復讐者の仲間のような感じの人   作:345

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序盤の主人公はテンション高めな感じです


無邪気な子供と間抜けな子供

この世界に生まれ変わって数年頑張ってやっとこさ成果が出てきた。

ムキムキとは言わないけどうっすら筋肉がついて来ている。

身体能力これはまずまずと言った所だろう、ガキのカテゴリーの中では俺がトップクラスになってる、日々の積み重ねは大事だな早朝トレーニングしててよかった。

もう一つがクラピカ君ストーカー計画の案である、クラピカ君と仲良くしようぜ作戦は驚く程うまくいってる。

男の俺ですらびっくりするぐらい仲良くなった、もはやまぶだち?

早朝はクラピカ君と一緒にトレーニング、終わったら一旦家に帰り朝食をとる。

その後クラピカ君と先生の所で勉強&体術、家の用事がなければクラピカ君と一緒に遊んだり、近くの森で冒険と言うなの脱出計画の下見(街までの行方は未だに不明)

こんな感じのため四六時中一緒にいるのだ、最近はクラピカ君が俺を誘いに来たりする。

子供に懐かれて嬉しい気持ちもあるがどう考えても行き過ぎな気がするでもない

このまま行けばストーカー作戦は大丈夫かもしれない、順調順調。

 

ここ最近は先生の授業と平行に体術をクラピカの親父さんにも稽古つけてもらっている、念は教えてくれないけどね。

やはりクラピカ君のお父さんだけあってかなりのイケメンだ母親の方も美形で、その両方の遺伝子が余す事なくクラピカ君に遺伝してる。

うらやますぃ

 

クラピカの親父さんは俺の基準だがかなり強い、子供の俺とクラピカ君2人がかりで戦っても触れる事さえできない状態だ。

手加減されてコレだ、本気出したらどれだけ強いのだろうか。

近頃は素手の体術もそうだがクラピカ君の親父さんにはクルタ二刀流と言う、クルタ族に伝わる少し短めの剣2本を使う剣技も存在してるため此方も習い始るが。

これが曲者すぎる、1本でも剣を使う技術ってのは大変なのに2本共とも使いこなさなければならない、断言してもいい俺には向いてない。

様になる程度にはやるつもりだがこれは限界が来るだろう、世の中には才能の壁があるのだよ現にクラピカ君は同じタイミングで習い始めた筈なのに俺より上手く2本の剣を使いこなしてる。

いつも鍛錬が終わったらクラピカ君の親父さんはアドバイスしてくれる、性格もいい最高の親父さんだ鍛錬の最中は厳しいけどね。

そんな感じで今を過ごしている、現在10歳旅団がこの村に襲来するまでおよそ後2年

死亡フラグを回避して上手く生き残った後の事も考えねばならん、正直何も思いつきません。

ガキ1人で生き抜ける程世の中ってのは甘くないだろうしね、身体能力は一般人を越えてる事は越えてるしいっそ強盗にでもなるか……、暗い未来だな。

無理か、まぁ死亡フラグを回避した後にでも考えるよう。

 

 

はい今日は生憎と外は雨。

部屋でボーっとしてたらクラピカ君が遊びに来た。

こうやってよく俺の家に遊びに来るようになったから、ストーカーの如く張り付く必要もなくなって来ている。

 

「何してるの?」

「何もしてないぞ、暇で死にそう」

「ならいい物持ってきたよ」

 

そう言うとクラピカ君は鞄からゴツい本を数冊取り出した。

 

「父さんが先月街で買って来た本を持って来たんだ、父さんが読み終わったから僕が貰ったんだ」

「太い、まるで鈍器だな人殺せるぞこれ」

「面白いよこれ、アルベルに貸してあげる」

「うーんありがとう、ところでこれは何の本?」

 

淡泊な表情から一転、クラピカ君が笑顔になる。

嫌な予感。

 

「聞きたい?」

「聞きたいかも……」

 

やべえ失敗した。

でもここで聞きたくないなんか言ったら膨れてしまうんだよな。

 

「アイジエンの大陸にかつて存在し高い文明を持ちながら滅びた、とある部族で使われてた文字やそこに生きてた人の生活を綴った、とても面白い内容だよ!」

 

テンション上がって来やがった、目が輝きだしている、クラピカ君は意外とこういうところで熱くなる性格もある、仲良くなって数年たって知ったがこうなったら止まらない。

 

「で凄いのがさ、この風習の12歳になったらーーーーー」

「へぇそうすごいんねー」

「ちゃんと聞いてよ! で続き何だけどこの文字を見る限りーーーーー」

 

くっ、これは長くなるぞ!

