それでは第十三話です!
〜祈side〜
「暑い……」
そろそろ夏だ、という感覚がわいてくる。
僕はクーラーの効いている部屋の中に入り窓を閉めた。今頃三人はトレーニングを行っているのだろう。この暑い中でも三人はトレーニングを行っていると考えると、なんというか酷に思う。それもこの国のためだからしょうがないが……。
ちなみに僕は毎度のごとく家で本を読んでいる。休みの日にはほぼ毎日と言っていいほどこうしている。が……。今日はいつもとは違った。
「………………」
どこの学校の制服か分からないが、その制服を着ている。
黙々と僕の部屋の本を読む、そいつの横にはざっと三十冊くらいはあるだろうか。休みの日に僕の家に来るのは勇者組かクラスメイトの上野ぐらい、だか今回はそのどちらでもない。
「祈、次」
そう言ってそいつは手を僕の方に伸ばす。
「……次、って何」
「何って言われてもな〜、分かるだろ?」
分かってるさ、分かっているがそれよりも。
「何でお前がここにいるんだよ」
「え?」
そう言って動きを止めた人物――天照がこちらを振り向く。
「何でって……そりゃあ」
こいつが僕の家にいるのは普通に考えておかしい。
「お前さ、結構暇なの?」
僕は天照には少々荒い感じに接している。そりゃあ自分に似た(実際鏡に移したような)やつに優しく接するのがなんかあれだと思ったからだ。
「ああ!暇だ!」
ハッキリと言われた。ちょっと前は隠れるどうのこうのとか言ってたくせに。
「だから――」
そう言ってまた手を伸ばす。何回やっても続きそうだから諦めて本をしょうがなく渡す。
「何でもいいだろ?」
「おう。ラノベならな」
残念、ラノベしかないです。本当にこいつ何から何まで僕に似てるな、……って前に「俺はお前」とか言ってたっけ?
「じゃあ……はい」
渡した本は、とあるゲーム空間に閉じ込められた主人公が剣で戦い抜くという本。実際この本で上野と知り合ったと言っても過言ではない。
「……なかなか面白そうじゃないか」
「僕は凄く好きだけどね、君が好きになるかは……」
天照はパラパラ、と軽く最後まで見る。
ぱたんと本を閉じて。
「いい本じゃないか……」
それっきり天照は黙り込んでしまった。どうやら気に入ってくれたようだ。
「(僕も読むか……)」
今日は珍しく何も予定がない。ゆっくり本を読んですごそう。
コイツといれば退屈にはならないかもね……。
〜須美side〜
私達は大赦の施設内でトレーニングを行っていた。
基礎的な鍛錬から槍の素振りまで。一通りを終えたそのっちが、ぜいぜいと呼吸を乱している
「はぁっ、はぁっ、はぁ……」
「園子。ちゃんと水分はとれよ、ほら」
銀が、冷えているドリンクをそのっちの首筋にぴったりとあてる。
「あひゃん、冷たい〜!」
「何だそれ」
銀は笑いながらそのっちに渡す。
「ありがと、ミノさん〜……ごくごく、ぷは、ん〜この一杯のために生きている」
夏に相応しい弾ける笑顔を見せるそのっち。
「ほら、須美も飲めよ」
「ん、ありがとう銀」
ドリンクを受け取り、ごくごくと私も飲む。
銀も少しドリンクを飲んでから。
「……もう夏なんだな、八月だぞ」
「今日はどれぐらい暑くなるのかしらね」
三人は空を見上げる。でかでかと自己主張する入道雲。無限に広がる青の色。
「夏、だねぇ……」
そのっちが改めて口にする。
「うわぁー!暑いー!プールで遊びたい!」
そんなことを言って床に寝そべる銀。って、ちょっと前に遊んだじゃない、と心の中でツッコミを入れる。
銀が言うのも最もだ、今年は去年に比べて格段に暑い。
「……祈くんは今頃何してるのかな?トレーニング?」
「それはないな」
そのっちがふと口にした疑問に銀が即座に答える。
「早いわね」
「普通に考えろよ、してると思うか?どうせ本でも読んでるんだろう?」
「あー」
「……確かに」
納得してしまった。そのっちもうんうんと頷いている。
「鍛錬を再開しましょうか。いよいよ支給される私達の新しい力を使いこなせるように」
「うん。勇者システムが最新版になった時に私達自身がしっかりしておかないと、意味ないもんね〜」
お役目と全力で向き合う、少女たち。
