否定者とほぼ無能者も来るそうですよ?《一時凍結かつ作り直し予定》   作:tomlet

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あらすじ

異世界に呼ばれた

なお、バトルがあるとは言ってない。


1話「問題児の邂逅」

問題児たちは自己紹介を終えて一息ついていた。

ヘッドホンの少年は逆廻 十六夜、お嬢様っぽいのが久遠 飛鳥、猫を抱いてるのが春日部 耀。

そして十六夜が口を開く。

「仕方ねぇ。こうなったらそこに隠れてる奴にでもきくか」

(ほぉ、気付いてたんだ、こりゃすげぇ。どうやら反応を見るに全員気付いてたみたいだし、全員普通じゃないのはわかった。ひとり風上に立たれたらわかるとか言ってたのは感覚の活性化かね?まぁ、示されたカードが少なすぎて何の力かは見当も付かんが。)

そうこうしていると茂みの中から隠れていた本人が現れた。

「い、いや〜・・・さすがはこの黒ウサギが呼び出した方々ですね〜。いえ、決して隠れてたわけではないんですヨ?出るタイミングを測れなかっただけで」

さすがに三人とも多少怒った目で黒ウサギを見ていた。対象に、桜と零斗は落ち着いていた。

「あ〜、あれだ、被害者の皆さんは黒ウサギと話をつけててくれ。俺達ははせっかくいいところなんで木陰で休ませてもらうよ」

「うん、零斗くん。行こう」

そう言って2人は木陰の下に入ってしまった。

そして黒ウサギはその時静かに覚悟した。

(あぁ、私は今からこの三人に遊ばれるんですねぇ)

ゆっくりと問題児三人が黒ウサギに詰め寄った。

 

 

「お、さすがに小一時間も経てば終わるか」

ボロボロになった黒ウサギと妙にやり遂げた顔の問題児たちを見て零斗は笑う

「では、本題と行きましょうかね、黒ウサギさん?」

そして黒ウサギは説明を始める、どうやらこの世界では誰もがコミュニティという集団に属しているらしい。そして力のことを恩恵(ギフト)と呼び、その恩恵を駆使して戦い、競い合うのがギフトゲーム。そしてそれには原則何をかけてもいいと。

「なるほどな、そんじゃ、街に行くか」

零斗がそう言うと十六夜は

「待てよ、俺の質問がまだ残ってる」

「はい、どういった質問ですか?ルールについてですか?ゲームについてですか?」

黒ウサギは十六夜に問い返す。

「俺が聞きたいのはたった一つだ・・・この世界は、面白いか?」

十六夜の少し予想と外れた質問に黒ウサギは。

「・・・YES!ギフトゲームは人を超えた者だけが参加できる神魔の遊戯。”箱庭”の世界は外界より格段に面白いと黒ウサギは保証いたします♪」

黒ウサギは満面の笑みでそう答えた。

 

 

「信じられません!あの問題児様方はッ!」

黒ウサギは森の中を疾走していた。理由は2人の問題児が早速好き勝手な行動をとったためである。

そして今、黒ウサギは自分の聴覚を頼りに問題児のうちの1人を見つけたところだった。

(この辺りですね)

「さぁ、追いつきましたよ零斗さん!ここは神妙にお縄を頂戴しt・・・」

その光景を見て黒ウサギは絶句した。彼の周りには神格は持たないと言えど、それなりの力を持った幻獣が跪いていた。まるでギフトゲームにかって、それらを隷属させたかのように。

「零斗さん?これはいったい?」

「あぁ、これか?暇つぶしに付き合ってもらっただけだよっと。よーしみんな、もういいぞ、隷属期間終わりー、自由に生きな。アデュオス。」

たった一人の少年のその言葉にそこにいた全ての幻獣は逃げ出した。まるで絶対の捕食者のそばを一瞬でも早く離れたいという風に。

「十六夜もさがしてるんだろ?それじゃ、世界の果てまでレッツゴーだ。」

 

 

世界の果ての近く、蛇神のテリトリーに十六夜はいた。

「なんだよ、2人探してたにしては早いじゃねぇか、黒ウサギ?」

十六夜はからかうように黒ウサギに言葉を投げかける。

「この問題児様はッ!ここは世界の果てですよ!」

黒ウサギは怒りをあらわにしつつ、十六夜の速力に単純に驚いていた。

(こんな短時間でこんなところまで、とんでもないスペックなのです。)

「なぁ十六夜、この辺に面白そうな奴いなかったか?」

その問いに対し十六夜は。

「あぁ、アレのことか?」

と後ろで伸びている大蛇を指差すと、黒ウサギは驚愕したように十六夜に問いかけた。

(十六夜さんがこれを倒したのですか?でも、どうやって。でも今はそんなことより)

「見てください十六夜さん、こんなに大きな水樹ですよ、これならしばらくは水に困らないのです♪」

黒ウサギは嬉しそうにそう言うが

「へぇ、そうなのか」

十六夜の興味は別のところにあるようだ。

「おい、零斗。」

「あん?どうした、筆頭問題児の十六夜さん?」

二人の間に殺気とは言い難い、だが、とてつもなく密度の高いチリチリとした空気が生まれる。

「なぁ、零斗。今から俺と遊ばねぇか?」

十六夜は挑発するようにそう口にした。対する零斗は。

「おうおう、上等じゃねぇか。今のうちに上下関係を叩きこんどいてやろうと思ったところだ。」

「ハッ、ぬかせよ。異世界でまで女とイチャついてる奴に言われたくねぇよ。」

二人の間の一触即発の空気は、ほんの一瞬で弾けた。

「「おい、黒ウサギ!」」

「この問題児様方はっ!一体何をするつもりですか!?」

黒ウサギの問いに2人は息を揃えてこう返す。

「「躾だよッ!!絶対邪魔すんじゃねぇぞッ!」」

まるで火と油のような2人の問題児による。世界の果てを揺るがすほどの子供の喧嘩が始まった。

 

 




次回あたり本筋に入れればなぁと思います。

では、このへんで
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