もしよろしければ読んでいってみてください。
「記憶」
人の思い出や物事を心の中に覚えておく事、それが記憶
これほど曖昧で不確かで、それこそ霧のようなものなのに大切にされるものは人間にとって他には無いものである
一つ話をしよう、自分が赤ん坊だった頃の記憶を覚えている人間がどの程度いるか?
そう聞かれて答える事のできる人間は皆無だろう
ならば昨日食べた昼ご飯は思い出せるのか?
それならばいくらでも答えられる人間がいるはずだ、ご飯やパンや麺など様々な答えが返ってくることだろう
ならそれに対してこう聞こう
「本当にそれであっているのか?」
こう聞かれた貴方はどう答える?
自分では確かにあっているはずだと自信を持っていた答えが少し不安にならないか?
本当にあっているにもかかわらず自信を無くして間違っていたかもしれないと少しでも考えがよぎったのではないか?
ほら、これだけ不確かなものなんだ……記憶なんてものは
記録に残っていない限り証明できない、だから自分の記憶は間違っているかもしれない
そんなものなんだ記憶なんてものは……
それでも、記憶を、思い出を大事にする
馬鹿らしい
覚えていても辛いだけだ
忘れられたらどれだけ気持ちが楽か
忘れられたらどれだけ悲しいか
忘れられたらどれだけ………
私は全てを忘れてしまいたい
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ピピピッ ピピピッ ピピピッ
朝の目覚ましが鳴る
それを止めようと布団から手だけを出して頭の上あたりを探る
しかし、目当ての物を掴む事はできず仕方なく顔も布団から出して自分の眼で確認して時計のアラームを止めた
ーーー眠い
朝起きた瞬間のこの感覚だけは何年も生きてきたがいまだになれる事は無い
おそらく一生なれる事は無いだろう
そんな考えを寝起きの回らない頭で考えながら今日の一日のスケジュールを簡単に組み立てていく
とりあえずは今の服を着替えよう
それが今日最初の行動スケジュールだ
いつも寝る時にパジャマ代わりにしている白のTシャツとズボンを脱ぎ下着一枚になる
まぁ、男の下着姿なんて誰得な訳だが……
タンスの中にある外行きのTシャツに薄めのパーカーをはおる
そして普通のジーンズをはく
次に顔を洗い髪をとかしてヘアスタイルを決めることにした
脱いだ服を適当に布団の上において洗面所に向かう
鏡の前で寝ぼけ眼な自分の顔を見る
ーーー相変わらず眠そうな顔だ
自分を自画自賛する訳ではないが顔立ちはまぁまぁだと思う
ただ、友人が言うには俺はいつも眠そうに見えるとの事だ
それも仕方ない、俺の眼はたれ目気味でただでさえ眠そうなのに本当にいつも眠いから余計に眠そうに見える
だから仕方の無い事だ、そう考えて自分を納得させる事にした
顔を洗い、髪をとかし終えいつも通りの自分のヘアスタイルに整える
クセ髪なので横が少し跳ねてしまう
なのでそれをいつもワックスで無理矢理直して学校に向かうようにしている
一通りの作業を終えたので布団を敷いていた部屋に戻る
昨日買った朝食用のパンをテーブルの上から取り袋を開けて食べようとする
しかし飲み物を用意していない事に気づき冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出す
今度こそと思いテーブルの前に座りパンを口に含む
買ったパンはクリームパンだったのでパンの中のクリームの甘い香りが口の中にふんわりと広がる
そして一口、二口とかじってミネラルウォーターに手を伸ばし蓋を開けて口に含む
そんな事を繰り返してクリームパンを食べ終え一息つく
「学校行くの面倒だなぁ……」
今日初めて口に出した一声がこれだった
今自分は大学に通う二年生で、実家から離れ一人暮らしをしている
通う学校は此処から自転車で10分ほどのすぐ近くにある
しかし、人間とは不思議なものでいかなければならないと思うと何となく行きたく無くなるものだ
仕方の無い事だ、誰しも思う事だろうと自分の考えを肯定してみたが
講義を休むと後がもっと面倒になると言う結論に至り学校へ行く準備を始めた
そして準備が終わり家を出るその時しっかり鍵は閉める
自分が暮らしているのは三階立てのアパートの二階の一番奥の部屋なので階段までが少し遠い
少し歩き階段を降りて自分の自転車の場所まで向かう
自転車の鍵を開けてサドルにまたがる
「行くか」
片耳だけにイヤホンをつけてお気に入りの曲を流して重い足を無理矢理動かして学校に向かう
今日もいつも道理の日常をまた過ごしていこう、そんな風に考えながら……
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基本的に適当な事をつぶやいてます