織斑家の弟 かわいいは正義だ!   作:コーちゃん元帥

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 どうもやっと臨海学校編に着いたよ♪
 ではまずは買い物辺りからどうぞ!


臨海学校でもパニックでした
男の娘の変装なら一つしか無い!!!


 チュンチュンッ  チュンチュンッ

 

 朝だと告げる鳥の鳴き声、穏やかな1日の始まり……

 

 

 「ん?ん~朝か……」と起きたのは一夏、シャルルが女であることが分かり現在、一人で過ごしているが横にはぐっすり寝ている春華がいる。

 理由は夜が怖く一人で寝れなく甘えてきた結果であるが理由は別にあると考えている。

 タッグの時の事が脳裏に焼き付いているのだろうと確信してるから素直に甘えさせた。

 「す~……す~……」そして今は一夏の胸元で寝ていて寝息が少しくすぐったいと感じながらも暖かい目で頭をなでなでしようと思ったが……

 

 (あれ?春華の横の膨らみはなんだ?)多少寝惚けていたので気がつかなかったが明らかにもう一人の膨らみがあった。

 

 更にベッドの周りを見ると制服が散らかっておりそしてなんとも特徴のある制服からこの膨らみが誰なのか分かりたくなかったが分かってしまった。

 慌てて掛け布団をめくると

 「なっ!?」そこには全裸のラウラがいた。

 微妙に大事な所は見えない辺りエロいと一瞬考えてしまったが……

 

 「む?もう朝か……」とラウラも起きる。

 

 「ラウラ!?てか何で全裸なんだ!?隠せって!」と手で見ないようにしてるが見てるようにも見えるのは作者だけであろうか?

 「む?何を言う夫婦というのはお互い慎み隠さずするものだと副官が言っていた」と裸だと言うのに堂々と胸を張る。

 

 「お前のその副官…間違ってるぞ……」とラウラを指すとその出た腕を掴み寝技に発展した。

 

 「いててててて!?」

 

 「ほう?寝技か……まだ訓練が足りないぞ……だがもしするなら付き合ってやってもいいぞ」と間接技を決めてるというのにそこで色っぽく頬が赤くなるのはおかしいと一夏は思うがそれよりも腕が本当にヤバいのでなんとか抜け出そうとするが本当に一夏はギャルゲーの主人公並みにイベントが発生するものだ。

 ガチャリと扉が開く

 「一夏、朝の訓練をす…る…」と箒が入ってきて目撃され言葉が止まりしばらくの沈黙そして

 

 「なんだ?夫婦の時間に入ってくるとは?」

 

 「夫婦!?……はっ!」思わず箒はラウラを斬ろうとしたがそこで

 

 「ん~……朝から何をやってるのですか?」と目をゴシゴシしながら起きてきた春華だが箒はラウラの裸だというのを思いだしそして振り向こうとしてたので咄嗟に抱いて視界を塞いだ。

 「だめだー!見ては……見てはいかん!!」

 

 「む!?むぅーむーもいしほねーたんふひきらえきふぁいおぜす(箒お姉ちゃん息が出来ないです!?)」箒の豊かな膨らみに視界どころか息まで塞がれパニックになった。

 何とか脱出しようとするが箒はガッチリホールドしており抜け出せない。

 「む?視界を塞ぐ意味はないだろ?義弟に裸を見られた所で何の問題も無いぞ」と胸を張るラウラ

 

 「いいから服を着んかーー!!!」そのあとは窒息寸前まで追い詰められた春華は箒の事を恐れて近づかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて朝からのドンチャン騒ぎから少し時間が経ち臨海学校が近づいて海で遊べると聞いて水着を買いに行くのですが……行くのですがぁ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [モノレール]

 

 

 その中には3人が座っていた。

 一人はシンプルな服装に知的な印象を受けるメガネを掛けてる青年だが地味、もう一人は金髪だが服装が服装なだけに地味な印象を受けるそしてそんな地味な二人に混ざり一際目立つ女の子がいた。

 非常に小柄だがスラッとした体型をしており頭にはかわいらしいくまさんの髪止めが髪は三つ編みになっており化粧は口紅だけだが大人しい色で逆にそれだけ素が綺麗であることを物語りそして黄色いキャミソールに花柄の模様が入ってる白い上着を着ており膝まである白いスカートに花などが可愛らしく見えるサンダルを履いた中学生ぐらいに見える子だが地味過ぎる二人に対してここまでか!と言うぐらいに目立っている。

 そして心底恥ずかしそうにしてる。

 なぜならその正体は

 「うぅー、確かに言ったのはうちですが何も女装なんてしなくても……」そう春華なのだ!

