半神ショタと黒い雌豹が出合うのは間違っているだろうか?【更新停止】 作:ベクセルmk. 5
「さてと、帰るか」
ダンジョン18階層、リヴェラ。リュートはそこで、ある袋を回収していた。それは、魔石やドロップアイテムが大量に入った袋だ。見た目ではとてつもないほどの量のアイテムが入っているのにリュートは一切重みを感じていなかった。
「やっぱこの袋便利だよな〜」
リュートの担いでいる袋はただの袋ではなく、
ベートが酒場で酔って暴れてから2日。アイズは何故か落ち込んでおり、ダンジョンに行かなかったくなった。そんなアイズのためにも、なにか美味しいものでも奢ろうかと思い、朝からダンジョンに潜っていたのだ。結果としては儲かったほうだが、アレが近いことを考えるとまだ足りないだろう。
そして、14階層までいったところで、それを見つけた。
「・・・・・・ん?」
それを、一瞬人間と見間違えた。というか、元人間だと言ったほうが信じられた。
砂色の鱗と甲殻、手には鋭い爪、二本の長い尾、人間のような―――――――しかし、明らかに違う爬虫類じみた目と裂けた口。そこからはずらりと牙が並んでいた。しかし、背中と両の脇腹、両肩と二本の尻尾、不格好な右腕に一つずつ穴がついていた。
ぎょろりとトカゲ男(仮)が自分を睨んだ瞬間、
(受け止めやがった!)
なんと、トカゲ男の肩の鱗に触れる前に止まっていたのだ。しかしよく見ると、両肩と背中の穴から空気が吹き出していた。他の穴も空気を吸っており、両肩と背中以外の穴が空気の供給源となっているようだ。
「
未だかつて試したことのない―――――――しかし存在は知っている武具を顕現する。
ブンという音と共に、左手から半透明な刀が現れる。
「<我流抜刀術一乃太刀>【六激】」
音速に近い速度で振られた一撃が、六つの斬撃となってトカゲ男の腹を切り裂く。
『gyaaaaaaaaaaaaa!!』
咆哮を上げるとともに、空気の爆弾がリュートの前で爆ぜ、突風が叩きつけられる。
「―――――――っ!」
3Mほど吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。
『ゴアァァァァァァァァァァァァァ!!』
二本の尻尾が上下に撓り、空気を吸い込む。リュートは防御せずに回避に専念する。
自分の真後ろを、竜巻が通過した。轟音と共にダンジョンの壁が抉られる。
(やれやれ。もう少し練習したかったけどやるか)
以前戦ったの少女を思い出す。
大剣槍を地面に突き刺し、最短の加速で距離を詰める。
「聖武具顕現【槍】」
しかし、トカゲ男の竜巻ブレスを放つ。直撃する―――――――
瞬間、時間が遅く感じられた。‘‘まるで、一秒を十秒間に引き伸ばしたかのような”そんか感覚だった。
放たれたブレスが遅く感じる。その下をブレスに当たらないギリギリの高さで屈む。そのまますぐに間合いを詰めると、トカゲ男は空気の装甲で防ごうとする。
「墳!」
しかし、槍は空気の装甲を難なく貫き、その衝撃をトカゲ男へと伝えた。
衝撃が魔石ごと貫き、どさりとトカゲ男のような生物の尻尾がドロップアイテムとして手に入った。
~~~
一人の男神が、自分のファミリアの子供でもある少女に
男の名はタケミカズチ、少女の名は葵・三葉。
葵・三葉
LV1
力:G242→G282
耐久:H108→H114
器用:G229→G238
敏捷:E433→D509
魔力:G201→G215
《魔法》
【
《スキル》
【
三葉はステイタスの書かれた紙を見て、ため息を付いた。スキルに何かが書かれているが、
「よし、悩んでちゃダメだ!!
っていってもまだ先なんだけどねぇ
彼女がこの先とてつもない災難に巻き込まれることを、神すら知りませんでした。
感想、批判、賞賛、提案、お待ちしております