バカとテストと火櫻衆   作:炎鳳

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始まり

桜並木が立ち並ぶ坂道に四人が駆け上がっていた

 

右から茶髪のツンツン頭で女子10人中全員が振り返ってしまう程のイケメン男

 

その隣には桃色のロングヘアーでスタイルがグラマー。一見子犬のような雰囲気をだしている感じがする女の子

 

次は銀の短髪でライトグリーンで猫目が特徴の女の子。気まぐれな猫を彷彿させるような雰囲気が出ている

 

最後は蒼いライオンヘアーで獰猛な目をしていながら気さくな感じがする男

 

 

 

右から

雷轟 海翔(らいごう かいと)

火櫻 伊里亞(ほざくら いりあ)

桜井 雪(さくらい せつ)

 

そして火櫻 斜瑠牙(ほざくら しゃるが)

かれらはいつも四人組で行動している

 

 

彼等は"火櫻衆"

 

 

文月学園周辺で活動している集団だ

 

 

「急げ!遅刻だ!」

 

「急げや急げ!スタコラ急げ!」

 

「斜瑠牙!あなたが寝坊したからですぞ!」

 

いつも温厚な雪が顰めっ面をしながら怒っている

「だ・が・ら!すまねぇっていってるだろっ!」

 

「そもそも前日の遅い時間までゲームをやっていたからでしょ」

 

「それは海翔だって一緒だろ!なんだよあの連続コンボ!卑怯じゃねえか!」

 

「あれは公式になっているコンボだよっ!」

 

「あの壁ハメがかよ!帰ったらリベンジすっからな!」

 

「また返り討ちにシテヤンヨ」

 

「なにボ◯ロネタを・・・」

 

「「無駄口叩く前にさっさと走って!」」

 

「「スンマセン」」

 

斜瑠牙と海翔が口ゲンカをしていたら伊里亞と雪が叱りつけ、先程の勢いがなくなってしまった

 

 

 

「ホラ、校門が見えたよ!」

 

伊里亞が指差す方向には校門が見え、そのすぐそばに1人の男性が立っていた

 

 

鬼のような厳つい顔

 

スーツの上からでも分かる筋肉質の身体

 

 

補習室の鬼、西村宗一郎先生だ

趣味はトライアスロンで、そこから"鉄人"というあだ名が付けられた

 

 

 

 

「火櫻兄妹!桜井!雷轟!遅刻ギリギリだぞ!」

 

「おはよう!鉄人先生!」

「おはようございます。リー◯ル先生」

「おはようございます西村先生」

「おはようございます!ヘビ先生」

 

「火櫻兄、鉄人と呼ぶな。桜井、俺は会長じゃないぞ。火櫻妹、俺は潜入任務をやらんぞ。雷轟、おはよう。お前だけが常識人だな。さて・・・」

 

西村先生は懐から四枚の封筒を取り出し、それぞれ一枚ずつ手渡した

 

「これがクラス発表の封筒だ・・・火櫻兄、お前は二回目だったな」

 

「・・・まあね」

 

斜瑠牙は昨年の事故により留年をしてしまいもう一度二年生をやる羽目になったのだ

 

四人はそれぞれ封筒の封を切り、中を取り出した

 

 

 

 

 

 

火櫻斜瑠牙 Fクラス

桜井雪 Fクラス

火櫻伊里亞 Aクラス

雷轟海翔 Aクラス

 

 

 

 

「海翔と伊里亞はAクラスか」

 

「雪ちゃんがFクラス・・・やっぱりね」

 

「やっぱりね・・・ってどういう意味ですの?」

 

「雪は斜瑠牙と一緒に居たいからなんでしょ」

 

「なっ///」

 

「///」

 

海翔のセリフに雪は照れてしまい、斜瑠牙も少なからず照れてしまった

 

「・・・遅刻するぞ」

 

「そ、そうですね。早く行きましょう」

 

「そうだな!急ぐぜ皆!」

 

「「う、うん」」

 

 

西村先生のフォロー?により彼等は学校の中へ走り込んでいった

 

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