 ことの発端は出かける前のこと

 

 古いしかも中学時代の水着しか持っていない織斑兄弟と男装して学園に来たシャルルはまともな水着を持っていない事が分かり三人で買いに行こうとなったが……

 

 さてここで問題が発生、世界で二人しかいない男性操縦者の顔は世界に知れ渡り歩けば目立つことこの上ない更に情報規制が解除されてる今ここぞとばかりに取材しようとする輩は幾らでもいるであろうそしていや問題としてはこっちの方が重要、世界で少なからず男性操縦者を更に言えば春華を目の敵にしてる人間がおり常時監視と隙あらば暗殺、誘拐をしようとしており素で表に出るのはあまりにも危険となり変装しようと決めたがここでシャルルの理性は外れたのだ。

 

 春華は最初はシンクロアシストシステムが戦闘でなければ成長した姿を維持できるとのことで変装しようとしたがそこでシャルルは猛反対!女装こそが春華にもっとも適した変装だと言いそして強引に拉致し欲望のままに着せ替え人形をして現在に至る。

 その間、とても女の子がしてはいけない表情をしていた。

 直ぐにでも体をメチャクチャにしてきそうな息遣いがとても荒い状態だった。

 

 「ダメだよ。今は春華ちゃんじゃなくて美華ちゃんなんだからもっと女の子らしく喋らないと」ととても満足した顔で言うシャルルしかも地味な服装とはIS学園に行く前のお忍びで着ていた服である。

 

 「でも私が目立っちゃ意味が無いよ」と即座に言葉と声を修正をし異議を唱える。

 春華は過去学校の演劇の時はメインヒロイン役に抜擢されておりその後、失敗はしたくないので猛練習をし今のように別人のように演じることができている。

 因みに断ってはいるが全校生徒が土下座して是が非でもやってくれと言われ渋々やっていたりするが……結局中学までメインヒロインをやっている。

 

 「何言ってるの!逆に目立って周囲の目を集めて客と言う監視を付けて別人だと認識もさせて相手の混乱を招くんだよ!そして何より……こんな可愛いのに地味な服装なんてさせる訳ないじゃん!」

 

 「シャル、とりあえず落ち着けって」と一応変装中なので一夏がシャルを一旦落ち着かせて

 

 「まぁなんだ……似合ってるぞ…美華」と少し照れながら言う一夏それを聞いて肩をガックり落とし諦めた春華であった。

 

 

 

 そしてレゾナンスの最寄り駅に着いた。

 基本IS学園の次の駅なので一般人はここが終点である。

 だからIS学園から来れば当然、学園の生徒ぐらいしか乗ってないので自然と視線が集まる。

 

 「あ!あのモノレールに乗ってる子IS学園の生徒じゃない?」と誰かが言うが

 

 「でも男も居るわよ?噂の男子でも無さそうだし」女性が言ってるのは変装した一夏のことである。

 「そう言えば学園に警備を兼ねた用務員を雇ったって噂で聞いたしそれなんじゃない?学生ぐらいの人も居るって話だし」それはマオが連れてきた人である。

 そしてモノレールから降りてくる。

 最初は男女二人が出てきたが

 「なんか地味ね。男の方なんかセンス無いし」基本美形揃いの学園でも知られてるIS学園の生徒にしては地味だと思い変装した一夏を見てはファッションセンスは皆無だと思ったが次に降りて来た少女に周りの人は心を奪われた。

 

 「ちょっなにあれ!?メチャクチャ美少女じゃん!」

 

 「かわいい~どっかのモデルの子かな?」なぜそんな話が出るのか?

 代表候補生や国家代表等がモデルを勤めるのはよくあることなのでそう思うのは無理もないそして少し頬染めながらレゾナンスに歩いて行く……

 歩けば誰もが一度は振り返る。

  

 

 (うぅーじろじろ見られて恥ずかしいよ~しかもアンダースパッツまで履かせられるなんて……)履かなければ無理やり全裸にさせられそうだったので仕方なく履いた。

 仕方なく!普段履き慣れないというか慣れる筈が無い!

