ラブライブ!~武闘派高校生とμ's II~   作:ステア(STER)

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どうも、STERです。

今日は、私の大切な友の誕生日であります。
なので、その友にリクエストを誕プレとして捧げようと思います。
まあ、誕生日プレゼント(物理)はもう渡してあるんだけどねw

今回は要求をほぼ100%反映しまして、私がゴリマッチョ並に肉付けした作品となっております。

んで、その友は凛ちゃん推しでありますので、今日は初めて、凛目線にチャレンジしてみようと思いま~す。

もちろん他の読者様も楽しめるようにはなっておりますので、ぜひご覧ください。

ちなみに、想像が捗りすぎて、一年生がラーメン食うだけでは収まっていません。サムネ詐欺ですが、予めご了承くださいませ。


μ's IIの秋!
【34th Live!】ラーメン食べるニャッ☆


 新学期が始まった初日の夜…学校と練習を終えた私、星空凛は友達のかよちんと真姫ちゃんと誘って、食事に行くことにした。授業終わってすぐに、かや姉とあや姉が家に帰ってきて一緒にご飯食べるから早く帰ってきなさいとママから電話があったけど、先に約束しちゃってたから断った。するとママの携帯を奪ったパパが私を叱りつける。べーだっ、今日はかよちん達と食べたい気分なのっ!

 

「凛ちゃん、真姫ちゃんとご飯を食べるのなんて久しぶりだね~。」

「そうね。何か月ぶりかしら。で、凛。どこに行くかは決まってるの? 私はどこでもいいわよ。」

「決まってるニャ~! 黙ってついてきて!」

 

 そういうと私は店に向かって一直線。かよちんと真姫ちゃんはハアハア言いながら必死についてきていた。もう、二人とも遅いニャ~。

 

「り…凛ちゃん…! どこ行くのぉ!?」

「かよちん、あそこだニャ~! この前行ったあそこだニャ~!!」

「あそこっ…!?」

 

 ひたすら走って、ある小さな交差点を左に曲がると…見えてきた。私の行きつけのラーメン店…。そこから漂うラーメンのにおいが私をそそり、私の足を速くした。

 

 間もなく、私は『拉麺』と書かれた暖簾の前に着いた。ドアを開けると、いつもの風景が広がり、いつもの声が聞こえる。

 

「らっしゃい!!」と。

 

「おっ、凛ちゃん! 今日もラーメン食べに来たんか?」

「そうだよ~。大将、今日もおいしいラーメンよろしくニャ~!」

「よっしゃ、任せとけ!」

 

 私がテーブル席に座ったほぼ同時に、かよちんと真姫ちゃんがお店に同時着。ふたりとも汗ダクダクにしたがら、私の座ってるテーブル席まで来た。

 

「もう、二人ともおっそ~い!」

「凛ちゃんが速いだけだよぉ~!」

「もう、凛ってば…!」

 

 今日来たのは、いつぞやの日に来た『前田軒』。私の大事な友達のひとり、櫻田稜くんが住んでいて、働いているラーメン屋だニャ。

 

 三人でテーブル席に座った私たちの前に、前田利一大将が姿を現した。

 

「おっ、凛ちゃん。今日は新しい子を連れてきたんやな。この赤髪の子は誰や?」

「西木野真姫ちゃんって言うんだ♪」

「真姫ちゃんかい。」

 

 真姫ちゃんは軽く会釈をした。大将は気前よく笑った。

 

「はっはっは! よっしゃ! アンタらにも石川のラーメン、食わしたるからな!」

 

 ちなみ大将は石川県で生まれ育ったので、石川のラーメンとしてラーメン道を鍛えたそうだニャ。

 

「大将、櫻田くんは?」

「稜か? アイツは今出前に行かせとるよ。それにしても遅いなぁ。こんなにカワイイ彼女がラーメン屋で待ってるってのに。」

「もう、凛と櫻田くんは別に付き合ってないニャ~!」

「えっ!? そうなんか!? いやあ、もう付き合ってるモンかと思ってたけど…。はっはっは!」

 

 そういって大将は大股で厨房へと消えていった。

 

 …さっきのは決まり文句だニャ。櫻田くんと凛の関係を持ち上げては、とぼけたフリをして囃し立てる。前田大将の常套手段だニャ。これには櫻田くんもホトホトと困り果ててるらしい…。

 

