小説の方は春雪異変に入ります。
第9話 9=3×3 最小の奇数の合成数
紅霧異変の終結から約半年後。季節は春…のはずなのだが何故か雪が降り積もってる。毎年この時期は博麗神社でのお花見が楽しみなのにずっとお預け状態だ。霊夢も初めは異常気象だとかなんとか言っていたが、いいかげんに気になってきたようだ。俺もそろそろ異変を解決するべきだと霊夢を説得するために博麗神社へ向かった。
神社につくと人影が3つ。一つはこの博麗神社の巫女、博麗霊夢。一つは白黒の魔法使い、霧雨魔理沙。そしてもう一つは…
「あれ?十六夜?」
「お久しぶりです。」
「どうしたんだ?」
「お嬢様からいい加減にこの異変を霊夢に解決させろと言われまして。」
「ああ、俺と同じ理由で来たんだな。」
「私も同じたぜ。」
どうやら十六夜も魔理沙も霊夢を焚き付けに来たようだ。
「全くもう!みんなして。分かったわよ。解決すればいいんでしょ!?」
「おう。それでこそ博麗の巫女だ。」
「はぁ、でも全く異変の原因にに心当たりがないのよね。」
「それもそうだな。じゃあせっかく4人もいるんだから全員で手分けして原因を探そう。」
「4人って…私もですか?」
「ああ、どうせあのお嬢様の事だ。手伝ってこいぐらい言われたんじゃ無いのか?」
「…図星です。」
「じゃあ明日の正午にここに集合よ!それまで各自この異変の原因を探すこと。わかったわね!」
「了解だぜ!」
「わかりました。」
「ん。」
霊夢side
皆と別れて一人で原因探し。と言っても本当にどこへ行けばいいやら。取り敢えず勘に任せて飛んでたら道に迷った。
「う〜ん困ったわね。ここはどこかしら。」
「あれ?お姉さん。こんなところに道に迷いに来たの?」
「そんなわけ無いじゃない。」
「ふーん」
「で、ここはどこなの?」
「ここは迷い家。」
「いかにも道に迷いそうな名前ね。」
「だから道に迷いに来たんでしょ?」
「違うわよ。」
「ところでもう春のはずなのに雪が降っているのはなぜ?」
「私は今それを解明するために飛び回っているのよ。」
「それで道に迷いたくなってここに来たと。」
「だから違うって言ってるでしょ!いい加減にしないとぶっ飛ばすわよ。」
「やれるもんならやってみな!!」
魔理沙side
原因解明と言われても全く検討ががつかなかったので、少し頭の回る旧友に会いに行く事にしたぜ。
「おーいアリス!久しぶり!」
「あら、魔理沙。久しぶりじゃない。どうしたの?」
「ん、ちょっとな。今回の異変について話を聞きたくて。」
「異変?ああこの雪が今も降り積もってるやつね。」
「なんか知ってるのか?」
「知ってると言えば知っているけど…魔理沙にただで話すのわねぇ。」
「なるほど、力づくでこいってか。受けてたつぜ!」
掛side
「あれ?十六夜もこっち来るのか?」
「ええ。紅魔館近くの湖に冬の妖精が居るのを思い出しまして。」
「ん?チルノのことか?それなら俺が会うつもりだが。」
「あのバカ妖精にですか?どこまで役に立つのかしら。」
「それもそうだが。まぁ能力が氷系だし。」
「私はそんなやつを相手にするつもりはありませんよ。」
「妖精なんてどれもたいして変わらないんじゃないか?」
「チルノのバカさは妖精の中でも随一だそうですよ。」
「そうか。おっ湖に着いたぞ。」
「じゃあここで別れましょうか。冬の妖精は岸辺の方に居るらしいので。」
「そうだな。チルノは多分湖の上だ。」
十六夜と別れて湖の上を飛ぶ。よく考えたらあいつが普段どこにいるか知らないな。
「あー!!おまえは!」
「ん?その声は?」
「ここであったがひゃくねんめ!いざじんじょうにしょうぶ!!!」
「ああ、いたいた。チルノ、お前に聞きたいことが…」
「そんなことしったことか!くらえ!新スペカ!雹符『ヘイルストーム』!」
「俺の話を聞けぇ!」
うーん、やっぱりこいつに会ったのは間違いだったか…
咲夜side
「さて、噂ではここら辺に住んでるということでしたが…」
なかなか見つかりませんね。
「しかし本当にこの異変の黒幕は誰なのでしょう。」
「くろまく〜」
「あら、黒幕の方から出てきてくれましたわ。」
「ちょっと待って、ちがうちがう!ナイフ仕舞って!」
「あなたが冬の妖精かしら?」
「確かに私は冬の妖精、レティ・ホワイトロックよ。」
「じゃあ聞きますけど、あなたはこの異変の事は気付いているのかしら?」
「いへん?ああ、雪の結晶が例年の3倍くらい大きいこと?」
「多分それね。」
「それとも頭のおかしなメイドが空を飛んでることかな?」
「取り敢えずあなたを倒せば少しは寒さもましになるかしらね。」