霊斬師   作:ミスターポテトヘッド

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とりあえず2話目いってみよー


2話 悪霊退散in霊山高校

 

---霊山高校

 

「ねぇ、ほんとにやるのー?」

「あたりまえじゃん、心霊と言ったらやっぱ夜の学校でしょ」

 

私、村雨夢結は只今霊山高校に来ています。

理由はオカルト部所属の同級生、真結のオカルト研究に付き合わされてこの状況です。

 

「はぁ、でもどうやって入るの?」

「この先の窓の鍵開けといたからヨユーよ」

 

これまたベタな侵入方法...とは言わないでおこう、いろいろと面倒くさくなりそうだし。

 

私は真結の言っていた窓から無事に侵入は成功?した。

 

「ここからどうするの?」

「とりあえずベタな所からで美術室でも行こうかなと」

 

とりあえず私は真結についていく事にした、下手に1人で動き回って見つかるのも面倒だし。

 

----------------------

 

「よっと」

 

大体15分で俺は霊山高校に着いた。

 

普通に通学路を行っていたら20〜25分はかかるが、今回は人様の家の屋根を伝って来たからとんでもないショートカットだ。

 

「さて、締められてないかな?てか締められてたら詰んだな」

 

俺は侵入ルートとして帰る前に気付かれないよう屋上の鍵を開けといたんだが...

 

---ガチャ

 

「おっ」

 

無事に開きました、警備員さんちゃんとチェックしないと危ないですよ?

 

なんて事を思いながらとりあえず俺は中に入った。

 

「まぁ、索敵しますか」

 

俺は朝飯前の索敵を開始した。

 

数は朝と変わりないが、小型一体が中型になっていた。

 

「たまにいんだよなぁ、未練が増幅して進化する霊が...」

 

おそらく今回は死んだ学生の霊が、同年代の楽しい学校生活を見て未練が大きくなったのだろうと俺は予想しながら、早速襲ってきた小型の一体を斬った。

 

「あん?」

 

俺は一体を斬ったところで異変に気付いた。

 

索敵用に展開したレーダーに霊とは別の反応がヒットしたからだ。

 

「こいつぁ霊じゃねぇ...っ人だ!」

 

俺は走り出し、一目散に2つの反応の所に行った。

 

別に急がなくてもいいのだが、今回はヤバい理由があった。それは...

 

「タイミングわりぃーだろ、よりによって中型が近くにいるじゃねぇか」

 

2つの反応の後ろに、中型がいたからだ。

 

「くそ、間に合え!」

 

俺は階段を降りて、美術室のドアを開けた。

 

すると、そこには...

 

「ウ、アァ...」

「ま、真結...?」

 

色を失った瞳で呻き声を上げる少女と、それを心配して肩に手をのせようとしている少女の姿があった...

 

「っ!触るな!」

「えっ!?」

 

俺が叫ぶと、少女はビクッと体を震わせ俺の方をみた。

 

「ガァァァ!」

「え?」

 

少女が俺の方を見たと同時に、もう一人の少女が襲いかかった。

 

「チッ、封!」

 

俺がそう叫ぶと襲いかかった少女の周りに四角い箱ができ、少女は身動きがとれなくなった。

 

「今の内だ、こっちにこい!」

「は、はい!」

 

俺は少女をこちらに来させ、後ろに隠れるよう言った。

 

「あ、あの...あなたは?」

「俺は霊斬師、悪霊を除霊する...まぁ陰陽師みたいなもんだ」

 

俺がそう言った瞬間、月明かりが窓から差し込み、うっすらと室内が明るくなった。

 

もちろん俺の顔もうっすらと見えるようになり...

 

「え...零司先輩?」

 

あっけなく少女に気付かれました。

 

「先輩?もしかして、夢結?」

「あ、そうです」

 

夢結がそういうと、少女が襲いかかってきたのでとりあえず俺、夢結を抱えて横に飛びます。

 

「ったく、なにやってんのさこんな時間にこんな所で...」

「あはは...それより、真結は一体どうしたんですか?」

 

夢結聞かれ、俺は簡単に説明する事にした。

 

「簡単に言うなら、この校舎に住み着いた悪霊がとり憑いたのさ...それで今は正気を失っている」

「そんな...元に戻るんですか?」

「もち、そのための霊斬師だ」

 

俺は夢結に向かってグッドサインを出した。

 

「まずは悪霊をあいつから引き剥がす、そして悪霊本体を斬って終わり...カンタンだぜ」

 

そして俺はさっきやったみたく少女(真結)を結界に閉じ込めた。

 

「断!」

 

そう言って、指を縦に振った。

 

すると悪霊と人体が分断され、結界の外に悪霊本体が飛び出た。

 

「お前はここに居るべきではない...」

 

俺はそう呟いて悪霊本体を斬った、そして残った残留思念に手を添え、目をつぶった。

 

そして数秒後...

 

「お前の最期は俺が看取った、お前の新たな旅が楽しいものになると願おう...」

 

そう呟き、黙祷を捧げた...

 

----------------------

 

---30分後...

 

俺は最後の小型を除霊し、グラウンドに立っていた。

 

隣には夢結と未だ意識が戻らない真結が寝ていた。

 

「そっちの子だったらあと30分くらいで目を覚ますと思うよ、取り憑かれると意識が戻るのが遅いんだ」

「そうですか...ありがとうございます、助けてくれて」

 

夢結は俺に向かって頭を下げてきた。

 

「やめてくれ、俺は自分の仕事をしたまでだよ」

「ありがとうございます」

 

夢結は頭を上げて俺に向かって微笑んだ、これは反則過ぎだぜ...

 

「よし帰るか、送ってくよ」

「ありがとうございます、でもちょっと問題が...」

「へ?」

「今日真結の家に泊めてもらう予定来たので、家に行っても家族が寝てて入れてもらえない可能性が...」

「あー、んじゃ真結の家に送ればいいのか?」

「いえ、とっくに門限が過ぎてるので真結の家にも入れてもらえないかもです...」

「は?」

 

あれ、この流れってちょっと嫌な予感しかしませんよー?

 

「なので...今日は零司先輩の家に泊めてもらえませんか?」

「oh......」

 

はい嫌な予感的中...

 

でも、ほっとく訳にはいかないのでとりあえず家に案内して上がってもらうとしよう...

 

「はぁ、わかったよ...」

「え、泊めてくれるんですか!?」

「寝床ない少女をほっとく訳にはいかないでしょ...とりあえず来なよ...」

 

俺はそう言って夢結達を家に案内した...

 

 

 

 

 




オリ作2話目です。

動かし方がうまくできず悪戦苦闘ですが、なんとか頑張ります!
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