夏休みだからどこかに遊びに行こうという、小学六年生なら当たり前の思考も、今の須美達には無かった。
「でもでも、新しい勇者システムって、どんな外見になるんだろう〜。旧世紀の武者みたいなやつだったりして〜」
「! そうなったら私はちょっと嬉しいけど」
「武者?鎧とか来て戦う?」
「……………」
「でも性能と違って外見はそれほど今の勇者システムと大きく変わらないんだろ?」
「そうだったわね……はぁ……」
「後は武器が少し変わってサポートが付くとも、言ってたわ……サポートって何かしら」
私達の新しい力。今それは実戦投入に向けて、最終調整の段階に入っているという。
それを即座に使いこなせるように、体作りをしていた。
今は神樹館もちょうど夏休みで、鍛錬にさく時間はたっぷりあった。
前の戦い以降バーテックスは攻めてきていない。
「あぁ、サポートというのは精霊のことよ」
職員室で、担任教師は教え子の質問に、さらりと答えてくれた。
「せ、せいれい……ですか〜」
そのっちがあたふたしはじめた。
「も、もしかしてそれって、うらめしやって言う……うわわ〜」
「落ち着け園子。それは幽霊だぞ」
「そうよ、そのっち」
「あれクール。二人は幽霊平気なの〜?」
「ええ。冷房代わりによく読んだり聞いたりするわ、怪談」
「アタシはもともと平気かな、何かあったら守ってやるよ」
そう言って拳を前へ突き出す。
「かっこいいなぁ〜勇者だよ」
「私からみれば虫が平気なそのっちの方が、かっこいいわ、勇者よ」
「アタシはどっちも平気だけどな」
「銀はもう、尊敬するわ」
そろそろいいかしら、と先生が口を開く。
「で、精霊なんだけど……これがどういうものか口で説明するのは難しいかな。新型の勇者システムが支給された時のお楽しみね」
「ワクワクが止まらないな」
「ハードルあげますねぇ、先生」
「分かりました。可能な限りで答えて頂き、ありがとうございます」
「それより三人には特別なお役目があるの」
改まった担任教師の口調。
私は自然と直立不動の姿勢をとっていた。
「貴方達三人は、今晩、お祭りに行って楽しんでくる事を命じます」
「え……?」
予想外の言葉に、思わず声が出てしまった。
「知ってるでしょ?お祭りなのよ今日は」
「でも私達は勇者としてお役目を……」
担任教師は、私の言葉をさえぎった。
そして、目をじっと見つめる。
「詰め込みすぎて体を壊したら元も子もないじゃない?夏休みに入ってずっと鍛錬続きだから、たまには休んでもいいのよ……適度に休んだ方が何かあった時に、いっぱい力を出せると思う」
「先生、私は」
「そういうわけで命令よ。行ってきなさい、お祭り。大赦の許可も出ているわ。というか祭りが行われる神社がそもそも大赦と同義だもの。こう考えれば気が楽でしょう?お祭りには出なくちゃ。ね?」
これくらい強引に言わなければ私が了承しないことを、担任教師は知っていた。
「須美、ここは先生の言葉に甘えようぜ」
銀が言ったことはそのっちも言いそうだった。
「……分かりました」
「先生、ありがとうございます〜」
「楽しんでくるのよ」
話が終わって私達は職員室から出ようとしたその時、先生が私達に向かって歩いてきた。
「? どうかしました」
「祈くんには私から連絡は入れてあるわ、頑張りなさいよね」
「……頑張る、って何をですか」
「ふふっ、何をでしょうね〜」
先生は何かを含んだような笑いを浮かべていた。
〜祈side〜
パタン。
「………………ふぅ」
天照が本を読み終わり一息つく。
時間を見てみるともう五時半をまわっていた。
「どうだった?」
「いやぁー、面白かったね。なんか……こう……真似したいくらい」
ま、真似?何を?と思ったがあえて堪えることにした。
「お前は今からご飯だろ?母親がさっきから呼んでからな」
そうだった。僕は立ち上がりドアに向かって歩いた。ドアノブに手をかけたところで。
「天照はどうする?まだ本を読んどく?」
「ん〜、少し休憩しとく」
天照はベットに横になった。
「読みたくなったら読んでていいからね」
「りょーかい」
部屋を出て下に降りると、ご飯を作ってる最中だった。
「今日のご飯は?」
「その事なんだけどねー。祈、今日何があるか知ってる?」
今日?何かあったっけ?
