否定者とほぼ無能者も来るそうですよ?《一時凍結かつ作り直し予定》   作:tomlet

8 / 20
今回で一巻終了です。

下の方にネタバレ少なめの設定(露骨な文字稼ぎ)があるので、まだ設定なんか見たないよぉ〜、っていう人はそっ閉じ推奨です!

では、どうぞ!


エピローグ、或いは星空の誓い

”ペルセウス”のゲームから三日後、”ノーネーム”の本拠の野外にて、大宴会が開かれていた。

零斗はリリたちの世話をして、楽しそうに笑う桜を見て、

「俺が桜を守らないとな」

そう呟く。この”箱庭”に零斗は以外の誰にも勝てないギフトしか持たず送り込まれた少女。自分と同じ目線に立とうとして、そして、新しい生き方を示してくれた少女。

(アイツを守るためなら俺はなんだってできる)

そんな風に自分の覚悟を再認識すると、問題児三人と、あのゲーム以来メイドになったレティシアがこちらに来ていた。

「おいおい、俺らは守ってくれねぇのかよ」

「お前らは力もちゃんと持ってる俺の同士だ。守る必要なんてないだろ」

ヤハハと笑いそれもそうかと頷く十六夜。

あれ?黒ウサギは?と問おうとすると突然黒ウサギの声が響く。

「それでは本日の一大イベントが始まります!箱庭の天幕に注目してください!」

いつのまにか側に帰ってきていた桜と零斗を含む問題児全員は空を見上げる。

「・・・あっ」

コミュニティの誰かが声をもらす。それから連続で星が流れ、それが流星群だということに気がつく。

「なるほど、あの星空の違和感はそういうことか」

零斗がつぶやき、十六夜が納得したように頷くと。

「YES!!箱庭の世界は天動説のように全てのルールが箱庭の都市を中心に回っております。先日、同士が倒した"ペルセウス"のコミュニティは敗北の為に"サウザンドアイズ"を追放されたのです。そして彼らは、あの星々からも旗を降ろすことになりました」

ずいぶん馬鹿げたゲーム盤である。天体法則すら、このゲーム盤を盛り上げる舞台装置の一つでしかないということなのだから。

それを見た十六夜は空を見上げ、さっきの流星群を眺め、思ったことを口にする。

「参ったな、世界の果てやら何やら、いろんなものを見せられたつもりだったが、まだこんなのが残ってるなんてな。おかげで目標が出来ちまった」

「目標ですか?」

黒ウサギが首をかしげ、十六夜の言葉を待つ。

()()()に俺たちの旗を飾る。どうだ、なかなかいい目標だろ?」

問題児と桜、その全員が賛成の意を示し、黒ウサギがフワッと笑って答える。

「それは・・・とてもロマンがございますね」

「だろ?」

全員で笑い合い、いつもより豪勢な食事を肴に流星群を愛でる。

『あそこに旗を飾る』

”ノーネーム”の全員に、一つの目標を与えた星空を彼らは飽きるまで眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー以下、設定につき見たくない方はそっ閉じ推奨(ネタバレは少ない上にミスリード?有りです)ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鏡野零斗

 

ギフトカードはライトグレイ

 

父親に世界に存在するあらゆる呪いを体の中に押し付けられたことにより今の力を得る。父親が行方不明になった後、様々な悪人に殺しの仕事を命じられてきた。その仕事の対象であり、唯一殺せなかった女性の鏡野銀に拾われた時に今の苗字をもらう。その時から自分を利用した悪人を殺すための戦いを始める。桜とは銀に拾われた時に知り合う。その後自分を利用した悪人を殺し終えた後に箱庭に呼ばれる。18歳

服装は黒のズボンに袖を折った白のワイシャツで髪の色は黒。眼の色は銀を写すような青。

 

ギフト

「否定者《キャンセラー》」

彼が全ての呪いを耐えた先に獲得したと思われるギフト。自分の外から自分に働くありとあらゆギフトの補助効果を常時否定しているため、ギフトが源のエネルギーはよほどの威力がないと彼に通らないが。その性能のため治療用のギフトすら受け付けない。物体の零斗の身体に触れている部分や相手のギフトの効果ではなくギフトによる力そのもの、ギフトによらない物理法則そのものも否定もできるがその効果は日に12回しか使えない。

 

「全ての呪いの回答者《アンサラー》」

この世界に存在する全ての呪いに耐えたことと、彼が自分を使った全ての悪人を殺し間接的に本来死ぬはずだった大量の人間を救うことになったことで与えられた功績によると考えられる恩恵。十六夜より少し劣る程度の身体能力と、あらゆる呪いの本質、性質、解除方、術者を見抜く力、を彼に与える恩恵。呪いに関しての情報は引き出せるが、解呪ができるわけではなく、解呪に必要な物や行動を理解するだけである。

 

 

鏡野桜

 

ギフトカードは桜色

 

鏡野銀によって零斗の父親の一団との戦いに備えて、零斗を止めるための力を与えられた元孤児の少女。零斗と出会ってからは、零斗の悪人狩りのサポートを行ってきた。16歳。

服装は白のワンピースに白のカーディガン。髪は白のセミロングで目は赤色。

 

 

ギフト

「回答を砕く肯定者《アウト・オブ・オーダー》」

二つの効果を持つギフト。

一つは、鏡野零斗の功績によって得た力を砕くためのギフト。彼の中の呪いに耐えた功績と、呪いそのものに対する機能を奪うギフト。

もう一つは彼の否定者のチカラを抑え込むギフト。暴走した零斗の力の消え方から察するに、零斗から漏れ出した否定の力を無理やり体内に戻す効果を持つ。

このギフトにより、零斗は全てのギフトを一時的に封じられる。

 

 

鏡野銀

二人の実質の育ての親であり、二人の良き母親。

零斗に力の使い方や悪人を許さない生き方や普通に生きる術を与える。

箱庭出身の可能性がある。

Tシャツにジーンズというラフな格好で紺色のロングヘアー。瞳は緑。

 




では、次から二巻の内容進めます。
次はオリジナルの敵も出します。多分・・・

では、今回はこの辺で!
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