霊斬師   作:ミスターポテトヘッド

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初オリジナル作品です!


1話 転校初日

 

2017年、東京

 

「今日からここが俺の学び舎か...」

 

俺は校門の前で立ち止まりこう呟いた。

 

校門脇のプレートには霊山高校と書かれていた。

 

「さーて、まずは職員室だな...」

 

俺はひとまず昇降口から校舎に入り職員室を目指すことにした。

 

「...小型3体か、都内にしては少ないな」

 

俺は持ち前のするどい霊感で校舎内の悪霊の反応を感じ取る。

 

3年間で通算数え切れないほどやってきた事だからもはや朝飯前だ。

 

「これは夜中にでもやるとして...とりあえずここ何処だ?」

 

俺は悪霊を探しながら校舎内を回るうちにどうやら迷ってしまったらしい。

 

「またか...」

 

校舎内の悪霊を探すのは朝飯前だが、探す内に迷子になるのも朝飯前だぜ!

 

「とりあえず...お、丁度いいところに」

 

俺は第一村人ならぬ第一生徒を発見した。

 

とりあえず前方からこちらへ駆け足でやって来る女生徒に職員室の場所を聞くことにしようそうしよう。

 

「あのー」

「ん?なに」

 

女生徒は黒髪のロングヘアでパッと見で直ぐ清楚系だと思えた。可愛いより美しいと言うべきか...

 

「俺、今日転校してきたんすけど職員室の場所分かんなくて」

「そういうことですか、丁度私も職員室に行く途中だったので案内します」

 

これまたラッキーな事に女生徒も職員室に行くそうではないか、今日はなんだかツイてる気がするぞい。

 

「では行きましょうか」

「お願いしまーす」

 

一応俺は3年だから敬語は使う必要は無いが、初対面だし案内もして貰ってるからとりあえず少し敬語で行こうか。

 

「自己紹介がまだでしたね、私は2年A組の村雨夢結(ゆい)と言います」

「あら、俺と名字同じじゃないすか。俺は叢雨零司って言います。俺は一つ上の3年っす」

「あ、先輩でしたか。なら敬語でなくても良いんじゃないですか?」

「ん、いいの?」

「構いませんよ、私は後輩なんですから」

 

礼儀正しいと思いながらもとりあえず、女生徒もとい夢結から許可も貰ったのでタメ口にしますか。

 

「あれが職員室ですよ」

「お?」

 

どうやら話している内に職員室に着いたようだ。

 

とりあえず俺は夢結と別れ、担任の先生に会うことにした。

 

「失礼します。今日転校してきた叢雨零司と言います桐谷先生はいますか?」

「おぉ、叢雨かこっちだ」

 

俺が職員室に入り担任の桐谷先生の名を呼ぶと、女の先生が手を上げ、俺を読んだ。

 

「失礼します」

 

とりあえず、俺ドアを閉める。一礼してから桐谷先生と思われるお方の所へ向かった。

 

「君が叢雨零司君か、私は君が入るクラス、3年A組の担任の桐谷美紅だ」

 

やはりこの人が担任の桐谷先生らしい、それにしても目立つ紅髪だ、これは染めたのかと聞こうとしたが失礼に値すると思い、とりあえずやめた。

 

「ではHRの時間も迫っている事だし、行くか」

「あ、はい」

 

俺は自分の教室が分からないので桐谷先生について行った。そして教室に着いて桐谷先生は中に入って行った。

 

とりあえず合図があるまで来るなという事なので廊下で待つことにした。

 

「えー、前から言っていたと思うが、今日は転校生を紹介する。入って来い」

 

呼ばれたので俺は教室に入った。

 

教卓の横に立って正面を見た。大体30人で男女半々と言ったところか...

 

「えー、今日からこのクラスに入る事になった叢雨零司です。よろしくお願いします」

 

これまたベタな自己紹介をして一礼した。

 

この自己紹介は転校する度に言っているので自然と口から出るようになってしまった。

 

「うむ、零司の席はそこの空いている所だ、教科書は隣の奴にでも見せてもらえ」

「了解っす」

 

とりあえず言われた席に座りHRを過ごした。転校する度に思うが、なぜ自己紹介後にいつも女生徒から見られるのだろうか、俺の自己紹介って変なのかな?

