半神ショタと黒い雌豹が出合うのは間違っているだろうか?【更新停止】   作:ベクセルmk. 5

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魔神顕現デモンエキス

「・・・・・・」

赤い海に沈んでいた。血のような海の中に沈んでいた。

しかし、自然と息は出来ている。視界の全てが赤く染まるなか、エリーゼだけははっきりと見えていた。

底には、死体が沈んでいた。血を流しながら沈む死体が海底を埋め尽くしていた。

「・・・・・・」

自分に向かって金色の壺が落とされる。

(何・・・これ?)

壺から赤黒い液体が出てくると、それは生きているかのようにエリーゼの口の中に入っていった。

「・・・・・・・・・!!」

冷たく、しかし同時に熱い液体が身体中に染み込んでくる。

力を込めると、真下に氷の足場が出来上がり、エリーゼは浮上した。

~~~

「え、エリーゼちゃん!魔法!魔法覚えたよ!」

いつもと同じように廃教会でステイタスの更新をしてもらっていた。

 

エリーゼ・ロアー

LV1

力:F342 耐久:G228 敏捷:415 魔力:H198

 

発展アビリティ

【】

 

魔法

【魔神顕現 デモンエキス】

継続魔法 5分

 

スキル

紅き剣線(レッドライン)

吸血鬼症候群(ヴァンパイアシンドローム)

 

「このデモンエキスって魔法ですか?」

エリーゼは新しく追加された魔法欄を見て言う。

「ただ、これがどんな魔法かわからない。魔法は本来なら詠唱式がステイタスに表示される。けど、君の魔法には継続魔法5分としか書いていない。文字通り受け止めるのなら、この魔法を5分間使えるってことになる。・・・まあ、明日確かめるといい」

「そうですね。あ、そうだ。ベルはサポーターちゃんと一緒にご飯食べてくるらしいですよ」

それを聞くと、ヘスティアは硬直した。そのまま、ギギギという音が出そうな動きをしながら外へと続く階段を登る。

「ヘスティア様どこかでかけるんですか?」

「ちょっとミアハと飲みに行くだけだから」

「・・・ヘスティア様も乙女なんですね。エリーゼにまでわかりやすく嫉妬するなんて」

「悪いか!僕たち神だって嫉妬の一つや二つするんだからな!」

とだけ言って出て行った。

「言いすぎたみたいですね」

~~~

ダンジョンの8階層。そこでエリーゼは魔法の試し打ちをしていた。のだが、

「まず何をすればいい?」

どんな魔法かわからないため、何から始めればいいのかわからないのだ。

「とりあえず唱えてみよう」

そう言って右手を前に突き出す。

「【魔神顕現 デモンエキス】」

瞬間、エリーゼの足元から氷の刃が生えてきた。

「氷を発生させる魔法か~。だったらこんなこともできるんじゃないかな?」

氷で出来た剣を想像する。硬く、鋭く、重く、冷たく。

「それ!」

剣が何もない空間から現れる。それも氷で出来ているにも関わらず、冷たくない。

「よーし、なら『ヴァイス・シュナーベス』!」

周囲に氷の槍が現れ、正面に放たれる。

「よし、練習はここまで!本番は明日以降で」

5分が経過すると、氷を出すことはできなかった。

 

 

 

 




明けましておめでとうございます!
そのうちオリの方も上げるので(上の方々から急かされたとは言えない)七分の一で待っていてください。
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