ラブライブ!~武闘派高校生とμ's II~ 作:ステア(STER)
まず、ごめんなさい! 二人の孤独とかいう巻はまだできず、この巻を投稿するハメになりました(言い訳)
今回は、稜くんの危機が押し迫ります。まぁ、普通の男子高校生ならヤッてしまいがちなのかもですが、そのせいで墓穴を掘ることもあるかも…
今回は墓穴を掘った稜に迫る危機(意味深)を綴っていきますよ~。
赤くなって青ざめるチェリー田の悲劇をご覧ください。
まぁ、我々からすれば喜劇なのかもですがね(ゲス顔)
「ハァ…ハァ…。」
陽が傾き始めた頃、俺は自室にいた。エアコンがかかった暖かい部屋だ。凛と共に………。
『ほ………本当にするの…?』
「凛………嫌なのか?」
『い、嫌というかなんというか…そのぅ………恥ずかしいよぉ///』
「大丈夫だよ…何も恥ずかしがることはない。」
『りょ…稜くんは………り、凛とシたい…の?』
「当たり前じゃないか…。」
『凛に特に女性的魅力なんかないのに、興奮するなんてとんだ変態さんニャー…♪』
「女性的魅力うんぬんとか関係ないよ。俺は凛が好きだから凛に興奮するんだよ。」
『えへへ、そう言ってもらえると嬉しいな…♪ いいよ、稜くんなら…凛のことをメチャクチャにしちゃっても………ホラ、来て♡』
凛は俺のベッドに寝転がり、俺がそれに覆いかぶさる形で、凛に―――
~~~~~~~~~~~~~
「ぐっ…いいよ凛!! 凛っ!!! 気持ちイイ! あぁっ…ぐうっ!!!」
その時だった。
ガラガラガラッ!!
夢中になって周りへの注意が散漫していた俺の耳を聞きなれた音が貫く。俺はびっくりして体をびくつかせるとともに…股がつるような感覚から一転、快楽に襲われた。
「おい稜! やっと見つけたど! このワシらが来てんねんから接待せぇ―――」
しかもやってきたのは変態で有名な晃太らしい。俺は震えながらも晃太の方を向く。
「イカ臭っ!! 自分、ナニしててん…? ってまさか………行為中かいな!!?」
それとともに、晃太にこの状況を察知された。
*
「ギャーッハッハッハッハ!! あぁ傑作!! おもろすぎて笑いしか起きへんわ!! アーッハッハッハッハ!!!」
誰もいない店の屋敷から、晃太の高笑いが響いた。
「どうしたんだよ晃太………。稜が来るなりハイテンションになりやがって…!!」
「だって…稜が、稜がぁっ…ヒャッヒャッヒャ!!」
「言うなぁっ!!」
俺は必死で晃太を止めようとするが止まらない。
「なんかよく分からんが、ドンマイ…稜。」
「うっせぇ!!」
「そない恥ずかしいことかいな? 何も隠すことあらへんって。オナn―――」
「黙れって言ってんだよ金髪チンパンジー!!!」
「HUH!? DID YOU DO THE MASTURBATION!!!?」
「ほう…つまり晃太君が部屋に行ったときには、チェリー田君はシコり田君になってたワケなんだね。」
「英語で喋んな外人侍!! それとお前はアイドル嫌い時通り口閉じとけドSモヤシ!!」
「晃太の言う通り、何も恥じることないと思うよ? だって僕だって、真姫ちゃんを想って―――」
「いやいや、お前の性生活は聞いてねぇよ!!」
なんなんだこいつら………。この変態集団に俺の性生活を知られてしまうなんて…一生の不覚だよ………。こりゃあジジイになってもイジられ続けるかもな…。
「しかもなぁっ!! オカズなかってん!!」
「Really!? じゃあ、稜は………自らのImaginationで自家発電してたってのKA!?」
「ねぇねぇ、誰をオカズにしてたの? ねぇねぇ? 想像で誰を犯してたの!? まぁ察してるけどね♪」
「うるせぇぞ真ッ姫患者!! いい加減にしないと病院にブチ込むぞ!」
「西木野総合病院にブチ込まれるなら本望だよ~♪」
「いや…訂正。お前は
宵闇とは言え、何なんだこいつらの乱れようは!? もう俺ついていけねぇよ………!