「…あの人なんなの?」

「えへへ~。優しそうな人でしょ? 凛、ここのラーメンがだーい好きなんだ♪ サービス満点、スマイル満点、ラーメン満点だニャ♪」

「へぇ、ここは凛イチオシのラーメン屋というワケね。なら楽しみだわ。」

 

 そういって真姫ちゃんはメニューを取り出して、凝視し始めた。

 

「ええと…私は何にしようかな…?」

「かよちんも、ラーメン食べるニャ~!」

「え…? あ、うん…。」

「凛!」

「真姫ちゃん。私は大丈夫だよ。昔からラーメンもいっぱい食べてきたから…。」

 

 そう話していると、入り口の方でスクーターの音が…。

 

 あっ、きっと櫻田くんが返ってきたんだ♪

 

「おっちゃんただいま~。」

 

 そう言って扉を開けたのは私の思った通り、短めの黒髪をなびかせた、五人衆の中では一番小柄で、一番身体能力の高い…櫻田くんだった。

 

「おかえり櫻田く~ん!」

「おっ、凛!」

 

 櫻田くんは私に気づいて、こっちに来てくれた。

 

「なんだ、真姫と花陽も一緒だったのか。」

「何か悪い?」

「い…いや…。」

「それより櫻田くん! 櫻田くんの渾身のラーメン、凛達に食べさせてほしいニャ~!」

「お…おう! 任せとけ!」

 

 そういうと櫻田くんは腕を捲って厨房へ…。大将や他の従業員にイジられる中、目を鋭くして黙々とラーメンを作ってた。

 

 さて、真姫ちゃんたちに目をやれば…真姫ちゃんはメニューが決まったようで髪の毛をいじりながらスマホを触っている。かよちんはまだメニューにかじりついていた。

 

「かよちん、まだー?」

「ゴメン凛ちゃん。なかなか決まらなくって…!」

「もうーかよちんったら優柔不断だニャ~。」

「この際凛ちゃんに選んでもらおう…! 凛ちゃん、どれがいいと思う?」

 

 そういうとかよちんはメニューをこちらに向けてきた。それにはおいしそうなラーメンたちが名を連ねている。

 

「えーと、凛のオススメはねー…。」

 

 そう言って私がかよちんに薦めたのは、醤油ラーメン! 人気トップに名を連ねる人気ラーメンだニャ。しかもこのラーメンにはお魚などの海鮮が入っている。さすがは日本海に面している県から来てるニャ。かよちんはお寿司も好きだから、それで緩和されると思ったんだけど…気に入ってくれるかニャ? まあ凛は要らないんだけど。そして私たちは櫻田くんを呼び出して注文をした。

 

 しばらくすると…櫻田くんが大きな器を持ってきた。その中に入ってきたのは、おいしそうなラーメン♪ 従業員さんも続いて真姫ちゃん達のラーメンを持ってくる。

 

「ラーメン来たニャ♪」

「ヴェェ…なんでこれ赤いの…?」

「わぁっ、ご飯だー♪」

 

 櫻田くんは、人を見て人の好みに合わせたラーメンを作るのが非常に上手なんだニャ♪ 凛のラーメンは、凛の好きなトッピングがなされてある豚骨ラーメンニャ~。真姫ちゃんのは…なんか赤いような…。かよちんのラーメンは至って普通っぽいけど、器が凛達と比べて小さめで、その代わりにご飯がついていた。

 

 

「りょ…稜さん…!? 私のラーメン、少し赤くない!? 赤いというよりは…少し何かヘンなような…。」

「さあ、なんでだろうな。実際に食べればわかるんじゃないか?」

 

 そういわれた真姫ちゃんは、少し躊躇(ためら)いながらもレンゲをもって汁を少し飲んだ。

 

「お…おいしい…!!」

「アンタ、確かトマトが好きだったよな? だから今回はトマト丸ごとミキサーにかけて出汁に混ぜてみるっていう思い切ったことをしてみたんだ。麺もトマト出汁を吸ってるだろうから、食べてみなよ。」

 

 真姫ちゃんは割りばしを綺麗に割ると、麺をずずっと啜った。

 

「…!!!」

「…真姫ちゃん?」

「おいしいっ…! 本当においしいわ! 凛、花陽。ちょっと食べてみない?」

「…凛は遠慮しとくニャ…。」

「私も、遠慮しとくよ。」

「何よ~…。本当においしいのに~…。」

「なるほど、正解だったって訳か。だがこれは相手を選ばないとなぁ…。トマト嫌いな人も多いし。」

 

