死神と艦娘の物語   作:ゆーなぎー

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少し長い1話との間の話。

読まなくても大丈夫ですが、世界観を知りたいお方はどうぞ。


Chapter 0.5-1 死神とささやかな日常

あのまさかの2年過ぎましたよ宣告(正確には1年9ヶ月18日間だったが)を受けた後、ゆっくりとオレのリハビリが始まった。

 まさか2年経つとは。しかも全く体を動かさ無いのですんごく体中が痛くてたまらないのだ。

 お見舞いには同僚や育て親代わりの叔父さんと叔母さん、そして妹も来た。

 殆どの同僚はオレがちゃんと生還したことで、涙を流して喜んでた。…高志オレの背中叩くなって!痛いから!動かして無いからすんごく痛いんだって!

 そして、オレの指揮していた『死神部隊』の同僚も来た。

 懐かしい顔ばかりで本当に充実してた病院生活だと思うな。

 みんな親切に2年の間何が起こったとか説明してくれた。新巻先輩ありがとうございます。実はその説明聞くの通算で5回目なんです…。

 みんな、みんな、優しかった。海外の『死神部隊』だった仲間も来てくれたし、みんなどんな今を送ってるかも聞けて幸せだったかな。

 だけど、その中でも親友のジャ──と一番弟子の─ま─がこなかったのが気がかりだったし、みんなこの二人に関しては教えてくれなかった。

 凄く気になるが、今はリハビリだ。せめてブックをオフる所で一日中立ち読みできる位には、体力をもどさねば。

 こんな体だから凄く妹が世話を焼いてきた。お見舞いの品を食べさせてくれたり、花瓶の水かえてくれたり、テレビのカード買ってきてくれたり。

でも頼ってばっかりじゃいられないから一緒にアイス買って食べたりもしたが。何故か食べさせ合いっことか凄く恥ずかしかったし、妹もめちゃくちゃ顔赤くしてたし。

オレ26歳だぞ?あいつは16だし。こんなことする年齢じゃないだろとか思ったが、まぁ病人補正ということで気にしないようした。

 何か話がずれたがリハビリとして色々やった。歩くあれだとか、重いもの持ち上げたりだとかまぁ色々かな。

 

 そんな病人生活を半年近く送って、無事色々普通に戻ったから今度は軍の施設に戻ってフィジカル・トレーニングやら、プライオメトリック・トレーニングやらスピードトレーニングやらもやって、色んなトレーニングもこなした。

おかげで元のオレに戻ったどころか更に筋肉がついた気がする。

 そんなオレの完全復活を聞いて、大本営に来るように通達を受けた。

 またどっかで、部隊率いて戦争行けとかだったらどんな手段を使ってでも断る気だったが、通達の大元が誰かわかったらそんな気も起きなくなった。

それは、オレがこの軍で誰よりも頼りになり、誰よりも信頼を置いている人物だからだ。

俺は式展用の服を着て、迎えの車を待って黒塗りの高そうな車の中に乗った。

 

 こうして、オレは今大本営に来ている。ちなみに、大本営に着いた日は夜になっていたので近くの超一流のホテルに部屋が借りてあった。(めちゃくちゃ雰囲気が良すぎてガチガチになってたので、正直だされた料理の味とか覚えてない…)

 そして、そこで勲章や賞状の授与が行われた。参列者には総理大臣(選挙で政権が変わっていたので戦争中とは違う人だった)とかもいたし、勲章とかは天皇陛下から受け取った。国連や海外からの偉そうな人もいたし…。

TVも全国ネットの放送だし、多分緊張しすぎてあの時魂が抜けてたと思う。

 オレは世界をテロの脅威から救った、云わば『救国の英雄』として扱われている事は病院で話を聞いていたから知っていたが、まさかこれ程とは…。まぁ、オレだけでなくあいつらがいたからあんなにも活躍できたと思う。

 それと、オレは英雄なんて立場なんかじゃないし、それとは程遠い立場だと思う。 

 

 とにかく、色んなお偉い方達と握手を交わしたり、言葉を聞いている内に授賞式は終わった。

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