「信翔は俺の味方だよな!?」
「ま、まぁ………そうだな。晃太にイジられたら腹立つよな。」
「だよなだよな!」
「まぁでも…そのぅ…。凛とヤッてるのを想像して…することシてたって思うとちょっと引k…ぎゃんっ!」
気づけば、俺は信翔めがけて丼ぶりの剛速球をお見舞いしていた。
「痛ぇな!! 何すんだよ!」
「まぁまぁ落ち着きなはれ信翔………。」
「何でだよ!」
「俺知ってんねんど。そう言うお前かて夜な夜なヤッてんの。昨日だって風呂場で『穂乃果ぁ………! いいぞっ穂乃果あっ!!』とか言いながら自分磨きしてたやろ? 筒抜けやでぇ…♪」
「してねぇよ!」
信翔は、変態チンパンジーをぶっ飛ばした。
ったく…こいつら、なんで性生活の暴露大会始めてんだ? って元凶は俺か…ごめんよ凛………。
その時だ。カランカランと、店の扉備え付けのベルが鳴る。つまり…お客さんの入店があった。
あれ、おかしいぞ? 今日は定休日のハズなのに。こうやってこの変態どもの相手をすることも特異なのに客が増えるのか…?
「お邪魔しますニャ~」
「り、凛ッ!?」
「穂乃果!?」
「真姫ちゃん!」
「のんたん!」
「エリー!!」
なんと、入店してきたのは凛を始め、穂乃果、真姫、希、絵里の五人。あまり見ない組み合わせだなぁ…。
「オカズオールスターズや…グホッ!」
「凛! どうして?」
「えっだって…明かりがついてたから、臨時営業でもしてるのかなって思って立ち寄ったんだニャ! 違った?」
「ごめんな、違うんだ………。」
「そっか…。」
その時、凛が少し涙を見せた。俺はどうやら凛の涙にはすごぶる弱いらしい。穂乃果たちも少しがっかりしてる。
ところで、なんか腰振りチンパンジーが何か言ったみたいだけど、気のせいだよな。
「おい、どないすんねんシコり田。愛しい、想ってシコるほど愛しくてたまらない凛ちゃんのために、臨時営業したれよぉ。」
イラッ
「おい………今なんつった?」
「おい稜…! そんなことより、凛達が行ってしまうぞ!」
信翔が指さした方向を見ると、凛達ががっかりしながら去ろうとしている。こ、これじゃあこの野郎衆だけ受け入れて、自分たちは受け入れないんだって最低野郎に見られちまう!!
