織斑家の弟 かわいいは正義だ!   作:コーちゃん元帥

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 どうも今回は帰り途中の話などなどです。
 それではどうぞ


最強は帰るのと嵐VS嵐?

 

 

 

 

 さて最強の二人の帰り道、今後のことも含めて話そうとしたがそれは束の気まぐれにより逸れることになる。

 

 

 

 現在、ランドHARUKAベースが格納していた高速ステルス陸上挺で地上を移動中……

 

 「束…お前……こいつらをどうするつもりだ?」と目線でやると束は胸を張って堂々と

 

 「もちろん!私が面倒を見るつもりだけど?」その対象は束が施設で相手したデザインチルドレンと被験者の収監所にて見つけたデザインチルドレン合わせて15人のだいたい15才くらいの女の子達である。

 薬物投与などでヤバい子もいたがランドHARUKAベースの医療設備に加え束が加わっていたお陰で彼女達は正気を取り戻した。

 そんな彼女達を見て束が何処かの施設に預けず自分が面倒を見る!と言い出した。

 

 「お前な、犬を拾うのと訳が違うんだぞ?そもそもお前が面倒を見れるとは思えん」自分が言えた事ではないが家事云々が壊滅的な束が見れるとは到底思わなかった。

 

 「違うよ。ちーちゃん……私なりの罪滅ぼしで自己満足をしたいだけだよ……」急にシリアスになった束を見てそして罪滅ぼしと聞いて理由はだいたい分かった。

 

 「相変わらずだな……白騎士事件は気にするなと言えば嘘になるがそこは見切りをつけろ……もう○○の記憶は戻る事はない……それに記憶を消したのは○○の自身の意思だ。どのみち止められなかっただろうな…」少し重い空気になったがとりあえず

 

 「それにしてもお前が人助けとはな…」

 

 「あー、ちーちゃんあたしを疑ってる~。束さんだって人助けぐらいするよ~」

 

 「ふっだったらきちんと見ることだな」

 

 「もちろんだよっておよ?」とテレビに注目した。

 

 「お前がテレビとは珍しい事だな」

 

 「ちーちゃん、ホントに束さんのこと、どう思っているのかな?」とジト目で見る束はほっといて

 

 「さーな、さて内容は……」適当に流し千冬もテレビに注目した。

 

 『現在、イタリアの○○町は突然、天気の状況が悪くなりこの近辺にある軍が封鎖した地区に前代未聞のハリケーンが突如発生、今現在もこの封鎖された地区に留まっていますがいつこの町にハリケーンが襲うか分からない状況であるため町長は避難警報を発令!避難をしてる状況でございます!』と現地のキャスターは今にも吹き飛ばされそうな勢いだったが仕事人なのか必死に頑張っている。

 

 「イタリアって言えば○○の自称右腕のISがいたよね?」

 

 「あの天候に干渉する大空のISか……確かにあの性能ならあり得るが……まさかな」とどうやら二人はよく知ってるらしいが知ってるから思ってなかったのだろう……なかったのだろう……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのイタリアの封鎖された地区では………

 

 

 

 

 

 その町の近く、封鎖された地区の所には建物があった。

 研究所があるがその中にこのハリケーンの原因があったのだ。

 

 

 研究所の中はサイレンが鳴り響き研究員は武装した兵隊は大騒ぎしていた。

 

 「あぁ…あぁぁぁぁ退避!退避しろー!!隔壁が壊れるぞー!!」と全員叫びながら逃げる。

 

 ガァン ガァン ガァン隔壁がだんだん変形し

 

 『オォォォォォォ!!!』雄叫びと共に隔壁は吹き飛び突風が人を襲う

 

 『ハァ……ハァ……許さんぞ……許さんぞ……この屑共がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』そのISの回りには怒りを表すかの如く風が荒れ狂う緑をメインカラーとして身体の特徴はなんとも言えないただあの有名なIS『テンペスタ』に似ているが右腕が無く装甲も所々無かった。

 テンペスタに似たISは怒りに任せて隔壁を次々と破壊していく幾つか破壊したら何かしらのデータベースを管理してる部屋を見つけた。

 

 『そうだ……今、いったい何が起きているんだ?』テンペスタに似たISは端末に自身のコードを挿し込みデータを吸い上げた。

 『なんだと……この十年の間にISが兵器として扱われてる?それにこの研究データ……私の能力を……主の研究を……兵器転用にぃぃぃ…… くそっ!』バァンとコンソールを叩きいったん冷静に落ち着いて

 

 『とりあえずこれは消去して……何としてでも脱出して同胞達を主を探さなければ…』だが自身の状況は悪かった。

 右腕は無く装甲も所々無くSEも半分しか無いしかもかなりの戦力が自身を捕獲するために殺到している。

 

 『どのみち出れてもこれでは……くそ!主ならこの状況、どうするんだ……ん?』データの消去中、この研究所の地図に面白い通路があった。

 

 『40年前の鉱山地下トンネル……しかも落盤の危険があり現在立ち入り禁止…この研究所の真下にそこに行くための通路があるのか?……これなら何とかなるか…ならこの研究所は自爆してもらおう』とコンピューターをハッキングし自爆コードを解析、タイマーをセットしテンペスタに似たISはダミーの反応を残しステルスモードで地下を目指した。

 

 それから10分後

 

 