 

「僕はこの時対立してた民族との交流で疫病がーーーーー」

 

もう一時間は立ちましたが止まりません。

ニコニコと無邪気に笑いながら本の内容を俺に語ってくる。

 

「ーーーーでアルベルはどう思う?」

「え? そ、そうだな大変だな」

 

しまった、急に話しを振るなよ、全然聞いてなかったぞ。

 

「聞いてなかったでしょ?」

「聞いてませんでした、ごめんなさい」

「全くアルベルはしょうがないな……もう一度話すから聞いててよ特別だからね!」

「えっ……エェェ……」

 

さらに一時間追加された

流石にこれ以上長引いても拉致があかないんので真面目にクラピカ君の話しを聞いて、何とか有り難い歴史のお話しを終わらせる事に成功する。

眠気が凄い、興味のない話を聞かされるのは苦痛でしかない、しかもそれが表情に出ないように気を付けねばならのが辛いぃ。

 

「ところで聞きたい事あるんだけどいいかな?」

「いいけど何?」

「なら聞くけど、アルベルは何で僕の事君付けで呼ぶの? 一緒に先生の授業聞いてるみんなには付けてないよね?」

 

あれそう言えば何でだろう? 他のガキ共は呼び捨て何だが。

気にもとめていなかった。

 

「ねぇ、何で?」

 

急に不機嫌になりやがった。

 

「うーん何でだろう? 特に意識した訳じゃないんだけど」

「なら僕の事も呼び捨てでいいよ」

「え?」

「だから呼び捨てでいいってば」

 

なぜそこでムキになる、あれか友達なのに呼び捨てじゃないのが腹立つとかか子供にありがちなしょうもない嫉妬か?

コイツこんな感情まで持ち合わせていたとは意外と厄介なお子様だな。

 

「はいはい今度からそう呼ぶよ」

「た、試しに今呼んでみてよ」

 

乙女か!

 

「わかったよ、クラピカ! これでいいか?」

「う、うん、何か恥ずかしいね……」

 

珍しく顔真っ赤にしてモジモジしてる、これ何てクラピカ君ルート? ないからそんな趣味ないから。

 

「ついでだから俺も聞きたい事あるんだけどいいか?」

「え、な、なに?」

「街までの行き方知ってるか?」

「ごめんわからない、父さんにも街までの道順は聞いてないんだ、地図で見たら方角はわかるんだけどひたすら街まで真っ直ぐに行けばいいって物じゃないしね」

「そうか俺と同じぐらいしかわかってないのか……」

 

当然か、迂闊に教えて好奇心旺盛なガキが血迷って街まで行く可能性もあるからな、道中に肉食獣や魔獣に襲われたら大変だし。

 

「街まで行きたいの? 子供だけで行くのは危ないし、自分の身を守れるようになってからじゃないと教えられないって父さんも言ってたよ」

「わかってるって、ただ知りたかっただけだから」

「ならいいけど……」

 

クラピカ君は原作もそうだったが、とんでもなく鋭い人間だ、最近はその片鱗を見せてきて簡単な嘘ならバレてしまうから注意せねばならんr

 

「なぁクラピカ君」

「むー」

 

何だコイツ口膨らましてむーとか言いやがった、普段見せない変な表情に俺も鳥肌が立ってきた、男の癖に気持ち悪い事してんじゃねーよ。

ぶん殴るぞ。

 

「な、何だよ、そのむーってのやめろ気持ち悪い」

「”君”が付いてた」

「そんな事で怒んなよ、これから気を付けるって、なぁクラピカ」

「それでいい」

 

ちょっと仲良くなりすぎた気がすると感じる今日この頃。

 

 




1話3500文字を以上目指します。
バラつきはあるかもしれませんがよろしくお願いします。
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