……思い当たるふしがない。
「その様子だと知らないみたいね。今日はお祭りがあるのよ」
知らなかった……。
夏休み入る前に学校が盛り上がってたのはそのせい?
「そのお祭りがどうかしたの?」
はっきり言って、僕はお祭り事には興味が無い。
「先生からそのお祭りに行くようにだって。あの三人も来るわよ」
きっと強制だろう。
話を長くしたら行くのの準備に時間が足りなくなる、これは素直に言うか。
「分かった。準備したら行ってくるね」
僕はそう言って部屋に戻った。階段を登ってる最中に母さんが「お金は置いとくわよー」と言ってるのが聞こえた。
自分の部屋の扉を開けると天照がベットで横になっていた。
「早かったな」
「ご飯は食べてないよ、少し用事が出来たから外に行ってくる」
天照が何かわからないように質問をしてくる。
「用事?何だ、デートか?」
僕は着替えをしながら冗談を軽く流す。
「違うよ、お祭りだって。息抜き程度に行けって、先生が」
「祭りか……じゃあ帰りは遅いのか」
「うーん?どうだろう。須美達に合わせて行動するからね」
「ふん。やっぱりデートじゃないか……」
「何か言った?」
何か言われたような気がした。声が小さくて聴き取れなかったが。
そんな事をしているうちに準備が終わった。
「いや、別に。楽しんでこいよ〜。俺はここにいるし」
「さっきも言ったけど好きな時に本は読んでていいからね」
「おう、分かった」
持っていくのは財布くらいだからバックはいいか。
じゃあ行くかな。
「じゃあ行ってく――」
そこまで言いかけた時だった。
「あ、待て。聞きたいことがあった」
聞きたいこと?何だろう。
「聞きたいことって何?」
少し天照が下を向いて、悲しそうな顔をしながら言う。
「お前“栞那”という名に覚えはあるか?」
栞那?
