ラブライブ!~武闘派高校生とμ's II~ 作:ステア(STER)
まぁまず、とりあえずはMerry Christmas!!
(&メインストーリー50話達成記念)
いいクリスマスをお過ごしですか?
私は、勉強です。実は、こんな小説も書いてる暇ございません。
今回は、話がトントン拍子で進んでいきます。
穂乃果が夜這い
↓
信翔の過去
↓
???
な展開となっております。ちなみに時系列は、12/24の深夜。つまりは“性の6時間”の時間帯となっております。
ちなみに、サラッときつめの下ネタを挟んだシリアスエロとなっておりますのでご注意。
(信翔と穂乃果が繋がることは)ないです。
私たちは今、大きな広間で雑魚寝している。皆が寝静まった頃、私はスクッと起きた。
「皆………寝たかなぁ?」
あたりを見渡す。寝息しか聞こえない。よしっ…行くぞ!
ところで、私…穂乃果たちが今どこにいるのかというと、慰安旅行のため雪山の方に来ています! 昼は楽しかったんだよ~! スキーして、雪だるま作って、夕方には雪山を一望できる温泉にも入ったかな? 晃太君らが覗きに来て一波乱起きたけど…。
そして、もう時計を見ると、深夜。今日はクリスマス・イヴ。そんなロマンティックな聖夜を、こんな大広間で雑魚寝しながら過ごしたくない!
そう思った私は…大好きな信翔君のところまで移動して、ちゃっかり添い寝しようと考えたのです!
あっ! でも流石に、それ以上のことは望んでないよ…? 信翔君も、そんな気じゃないだろうしね。
「そーっと、そーっと…。」
そう言いながら、絵里ちゃんや海未ちゃんをまたぎながら、抜き足差し足忍び足…。
そして、私は信翔君が寝る部屋まで来て、襖を気づかれないようにゆっくり開けていった。
「何だお前。まだ寝てなかったのか?」
「うひゃあ! え、まだ起きてたの?」
「あぁ、まあな。今回はどうも寝つきが悪いらしい。」
なんと、信翔君は起きていた。私たちは忍び足を忘れ、信翔君の布団へとスススッと歩いていく。
「どうしたんだ? 何か用か?」
「いやぁ、実はそのぅ…。」
「添い寝してほしいのか?」
「えっ…?」
信翔君は笑って、布団を広げる。
「ホラ、来いよ。」
こうして、信翔君を挟んで私たちは布団の中へ入る。信翔君は広い布団が好きらしく、2人入っても少し窮屈なくらいで特にイヤに感じることはなかった。
その後、二人とも天井を見て、無言の状態が続いていました。もしかしたら…というほのかな期待もあったけど、信翔君にその兆候はまったくなかった。もう、全国のカップルの80%が性の6時間でアレなのに、律儀というか…ね。
その時、穂乃果はふと気になりました。普通の男子高校生なら、女の子が同じ寝床に入ってきたら…少しくらい、エッチなこと…しちゃうだろうに…。
そう思うと、鼓動が止まらなくなりました。チラッと信翔君の方を見ると、穂乃果たちには目もくれず、天井をぼんやり見つめていました。
「ねぇ………信翔君………。」
「あ?」
「信翔君って、本当にエッチなことに興味がないね。」
それを聞いた信翔君は、少し驚いた顔になった。
普通なら、信翔君が照れて、穂乃果がからかうというパターンがあるが、今日の信翔君は、まるで聖夜に憑りつかれたかのように、驚いた顔から、普通の顔へと戻った。
「いや………興味ねぇと言えば嘘になるな。」
この発言に驚いたのはむしろ私の方だった。
「えぇ…!?」
「ははっ、心配すんな。俺はこの状況に性的興奮の“せ”の字も出てねぇほど覚えてないから。性の6時間とはいえ、お前も添い寝以上のことは望んでねぇだろ?」
「だが…そうだな。その代わりと言えば何だが、少し昔話をしてやろう。俺の過去を、お前に今話したい気になった。」
そして、また信翔君は天を仰ぎ見た。
「俺には…双子の弟、大翔がいるのを知っておろう?」
*
「いくよ! 大翔君!」
「いつでもいいよ! 信翔君!」
俺とアイツは、昔っからあんなに仲が悪いワケじゃなかった。幼少期の頃は、お互い武術を習っていて、お互い拳を交わして高め合ったものだった。普通の兄弟なみに、仲はよかったはずだった。
だがどうもアイツは
そんな漠然としたすれ違い感なんか気にせず、俺はアイツと仲良くし、時は過ぎてった。
アイツとの決定的な亀裂を生んだのは、今からちょうど六年前のクリスマス・イヴだった。
小6で、まだ純情そのものな俺は秘密裏で付き合ってる女がいた。俺は、そいつとも仲良くしていた。だがな、それもすべて崩れ去ったのが、六年前のクルシミマスだったんだ。
「お~い! 来たよ~! いないのか~?」
俺は、近くの神社に来ていた。でも、愛しの彼女の姿はない。
「遅刻したのは謝るからさ! お願い出てきてよ!」
俺は神社内を探すこと数分。人影を発見した。しかし一人にあらず、なにやら様子がおかしい。
「な、なにしてんだよ…!!」
あいつらは繋がっていた。そしてもう一人の人影は我が弟、大翔だと気づいたのはその一瞬後だった。俺は影に隠れて、情事を見ることしかできなかった。
