東方数学帳   作:フリーエイリアン

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2の最小の素数にして唯一の偶数の素数という性質は物凄く萌えます。最初のものがただ一つの例外とは。


第2話 2  最小にして唯一

「ふう、やっと勝てた。」

妖精相手に思っていたより苦戦してしまった。妖精であっても能力持ちである以上、ある程度の手練れなのだろう。さて、進むか。

 

 

 

 

霊夢side

 

「あんたは…門番?」

「そうです!私こそがこの紅魔館を守る門番の紅美鈴です。」

「フーン。よろしく、くれないみすず。瞬殺してあげるわ。」

「ほんめいりんです!!ここは通しません。」

 

battle start

 

ルールは通常ルール。私が勝てばここを通して貰えるが、負ければ一切の館への干渉を禁じられる。まぁ私なら勝てるでしょ。

「行くわよ。ホーミングアミュレット。」

相手を自動で追尾するお札をばらまく。

「では此方も。ハァッ!!」

掛け声と共に大量の粒弾が飛んでくる。お札も全部迎撃された。

「おぉっと。危ないわね。」

次々と飛んでくる粒弾をかわしながら武器を変える。

「パスウェイジョンニードル。」

霊力を込めた針をおもいっきり投げつける。

「ふん。そんな針ごときで!」

また粒弾をぶつけて迎撃しようとしている。…無駄よ。

「霊力を込めた博麗特製の針よ。そう簡単に迎撃はさせないわ。」

「え!?私の気弾が?」

私が投げた針は門番の粒弾(気弾と言うらしい)を砕きながら真っ直ぐ飛ぶ。

ピチューン

「なんだ。案外対したこと無いわね。」

「ちっ!油断した。ここからは本気です!華符『芳華絢爛』」

気弾がまるで花のように並んで飛んでくる。弾の隙間に割り込むように入ってくる弾もあって危険だわね。適当に避けながら針を投げる…ってあれ?

「えっ!?いない!」

いつの間にか門番が消えた!

「アチョー!!」

「!!!!」

飛び蹴り!?弾幕ごっこで!?

辛うじてかわすが振り抜かれた足から更に気弾が飛びそれに当たってしまう。

「油断大敵!お返しです!」

「なかなかやるわね。」

門番相手にあんまり油売るつもりは無かったんだけど…

「あんまり時間もないから一瞬で決めさせてもらうわよ!夢符『封魔陣』」

相手の前後左右に霊力で作られた壁を作り出し相手を押し潰す。

直ぐに判断して上下に飛べば避けられるがそんな素早い判断できるやつはそういない。ちょっと雑なスペカだけど…あれよ。主人公補正っていうやつ。

「その程度っ!虹符『彩虹の風鈴』」

「そう簡単に破れる壁じゃ…ってえっ!?」

アイツどんだけ馬鹿力なのよ!

まさかあの壁が破れるなんて!

「霊夢!まだいけるぜ!!」

「魔理沙!?」

「まだあいつは体制を崩している。いまがチャンスだぜ!」

確かに壁を破るのに力を使いすぎたようで少し体制を崩している。

「よし、そこだ!パスウェイジョンニードル!」

ピチューン

 

「くっ、まだ終われない!彩符『彩光乱舞』!」

「これで終わらせる!霊符『夢想封印』」

ぶつかり合う雨のように降る気弾と大きな光弾。押しているのは光弾だけど…

「ウォォォォォ!!美鈴式中華風覇龍拳!!」

鋭い正拳突きから放たれる気弾で光弾が消される。

「アチョー!!ホアチャー!」

次々と消される光弾だが最後のひとつが…

 

 

ピチューン

 

 

届いた。

 

 

 

「私の勝ちね。ここは通させて貰うわ。」

「参りました…すいませんお嬢様。」

「…あなた結局最後まで私の弾幕を避けなかったわね。なかなか強かったわ。」

「ありがとうございますっ!これからも精進します。」

「魔理沙もありがとね。助かったわ。」

「おう。それにしても掛遅くないか?」

「負けたのかもよ。」

「負けてねーよ。」

「わっ!びっくりした。」

「まぁ苦戦したのは確かだが。」

「なにと戦ったんだぜ?」

「チルノっていう氷の妖精。」

「妖精相手に苦戦したのか…」

「うるさいな。こちとらまだ初心者なんだ。」

そんな会話をしながら館の中に入る。

「それにしてもずいぶん赤い館ね…」

「ああ。目が悪くなりそうだぜ。」

「デカイ館だな。えーと敷地面積は…」

「掛なにやってるの?」

「敷地面積と館の体積を算出しているからいま話しかけないでくれ。」

「もうっ!馬鹿なことやってないで、さっさと行くわよ!」

「これだから数学者は…」

「よしっ、求まった。教えてあげようか?」

「いい。だからさっさと行くわよ。」

「そんなのどうでもいいぜ。」

「(泣)」

 

 

 

 




弱冠17歳にして数学者を名乗るオリ主。幻想郷では常識に囚われてはいけないんですね。
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