東方数学帳   作:フリーエイリアン

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だんだんサブタイのネタがなくなってきました… 当然ですが11は最小のゾロ目です。M理論によると、宇宙の時空は11次元だそうです。なんのことだかよくわかりません。


第11話 11 ゾロ目

掛side

 

「霜符『フラストコラムス』!!!」

「だからいいかげんにしろ!」

らちが明かないので弾幕を乱射してチルノの動きを止める。

「おい、俺の話を聞け!」

「…なによ。アタイになにかようがあるの?」

「ああ。お前は今年は冬がやけに長いことに気付いているか?」

「ふゆが? …まいとしこんなもんじゃない?」

「いや、今年は長い。」

「ふーん。まあそういう年もあるんじゃない?」

「それにしても長すぎるんだよ。」

「そんなのどうでもいいよ!いいからアタイと弾幕ごっこしよう!」

「しねーよ!こちとら忙しいんだ!!」

うん。やっぱりこいつに会ったのは無駄だったな。

 

 

咲夜side

 

「その減らず口を閉じてあげましょう。永遠に。」

「ちょっ!止めて!私が悪かった!」

「今更謝られましてもねぇ。」

「分かったよ。異変について知っていること全部教えるから!」

「あら。それはありがたいわね。」

「ほら、空から桜の花びらみたいなの降っているの気付いてる?」

「そういえばそうだわ。何かしら、これは。」

「これは春よ。」

「春?」

「ええ、多分今年春がなかなか来ないのは誰かがこの春を集めているからだわ。」

「なるほど。」

「で、この春は多分これを集めている人の所から漏れてきたもの。この春の後をたどればきっと犯人が見付かるわよ。」

「なるほど、ご協力感謝しますわ。」

「協力したから許してね。」

「あら、手が滑ったわ。」

 

 

「きゃぁぁぁぁぁ!!」

 

 

ピチューン

 

 

さぁ神社に戻りましょう。

 

 

 

in博麗神社

 

「お、霊夢も帰ってきたぞ。」

「遅いぜ霊夢。」

「仕方無いでしょ。ムカつく猫がいたんだから。」

「何か収穫はありましたか?」

「迷い家のアイテムをぶんどってきたわ。これで適当に飛んでも犯人の所に着く。」

「なんじゃそら。」

「そういう掛は何か分かったの?」

「ああ。チルノに何か聞いても無駄だと言うことが分かった。」

「なによそれ。」

「全く二人とも役にたたないな。私はバッチリ情報を手にいれたぜ。」

「え、まじで?」

「ああ。とにかく風上へ向かえばいいそうだ。」

「根拠は?」

「えーと、確か春を集めているやつがいるらしいぜ。そこから風が吹いているからだったかな。」

「あら、私も似たようなことを聞きましたわ。」

「咲夜。どんな内容?」

「ええと、たまにこんな花びらみたいなのが落ちてくるのに気付きませんでしたか?これは春を集めているやつらの所から漏れてきたものだそうです。」

「ふーん。今風は上から吹いている。そして、花びらも上から降ってくる。じゃあ取り敢えず上に向かって飛びましょうか。私の勘もそういっているわ。」

 

 

 

掛side

 

何故か上へ行くほど暖かくなってきた。それより前々から気になってることがあるのだが…

「なぁ、十六夜?お前一体どうやって飛んでいるんだ?」

「え?」

「いや、霊夢は能力で、魔理沙は魔法で、俺も能力の応用で飛んでいるんだが、十六夜だけは仕組みがわからないんだよ。」

「ああ、それは…メイド長だからです。」

「いや、理由になってないし。」

「では言い直しましょう。レミリアお嬢様のメイド長だからです。」

「あー、なんとなく納得出来た気がする。」

「ではそういうことで。」

分かったような分からなかったような…

「あっ!なんか見えてきたぜ!」

「あれはまさか…冥界との境!?」

「あそこから花びらが落ちてますね。」

「なんか空間がねじ曲がってる。結界でもあるのか?」

「あら、掛は結界を見たらわかるの?」

「ああ、座標空間が歪むからな。」

「それにしても固い結界だな。素人には解けそうにもないぜ。」

「魔理沙には無理でしょうね。」

 

「あなた達、なにやってるの?」

「えっ誰!?」

「ちょっと姉さん速いわよ。」

「増えた。」

「もう一人いるみたいだぜ。」

「あれ〜騒霊演奏隊に新メンバー?」

「ちょっとなによ!あんた達!」

「それは私達が聞きたい。」

「私達は異変解決団よ。」

「霊夢お前いつの間にそんなダサいグループ名つけたんだ?」

「うるさいわよ。さぁ私達は名乗ったわ。あんたらは?」

「…私達は騒霊音楽隊。」

「お花見の余興として、」

「この結界の先にあるお屋敷から呼ばれたのよ〜」

「あら、いいわねお花見。」

「地上じゃ今は出来ないからなぁ。」

「私達もまぜてくれよ。」

「あなた達も余興出来るの?」

「いや、別に。」

「じゃあここを通すわけにはいかないわね。」

「食料役ならいいよ〜」

「あら、やる気ですか?」

「お花見前の腹ごなしにいいわね。」

「って、3対4じゃない。私達が不利だわ。」

「じゃあ私は先に行ってるわ。」

「ちょっと待て霊夢。先にいくなら私だぜ。」

「いや、俺だろ。」

「実力的に考えて私でしょう。」

「ああもううるさい!私は博麗の巫女よ。だから私がいくわ!」

「まったく…じゃあ先にいってろ。でも、そこの結界抜けられるのか?」

「これくらいなら行けるわよ。」

「よし、じゃあそこのピアノ持っているの!私が瞬殺してやるぜ。」

「リリカはその魔法使いね。姉さんは?」

「…じゃあそこの男で。」

「では残ったラッパのあなたが私のナイフの餌食になるのね。不運な子。」

「二人とも、危なくなったら…分かっているわね。」

「分かってるわ、姉さん。」

「わかってる〜」

「じゃあ俺達も行くぞ。」

「一瞬で吹き飛ばしてやるぜ!」

「では、行きましょう。」

 

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