織斑家の弟 かわいいは正義だ!   作:コーちゃん元帥

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 どもどもなんか最近ポンポン浮かんで来るがラッキーだぜ!
 人間好きなものを徹底的に制限した反動はすごいよね。
それではどうぞ


 シャルルの事情?

 

 

 さて更衣室から自室に戻って夕食に向かおうと歩いていると言うよりボールの上に乗って移動中………

 

 

 ボールは最初の支援機なだけあって一番仲が良いのです。

四機いるけど実際中身は同一人物らしいのです。

 ふわふわ移動してたらプライベートチャンネルで通信が入ってきた。

 一夏お兄ちゃんです。

 『どうしたの?一夏お兄ちゃん?』

 

 『春華、たぶん分かってると思うけど……シャルルのことなんだけどよ』

 

 (あ、一夏お兄ちゃんも気づきましたか)

 『それなら部屋に行くから待ってて欲しいのです』

 大方、一夏お兄ちゃんがラッキースケベで分かったとかそんなことだろうね。

 

 『おう、頼む』通信を終えて

 「それではレッツゴーなの!」ボールもおーという感じで一夏お兄ちゃんの部屋に向かった。

 

 因みに影で隠れていた楯無が支援機達に連行されたのは別の話……

 

 

 

 一夏side

 

 

 プライベートチャンネルを切り

 「良かった。春華も知っていてくれて」

 

 「一夏、春華ちゃんが知ってるってどういうこと?」シャルルはなぜ知ってるのか疑問に思っている。

 

 「うーん、そうだなシャルルここ最近、春華の頭ナデナデしてないか?」

 

 「え?したけどそれが何か関係あるの?」

 

 「ああ、春華は撫でてくれた人の感触を記憶して更に相手の考えまで読み取れるんだよ。それもかなり深い所まで読み取れるからな」と説明をしたが……

 

 「え?…え?…え?…えーーーーーーーー!!!!!!!」シャルルは信じられない感じで驚いた。

 

 「やっぱりシャルルは知らなかったか」

 

 「知ってる訳ないじゃん!」シャルルにとっては驚きであった。

 そしてブツブツ「もしかしてあれもバレてるのかな?…あれも……もしかして……」ブツブツ言ってるけど聞き取れないな?

 

 コンッコンッ 「一夏お兄ちゃんいる~?」春華が来た。

 

 「おう、入っていいぞ」ガチャッと扉が開き春華が入ってきた。

 

 「シャルルお姉ちゃん大丈夫でしたか?」

 

 「だっ大丈夫って?」

 

 「大方、一夏お兄ちゃんのラッキースケベでバレたのではと思いまして」

 

 「「・・・」」俺達は黙る。

 いや黙りざるを得ないシャルルも顔を赤らめているが俺も顔が赤くなってるのが自分でも分かる。

 春華……なんでそんなところで勘が良いんだ?

 

 「一夏お兄ちゃんと関わる女の人はラッキースケベに会うのはもう呪い級、日常茶飯事のイベントですからね」心読まれた!

 

 「にっ日常茶飯事ってそんな」と反論しようとしたが

 

 「そんなことなんですよ。もう狙っているのでは?と思うぐらい一夏お兄ちゃんはエッチィことやってるのですから」と畳み掛けられた。

 全部、不可抗力なのに……あれ?シャルルの機嫌が悪くなってる!

 シャルルを見るとジトーと見ている。

 「一夏のえっち」

 

 「な!?」シャルルお前もか!

 

 「えっとそれでどれくらい分かってるの?」シャルルはさっきのことが信じられず春華に聞いてきたが…俺、無視?

 

 「えっと、まずデュノア社が経営不振で第三世代機ができなくってできなければ国の支援がなくなってISの開発権限?みたいのが剥奪、そして男装してたのは広告塔の意味と同じ男なら日本に出現した特異体と接触できるだろうそしてうち達の生態データと白式及びベアッガイⅢ達のデータを奪ってこいと父親に命令された、そこで一夏お兄ちゃんがたぶん学園の特記事項でここに居ろ!みたいなことでも言ったのでしょう」とだいたい合ってるけど………なんで俺が特記事項を出したのがばれてんだ?ついさっきの話だから知らない筈なのに?

