ようこそ。死んだ世界戦線へ。   作:素早い土管

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第一話Aパート〜出会い〜

「・・・、ここ、何処?」

目を覚ました健二は、周りを見渡した。当然だが誰もいないただの学校の屋上だ。

「何だ、この制服?」

彼が着ている服は、彼の高校とは違う制服だった。

下の階から歌声が聞こえてくる。

「しかし、この高校にはバンドがあるのか?」

よく聞くと、歌声に混じって銃声や爆発音か聞こえる。まさかライブのドサクサに紛れて銃撃戦でもやっているのか。はたまたそういうライブなのか。せめて後者であってほしい。

「まさか、殺し合いってことは・・・、ないよな?」

健二は恐る恐る下を見下ろすと、何人かの男女が一人の女の子にむかって銃を撃っている。しかも無防備な。

「ヒュンッ」

いきなり弾丸が彼の顔をかすめて上空へ飛んで行った。

「!?」

まさか弾丸が跳弾してきたのか?だが、、跳弾しているということは、狙いが外れて金属に当たり、跳ね返っていることになる。

さらに見ると、女の子には弾は一発も当たっていない。そんなに酷い狙いなのか?いやでも一発は流れ弾でも当たるだろ。もう少し観察して見ると、女の子に弾が当たりそうになった瞬間、女の子の周りにバリアのような物が現れて弾丸を弾いていた。

すると、いきなり女の子の手から剣のようなものが現れ、また弾を弾いた。何だよこれ、ゲームかよ。

さらに変なことが起きた。ライトが輝いている建物ーー恐らくそこがライブ会場だろう。から、紙吹雪が飛んできた。すると銃を撃っていた者たちが一斉に走り出し、飛んできた紙吹雪を拾ってライブ会場に入って行った。

「あの紙、何か大切な物なのかぁ」

恐いけど、聞きに行くか。

この選択が、彼の運命を大きく変えるとは、まだ誰も知らなかった・・・。




第一話Aパート、これにて終了です。出会い、といっても、健二がSSSが戦っているのを見ただけですが。主人公紹介は第一話終了後を予定しています。それではまた!
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