「……いや、知らないね。その人がどうしたの?」
「知らないならいいんだ。……悪かったな少し時間を貰って、楽しんでこいよ」
「う、うん。楽しんでくるよ?」
なぜか疑問形になってしまった。
僕は家を出てから神社に向かって走り出した。
〜天照side〜
俺は祈が部屋を出る前にある事を聞いた。
『お前“栞那”という名に覚えはあるか?』
その質問に対して祈は知らないと答えた。
「やっぱり……か」
祈は過去のことは覚えている。
若葉、ひなた、球子、杏、友奈、千景。だが、栞那のことは忘れている。
俺は自分の右手首を見る。
そこには、大切な人――栞那が俺にくれたブレスレットがある。
「(栞那……お前の言葉はこれを見る度に思い出すよ)」
祈は栞那を覚えていない。つまり一番辛いことを……悲しいことを忘れていることになる。
「あんな思い、絶対にさせないようにしないとな」
それに最悪の場合も考えないと、な――。
誰もいない部屋にそう言い残し俺はその場から消えた。
〜須美side〜
夕日を浴びながら、私達は神社への道を歩いていた。
瀬戸の潮風が、心地よく吹いてくる。
「……いいのかしら、お祭りで遊んで」
「そんな事言って、須美さんは、ばっちり浴衣を着てきてるじゃないか」
「これは親に着させられたのよ」
「……とかいいつつ、実は自分でも嬉しかったりするわ」
私は素直に自分の心境を認めた。
「うんうん、似合うよわっしー、お人形さんみたいだよ、くるくる回ってみて〜?」
「こ、こうかしら」
くるりくるり。
「わぁ〜ノリノリだ〜、ミノさんミノさんシャッターチャンス」
「何!?」
そのっちがわたわたと携帯端末を取り出す。
それに比べて銀はもう端末を取り出して構えていた。
「こらこら撮影は禁止よ恥ずかしい」
「えぇ〜。待ち受けにしようと思ったのに」
「恥ずかしいからやめて!」
「園子は今も須美が待ち受けだろ?」
「でも撮りたいの〜」
「ちょっと、やめて本当恥ずかしいから」
「私の携帯だもん、私の自由だよ〜」
「もう……じゃあ私はそのっちを待ち受けにするわよ。浴衣、似合ってるからそぞや絵になるでしょうね?フフ」
にやりと笑う。
「わぁ〜私でいいの〜?」
そのっちはにこりと笑い返した。
「そこは恥ずかしがらないの……!?」
「園子だしな〜」
赤く染まった世界で、少女達は無邪気にはしゃぎあっていた。
〜祈side〜
「すっかり暗くなったな」
神社の境内は出店で埋め尽くされていて、大勢の人で賑わっている。
「うーん、この人の中で探すのは大変だな」
神社に到着した僕は須美達を探そうとしていた。
ぐるっと周りを見てみるがいないようだ。そのかわり、同じクラスの人は何人か目に入った。
「星崎ー!」
「おぉ、上野も来てたんだ」
同じクラスのラノベ仲間、上野が声をかけてきた。
「一人なのか?」
「え、いや、人を探してる」
「手伝おうか?俺は暇だし」
「いいの?」
「探してる人はある程度想像はつくからな。鷲尾達だろ、さっき見たぞ」
「正解。つか上野は何してたの?」
先ほど見たと言った場所に案内されながら話をする。金魚すくいの場所にいたらしい。
「ん、俺か?見ての通りラノベの補充」
そう言って手にぶら下げていた袋を見せてくる。
話を聞くと本を買ったついでに、たまたまここに寄っただけらしい。
「さっき見た時はここにいたんだけど……」
周りを見てみるが須美達の影は見当たらない。
とりあえず上野にはお礼を言っとくか。
「ありがとう上野。このお礼はいつか返すよ」
「楽しみに待っておくぜ」
挨拶をして僕らは別れた。
「さて、僕は須美達を探すか……ん?」
探そうとした時に一つの屋台が目に止まった。
「(後ででいいか)」
今はそれよりも探さないと、奥に行けばきっといるだろ。
そう思い、少し奥に行くと。
「あ、いた」
須美達の声は聞こえないが盛り上がってるのはすぐに分かった。
「おーい須美ー」
名前を呼びながら近くに行く。
それにしても、人が多いので思うように進めない。何とか須美達の所にたどり着いて、改めて声をかける。
「須美、一体何して……」
「あ〜!祈くんだ〜!」
「園子?」
振り向くとそこには浴衣を着た園子と銀がいた。
「どうしたの、そのっ――って祈くん!?」
須美は園子に気づいて後ろを見たら僕がいたから驚いている。
「ふぅ、結果オーライ。これで全員集まったな」
園子が僕に近づいてくる。
「ねぇねぇ祈くん〜」
「ん、どうしたの園子?」
「私の浴衣どう〜?」
きっと感想を求められているのだろう。
「どうって、そりゃあ……」
園子の質問に答えようとした時、二人が割り込んできた。
「い、祈くん!私は!」
「アタシはどうだ!?祈!」
えっ、どうして二人がこんなにも押してくるんだ?
