s「くそっ!彼女さえ……!彼女さえいれば……!」
ゾ「いねえのか」
s「いたらクリスマスだって男三人で集まって朝まで酒呑んでねえだろ!」
ゾ「地獄絵図みてえになってんな」
s「一人でミルフィーユ鍋ともつ鍋の準備してたからな俺。で、夜に集まってレンタルしてきてた実写の銀魂を見て……夜中一時にカラオケ行って、五時頃に出て、俺の家でもつ鍋よ。終わったの朝七時……」
ゾ「じゃあ、翌日は寝てただけか?」
s「昼から仕事」
ゾ「お前、社会人だよな?」
s「男三人って結構、盛り上がるくね?しかも、NHK特集の残された原住民とかいうのも見てた」
ゾ「なにそれ?」
s「たった一人残された部族の特集でね。面白かったよ、ツッコミどころ多くて三人で爆笑してた」
ゾ「一番の場所は?」
s「その部族って元々二人だったんだけど、片方亡くなっちゃったから、誰にも理解されない言語を、一人しか話せない状態になってるって説明が入った直後、その亡くなった片方の生前映像が入るんだけどさ」
ゾ「うん」
s「その映像の中で、その男の人さ、間違いなく返事で「OK」って言ってたんだよね。あれは、三人で、えーー!?ってなったよw」
ゾ「別の言葉なんじゃねえの?」
s「かもしれないけどね。放送後にヤラセ疑惑浮上してたし。けど、別にヤラセでも面白けりゃ良いんじゃね?と思う側としては、やっぱり、そのシーンは笑えたw」
ゾ「なーーんか、そんな見方されてると考えてると浮かばれねえなぁ……」
s「あ、けど、新たなネタは仕入れられたなぁっと思ってるから感謝してます、はい。ああいうのって本では仕入れられないから有り難いよね」
ゾ「いや、知らんけど……」
s「まあ、話を戻して、感染の続きなんだけど、なんつうか……わかんねえのよ。広けようと思えば広げられるしなぁって。リーダーとして皆を率いていた浩太が闇落ちして……みたいな?」
ゾ「へぇ、一応はあるんだな。で?」
s「いや、それだけだけど?」
ゾ「ねえのかよ!」
s「だってさぁ、そうなってくると、ソンビ特有のエンドレス状態になるじゃん……終わり見えません、てさぁ」
ゾ「世紀末もんにはアリガチだとは思うけど……終着点決めたら?」
s「世界にワクチンが出来て幸せ、みたいな?」
ゾ「そうそう」
s「ゾンビもんにワクチンなんかいるかぁぁぁぁぁ!なにその幸せ空間!噛まれましたーー、はいワクチンーー治ったーー助かったーーって?そんなん嫌だわ!」
ゾ「ドラえもんみたいな口調がイラッとしたわ……」