しかし、俺はその状況に置いて一歩も動き出すことができず、むしろその状況に興奮を覚えていた。気づけば、俺の手には何か付いていた。その一瞬後、俺は勇気を振り絞って、制止にかかる。
「大翔君! 何してんだよ!」
「大分と遅っせぇじゃねぇか…。」
すると、大翔はこれまで喋ったことのない言葉で喋った。
「それでも、お前はコイツの彼女か?」
「ひ、大翔君…? 何言ってるの…?」
女の顔は、これまで見たこともない顔をしていた。まるで、催眠にかかったような…事後の彼女は、呂律がまわらない口調だった。
「
「そういえば紹介してなかったな。僕には弟がいてね、大翔って言うんだ。」
「大翔君は、お前だろうが!!」
「えへへ…そーなんら…。」
違う! 俺は大翔じゃない! 大翔はアイツだ!! だが、あいつは言葉巧みに彼女をだます。そして俺は、彼女が催眠にかかっていることを悟る。
「お前…彼女に何をした!?」
「ようやくその気になったか…。バカだなぁ、兄貴。」
「何したって言ってんだ!?」
「何言ってんだよ…。お前のモノも俺のモノだよ。何故か分かるか? それは俺が親父の跡を継いで、総裁になるからさ。だから、お前のこの女も、俺のモノだ。だから、コイツには俺の子供を産んでもらわないとなぁ…。」
大翔は、ほくそ笑みながら理不尽な理由を並べる。俺は、だんだんと怒りが込み上げる。彼女は、アイツの歪んだ愛の所為で、その身を黒に染めたのだから…。
「違う! 総裁になるのは俺だ!」
「フフフ…そんなワケはない。お前は親父やじいちゃんにイジめられてる。でも俺は、可愛がられている。なぜかわかるか? それは二人とも、俺を総裁にするって事なんだよ…!」
あの野郎は、腑抜けになった俺の腹に膝蹴りをキメて、悶え苦しんでる俺をしばらく足蹴にした。気が済んだのか、アイツは大笑いして神社を離れていく。
「選ばれたのは、俺だ! お前は…そうだなぁ。まぁ、俺の右腕になれるぐらい、頑張ってくれや。」
俺は、その場に倒れこんで、ただ泣いていた。親父にも、ジジイにも言い出せず、もう六年も過ぎた。俺の胸の内に抱え込んでいたイヤな過去だ。
*
「その直後に俺は思春期を迎えた。その時期はつらかった。何より、あの事態に興奮を覚え自分磨きをしていた自分が嫌になった。その後は、性欲が湧くたび、自身の体を傷つけたり、喧嘩をして消し去っていた。俺の喧嘩中毒が始まったのはその頃だった。」
「………。」
「先祖や親族に変態が多いらしく、どうやら俺にもその血があったみたいでな…。すべて消すには相当苦労したぜ…。そして、最終的には、性欲を、喧嘩したいという欲求に変換ができるようになったんだ。」
「………。」
私は、無言で信翔君の昔話を聞いていた。次第に、信翔君の声は涙ぐんだ声になり始めていた。
「そしてな…グスッ、彼女は結局、大翔の子を
ついに信翔君の顔が悲しみで崩れ始めた。
「………ありがとよ、俺の愚痴を聞いてくれて。」
「ううん、全然いいんだよ。むしろ嬉しいよ。信翔君がそうやって、私にすべて打ち明けてくれて…。」
「………穂乃果ッ!!」
すると、信翔君が急に私に抱き着いてきた。
「きゃっ…!」
「あぁぁ…ッ!! あぁぁぁ…ッ!! グスッ…。」
信翔君は、私を精一杯抱きしめて、まるで子供の様に号泣を始めた。今まで、私に見せたことのない姿でした。私は、まるでなだめるかのように信翔君の頭を撫でました。
そして思いました。今、信翔君への想いを打ち明けようと…!!
「ねぇっ…信翔君…。」
「………穂乃果?」
「実はね…。」
急に、胸がドキドキしてきた。信翔君も相当興奮しているからか、胸の鼓動がはっきりと伝わってきた。
「穂乃果ね…信翔君の事が……………す、好き…なのっ!!」
突然の告白に、信翔君は泣き止んで目を点にした。
「ご、ごめんね…。卑怯、かな…? 信翔君がこんなに弱ってるときに、まるで弱みに付け込むみたいな…。」
だが、信翔君は穏やかな表情になって、優しくこう語りかけてくれた。
「いや、卑怯なんかじゃねぇよ…。だって、俺も、お前の事…好き、だから…。そうじゃなきゃ、こんな話するか。」
そう言って、今度は信翔君が優しく穂乃果の髪を撫でてくれました。今度は、穂乃果の目に涙が浮かんできた…。
「グスッ…よ、よかったよぉ…!! ちゃんと、信翔君に想いを伝えられて…!! しかも、両想いだなんて…!! うわあああんっ!!!」
「穂乃果…今宵は、このまま抱き合ったまま、寝ようぜ…。」
「うん…っ!! ありがと…!! …ぐすッ。」
「ふんっ、可愛い奴だな…グスッ。」
そして、私たちは…抱き合ったまま、顔を向き合わせたまま、寝ようとした…。
「ねぇ、信翔君…。」
「あぁ…?」
「大好き…だよっ…♡」
「あぁ…俺も、だ………。」
すると、信翔君はもう一度、すこしきつく抱きしめてくれた。『付き合って』とまではお互い言えなかったけど、私たちは一生残る満足した聖夜を過ごしたのでした…。
はい、どうやら、信翔にも脈があったようでね…ww
いいよなぁ、こいつらは聖夜を満喫できて(健全な意味で)
私は、クリスマSkypeしてましたww
さて、次は…新年の話になりそうですね。
勉強しなきゃですので、しばらくお待ちくださいw