ラブライブ!~武闘派高校生とμ's II~ 作:ステア(STER)
今日は、予告通りの高坂姉妹回であります。
今回は穂むらで繰り広げられます。乞うご期待。
明日、俺は地元の愛知へ帰る事になった。東織グループの子会社・東織ホテルズ株式会社の社長である織田稀家…俺の大叔父までもが兄にあたる俺のクソジジィ(織田信威)に続いてくたばっちまった。喪主は長男の稀明おじさんであるそうだ。
とりあえず、久しぶりに帰るのだ。手ぶらで帰ったらケチな親父が怒るだろう…。だから、何か持って帰ろう。
そう思って、家あたりをブラついていた。すると、『穂むら』と書いた家が見えた。どうやら、和菓子屋みてぇだ。そういや親父は和菓子が好きだったな。買ってこか。
そして、扉を開けると…
「あ、いらss…って…。の…信翔君!?」
ほ、穂乃果がいた。
「ほ、穂乃果!! ここでバイトしてたのか!?」
「うんっ! っていうより、ここが私の実家だよ?」
「…えっ、そうか…。」
「とりあえず、ほむまん一つ、いかが?」
そういって穂乃果は、俺にほむまんと言う饅頭一つを持ってきた。俺は椅子に座り、穂乃果が持ってきた饅頭に食らいついた。
「おっ、いい食べつきだね♪」
「食いつきには定評があってな。」
「んで、どう? ほむまんの味は? ほむまん、買ってく?」
穂乃果が、ほむまんの箱を持ってきた。うん、高くねぇ。
「おっ、いい値段じゃねぇか。よし買った! 10箱くれ。」
「えっ、10箱もっ!? まいどあり~♪」
そういって穂乃果は上機嫌になってカウンターへと戻っていった。
「はい、これど~ぞ♪」
そして、穂乃果はほむまん10箱をこちらに持ってきた。俺は諭吉を穂乃果に渡し、お釣りをもらった。
「えへへっ、ありがと♪ 今後とも穂むらをごひいきに!」
「おうっ! まあ暇になったらまた来るぜ。」
そういって椅子から腰を上げようとしたとき、穂乃果と同じ背くらいの女の子がやって来た。
「さっきからうるさいけど、どうしたのお姉ちゃ~ん…?」
そう、雪穂だ。
「あっ、貴方はこの前来た…信翔さん!」
「あっ、雪穂~! 見て見て! 信翔君がほむまん10箱も買ってくれんだよ~!」
「えっ、10箱も…!?」
雪穂がこちらへ急接近してきた。
「あっ、どうもありがとうございます。こんなに買って頂いて…。」
…穂乃果と雪穂は姉妹だけども、まるで似ている部分が少ないよな。でも…何か、雰囲気が似てるような…。やっぱ姉妹だからか。
「それにしても、何でこんなに? 一人で食べるつもりなら日にちが持たないよ?」
「俺の親戚が昨日死んでな。今朝、ニュースでやってただろ? 『東織ホテルズの社長・織田稀家死去』ってな。」
「えっ、あの人親戚だったの…?」
「そうりゃそうでしょお姉ちゃん…。信翔さんのお父さんが経営してる会社の子会社なんだし、同姓なんだから。」
「そ…そうだよね…。えっとあの…ゴメンね? 気、悪くしちゃったかな?」
「構わん。あのオッサンも俺のジジィ同様あまり好きじゃなかったし。それと、こんなにほむまんを買ったのは明日、葬式のために地元へ帰る事になったんだが、親父は土産がないとカンカンに怒るからだ。遠い親戚も来るしな。」
「そ…そうなんだ。」
二人は茫然としていた。その時ふと時計を見ると、もうヤバい時間だった。
「おっと! クリーニングを頼んでる喪服を取りに行かねぇと! じゃあな二人とも! ほむまん、ウマかったしまた買いに来るぜ!」
「うんっ、今日はありがとね♪」
「ありがとうございました。また来てくださいね。」
そして俺はそそくさと穂むらを出てクリーニング屋へと急いだ。
…ちなみに、ほむまんは俺の親戚たちに大ウケして店を訪ねられたが、敢えて教えておかなかった。だってそうだろ? 親父もほむまんを気に入っちまったんだ。もし穂むらを教えちまったら、穂むらに東織グループの手がいっちまう。俺はああいう店、好きだし、穂むらにはあのままでいてほしかったからな。
はい終わりました。見てくださってまことにありがとうございます!
今回は信翔の穂むら初入店です。穂乃果、雪穂の両親は厨房にいると思いますw
ちなみに、信翔も穂むらを気に入ってしまい、あの後何度も通う事になります。
あ、それと今回名前だけ登場した東織グループの人間を整理しておきます。
・織田信翔:この物語の主人公。
・親父:信翔の父にして東織グループ総裁。本名は織田大信。
・クソジジイ:信翔の祖父で大信の父。本名は織田信威。故人。
・織田稀家:今回死んだ人。信威の弟。
・織田稀明:稀家の長男。父の喪主を務める。
こんな感じです(((誰得wwwww
次は何を書こうか…今のところは未定です。感想などでお寄せ下さいwww
評価を宜しくお願いします。できれば、感想も宜しくお願い致します。