ラブライブ!~武闘派高校生とμ's II~   作:ステア(STER)

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ど~も~! STERです!!

今日はリクエストがまたまた来ましたので、テンション高揚中です。
ノリノリで作っていきますよ~。

さて、内容ですが…

異性(ココ重要)と学年と学校などいろいろ違えど、同じ大学の医学部を目指す人がいますよね~?
そう、実家は別所温泉郷で温泉宿をしている古明地大悟君と、父親は総合病院の院長をしている西木野真姫ちゃんですw

今回はこの二人についてリクエストが出ましたので作ってまいります!

男連中随一のマジメと、気の強い真姫ちゃんの掛け合いです。ご覧ください。


【32nd Live!】温泉宿の次男坊と病院の跡取り娘

 私…西木野真姫がハワイなんて所にきて何日経っただろうか…。皆、日々練習には励んでいるものの、気分はまるでバカンス状態だ。日々の練習は海未の考えたキツ目のメニューで動いているにも関わらず、皆楽しそうに練習に励む。熱いのに、不思議だ。でも、実を言うと私もイミワカンナイとは思わない。私自身も楽しいと思ってしまっているのだ。

 

 何故かしら? これも、信翔さんの作戦なのかしら? もしそうだとしたら、キツイ練習を楽しいと思わせる作戦なんだから、なかなか粋なことするじゃない。

 

「真姫。手が止まっていますよ。」

「…ハッ!」

「…ったく、お前らしくねぇな。」

「どうしたんや? 恋煩いか?」

「ち…違うわよ!」

 

 今、私たちは勉強会をしている。今日は練習はない。そのかわり、各自で自主勉強をしていた。穂乃果たちは宿題の消費などをしていたが、私は違う。そんなもの既に終わってしまっていたのだった。……簡単すぎるのよ。だから私、UTXに行きたかったのに…まあ、コッチに来たお陰で今があるんだし、天運には感謝しないと…ね?

 

 そんな私が今しているものは、家庭教師から出された難関大学攻略用の問題集。なかなか難しいもので、凛の頭が飛んじゃうことは間違いない。

 

「もうイヤだニャ~! 練習がしたいニャ~!!」

「凛ちゃん…! まだ宿題いっぱい残ってるんだよ? 早く片付けないと夏休み過ぎちゃうよ?」

 

 駄々をこねて暴れまわす凛とそれをなだめる花陽をふと見て、クスッと笑うと、再び勉強を再開する。

 

 しかし…数学の問題集を解く中で、解けない問題が出てきた…。

 

「え…あれっ…? あれっ…? これ、どうやって解くんだったかしら…?」

 

 そう悩んでいるときに、私の隣でしかめっ面をしながら問題集にかじりついていた大男がそっと問題集を閉じると、のそっと私の問題集を覗き込んでくる。

 

「ヴェエッ!? な、何よ貴方っ!?」

「ああ、これね。これはこう―――」

 

 大男は私の悲鳴なんかそっちのけで、解説を始める。この人がする解説は非常にわかりやすく、私はすぐに理解をすることができた。こ……こんな解説は問題を完全に理解してないとできないわ…! この眼鏡をかけた、おそらく信翔さんより背が高い人…やるわね…! ええと、顔は知っていたけれども、名前は何だったかしら…?

 

「どうだい? わかった?」

「え…ええ。ありがとう。恐縮だけれども…名前は何だったかしら? ごめんなさい。もしかしたら紹介があったかもしれないけど、憶えて無くて…。」

「ああ、僕かい? まあ、一度も喋ったことはないから無理ないよね。僕は古明地大悟。信翔と同じ高校に通ってる三年生さ。」

「古明地さん?」

「大悟でいいよ。えっと、そっちは…? こちらこそごめんね。僕もこのグループになぜか入ってるけど、まだ皆の名前を知らなくて…。」

「西木野真姫よ。」

「えっ、西木野って…? もしかして、西木野総合病院の院長さんと親戚さんとか…?」

「ええ。西木野総合病院の院長は私の父。」

「え…ええぇっ!!? あの西木野さんの娘さん…!?」

 

 大男…もとい、大悟さんは目を丸くしてビックリした表情をとる。

 

