ディエス・イレ ~外れた刹那の体現者~ 作:キリ
蓮が意識を飲まれている頃、公園では
「ふむ、君がメリクリウス様がいっていた転生者とやらかな?」
林の方から落ちついた声が恭夜に問いかけた。
「っ!
だれだ!」
それを聞き、内心ベイだと決めつけながら戦闘態勢に入った恭夜
「おや、これは失礼」
そう言いながら出てきた男は黒い軍服を羽織った白髪の眼鏡をかけたイケメンだった。
「
そして、此方の女性が」
そう言ってシュピーネが体を横にずらすと、そこには赤髪のロリ巨乳の女の子がシュピーネの袖をつかんでいた。
「・・・ルサルカ」
ルサルカは、自分の名前を言ったとたん直ぐにシュピーネの背後に隠れた。
それを見て恭夜は「原作と違う」と呟いていた。
シュピーネはルサルカの行動にを苦笑しながら
「失礼、ルサルカ様は人見知りでしてね」
と言ったが、目が笑っていなかった。
「さて、来なさい。
張りぼて、もう私の狙いは知っているのでしょう?」
そう言って、シュピーネは攻撃体制に・・・
「と、言いたかったのですが・・・
どうやら、招かれざる客が来たようですね」
入らずに上を見上げた。
すると
【さあ、あの平凡な日常を取り戻せなくても、近いところにいくために貴様を斬らせて貰うぞ!】
そう言いながら、黒いオーラを纏い顔を隠した騎士が墜ちてきた。
その手には黒い剣が握られている。
「な、何なんだよ、お前は!」
「それには、私が答えよう」
そう言いながらシュピーネの後ろからメリクリウスが現れた。
「っ!
お前は、メリクリウスか」
『あ、カリオストロだ~』ヾ(´∀`*)ノ
「あぁ、女神よ。
お久しい、しかし今は待たれよ。
いや、待たなくてもいいが・・・浜辺で遊んでおきなさい」
『はーい』ヽ(*´∀`)ノ♪
「あぁ、女神よ。
やはり女神は何時何処でも可愛らしい・・・
やはり今すぐ女神を救わなければ!」
そう言いながら鼻血の海に沈みかけるメリクリウス
「んんっ!
メリクリウス様、目的をお忘れですか?
それに、あの黒い騎士は何者ですか?」
「メリクリウス・・・変態」
「シュピーネ殿、目的は忘れていないから問題はない。
そして、そこの黒い騎士は聖遺物だ。
しかし、あの聖遺物を使えるものがいるとは、いやはや恐れ入ったよ。
まあ、今回は少しばかり暴走しているようだが」
「して、メリクリウス様、あの聖遺物の能力は?」
「私も詳しいことはわからぬが、攻撃されるほど学習し、その攻撃を自分の物とできるらしい。
それ以外にもまだあるらしいのだが、詳しくは知らない」
「おや、珍しい。
かのメリクリウスが一聖遺物の事を詳しく知らないとは」
「メリクリウス・・・ザマァ」
「いや、あれは正直私では扱いきれない、何故ならばあれはベイやシュライバー等の復讐タイプに向いているからだ。
私のように、嫉妬しかしないタイプはこの聖遺物に嫌われるのだよ」
「すいませんが、メリクリウス様の嫉妬は嫉妬の域を越えておりませんか?」
「あの子・・・放置?」
「「あ」」
ルサルカの一声により話し込んでいた二人は転生者の方を向くと
【ガァァァァ!】
ヒュッ!
「クッ!」
ガキンッ!
『くらえー』( ≧∀≦)ノ
ヒュン、ヒュ、ガキン!
【グルァァァァ!】
ガィン、ギチチチチ、キン、ガキン!
「つ、強すぎだろ!
わかった、テメェ俺みたいな転生者か!」
「愚かしい、貴様のような張りぼてと同じにするな、この聖遺物はモルドレットとその部下たちの怨念や無念が多く溜まり、ブリテンの民の憎悪が溜まりに溜まってできた聖遺物・・・
それを貴様が愚弄するなど私は認めない。
それに、あの者も認めんそうだぞ?」
【・・・貴様ァ、我が軍を、我が意思を愚弄するかぁ!】
フッ!
「くっ!」
ドゴン!
「カハッ!」
『恭夜!』
【もういい、死ね】
チャキッ
「ひ、ヒィ、まだ死にたくない、まだ死にたくないぃ!」
『恭夜を殺すなら、わたしを殺してから殺しなさい!』
【愚かな、我が主の物語を奪っておきながら、殺されそうになったら女のように怯え、泣き叫ぶ。
そして最後は女に庇われる。
・・・哀れだな、貴様は
もういい、私は興が冷めた。
さっさと私の視界から去れ】
「で、今度は私たちと言うわけですかな?」