 真姫ちゃんがそう言いながらラーメンを啜る。あまりにも真姫ちゃんがおいしそうに食べるので、凛も早くラーメンを食べたくなってきちゃった♪ 割り箸をばっととると割って、ラーメンをずずずと啜る。

 

 う~ん、やっぱりおいしいっ♡

 

「最高だニャ~♡」

「そうか…よかったよかった!」

「やっぱり、櫻田くん、最高だよ~。才能あるよね♪」

「そんなことないよ…。まだまだおっちゃんには勝てないし…。」

「謙遜しちゃって…本当においしかったんだから。自身持ちなさいよ。そんなこと言われたら、私たちが見る目ないみたいじゃない。」

「おっ、真姫ちゃんが珍しく素直だニャ~…。」

「う…うるさいわねっ!」

「自身持ってください…! おいしかったです。ありがとうございました!!」

「皆…。」

 

 櫻田くんははにかんで頭をかいた。櫻田くんはスポーツもできるし、ラーメンも作れるし…凛と最高の相性を持ってるかも♪ ところで、猫ちゃんは好きなのかな…。

 

 ふと、スマホを見ると時間は午後八時になっていたことに気づいた。はぁ~、お腹いっぱいだニャ~。幸せっ♡

 

「さて、帰るとしますか。」

 

 そう言って、真姫ちゃんが立つ。

 

「えぇ~。まだ居たいよぉ~! 真姫ちゃんもまだ居よ居よ♪」

「残念だけど私はそういうわけにはいかないのよ。パパに早く帰ってきなさいって言われてるし。」

「真姫ちゃんはマジメだニャ~。」

「でも凛ちゃん、あまり遅くまで遊んでると怖い人に襲われちゃうよぉ…。」

「大丈夫だニャ~! 絶対、信翔くんが凛たちを助けてくれるよ~!」

「馬鹿言ってんじゃないわよ。信翔さんはストーカーじゃないんだから…。そう都合よく現れないわよ。」

「取り敢えず、まだ帰りたくない~!」

 

 ―――帰ったら、パパやママ、かや姉に怒られる…!

 

「仕方ないわね。(いず)れにせよ私はこれでお(いとま)するわね。貴女たちは好きにすればいいじゃない。でも、私と一緒に出るって言うなら、今日の分は奢ってあげるわ。」

「出ます! もう帰りますニャ~!」

「よろしい。」

「凛ちゃん…。」

 

 こうして、早いこと今日は大将や櫻田くんとお別れすることに…。会計を支払う真姫ちゃんの財布から、樋口一葉が一枚出てきたのだった。真姫ちゃん、ガラにもなく太っ腹だニャ~…このことは言ったら吹っ飛ばされちゃうから言わないけど。

 

 

 *

 

 

 そして、家への帰り道…食べ過ぎを理由に、凛はとぼとぼと歩いていた…。本当は家に帰りたくないんだけどね。

 

「ちょっと、しっかりしなさいよ。」

「うっぷ、もう走れないニャ~…。」

「凛ちゃん…大丈夫?」

「ごめんねかよちん…大丈夫じゃないニャ~。」

 

 あたりはすっかり夜。完全に制服姿の女子高生がうろつく時間じゃないニャ…。少し身を縮めながら歩いていると、前からゴオオオ…とすごい速さで自転車が走る音が…。

 

「見つけたぞ凛ー!!!!」

「ひ…ひゃあっ!!!」

 

 自転車に乗っている男の人から凛を呼ぶ声が…怖くなった凛は咄嗟に踵を返して逃げる。数秒後に真姫ちゃんやかよちんも逃げ出した。

 

 しばらく逃げると、自転車が近くに迫っていた。凛は夢中になって逃げている内に、誰かと衝突。すると、そのぶつかった人が絡んできたのだった。少し崩れたスーツを着ていることから、酔っぱらったサラリーマンだと思う。

 

「いってぇっ!!!」

「ご…ごめんなさいニャ!」

「痛ぇなぁ~…。これはどこか、折れたと思うんだけど。嬢ちゃん、落とし前はきっちりつけてもらうよ? 慰謝料、10万ほどもらおうか? ないんやったら、おっちゃんの家に来てもらおうか―――」

 

 酔っぱらったサラリーマンは凛をエッチな目線で睨みつけ、お金を要求してきた。

 

 凛、お金かカラダがかかった最大のピンチ…! と思ったとき、後ろから自転車で追っかけていた人が自転車を乗り捨て、凛の前に。その男の人は…カジュアルな私服に身を包んだ信翔くんだった…!!