「ま、待てお前ら!」
「ニャッ?」
「大丈夫だよ! 折角来てくれたんだし、臨時営業するよ!」
「ほ、本当にいいの? 悪くないかしら?」
「大丈夫さ。どうせこいつらと世間話することぐらいしかやることなかったし。」
「ありがとうね。稜さん、優しいのね。」
大人の色気を持ってるってよく言われるえりまきに心配されたり、感謝されたりする日が来るなんてな…。なるほど、政武や大悟が惚れるわけだ。でもゴメンな、俺は凛一筋なんだ。
って何言ってんだ俺………。
「ありがと稜くん! 暖かいラーメン期待してるニャ~♡」
「おうよ、任せろ!」
そういって俺は厨房に向かう。野郎衆が何かヒソヒソ話をしてるが、無視しよう。
「凛ちゃん、いっつもここに来てるんだね~。」
「そうなんだよ! ここは稜くんとそのおじさんが切り盛りしてて、ラーメンがとってもおいしいんだニャ~♪」
「凛ちゃんが勧めるからには、そうなんやろうね♪ 楽しみやなぁ………。」
「真姫ちゃんは一緒にここへ来た事あったよね?」
「そうね…。来た事あるわね。その…おいしかったわ。」
「あら、真姫が絶賛するなんて…この店の味は期待できるわね♪」
「も、もう! 誰だって評価ぐらいするでしょ!」
「ふふ、真姫ちゃんの照れる顔、相変わらずか~わい♡」
「からかわないでよ!」
女子たちが可愛らしい会話を繰り広げる。これだけ評価されてるなら、俺も未熟ながら頑張って腕を振るわねぇとな…。
でも、俺の満悦な空気を野郎衆のドス黒い会話が見事にぶっ壊してくる。
「ところで旦那、聞きはっTA~?」
「何がでんねん。」
「ホラ、隣の櫻田さん、毎日毎日自分慰めに勤しんでるらしいNEN~。ほらさっきも…。」
「はぁはぁ、そらお盛んでんなぁ!」
奴らはそういってゲラゲラ笑う。俺はクズどもの所へ飛んでった。
「何言ってんだよお前らぁ!」
「いてぇいてぇ! 自分こそ何してんねんっ! 早うラーメン作りなはれや!」
「そうYADE!!」
「お前らが余計なこと言わなかったらやってるわ!!」
俺は怒りながら厨房に戻る。一部始終を見ていた女子たちは唖然としていた。あの会話が聞こえなかっただけマシだと思おう…。
不満を垂れ流しながらも次第にラーメンができてきた俺は、随時ラーメンを運んでいく。最後に、凛のを運び終えたところで、また野郎衆が牙を剥いた。
「うわっ…旦那、大将が手淫で汚した手で…ラーメン運んでMASSE。」
「考えモンやなぁ…。」
「しかも相手は大将のオナペッ…グホォッ!!」
俺は光の速さで飛んできて、大悟の腹にクリティカルヒットをキメていた。
「い…いったぁ………。」
「何でお前まで混ざってんだよ…!!!」
「だって…面白いじゃん♪」
俺は大悟に追撃を加えた。大悟は失神しかける。
「ちょっと! 黙って見ていれば、大悟さんに何てことしてるのよ!」
「えっ」
いきなり真姫が席を立ったかと思いきや、俺をビンタして説教を始める。俺は少しどぎまぎする。大悟は顔こそ見えないものの、ゲスい顔で笑ってるに違いない。
「なるほど…この店の店主の態度は考えものね。」
「穂乃果、むやみやたらに暴力をふるう男の人って嫌い。」
「稜くん…どうしちゃったんだニャ…?」
「(まあ、どうせ晃太君らが何かしたんやろうけどな…。)」
気づけばバッシングの嵐、何か俺が悪者みたいになってた。凛に至っては泣き顔である。た、確かに悪者だけど! ある種で悪者だけど!! でもこいつらの方が―――
真姫が再び席に着いたところでこのクソどもはゲラゲラ笑う。その時、信翔が俺のところに寄ってきた。
「見かねたわ。すこし助けてやろうか?」
「…頼んだ。」
その後は晃太たちが何かしようと思ったときに信翔が口を塞いだりなどの制裁を加えるように………。
はぁ…よかった。これであのボケどもの口から俺が凛をオカズにしてヤッてたことを公表されずにすむ………。
と、思ったが。
「ねぇねぇ信翔君~! こっち来てこっち来て! 穂乃果たちとお喋りしようよ!!」
「えっ」
「早く早く~!」
なんと………KYなあほのかが信翔の腕を引っ張って女子陣営の方に連れて行ったのだ。寝耳に水な行動に俺は焦り、縛りがなくなった変態三人衆が一気に暴れはじめる。
あぁ、それにしても…
「俺さぁ、前からアイツのこと変態やと思ってんねん。」
「Me,tooやDE。オレもそれは感じるNEN。」
「そうだよねぇ~。何となく稜君てさ、ムッツリだよね~。」
「やっぱチェリー田やんな。」
「そういえば聞いてよ~…。この前いきなりLINEがきたと思ったら、頭トチ狂ったのか『あぁエッチしてぇ。凛をメチャクチャに犯して孕ましてぇ』って送られてきて僕ビックリだよぉ~!」
んな変態文面酔っぱらってても送るもんか!!! このぶりっ子男性版、マジで英虞湾に沈めるぞ! それともアレか? ケツに苦無の方がいいか? あ”ぁ?