 サンダルも女性のなので歩き慣れない二人の歩きに着いていくのが精一杯、そんな春華を見て一夏は

 「転んだらあれだし手、繋ぐか?」一夏の提案を断ろうとした。

 手を繋ぐのは恥ずかしいが後々のことを考えると転ばずに一日を終えるのは困難であることは明らかなので恥ずかしいが非常に恥ずかしいが!手を繋いだ。

 自分でも顔が赤くなってるのが分かる。

 そんな三人を見ている中でも知ってる人間が三人……

 

 影からツインテールと金髪縦ロールに銀髪のロングヘアーが見てる。

 「…ねぇ」

 

 「なんですの?」

 

 「あの子、手繋いでいるよね?」ツインテールは金髪縦ロールに聞く

 

 「ええ……繋いでおりますわね」

 

 「……ねぇ」

 

 「こんどはなんだ?」そして今度は銀髪ロングヘアーに聞く

 

 「一夏……照れてるよね?」

 

 「うむ……嫁は……照れてるな」

 

 「……そう……白昼夢でも……なんでもないのね……」まあ言わずともその三人は鈴とセシリアとラウラであるが朝方、買い物に誘おうと一夏の所に行けばいない上にシャルルもいないとあれば乙女の勘が働き現在に至るのだがいざ追い付いて見れば嫉妬の炎などあがらず暴風雨の如く内心荒れ狂い焦りまくった。

 

 (ちょっとーーー!!!何よ!あの超絶美少女は!?あたしの時は手を繋いでもそんなあからさまに照れたことないでしょ!シャルロットも何やってるのよ!?)

 

 (いいいいいいったいあの方はなななな何なんでしょうか!?格が……女としての格が違いすぎですわ!!シャルロットさんも何をしてるのですか!?)

 

 (む?データを照合しても該当者無しと言うことは嫁の学園外の友人といったところか?しかし……うらやましい)とまあ一夏とシャルルのことは分かったが春華の変装は見破れずそれどころか恋の人生で最大の敵と認識されていた。

 打開策も浮かばずただ影から情報を集めることしか出来なかった。

 でもすぐ見失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そしてそれは別の学園外の友人も目にすることになる。

 

 

 弾&蘭side

 

 

 

 「おにぃ早く行くよ!」

 

 「ちょっと待てって、こんだけ持たせて歩けねって」と茶髪なのだろうが赤い髪にバンダナを巻いてる男女、言わずともそれは弾と蘭だ。

 

 「つっても今回、買うの多くね?」と小さくとも山積みの箱を持つ弾は根を上げていたがそれは間違ってないと思う

 

 「何言ってるの!これから夏だよ!これはその備えなんだから……って一夏さん!?」と蘭が向く方向に遠いが友人の一夏が見えたがいつもと違う地味な格好をしているのが不思議だったが蘭は声をかけようとしたが弾が止める。 

 「おにぃ、なんで止めるの?」

 

 「蘭、なんで一夏があんな地味な服装してるか分かるか?」と一夏の服装を見た弾は一目で変装してる事を見抜き今にも大声で呼びそうな蘭を止めたのだ。

 「気分転換とかじゃないの?」

 

 「お前なぁ……例の掲示板を見てないのか?」と例の掲示板とは春華ワールドファンクラブのことである。

 

 「あ!……見てないや」

 

 「最近、男性操縦者を目の敵にしてるやつが狙ってるとか言うから春華が助言でもしたんじゃねぇか?変装しろって」と見事に一夏の変装の理由を言い当ててる弾の言葉を聞いて蘭も納得し静かに名前を呼ばず近づこうとした。

 

 「よお、久しぶり……だな……」とまず弾が一夏に話しかけたが固まった。

 「どうしたの?おに…い!?」と蘭はなぜ兄が固まったのか分からず一夏の方を改めて見て自分も固まる。

 さっきは遠くであり相手が一夏で隠れていて気づかなかったが自分が霞んでしまいそうな女の子がいることに固まった。

 手繋いでるし!

