ラブライブ!~武闘派高校生とμ's II~ 作:ステア(STER)
今日はリクエストがありまして、海未を書いていきます。
普段は信翔目線で書いているのですが、今日は新キャラ・古明地大悟君の目線で海未回を書いていきます。
んで、紹介。
名前:古明地大悟
年齢:現時点で17歳
誕生日:12/07
血液型:A型
職業:高校三年生
特技:暗算、物事を考えること
出身地:大分県
大分県生まれの高校三年生。実家は別府温泉郷で温泉宿『古明治屋』を経営していて、大悟は古明治屋主人の次男坊。兄と弟が一人ずついるという。
実はなかなかの秀才で、メガネをかけた典型なインテリ。医者を志望していて、東京大学医学部を目指して勉強するため信翔と同じ高校にはいった。
一方で体を動かすことは苦手。信翔と同じ高校でコンピューター部に所属。また、身長は189cmと高い。
好きな食べ物は魚料理。嫌いな食べ物は脂っこいものと、凛と超相性が悪い。また、甘党。おにぎりに砂糖が入っててもむしゃむしゃと食う。
物腰が柔らかく優しいのだが、昔のトラウマが原因でアイドルを毛嫌いしている。
九州弁は、帰省しない限り絶対に出さない。
はい、アイドルが嫌いな人出てきました。あとこの人結構な真面目さんなので、ホンマに凛と相性が悪いのですが、凛は今回出てきません。
僕は古明地大悟…。東大に入るために、九州から都内でトップクラスの賢さを誇る高校に入学した。そこで色々な出会いがあって、色々な事があったけど、うまくやってる。
今日は僕の友達の一人・織田信翔と別れ、家に帰る途中だった。すると、青っぽい髪をした女の子が、ここらでは有名なチンピラに絡まれていた…。
「お前さ…園田海未じゃろ? あの元μ'sの。俺はここらでハバ利かしとる族の総長じゃわいな。」
「ここらでオレらを知らんやつはおらん! お前も知っとるやろ!」
「な、何ですか貴方たちは! ちょっ離してください!」
あっ、裏路地へ連れ去られていく…! 僕が助けないと!
「のぅ、俺らに従ったといた方がええで…。心配すんな。お前が従ってれば、手荒な事はせんと約束しよう。」
「やめてください! こんな所へ連れてくるなんて…は、破廉恥です!」
随分厳つい格好してる…。怖いけど、僕がやらないと…!
「ま、まて! 君たち、その女の子に何してる!」
「何じゃ~我はぁ~?」
「その子を…助けに来た!」
そう言い切ると、族の総長はガハハと笑い出した。
「ガハハハハ! そげなヒョロい体で、何ができるっちゅーんじゃい!」
族の一人が襲いかかってきた。僕は信翔や晃太みたいに喧嘩慣れしてなく、怖かったが、ここで信翔に教わっていた護身術が役にたった。
「ぐぉっ!」
「もうやめとけ! 僕の友達には…武闘王と鷹脚がいるんだぞ!」
「はっ? あの武闘王と鷹脚…。は、ハッタリじゃろうが!」
「ハッタリな訳あるか!」
「このおんびんたれが何を抜かしよるんな。エエ加減カバチ垂れんのやめたらどうじゃ? 武闘王と鷹脚がお前みたいなこまい野郎と交遊があるわけなかろうが!」
「この携帯から発信したら例え世界のどこに居ようがすっ飛んできてお前たちをボコボコにするぞ…!」
「クソッ! 引き揚げるぞ! 名前は知らんけど、次会うたら我ブチ殺したるけぇ、
そういって族たちは引き上げていった。しかしもう遅い。鷹脚と警察に通報しておいた。あいつらはもうすぐ摘まれる。
「あっあのっ…このたびは誠にありがとうございました。」
「ああっいえいえ。どういたしまして。」
「それにしてもビックリしました。貴方のような方が信翔と交遊があるとは思いませんでした。」
「ああ、僕は信翔と同じクラスでって…。呼び捨て? 君こそ信翔と何か関わりがあるの?」
「ええ、まあ。」
「まあいいや。僕は古明地大悟。信翔と同じ高校に通ってる高校三年生だ。君は?」
「ああ、すみません。申し遅れましたね。私は園田海未。音ノ木坂学院に通う高校三年生です。宜しくお願いしますね、大悟。」
「よろしく、海未ちゃん。」
そう僕が海未ちゃんを呼ぶと、海未ちゃんは顔を赤くした。
「う…海未…ちゃん?」
「うん、海未ちゃん。よろしく!」
「す…すいません。男の人に海未ちゃんと呼ばれたのは初めてで…。」
「そうなんだ。顔真っ赤にして、面白いなぁ。」
「か、からかわないでください…。」
海未ちゃん。すっかり顔真っ赤にして、本当に面白い…。いい友達になれそうだ。
「それにしても、弓道やってるの?」
「はい、弓道やってます。」
そういって海未ちゃんは背負ってた荷物から弓と矢を取り出した。
「助けてくれたお礼としては何ですが、あの缶を射抜いてみせましょう。」
海未ちゃんはそういうと50mくらい離れた缶を指差し、弓を構えた。
「(それにしてもどうしよう男の人に海未ちゃんって言われるの初めてで照れてしまういやいやここは集中して射抜いてみせないと大悟に申し訳ないでもやっぱり男の人でしかもあんなに身長高くてメガネかけてるイケメンに海未ちゃんなんて言われるとやっぱり照れてしまうけど―)」
何かあったのか、矢を放とうとしない。
「海未ちゃんどうした?」
そういうと海未ちゃんは顔が沸騰してしまったようだ。そして手が緩み、矢を放ってしまった。矢は明らかに缶をはずれていて、表路地の方へ…しかもそこへ、信翔がやってきた。
「信翔、危ない!!!」
だが、信翔は人差し指と中指で迫りくる矢を止めてしまった。
「おいおい危ねぇなぁ。俺じゃなかったら死人が出てたぞ。」
「ご…ごめんなさい! すいません!!」
海未の顔が一瞬にして真っ赤から真っ青に変わり、信翔に一生懸命謝罪する。
「おっ、大悟じゃねぇか。海未と一緒にいるってことは…お前、アイドル嫌いを克服したのか?」
「えっ、アイドル嫌いなんですか?」
「…アイドル? どういうことだ信翔?」
信翔は放たれた矢を折ると、こちらへせまってきた。
「園田海未って知らねぇのか? 昨年度世間を騒がせたスクールアイドル・μ'sの一員を?」
「え…みゅ、μ'sの一員…?」
それを聞いた瞬間、目の前が真っ暗になった。
…実は僕が小学生の時、ハマったあるアイドルグループがあった。僕はのめりこんでしまい、ライブも家族を巻き込んで見に行ったし、グッズもそろえた。でも、それが友達にバレた次の日から、僕とまともに関わってくれる友達が居なくなってしまった。イジメも始まった。そして僕は友達を奪って僕を傷つけたアイドルが嫌いになり、夜な夜なグッズを焼いて、アイドルを恨んだ。呪った。
―もうアイドルとは…関わりたくない。やっとできた信翔ら友達が全員僕から離れて行ってしまう被害妄想が僕の頭をよぎった。すると無意識に僕は走りだしていた。
「だ、大悟? どこ行くんだよ!?」
そして、僕はこの場を立ち去った。
はい、今回は少しシリアスな回になってしまったのかもしれません。大悟君のアイドル嫌いは相当です。いつになったら改善されるのやら…。
さて次回は何を書こう…。検討中です。
評価を宜しくお願いします。できれば、感想下さい! 作者が喜びますww