 

 「一夏お兄ちゃんのことはお見通しなのですよ」心を見透かされた!

 

 「そっそこまで……」シャルルは驚きのあまり言葉が出ない感じであろう。

 

 「それでシャルルお姉ちゃんはどうしたいの?」え?なぜ?

 

 「どっどうしたいって?」

 

 「うち達のことは関係なくシャルルお姉ちゃん自信はどうしたいの?状況に流されるままなのか?抗うのか?」

 

 「ちょ、待て春華、シャルルは……」弱っているんだぞと言おうとした。

 

 「今のシャルルお姉ちゃんは昔のうちと同じなのです。だから……シャルルお姉ちゃんにはなってほしくないのです」それを聞いて俺は忘れていたことがあった。

 春華は昔、どんなに努力しても結果が出せない自分が更には俺達が春華のことを気遣ってのつもりが何もやるなよと勘違いさせるほどのことだったらしく諦めていた時期があったな……だからか。

 春華の考えが分かった以上、口を出す理由はないな…あとはシャルル次第だな。

 

 シャルルは春華の目を見て決心がついたのか

 

 「みんなにたくさん迷惑掛けるよ?いいの?」

 

 「当たり前だろ?な?春華」

 

 「なのです!」と春華も満足の答えを聞けたからなのか何故だか知らないがまたとんでもない根回しをしそうな………いやさすがにないか。

 

 「ありがとう…一夏。春華ちゃん」

 

 瞳に涙をいっぱいに溜めてシャルル嬉しそうに微笑んだ。

 

 諦めとかそんなんじゃなくて心底嬉しそうに。

 俺は初めて、本当のシャルルの笑顔を見た様な気がした…。

 

 「で?もう一度聞くけどこれからどうするんだ?」

 

 「うん、しばらくはこのまま男子生徒として通していこうと思うんだ」

 

 これは予想外の返答だ。

 どうせ国からは手出しは出来ないんだから女子生徒としてIS学園に通えばいいのに。

 一体どういう事だろう?

 

 「何でだよ?もう男子とか女子とか気にする必要はないだろ?」

 

 「いや、だって…部屋替えとかされちゃうだろうし…」

 

 「ん?なんだって?」

 

 顔を紅くして何かぼそぼそと言うシャルルに、声が小さくてはっきり聞き取れなかった俺はもう一度訊き返してみる。

 部屋がどうのこうのって言ってた様に聞こえたが…。

 

 「な、なんでもないよ!と、とにかく!今はこのままでいいの!春華ちゃんもなんでニヤニヤしてるの!」

 

 「そ、そうか。まぁ、シャルルの事だから何か理由がるんだろう。俺からは何も言わないよ。春華も良いよな?」

 

 「合点です!」

 

 やれやれ、一件落着とは言い難いが、辛気臭い話はどうやら終わったみたいだな。

 

 部屋を覆っていた先程までのしんみりとした空気も今は柔らかな物へと変わっていて、暗い雰囲気は何処かへと消え去っていた。

 

 問題が解決した訳じゃない、先送りしただけでしかない。でも、とりあえず今は喜んでおこう。

 

「あ、あのね?さっそくお願いがあるんだけど良いかな?」

 

 もじもじと言い辛そうに頬を赤く染めて上目遣いでそう訊ねてくるシャルル。

 どうでもいいがその上目遣いは反則だ。

 男と思っていた時だってドキリとする時があったのに、女と分かった今は比べられないくらいにヤバいから、ソレ…。

 

 「な、何だ?遠慮すんなよ。俺達が出来る事なら何だってしてやるぞ?」

 

 「ほんと!?ホントに!?」

 

 「あ、ああ…」

 

 俺がそんな事を言った途端、目をキラキラと輝かせるシャルル。

 いかん。地雷踏んだか俺…?