 

 「おう弾に蘭、久しぶりってどうしたんだ?」

 

 「おう……お前……いつの間に彼女できたんだ?」手を繋いでる女の子を指す

 

 「いや違うけどなんでだ?」

 

 「お前、他人から見たらカップルにしか見えねえぞ」

 

 「いやそれ美華に失礼だろ、な?」と美華は手を放してから

 「そうだね。さすがにカップルに見られるのはあれだし初めまして知り合いの美華です」とペコリとすると弾の脳内は凄いことになった。

 (まてまてまてまてまて!!!なんだこの超絶美少女はよ!?それに一夏!!お前今確実に名残惜しそうにしてたよな!?手放されたの!)と考えたがそれはある意味で良いことかもしれないあのキングオブ唐変木に遂に春が来たんじゃないかとそう思うと友人としては嬉しいが蘭の兄としては複雑な気持ちだ。

 少しとは言え黙ってしまった弾に一時的、脳が再起動した蘭は足を踏みつけた。

 「いでっ!」踏みつけられた弾は蘭に言おうとしたが目線で美華を見ろと送られ見るとどう反応すれば困っていた。

 

 「あっ!ああわりぃわりぃ俺は五反田弾、弾でいいぜ」と言えば美華ちゃんは

 「はい…よろしくお願いします。弾」と手を握りながら笑顔で答えてくれたがそれにより心臓が破裂するぐらい動き始めた。

 そこで蘭はここで自己紹介しなければ会話に入れないと悟り

 「あっあのっ!私、蘭って言います!えっと美華…さん?」と突然自己紹介したはずなのに美華さんは

 

 「よろしくね。それと美華で良いよ」とその時の笑顔を見て蘭は天使ってきっとこんな顔してるんだろうな~と更に握手して思ったこと

 

 (うわ!!手柔らか!!ぷにぷにしていて肌極め細か!!)とついぷにぷに触ってるとくすぐったがっている。

 それに気付きやめて謝ると少し美華さんと二人きりでベンチで話すことになった。

 

 「あの今日は一夏さんと何してたんですか?」聞かねばならない一夏との関係をだが軽く流され

 

 「ちょっと買い物にね。それよりも蘭ちゃん」

 

 「何ですか?」

 

 「一夏の事、好きでしょ?」見事な不意討ちだった。

 

 「へ!?いっいっいやあのっそのっそう言うわけじゃ…」必死に考える。

 会って間もない相手にド直球に言われるとは思わなかった。

 そんな私の慌てる様子を見て

 「ふふっ、素直だね。蘭ちゃんはそれと私は狙ってないから安心して」

 

 「え?そうなんですか?」

 

 「そうだよ。気の合う友人であっても恋人のつもりは無いよ。一夏も友人だって言ってくれてるし」と聞き安心したがでも

 (一夏さん、なんか美華さんのこと意識してるように見えるしまさかの逆パターン!?)鈍感な美華に恋する男子の一夏の構図が頭に浮かんだ。

 「あの~いったいいつ頃から知り合ったんですか?とてもつい最近知り合ったようには見えないんですが」

 

 「うーんそうだね。あれは……」そこから色々と聞いて話していたが更にその一同を監視してる者が……

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 ある屋上、人はいない……そう人は………

 

 

 

 『こちらウルズ6未だ春華ちゃん見つけられずover』

 

 『こちらウルズ7こっちも同じだ』

 

 『ウルズ2こっちもだよ。どうする?ウルズ1』

 

 『うーむ……参ったな、兄弟一緒に行動してると思っていたが仕方ない少し捜索範囲を広げてもう一度探すぞ全ウルズチームに通達』

 

 『にしてもよ。監視カメラを確認しても映ってないしどうなってんだ?』

 

 『そうね。学園の外に出るならモノレールだし……』でも実際に映っていない

 

 『春華はスニーキングのプロフェッショナルだ。それぐらいの事があっても不思議ではない』

 

 『相変わらずね~ソウスケは、それじゃ近いうちに来るメンツに叩かれるわよ』

 

 『何のことだ?』結局、答えてもらえず捜索範囲を広げる一同であった。

 

 

 

 

 そして話しは進み弾と蘭と別れて再びレゾナンスを歩く

 

 「うーん弾の奴どうしたんだ?妙に親身になっていたような……」

 

 「うんそうだね。蘭ちゃんからどういう関係なのか?って聞かれたし」

 

 「う、うんそうだね……」それを聞いたシャルルは弾と蘭が考えてる事が分かった。

 (言えないよ~だってあれ完璧に一夏が美華ちゃんもとい春華ちゃんに恋してるように見えていたなんて!!)自分の欲望を優先した結果もはや取り返しのつかない状況になってる事に後悔していた。

 

 さてその間にもナンパ等々色々とあったが目的の場所に着いた。

 

 「なんか大して歩いてないのに妙に疲れたな…」

 

 「うん、そうだね……本当に……」

 

 「もうこの格好で出掛けるのはやめよう……」うんここまで着くのに普通は30分もあれば着くのに倍以上は掛かった。

 

