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プロローグ2
俺こと織斑一夏は、ただ今ピンチである。別に、時を止める吸血鬼と交戦中に動けなくなった時ナイフに取り囲まれて「見えてる事が、逆に恐怖だろう」言われてたりとか、時を数秒消し去る二重人格の人に胸を貫かれたりだとかじゃないけど、かなりやばい!
だって、この教室もといこの学園には用務員のおっちゃん以外に男が二人しか居ないのだ。しかも、同じクラスに男子が二人とあって、嫌でもクラス中の視線が俺ともう一人に自然と集まってくる。
「(ああ、視線が痛い・・・・・)」
つぶやく俺。この学園で偶然、再会した幼馴染み篠ノ之箒は俺のSOSを込めた視線を我関せずとばかりにそっぽを向いて助けてくれない。
自己紹介どうしようとか色々考えている内に、どうやら俺の番が来ていたらしい。
「あ、あの、『あ』から始まって『お』なんだよね。自己紹介してくれるかなぁ?だめかなぁ?」
先生の声で我に返る。
「はっ、はいっ!」
クスクスと小さい笑い声が聞こえてくる。やめて!一夏のライフはもうゼロよ!!
「えー・・・えっと、織斑一夏です。」
みんなから「それだけ?もっと無いの?」的な視線がクラス全員から伝わってくる。
どうしよう、このままでは暗い奴のレッテルを貼られてしまう!何とかしなくては!!
①ハンサムの一夏は突如として自己紹介の続きが思い浮かぶ
②箒が助けてくれる
③思い浮かばない。現実は非常である
俺が丸を付けたい答えは②だがさっきから箒は無視してるから期待できない。クソッ!ここは①しかないようだな
「・・・・・・・。」
何も思い浮かばない!!③・・・・・答え③
「以上です」
ガタタッ!!教室にいた全ての生徒がずっこけた瞬間だった。
そして席に座った瞬間、パァン!という小気味いい音と共に俺の脳細胞が千個ほど死んだ