「そんなに驚く事かしら?」

「驚く事だよ! だって僕、君の所の病院は憧れだし!」

「えっ!? 私の病院に憧れてる?」

「うん。僕は今、医者になれるために頑張ってるんだ。そして慣れるなら…ここに越してからいつもお世話になってる西木野病院のために何かできればなぁ~…と思ってるんだ。それでだなぁ―――」

 

 今度は私が目を丸くして驚いた。さらに聞くと、私と同じ大学の医学部を目指しているそう。じゃあ、いずれは私の先輩になる人なのね。

 

「へ…へぇ~。まあ、いいんじゃないかしら?」

「そうかぁ~。それにしても、真姫ちゃんが僕の憧れの病院の人だったなんて…。」

「ま、真姫ちゃん…?」

「真姫ちゃんって呼んで悪かったかい?」

「い…いえ別に…。」

「ははは…真姫ちゃん照れちゃって…可愛いね♪」

「て…照れてなんかないわっ!!」

「か~わいい♪」

 

 はぁ…結局、いじり方は信翔さんと変わらないじゃない…! 照れてなんかないわよっ! 大悟さんはまた少し間をおいて、そしてまたしゃべり始めた。

 

「そうか~。真姫ちゃんが西木野さんの一人娘…ってことは、もしかして…病院を継ぐの…?」

「ええ、まあ…。というか、誰かが入り婿してくるのだと思うけど…。」

「入り婿っ…!? 苦労するんだね…僕は三人兄弟の次男坊だから、跡取り問題とかよくわからないんだ。」

 

 この人、まあズカズカと人の悩みに入り込んでくるわねぇー…。気弱そうな見た目からじゃ想像できないわ…。というか、何というか…まるで家族みたいな暖かさで包まれてる感じ…えーっと…お兄ちゃん、みたいな? 私は一人っ子だし、家族ともあまり団欒がないからよくは分からないんだけどね。

 

 なーんか、不思議な人…この人もまた、変なカリスマを持つのかしらね。頭もよさそうだし…。

 …あれ? そういえば大悟という名前、どこかで見たような…。あっ! もしかして…高2全国模試で数学2位、理科4位を取った人…!?

 

 

 …ちょっと、この人の問題集を覗いてみようかな…?

 

「うおおっ! ま…真姫ちゃん?」

「ちょっと、貴方の問題集見せてくれない?」

「え…あ、うん。」

 

 私は彼の答えも聞く間もなく問題集を開く。どうやら、大学受験用のものだそうだが…?

 

「な…なにこれっ!?」

「ははは、難しいだろそれ。俺もワッケ分かんねぇんだよなぁ。」

 

 後ろから信翔さんが来てそういった。あらゆることには上がいるものね…。

 

「そんなことないよ。ちゃんと勉強したらわかるようになるさ。」

「それが面倒くせぇよ。まず俺は医学部専攻じゃなくて、経営学部専攻だしな。」

 

 本当、信翔さんを筆頭に男衆がいるけど、個性的よね~。

 

「もー疲れたっ! ねぇ海未ちゃん! もう休ませてよ!」

「ダメです!!」

「ったく、穂乃果は…。」

 

 そういいながら、信翔さんは穂乃果たちをなだめに行ったのだった。

 

 

 その後はしばらく、医療関係についての話で盛り上がった。大悟さんは私に興味を示しているようだ。ここまで優しく接してくれると、親近感が湧いてしまうわよね。話がひと段落してきた。今度くらいは私から話しても……悪くはないわ…よね? べ、別に…興味があるとかじゃなくて…!

 

「ねぇ、大悟さん。」

「ん? なに?」

「貴方、どこ出身よ?」

「おっ、やっと真姫ちゃんから食いついてくれたね。」

「ヴェッ!?」

「ははは、僕の話を聞いて返してくれただけなのに、嬉しいよ。」

 

 え、何この人!? イミワカンナイ…! インテリ系で女の子を寄せ付けなさそうな見た目とは裏腹に、とても女慣れしてる…!? 言葉からして異性に話しかける後ろめたさとか感じられないんだけど…。

 

「赤くなったね。」

「もう…からかわないでよ!」

「ゴメンゴメン…。僕は九州生まれだよ。どう考えても九州男児には見えないだろうけど、これでも九州男児だよ♪ 正確に言うと大分県生まれ、もっと正確にいうと、別府温泉に浸かって育ってきたのさ。実家は『古明治屋』って温泉宿を経営してるよ。」