 「まあともあれ目的の水着買いますか…」

 

 「うん、そうだね」と入ろうとしたが

 

 「それじゃ、私は別行動してるね」と春華は別れようとしていた。

 

 「えっ?どうして?」

 

 「いや、今の私が目的の水着を買おうとしたらどうなる?」と二人は今さら気づいた。

 女装していては男性用の水着は買えないと……

 「とりあえず入ってから考えようよ」取り敢えずそれで納得し入った。

 入ると女性用の水着コーナーが大半を占めており目立たない所に男性用の水着コーナーがあるぐらいだった。

 取り敢えず男女に別れて(春華はシャルルと一緒)行動した。

 「ねぇ美華ちゃんこれなんか似合うんじゃない?」とフリルの着いた花柄の白いビキニを勧めてきたがまさか……

 

 「試着しろと言う訳じゃ…無いよね?」と聞くとシャルルは首を横に振りニッコリと笑い

 

 「本気だよ。み・か・ちゃんっ♪」とガッチリ手を掴まれてしまい試着室に連行されてしまった。

 下手に逃げようものなら転びそうになったのでそして

 

 「はぁー…」(変装なんて言わなきゃよかったのです……)

 取り敢えず服を脱ぎ水着を身に付ける。

 (それにしても女性の水着なんて小学校以来だな……前の無くして借りれた水着が女性用だったなー)と考えてるうちに着替えてチラリと外を見ると一夏が赤の他人に絡まれていてシャルルが追い返した感じだったがすぐに戻って来て

 

 「ほらほら美華ちゃんが着替えたんだから見て上げないと」

 

 「え!?シャルルちょっ……」と一夏の制止を無視しシャルルはカーテンを開いた。

 そしてその時は春華が男であることを忘れてしまった。

 そもそも春華の体に男性としての特徴は皆無に等しい為に見惚れてしまったがすぐに正気に戻った。

 (何考えてんだ!俺!春華は女じゃない!男だ!男なんだ!)と考えてると春華は恥ずかしそうにしながら

 

 「そろそろ良い?……恥ずかしいから」

 

 「あ、あーそうだな…」と着替え始める。

 そして一夏はシャルルを見るが……

 

 「どうしたんだ?シャルル」

 

 「一夏は美華ちゃんみたいなのが好みなの?」

 

 「いやいやいや流石に……」実の弟が好みなんて冗談も良いところだ。

 「でも見惚れてたよね」それは本当であった為、黙ってしまった。

 それによりシャルルの機嫌は更に下がった。

 「一夏のエッチ」心にダメージを負った一夏は打開策を考えていると

 

 「それなら僕の水着を選んで」とシャルルは一夏の手を握り春華を置いて選びに行った。

 その間も内心色々と考えていた。

 (あーただ春華ちゃんの水着が見たくてついでにからかおうとしただけなのに僕のバカバカ、なに春華ちゃんに嫉妬しちゃってるんだろ……でも男だと知っていても見惚れちゃうな……あれは……)さっきの光景が脳裏にびっしり張り付いている。

 ほんとに男なのか疑いたくなる程の春華の水着姿に実の弟だと分かっているのにそれを忘れて見惚れてしまっている一夏を……

 

 

 

 そんな二人を見ながら着替え終わった春華は精神的にかなりの疲労感を感じていた。

 (はぁー……もうこれ以上恥ずかしい思いする前に帰りたいこれ以上知ってる人に会わなきゃ良いけど……)と考えていると慌ててシャルルが一夏と一緒に試着室に入る……え?

 まさかシャルルお姉ちゃんがやろうとしてることはまさか……まさか……と考えていると

 

 「なんだ?騒がしい」どうか声の主が間違いであってほしかった。

 振り向くとそこにいるのは千冬お姉ちゃんと山田先生がいました。

 

 

 さて春華はバレずに今日を生きれるのか?……続く

 

 (続かないでほしいのです!!!)

 

 

 

 

 

 




 テンペスタの逃亡日記その一

 さて日記は初めてだがあれから逃亡生活は続いてる。
 まず主が残してくれた戸籍を使い身分を装ったが少し誤算があった。
 私の擬態は二十代前半の女性だが片腕が無いパーツもあれから手に入らずそのままだ。
 取り敢えずイタリアの主要都市を中心に情報を集めようと思う。
 しかし就職活動うまくいくか不安だが取り敢えず日記はここまでにしよう……
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