「そりゃあ引きまんなぁ。」
「へーんたい! へーんたい!」
すると、凛が立って晃太たちの方に近づいてきた。あ…危ない凛!! そしてその瞬間、俺はフラグが立ったと思い、足がすくんでその場から動けなくなっていた。
「さっきから凛、凛って言ってるけど、凛がどうかしたのかニャ?」
「おう、凛か。稜のオカズ(意味深)の登場やで~!」
「ニャ? おかず? 凛は食べ物じゃないニャ。」
「ある意味、食べ物やんNA(意味深)。」
「おたく、稜には近づかん方がいいで。」
「何で? 稜くんは大切なお友達なのに。」
「だって、その稜君はとんでもない変態さんだからね~。」
「何言ってるニャ。変態は晃太くんだニャ。」
「グフッ…。ま、まぁ聴けや…これが証拠品や。」
そういって、頭が本当にどうかしちまったのか、俺のあの時の喘ぎ声を流しやがった。ってか録音してやがったのか!!! マジ悪質な野郎だ!!
凛は卒倒。穂乃果たちと夢中で対談してた信翔もここになってやっと気づき、奴らを止めにかかるが、俺の方が早かった。
その後の記憶は、ぽっかりと抜け落ちてる。
*
気づけば、薄暗いラーメン屋の屋敷で、座布団と掛布団をかけられてた中、俺は目覚めた。近くには変態三人衆は無残に野垂れており、傷だらけの信翔が俺の傍にいた。なお、凛を始めとした女子の姿はない。
「大丈夫か………稜?」
ガバッと起きてあたりを見渡すと、おっちゃんのラーメン屋が残酷なことになっていた。丼ぶりなどが散らかっていて、机はひっくり返ってる。ガラスなどは無事のようだ。
「の、信翔!? このラーメン屋どうしたんだ? 強盗でも入ってきたか? 凛達は!?」
「お前だよ。」
「えっ」
「これやったの、全部お前だよ。警察沙汰になりかけたんだぜ? あっ、凛はな…穂乃果たちに肩担がれて帰ってった。」
俺は絶句した。言葉が出なかった。
「じゃあ、お前のその傷は…?」
「決まってんだろ。ガチギレして暴れまくるお前を止めるためにつけた傷だよ。」
「えっ」
再び俺は返答に困った。そして俺はいつの間にか信翔に平謝りしていた。
「ゴメン信翔!」
「構わん構わん。自分が同じ立場だったら俺この店潰してたから。まぁ同情ぐらいしか出来ねぇけどよ。じゃあ、大将帰ってくる前に片付けちまおうぜ。おい起きろポンコツども!!」
そういって信翔はアホどもを叩き起こした。その後は専ら、後片付けをしていたのだった。
ちなみに凛に『ごめんよ凛』とメッセージを送っているが、既読がついてるだけで返事は帰ってこない。
あっ…こりゃあドン引きされたな。嫌われたな、ウン。
ここで稜と凛は一旦距離をおきます(小並感)
修復できるかは稜君の力量の問題ですねw
さてさて、そんなことより…花陽の誕生日が刻々と迫る………。
作らなきゃ(使命感)
実際、花陽出番少な目ですし…。
精進します(涙)