 

「すいません。私の妹分がお怪我を加えてしまいまして…。」

「てめぇがコイツの兄貴か? どうしてくれんのコラ。」

「私が慰謝料を払わさせていただきます。」

「テメッ、カネの問題と違うんじゃ!!!(?)」

 

 そういうと、サラリーマンは信翔くんを殴った。信翔くんは少しのけぞると、サラリーマンを睨んだ。信翔くんはツリ目で、目つきが悪いため、これがサラリーマンの逆鱗に触れてしまう結果に…。サラリーマンは何度も信翔くんを殴る。信翔くんは殴られるたびに睨みを利かせていった。

 

 遂に信翔くんはサラリーマンの拳骨を掴む。次に胴体を押して離すと、素早く近づいて胸倉をつかんだ。

 

「おい酔っ払い…。ここらで済ましといたほうがいいんじゃねぇか? 俺の事さんざん殴ったろ? 裁判沙汰にされたくなければ、このまま失しゃあ。」

 

 頭一つ分くらい違う二人の背丈。サラリーマンは本気でビビッてしまったようで、一礼をすると逃げるように去っていった。

 

「ちょっと信翔さん…! 顔腫れてる…。」

「こんなぐれぇ大した事ねぇさ。俺の体で、お前らの失われかけた貞操を守れたんだから…。」

 

 そういって信翔くんは倒したままだった自転車を持ち上げると、凛達に近寄ってきた。

 

「まったく、お前はどこに行ってたんだ? 探したんだぞ。」

「えへへー。櫻田くんの所でラーメン食べたんだー♪ というか、なんで凛を探してたの?」

「夏夜さんから電話がかかってきてな。凛を探してくれって。」

 

 あちゃー…。そうだった。かや姉に言われて、番号教えちゃったんだ…。ちぇっ、番号教えなきゃよかったニャ。

 

「親御さんも心配してる。さあ、家に帰るぞ。」

「その前に、その怪我の応急処置をさせなさい!」

「真姫、心配すんなって。こんなのどうってことねぇから。」

「ダメですよ信翔さん…。ちゃんと診てもらわないと…。」

「そうだニャ~! ねえ、だから…今から真姫ちゃん家行こっ♪」

「わかったわかった…。行くよ…。」

 

 そういって、真姫ちゃんの家へ行って信翔くんは応急処置を済ましてもらい、私たちはともに帰路へ着いた。

 

 

 でもやっぱり、帰ったらパパとママ、かや姉に酷く怒られちゃった…テヘッ☆




凛「櫻田くん所のラーメンは、汁も美味しくて最高だニャ〜。」
真姫「ダメよ凛。そんな体に悪いものを最後までなんて…

凛「分かってないニャ真姫ちゃんは。ラーメンの出汁…それは職人さんの汗…だニャ!」
花陽「り、凛ちゃん?ラーメンの出汁には食品添加物が1杯入ってるしカロリーも高いから余り飲まない方が…。」
凛「かよちんも分かってないニャ!!」
信翔「お前ら、なんの話をしてんだ…?」
時間の都合で入れれなかった分を挿入(おい

ところで、サラリーマンに対して、女の子なんだから凛ちゃんの方が慰謝料もらうべきだろ…と思った人、同志ですw

酔っ払いって、ワケわかんないよね。前も絡まれたw

当初はラーメンの話だけで埋め尽くそうと思っていたのですが、想像の赴くままにペンを執っていました(もしくはキーボードを乱打しました)。


さて、今後とも私はリクエストバッチ来いな体制ですので、どしどしと、お気軽にリクエストをお寄せくださいw
あっ、読者様の作品とのコラボなども、お受けいたしますよ~!
感想なども、バチコイです。作者が狂喜しますwwww


さて、いくつか次回予告…という名のネタメモをば。

『おカタい信翔へオトナの誘惑』
『病魔、太陽を蝕めり』
この二つは先日紹介。

『名称不定』
・A-RISEと信翔が出会う物語
・晃太と希が焼肉パーティーをする物語
・絢瀬姉妹と政武の物語
・海未のお姉さんの物語
And So On…

Coming soon…
ご期待ください。ではまた次巻。

誕生日おめでとう!!これからもよろしく!
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