 

---キーンコーンカーンコーン

 

とりあえず長いのか短いのかよく分からないHRも終わり、授業の準備時間になった。

 

俺は教科書はまだ持っていないので、ノートと筆記用具を用意するだけだ。

 

「あー、わりぃけど次の国語、教科書見せてくれねーか?」

「お、いいぜ」

 

とりあえず隣の奴に頼んで教科書の確保は出来たので一先ず安心だ。

 

「俺は東條霧夜ってんだ、よろしくな」

「霧夜か、俺は...さっき言ったから紹介する必要ないか」

 

俺は軽く笑いながら霧夜に言った。

 

「にしてもこの時期に転校とは珍しいな」

「親の仕事の都合さ、かれこれ何回も転校してっから慣れたよ」

「なるほどな、じゃあまた転校とかするのか?」

「いや、次はしないって言ってたな、俺が卒業するまではこっちで落ち着くってさ」

「なるほどな、そうだ、友好の印に放課後付き合えよ、奢ってやるからなんか食いに行こうぜ」

「お、まじ?だったらついでに街のことも教えてくれよ、一昨日越してきたばっかだからわかんなくてさ」

「オーケーオーケー、お安い御用さ」

 

これは中々いい友達を作ったもんだ、今までいろんな奴と会ってきたが、ここまでいい奴は初めてだ。こんど俺もなんか奢っかな。

 

----------------------

 

---時は流れ放課後

 

「ひ、ひでェ目にあった...」

「あれは俺も同情するぜ」

 

ただ今俺は霧夜と2人で街をあるっているがテンションは最悪と言ってもいいだろう。

 

なぜなら、あの後休み時間ごとに女生徒からの視線やら質問攻めやらに対応したり、他の男子生徒から睨まれたりと大変な一日だった。俺ってそんな目立つもんかな?転校する度に毎回このやりとりやってる気がするんだが...

 

「まぁ、零司はイケメンちゃんだからな、女生徒が質問したり熱い視線を送ったりするのもうなずけるわな。まったくずるいもんだ」

「勘弁してくれ、対応するこっちの身にもなれよ...」

「まぁまぁ、飯でも食ってテンション上げろよ。俺の行きつけのラーメン屋紹介すっから」

「おう、サンキューな」

 

その後は霧夜オススメのラーメン屋でこれまた霧夜オススメのねぎ味噌ラーメンを食って、少し街を案内してもらった。

 

そして今は霧夜と別れ、家に帰っていた。

 

「あー、こっからあれやんのかー憂鬱だなー」

 

そんな事を言っているうちに家に着いた。

 

「帰ったぞーい」

「あら、おかえりー。どうだったー?」

 

家のドアを開き、玄関に入り一言いうと直ぐに返事が返ってきた。

 

「とりあえず確認できたのは小型3体かなー」

「そっちじゃなくて学校よ」

「あ、そっちね。とりあえずいい感じだよ、ダチも出来たし今日そいつに飯奢ってもらったし」

「あら、青春してるわねー。いいわねー若いって」

「その青春もあれのせいで全く楽しめないけどなー、とりあえず2時間後に出るから、それまで寝る」

「はいはーい、ゆっくり休みなさいな」

 

俺はその言葉を聞いてから2階の俺の部屋に入り、眠りについた。

 

 

---2時間後

 

「さて、そんじゃあ行きますか」

 

俺は黒のロングコートを羽織り、コートで腰に装着した刀を隠してから窓を開け、ベランダに出た。

 

「気を付けるのよ」

「わーってるよ、もう3年目なんだから慣れたよ」

「ん、ならよし。行ってきなさいな」

「はいよ」

 

時刻は夜の9時、俺は再び街に繰り出した。

 

向かう先は俺が今日転校した霊山高校...

 

「さて、今日も悪霊退散しますかねー」

 

俺はそう呟きながら目的地に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 




というわけで、初のオリジナル作品でございます。
この作品は小説サイト、小説家になろうにもマルチ投稿?する予定です。
オリジナル品ですので訳が分からなくなる可能性大ですが。そこは暖かい目で見守ってください。
もちろんGOD EATERも失踪せずヤリマスヨ...汗
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