか見えねえって」

『そういうことじゃないんですよ。ああ、恥ずかしいですぅ……。』

 

周りの人達から視線を感じるし、アスタルテからは苦言を呈されるけど、そんなこと関係ないねっ!有頂天まで達した俺のテンションは留まるところを知らないのさ!帰ってきた……大地だぁぁ!(MG3感)

 

 

さて(唐突)

 

「一通り騒いですっきりしたし、観光するか。」

『本当に唐突ですね……。切り替え早すぎじゃないですか?』

「気にすんなよ。いつも通りじゃないか。」

『自分で言わないで下さい。』

 

とりあえず、近くの公園にあった大きめの地図を眺める。一応ガイドブックにも地図は乗っていたが、現地に設置されている奴の方が詳細だからな。

 

いざ観光地に着きました!迷いました!なんてシャレにならん。

 

「ほむぅ……。なるほどなるほど。こういう感じかぁ。」

(あの、マスター。どこに行こうとしているのですか?私何も聞いてないんですけど)

「ええっと……翠屋っていう喫茶店なんだけど……、どこにあるんだここ。」

 

周囲の人を気にして念話に切り替えたアスタルテに返答しながらも手元のガイドブックと地図を見比べて地形を把握しつつ、目的地を探し続ける。

 

 

喫茶店翠屋。主人公様の実家にして、数多のオリ主たちが訪れた聖地……らしい。

ぶっちゃけ俺は原作を見たこともなければ

二次創作も読んだことがなかったのでよく知らんけど、友人がよく話してたので何となく覚えていたのだ。

 

確か……出てくるコーヒーと洋菓子が凄く美味しくて、店主夫妻がすげぇやべぇ……だったかな。

 

何がすげぇやべぇのかはわからんが、こんな俺でも転生者の端くれ。先達が訪れたという聖地ならば、俺も訪れなければなるまいて。

 

……とはいえ。

 

「まじでどこにあるんだ。ていうか、俺こんなに地図読めなかったっけ。」

(普段使っているのは立体の投影図ばかりでしたから、仕方がないのでは?)

「ああ~……。そういやそうだなぁ。」

 

任務の時に使うの地図はいつも空中に投影した立体の奴だし、前に旅行行ったときもデバイスにデータをインストールしておいて空中スクリーンに映してたな。

管理世界だとそういう技術に対応してるから、平面の地図はめったに見ないんだよねぇ。

 

「文明の利器に頼りすぎたか。鍛え直さねば。」

(どう鍛え直すんですか。任務中に自分だけ地図見ない、なんて出来ませんよ?)

「そうなんだよなぁ……。せいぜい休日に出かけたときに平面の地図使うようにする程度か?」

 

自分を鍛え直すのってなかなか難しいな。というか、まさか地図読み取る能力が落ちているとか誰も想像できねえって。

 

 

しかし、便利になればいいと想って作られたものを使い続けるといままで出来ていたことができなくなっていき、逆に過酷な環境に身をやつしている時は人間としてより強く逞しくなっていく。

人間の文明とは、人類の進歩とは何なのか、考えさせられてしまうな……。

 

本当に人間は、ここまで発展してしまって良かったのだろうか?

 

 

『マスター、変なこと考えてますね。』

「え、なんでわかったの。」

『マスターの考えることなんてまるっとするっとお見通しですよ。どうせまたカッコつけて小難しそうなこと考えてたんでしょう?』

「ふっ、俺の考えはお見通しときたか。成長したな、相棒……。」

(どうでもいいんで早く探して下さい。日が暮れちゃいますよ)

「うう、マスターなのに扱いがひどい……。」

 

余程わかりやすかったのだろう、わざわざ音声をだして注意されてしまったので、あほな思考を止めて目的地(聖地)を探す。

 

でもわからない。後一歩な感じはあんだけど。そもそも、地図読めなくなっているという事実がショックすぎて現実逃避してたというのに。

 

「翠屋は、どこだぁぁ!」

(そんな、飛んでく飛行船みて電話探す刑事みたいな……。)

 

 

「あ、あのっ!」

 

 

「……はい?」

(はい?)

 

突然後ろから幼い少女特有の高い声が、まるで鈴の音のように響いた。

何となく俺が声をかけられたのはわかったので振り向くと、そこには十歳前後だと思われる紫髪の少女がいた。

 

その愛らしくも端正な顔立ちからは意を決して、という決意がありありと見え、年相応の幼さのなかにもこの少女の将来を伺わせるような淑やかさと美しさを滲み出ている。

 

おそらく、あと何年かすれば街中で見かけた人全てが異口同音で美人だというだろう彼女は、いわばほころびかけた花の蕾と言ったところだろうか。

 

「あ、あの、翠屋をお探しなら、ご案内しましょうか!?」

 

と、少女は少し緊急した様子で更に続けた。

 

どうやら道案内を買って出てくれているようだ。何故声をかけてくれたかは定かではないが、こんないたいけな少女のせっかくの好意を無碍にするわけにはいかない。俺にとって渡りに船だしな。

 

 

「だがことわ…………いや、こちらからもぜひお願いするよ。」

 

 

……危なかった、もう少しで持病のボケたい症候群が発動するところだった。しかもタイミング的に一番やっちゃいけない奴が。オオット、タイミングガアワナイ!(持病)

こんなことしてこの子を傷つけるのは流石に忍びないからな。

 

(……さいてー)

 

相棒の蔑むような声が脳内に響き渡り俺の精神にダイレクトアタックを仕掛けてくる。

 

思いのほかガチなその声音で俺の心を容赦なく抉っていくが、僅かに生き残った精神力でおくびにも出さないようにする。

 

ま、まだ大丈夫だしー?LPぜんぜん残ってないけど、あの作品だと100以下ってむしろ鉄壁ですしー?(震え声)

 

「わかりました!それじゃあ、付いて来て下さいね。」

「ああ、ありがとう。よろしくね。」

「は、はい!」

 

そんな内心の葛藤(friendly fire)なぞ露知らず、どこかほっとした様子で俺を促す少女。やっぱり緊張してたのだろう。

 

まあ、そりゃそうだ。いくら同じ位とはいえ、年上に話しかけるなんてなかなか出来るものではない。

今日日珍しく良くできた娘だ。いい親か友達に恵まれたのだろう……っと、そうだ。

 

「そう言えば、自己紹介がまだだったな。」

「あ!す、すみません……。」

「いや、いいよ。俺は白峯悠斗って言うんだ。君は?」

 

名前を聞きそびれていたのを思い出して、今更ながら自己紹介する。名前出したのひさびさな気がするなあ(メタ発言)

 

閑話休題(それはともかく)

俺の問いに、その少女は優しげに微笑み、どこか誇らしげに自らの名を告げるのだった。

 

その笑みはまるでたおやかに咲く胡蝶蘭のようでーーー

 

 

「月村すずかです、よろしくお願いします!」

 

 

ーーーだから、俺が思わず見とれてしまったのも仕方のないことなのだ。




次のお前の台詞は、『シュテルんじゃねえのかよ!』だ!

というわけで12話でした。
なんで シュテルより先にすずかが出てるんだ(困惑)

こんなはずじゃなかったのに……。さっさと翠屋でお茶して本編に入るつもりだったのに、どうしてこんなことになってるんだ……。しかもすげぇ頑張って描写してるし、俺すずかのこと好きだったっけ?

あと私事ですが、ついさっきバイト中にうるさいハゲにいびられて心がおれそうです……。
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