「ゆ、浴衣似合ってるよ。正直可愛いと思う……」
この時三人の反応をクラスメイトがたまたま見てそれがクラスの話題になるのは、また別の話。
「(そろそろ時間か……)」
そう思い、僕は空を見上げる。
ヒュルルルル――。
「あっ」
その声と同時に、どぉんという大きな衝撃が神社に響いた。
「花火が始まる前にみんな揃ってよかったね〜」
僕らは神社の階段に腰をかけて花火を見ていた。
神社の奥の方だから人が少なく周りは静かだ。
「綺麗〜…」
園子は夜空を彩る大輪の花に夢中だった。
「……そうね」
みんな花火に夢中だ。
次々と天に打ち上げられては、消えていく花火。
夜空が様々な色に染まっていく。
「花火師さん達の、職人芸しかと見届けましょう」
「おぉ〜ひたすら連発きた〜お腹に響く〜」
「ほんといい景色だよなぁ、……バーテックスが来なくてよかったよ」
まぁ、確かに。この景色を台無しになんてされたくない。
「このタイミングで攻めてきたら、僕もキレていたかも」
「お〜私もだよ〜」
「私もそうかもしれないわ」
楽しい時間は、邪魔されることなく。
花火は存分に夏の夜空を彩っていた。
「……あぁ花火終わっちゃった」
「おもしろうてやがてかなしき鵜舟かな……」
「俳句か?」
「かの有名な松尾芭蕉の俳句だね」
「花火終わると寂しいよね〜」
楽しい時間ほどそれが終わるとその分悲しくなる。
「でも来年またこの四人で見ればいいだけだな」
銀が素直な気持ちを口にする。
「そのためには、みんなお役目を頑張らないとね」
僕がそんな事言うと。
「祈くんも一緒に、よ」
「私達は四人で勇者だからね〜」
園子が何気なく言った言葉が銀はとても気に入った様子で。
「そうだな!私達は四人で勇者だからな!」
全員、銀の言葉に頷く。
「……どんな事があっても、この四人なら切り抜けるさ」
それはきっと僕の心からの願いだろう。
過去を経験してるからよく分かる。
「敵はいつ来るか分からないわ、いつ来てもいいように鍛錬は怠らないようにしましょう」
「いっぱいリフレッシュできたもんね〜」
園子が戦利品の水ヨーヨーをバシバシと叩く。
「こりゃ、帰ったら早速鍛錬だな」
「あら、珍しく意見が一致したわね」
「頑張ろうね〜」
鍛錬か、昔は僕もやってたな。
懐かしい思い出が蘇る。
「ねぇ、須美」
「どうしたの祈くん?」
「その鍛錬、僕も参加していいかな?」
「祈も参加するのか!?」
銀が目を輝かせている。
「きっと、参加していいって言うに違いないわ。……私達的にはそっちの方がいいんだけどね」
「わっしー、わっしー。本音が出てるよ〜」
「あはは……」
須美は照れ隠しをするように話を逸らす。
「お、おほん。その前に、荷物を置いてから集合しましょう」
「僕は用事があるから、先に戻っておくね。集合場所は連絡しておいて」
「分かったわ。じゃあ、また後でね」
僕はみんなと後で会う約束をして別れた。
次回予告
「就寝タイムだよわっしー!ミノさん!」
「私が、巫女……」
「大丈夫……大丈夫だから……」
「しょうゆ味こそ最高だよな!」
「神樹?」
「行こう!みんな!」
第十四話 不安と覚悟