 『追っては来てないな?』目的の階に到着してセンサーで確認した。

 『いないな……さて例の入口は……』とセンサーなど使い探索した。

 そしてその階の物置部屋の所でおかしな所があった。

 『ここだけやたら空調が良いな……ん?空調が良いって言うことは』調べると風があるのが分かる。

 辿ると木箱に塞がれていた。

 退けると小さい穴があったが

 

 『これなら、アンロックユニットさえしまえば通れるな』アンロックユニットをパススロットにしまい右腕が無いのは不自由だが慎重に素早く進んだ。

 

 『研究所の自爆まであと11分……急ぐか…』トンネルとは言うが落盤の危険があるのは事故があったから立ち入り禁止になってるのだから狭くなっておりアンロックユニットは展開できず徒歩で進むしかなかった。

 

 現在は人で言う右腕が無い拳銃だけを持った状況で更に進むとトンネルの中継地点なのか扉があった。

 入ると紙などが散らばっていたが幸いなことに地図を手に入れた。

 

 『地図があるとは助かる。ここがB4エリアだからここから近い入口は……』近い入口はB9エリアの所で残りの時間を考えても間に合う距離だった。

 

 地図をパススロットにしまい再び歩き出した。

 少ししてあと少しで出口の時に音響センサーが足音を捉えた。

 

 こちらに近づく為、直ぐに隠れた。

 そして1分もしない内に兵隊がきた。

 『(ダミーがバレたのか?まずい時間が差し迫ってる)』テンペスタに似たISは焦った。

 研究所が自爆すれば落盤の危険があるこのトンネルは間違いなく崩落するだろう

 入口までの距離およそ249m時間あと27秒ここから入口までアンロックユニットを展開するだけのスペースはある。

 

 『(仕方ない…一か八か!)』テンペスタに似たISはアンロックユニットを展開し突風を入口の方に向けて放った。

 

 「ぐわぁぁ!?」兵隊は吹き飛ばされそしてその風に乗り全速力で入口に向かった。

 『よし!』どうやら捜索してきたのはさっきの兵隊だけのようで入口まで誰もいなかった。

 そして勢い良く出たところで研究所が大爆発しそれに続き地鳴りと共にトンネルは崩落し埋まった。

 

 

 『自分でセットしといてあれだがギリギリだったな……地図で言えば主のイタリア支部が近くにあるな……』とりあえずいく宛は無いので自分にとっての家に行くことにした。

 エネルギーを無駄にしないために飛ばずに歩いて行った。

 それから数時間後、着いたには着いたが……

 

 『無くなってる……見る限り自爆させた感じか……』自分にとっての家が主との思い出の家が無くなってることに悲しんだがそれでもこれ以上、愚か者共に奪わせない為にやったことだと分かるため同胞を責める気にはならなかった。

 

 『ん?……あれは…』テンペスタに似たISは瓦礫の山に傷がついてない金庫のような物を見つけた。

 気になりそれを掘り起こしてみると表面にひらがなで[みんなのおもいで]と書かれていた。

 『主の…か?』開けずにはいられなく自身のコードを使い電子ロックを解除し開けてみると中には日記や絵、写真が入ったアルバムがあったが名前はかすれていて読めなかった。

 『ふふっ、いつ見ても主はかわいいな……』手に取った写真にはイタリア支部での色んな写真があった。

 かわいい小さな子供が同胞達と一緒に写っている。

 

 『そう言えば……十年も経ってるんだよな…いったいどんなお姿になってるんだろ?何をなさってるんだろ?……主……』主に関する記録はもう自分達には無い……このアルバムは唯一の手掛かりになる。

 少し思い出に浸ってから同じ場所に居るのもあれだからとりあえず通信をしようとしたが機能が不調により出来なかった。

 『とりあえず何処かで潜伏しなければ……』ちょうど移動しようとしたときセンサーにISの反応があった。

 しかも同胞ではない

 

 『見つかったか!』構えると一機のISが来た。

 赤いツインテールに右目には日本の刀の鍔の様なデザインの眼帯を着けている。

 そして注目すべき事は右腕だった。

 右腕は義腕なのが分かるがそれは

 

 『貴様……私の腕を……』自分の無くした腕だったからだ。

 

 「悪いけど戻ってもらうのサ」余裕そうな笑みを浮かべる人間にテンペスタに似たISはイラついた。

 

 『ふざけるな!私を……主の研究を兵器転用しようとする愚か者共の元に戻る訳がない!!!』

 

 「なら、せめてその持ってる物でももらうサ、手ぶらで帰れないのサ」とアルバムの事を指した。

 

 『こいつは…渡さん!主との思い出が詰まったこのアルバムを……渡す筈がないだろ!!』思い出の品はパススロットにしまいそれを見て

 

 「なら仕方ないね……少々手荒に行くのサ」と人間の回りには風が舞うやる気なのだろうだが風を操るのは人間だけではないテンペスタに似たISにも風が舞う…いや天候その物が荒れ始めた。

 やがてそれは無数のハリケーンが発生し雷が落ちる。

 

 『舐めるなよ人間……私は何としてでも帰るんだ!主の元へ……絶対にだ!……それを邪魔する者は何人たりとも許さん!このテンペスタ・ディ・チェーリがな!』

 

 「同じ名の同士、派手にやるサ!」

 

 『行くぞ!』こうして二つのテンペスタの戦いは始まった。

 

 

 

 





 さて次回はイタリア代表アリーシャと主の自称右腕テンペスタ・ディ・チェーリの対決の話です。
 それでは次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってまーす(^_^ゞ
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