ディエス・イレ ~外れた刹那の体現者~   作:キリ

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やっちまったぜ☆


第四話 HE☆NN☆TA☆I登場と城の中でのやり取り

 蓮の家に着いてから数分で蓮は目を覚ました。

 

 「あれ?

 俺はいつの間に寝てたんだ?

 それに、メリクリウスさんもどうしてここに?

 あと、そちらの方達は?」

 

 驚きもせず冷静な態度で話す蓮。

 それに対しシュピーネは、

 

 「それには私、シュピーネが説明しましょう。

 まず、我らは人ではありません。」

 

 「はあ、そうなんですか」

 

 「おや、驚かないのですね」

 

 「ええ、まあそういう感じの相談者来ますし」

 

 「・・・そうなんですか。

 そこの説明は省きますね。

 それで、貴方は私達のいざこざに巻き込まれました」

 

 シュピーネは蓮の回答に驚きながらも現状を説明した。

 すると、

 

 「え?」

 

 初めて蓮の顔が驚愕に染まった。

 

 「簡単に言いますと貴方は私達と同じ人外になったんです。」

 

 「えぇー

 ・・・と言うことは、そちらの後ろにいる上半身裸の金髪の方もそうなんですか?」

 

 そう言ってシュピーネ達の後ろを指差す蓮。

 シュピーネ達は、ため息を吐きながら後ろを振り替える。

 そこには

 

 「いかにも、我が名はラインハルト。

 そこにいるメリクリウスの将来を誓うなかになる予定であり、メリクリウスの彼氏だ」

 

 そう言いながら、筋肉を強調するポーズをしているラインハルトがいた。

 

 「我が友よ、それは間違っている。

 もしも、異性と結ばれるならば蓮の方が私は好きだ」

 

 「・・・そうか

 ならば蓮とやら今すぐ死ね。

 ブリアー!」

 

 ラインハルトは槍をだし、蓮に向けて投げようとして

 

 「そこまでですよ」

 

 そう言ってシュピーネが人差し指を引くと、ラインハルトの体が縛られた。

 

 「ラインハルト様・・・変態」 

 

 

「我が友よ、何時もながら私は貴方が怖い」

 

 女性陣がラインハルトをウジ虫を見るような目で言うが

 

 「ふ、このラインハルトのRA☆TA☆Iに惚れたのだろう?」

 

 縛られた状態でまたも筋肉を強調するラインハルト

 

 「やはり、毎回ですがこのHE☆NN☆TA☆Iには言葉が通じませんね。

 ここでは蓮さんの迷惑にもなりますから、蓮さん。

 すいませんが私達に着いてきてください」

 

 そう言いながら、ラインハルトを引きずりながら城に向かうための扉を開いたシュピーネ。

 

 「わかりました」

 

そうして、蓮はメリクリウス達に連れられ、城に向かった。

 

 その頃城にて

 

 「あれ、ベイ。

 シュピーネさんは?」

 

 「あぁ?

 アイツはそろそろメリクリウス連れて戻ってくんじゃねえか?

 しっかしよぉ・・・お前にはやっぱり可愛い服の方が似合うよなぁ」

 

 「や、やめてよベイ。

 と言うか、なんで女の子の服を持ってるの?」

 

 「あぁ、それは妹のだ。

 シュライバーに似て可愛い可愛い妹だった」

 

 「その妹は、今何処に?」

 

 「あの劣等どもが、俺が居ない内に男達に売って、心に傷おって自殺しちまった。

 俺のせいなんだ。 

 俺が戦争なんぞに熱を入れちまったばかりに、妹は死んじまった。

 俺が妹を殺しちまったんだ」

 

 「ベイ」

 

 「笑ってくれや、シュライバー。

 俺はお前の事を妹の生まれ変わりとしてみてるとこがありやがる。

 たぶん、罪滅ぼしみてーな感情なんだろうよ。

 ・・・失望したろ?」

 

 「ベイ・・・よしよし」

 

 シュライバーはベイを母親のように抱き締め、頭を撫でた。

 

 「・・・し、シュライバー?」

 

 「私はね、ベイ。

 ベイが居なかったら壊れてた。

 だから感謝してるんだよ?

 ありがとう、ベイ」

 

 

 「あー、なんか目が霞んできやがった・・・」

 

 「もういいんだよ、ベイ。

 泣いても良いんだよ」

 

 「すまねえ、少しだけ甘える」

 

 そうして泣いてるベイとそれを慰めているシュライバー。

 そしてそれを見て感動しているヴァレリアとリザ。

 そして無視されて怒って、ベイの背中を殴りまくっている涙目幼女。

 その幼女を見て鼻から愛情が溢れ出しているエレオノーレ・・・

 それを見たレアは

 

 「今日もこの城の中はカオスよねー」

 

 と呟き、蛍は

 

 「いや、シュライバーとベイのはカオスじゃないでしょ!

 て言うか、そろそろシュピーネさん帰ってくるからみんなを呼んできて。

 なんか新しい人来るようだから」

 

 

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