「へぇ~。割と遠くから来てるのね…。それがなんで医者になろうとしたの?」

「ベタだけど、大けがをした時に見た医者の背中がカッコよかったんだ。それから憧れたわけ。あと僕は温泉も好きで、将来的には温泉の治癒効果を使った医療に取り組んでみたいと思ってるんだよ。」

「モヤシみたいな体系でも、芯はしっかりしてるようね。」

 

 大悟さんの体は、他の男の人たちに比べると高身長である割りに、横が細い。筋肉が控えめというか…? あれかしら、私と同じであまり運動が得意じゃなかったりして。

 

「んで、医療を学ぶために上京してきたと…?」

「うん。うちの父親もあっさり承諾してくれたよ。まあ後継者には兄がいるし、いざという時は弟も向こうにいるしね。」

「貴方…実家に関しては意外と楽観視なのね…。」

「僕は信翔みたいに後継者だと言われて育ってきたわけじゃないし、だから僕はやりたいことをやるだけだよ。」

 

 この人、マジメそうで意外と自由奔放だったりして。B型かしら? …とは思ったのだけど、大悟さんは実はA型だったということが後でわかったのだった。

 

「さてー、話が長くなっちゃったね。勉強しないと。」

「あっ、そういえば…。」

 

 私らしくない。勉強そっちのけでこんなに喋ったのは初めてかもしれない。私、誰であっても自分から話すのが苦手だ。一年の後半になるまで大して友達がいなかったし…。

 

「僕たち、いい友達になれそうだね! また機会があったら話そうね。」

「えっ…? あ、うん…。」

 

 こうして、また一人、新たな先輩…いや友達ができたのだった。それにしても、また変な友達ができてしまった気がするわ。




はい、今回はなんかただ話していただけな気がするけど…

ちなみに私はこの一見で大悟&真姫が気に入ったので、この章だけでも何回かこの二人中心のSSを書くかもしれません。

ちなみに大悟君、なぜ口達者かというと、あれでもいろいろ女と関わる機会も多かったのです。それだけでなく、高校になったら自分から話すのは苦手な女の子ばっかりだったので、自分から話しかけるようになって、自然とコミュ力が鍛えられたようです。地味だけど、キッカケさえあればガンガンになるタイプですかね。ちなみに私もそのタイプにあたりますww

彼は「それでも、女の人と数多く接してきたVIPの信翔には敵わないよ」とのことですが。

ちなみに視点は、大悟にしようか真姫にしようか迷いましたが、今回は真姫視点に挑戦してみました。ツンデレ要素が少ない? そりゃ自分の心の内だかんなw


さて、お知らせがあります。

これから私は忙しくなってまいりますので、投稿ペースがガクンと落ちてしまうと思われます。予めご了承ください。
学生は忙しいよね。勉強やらで…。



今回、アイデアをくださった 孤独なcat 様、真に有難うございました!!

さて、当小説は常にリクエストを募集中です。コラボもありがたく受け付けさせていただきます。
評価をよろしくお願いいたします。また、感想をいただけましたら、私のテンションが高揚しますw

次回、現在考え中の小説はコチラです(タイトルは、変更される場合がございます)

『おカタい信翔へオトナの誘惑』
メンバーたちと一つ屋根の下で暮らしているにも関わらず、下ネタのひとつも言わず練習を指導を行う性に関心を示さない信翔。変態晃太との差が顕著すぎたのでメンバーたちがあらゆる病気、症状であるかもしれないという事を危惧、心配し、あらゆる手段を用いてアダルティックな誘惑を信翔に仕掛ける。だが実は…。
要は、自分たちに全く性的欲求を向けない信翔にあらゆる症状の危険性をふっかけ、それを心配し、診断するために信翔へあの手この手でちょっぴりエッチなアタックを仕掛けるというおはなし(過激なR18シーンはありません)。

『病魔、太陽を蝕めり』
センターである穂乃果が倒れて、皆が大往生する話(死人は出ません)。
この話は大悟&真姫中心になるかも。

こんな感じです。新たにアイデアも募集しておりますし、さらに増えるかもしれません。
では、もう寝る時間ですので、これにて…。
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