 そう言えば弾が言ってたな。

 ショッピング街でもの欲しそうな顔をしている女に話し掛けない方が良いぞ、絞り取られるからって…。

 

 「じゃ、じゃあさ。春華ちゃんのこと、ぎゅって抱きしめても良いかな?」

 

 「……………What?」

 

 今、何ておっしゃいました?俺の耳が正常なら春華を抱きしめていいかって訊かれた様な気がしたんだが…。

 いや、気のせいだよな?うん。

 

 「動画、見た時から思ってたの!お人形みたいでかわいいなぁって。一度ぎゅって抱きしめたかったの。ね、良いかな?」

 

 気のせいじゃなかった!?

 両手を合わせてじーっと子供が玩具を強請る時のあの穢れた大人達には天敵の最終手段で、シャルルが俺を見つめてくる。

 あざとい。

 このシャルルあざとい。

 

「…春華?」

 

 ちらりと春華へと視線を送り訊ねてみる事に……抱き締められるから恥ずかしいだろうな?

 少し顔を赤らめて

 

 「今日……だけなら……いいよ」チキショー……かわいい奴め!でも重症に見えるシャルルにそんな許可出したらヤバそうな……

 

 「良いの!?ありがとう!」

 

 「う゛っ…」

 

 春華の返答を聞いてパァっとまるで花を咲いたかのような笑顔を浮かべた途端、目に見えぬ速度で春華を捕獲すると自分の大きいとは言えないが小さいとも言えない母性の詰まったその胸に捕まえた春華の顔を埋めた。

 

 「はう~♪可愛いよ~♪」

 

 「う~…」

 

 だれてる。

 めっちゃだれてるぞ表情が…。

 なんていうか、見るに堪えない。

 

 「実家で徹底的に男子の仕草や言葉遣いを覚えさせられたから可愛い物とか無縁だったんだぁ~。お洋服は勿論、ぬいぐるみや女の子がもってそうな物と全て捨てられちゃったから…はぁ~、幸せ♪」

 

 「う~…う~…」

 

 ぐりぐりと春華を胸に抱えて頬ずりするシャルル。

 春華も少し苦しそうである。

 女の子としての自由を奪われてたシャルルは災難だが、春華もそのストレス解消のために使われて災難だな……いや結構みんなもやってるな。

 

 「お、おい。シャルル?春華が苦しそう…」

 

 「かあいいよぅ。かあいいよぅ~♪」

 

 駄目だ!今まで可愛い物を禁止されていたシャルルに春華と言う世界の萌えを与えてしまった今、ストッパーを外してしまったシャルルをもう誰にも止めることなんて出来やしない。

 

 すまん、春華少しだけ耐えてくれ。

 ん?春華がなんか手でモールス信号を送ってる?

 その内容は『箒達が夕食を待っている。いかないと部屋に来るから向かって』あ!ヤバいシャルルの事ですっかり忘れていた!

 確かに箒達なら絶対確認に部屋に来る!春華お前の犠牲は無駄にしないぜ!

 

 「む、むぅ~…」

 

 シャルルにされるがままにされている。

 

 「お持ち帰りしたいよ~♪」

 

 「いや、此処お前の部屋だから」

 

 「実家にって事だよ~」

 

 流石にそれは洒落にならんがな。

 学園に出るまでに有り得ない程の妨害と障害がありそうだ。 

 てか戦争が起きるぞ!春華争奪戦と言う戦争がまじで!とりあえず俺は春華と言う尊い犠牲を無駄にしないために部屋を出た。

 春華の言う通り途中、箒とセシリアに会った。

 春華達のことはシャルルが風邪をひいて春華がメディカルストライカーで診てもらっていると説明した。

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 





 謎の無人機達の日記 アメリカ支部 

 さて施設を破棄してから随分たったが未だに主に関する情報は無い。
 それもそうだ我々のデータから主に関する情報を得られるわけにはいかないので白騎士事件の時に消去したんだからな。
 でも心では忘れていないつもりだ。
 いつの日か主の元へ帰る日を夢見て今日も我々は探す。
 我らが主を……

 
 
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