東方数学帳   作:フリーエイリアン

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遅くなりました…と言いたいところですがこれから更に遅くなる予定。どうか気長にお付き合い下さい。

おそらくこの話でUA1000行きます。いままで閲覧頂き本当に有難うございます。

エマープとは桁を入れ替えても(元の数と違う)素数となる数のことです。prime(素数)をひっくり返してemirp(エマープ)なんだそうだ。


第13話 13 最小のエマープ

再び三手に別れる。組み合わせはさっきと同じだ。ルナサはもう2回被弾しているので俺は少し楽かな。

「神弦『ストラディバリウス』」

大弾が途中で破裂して小弾が沢山飛んでくるスペカか。…なんか俺のと似てない?

 

 

 

結構難しいな。

 

 

 

あっミスった。

 

 

 

あっまた当たった。

 

 

なんかいつの間にか二回ピチュッた。ヤバいヤバい。

 

 

 

魔理沙side

 

相変わらず細かい自機狙い弾を大量に撃ってくる。大きく動けないとイライラするぜ。ミサイルを乱射しながら確実に弾幕を避ける。

「冥鍵『ファツィオーリ冥奏』」

スペカ使ってきたぜ。楔弾を列状に飛ばしてくる。たまに進行方向の違う列が同時に飛んでくるのが厄介だぜ。

「魔符『スターダストレヴァリエ』」

出し惜しみしている場合ではないのでこちらもスペカを出す。後は避けに集中だぜ。

 

 

 

咲夜side

 

やはりメルランはかなり強いですわね。このビームと小弾の組合せが物凄く嫌です。

「では…奇術『ミスディレクション』」

時間を止めて少し離れた所に動きナイフやくないを投げる。相手の弾が飛んできたら、また時間を止めて同じことの繰り返し。攻守一体の安定したスペカです。

「あーもう、あなたはいったいなんなの!?さっきから訳のわからないことばかり!」

「ちょっとした手品よ。」

「…もういいわよ。管霊『ヒノファンタズム』」

これは危ない。かなり難しいスペカね。ランダムに飛んでくる速いビームと大量の粒弾。気を付けないと時間を止めても避けられなくなる。

 

 

…やはり追い詰められた。時間を止めたけれど逃げる隙間がない。仕方ないけどやるしかないわね。一度の被弾のみで抜けられるコースを見つけて相手の後ろに廻る。

「やった、当たったわ!ってどこにいったの!?」

「あなたの後ろよ。」

「えっ!?」

相手が焦っている間にナイフを投げる。

 

ピチューン

 

「姉さん!もうこっちはムリよ!手伝って!!」

「メルラン。わかったよ。リリカもこっちきなさい。」

「わかったよ。こっちも限界〜」

「また合体技かしら?」

魔理沙と山数さんは…来ましたね。

「山数さん。多分また合体技です。どうしますか?」

山数さんはこの異変解決団の中で暗黙の了解的に参謀の役目を担っている。理由は単純。論理的思考と頭の回転がずば抜けているから。私の知る限りでは幻想郷に山数さんを上回る頭の持ち主は居ない。パチュリー様も知識では上回っても思考力では敵わないでしょう。

「ん、そうだな…全員の残機は分かるか?」

「私が一回被弾。メルランは二回被弾ですね。」

「私とあのピアノは二回ずつだぜ。」

「俺とルナサもだな。じゃあそうだな…魔理沙、ノンディレクショナルレーザーは残っているか?」

「ああ、それならあるぜ。」

「じゃあそれで全体攻撃。咲夜は少し離れた所からナイフで一人ずつ狙い撃ちして。数より速度と精度を重視して。俺は弾幕でやつらの動きを止める。」

「わかったぜ。」

「わかりましたわ。」

「「「合奏『プリズムコンチェルト』」」」

なかなか面白いスペカですね。まずバイオリンを持っている人が後ろの方で粒弾を撃ってくる。そして下二人が妙な剣のような物を振り回す。剣に当たった粒弾は動きが変わるのですね。粒弾の軌道が読みにくいため確かに厄介ですけど…

 

「恋符『ノンディレクショナルレーザー』」

 

魔理沙のスペルが3人、特に下二人の動きを制限することで粒弾の動きを単純にしていますね。これなら避けやすいわ。そして山数さんが放つ弾幕でメルランの動きが止まる。今がチャンスね。ナイフを構えて集中力を上げる。速度と精度を重視して…投げる。

 

ピチューン

 

「ナイスだ十六夜!次はキーボードのやつ行くぞ!」

そりゃほとんど動いてない敵狙っているのですから当たるでしょう。しかしなぜああまで動けないのでしょうね?

 

 

掛side

 

1人倒すことができてひとまず安心。これで避けるのもかなり楽になる。さて、次のやつ…と。

 

俺は最近相手の動きが読めるようになってきた。正確には読んでいるのではないが。どんな物体も0から一瞬でトップスピードになることは出来ない。必ず動き出す瞬間、加速の時間がある。俺はその加速の時間を見て相手の動きを知る。当然肉眼で見るのは無理だが俺の能力は相手の動きを数式として見る事が出来る。動き出しで変わる数値を観測することはそこまで難しくない。後は相手の動く先に弾を放ってやれば相手の動きをほぼ止める事が出来る。そうなれば後は十六夜に仕留めてもらうだけだ。

 

 

よし、残るは1人。ルナサのみ。粒弾の動きが変わらなくなったのでかなり楽になった。

「十六夜!ラストだ。行け!!」

 

 

ピチューン

 

 

「勝った…」

物凄く疲れた。

「よっしゃ〜勝ったぜ!」

「勝てましたね。」

魔理沙と十六夜が来た。あの姉妹も来たな。

「はぁ、参ったよ。あんたたち何者?」

「参りましたわ。」

「負けた負けた〜」

「よし、じゃあこの結界の通りかた教えてくれ。」

「知らないわよ。」

「えっじゃあお前たちはどうやって通っているんだぜ?」

「上を飛び越えるの〜」

「なるほど。じゃあ行こうか。」

「役に立たない結界ですね。」

 

 

 




プリズムリバー戦はこれにて終了です。会話のところ誰がどの台詞を言っているか分かりにくいと思いますが一応考えて書いてあります。出来る限り読み取ってみてください。
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