「じゃあ二人一組になってさっそくキャッチボールを始めてくれ。」
「「「「はい(なのです)!」」」」
キャッチボールを見ていて改めて思ったことは「同型艦」でカタログスペック上「同性能」であっても、プレイスタイルまで全く同じというわけではないということだ。
この4人も例にもれず、キャッチボール一つをとっても特徴や性格が見て取れる。
暁はDVDで見た試合に出場していた内野手に感化され、その真似をしているのだろう。
ボールをとってから投げるまでが非常に早い。しかし送球が雑だ。非常に雑だ。ショートバウンドはもちろん、投げるとき肘が下がっているせいか変な回転がかかっている。そのため送球がまっすぐ行かない場合がある。また、取る前から投げることに意識が言っているのだろう。ポロポロと捕球ミスが目立つ。
雷は動きが軽快だ。トントントンとリズムを刻んでいるように捕球・送球ができている。送球のコントロールも何ら問題なく及第点を超えている。ただ、距離に対して球威が少し強い。電が若干困っている。
電はかなり丁寧だ。捕球するときはグローブに空いてる手を添え両手でとっている。また、投げ急がずしっかりとボールを握って送球に入っている。そのコントロールは素晴らしいものであり、相手の雷が構えたミットにしっかりと投げ込めている。ただ、遅い。一つ一つの動作をしっかりと丁寧にこなしているためか「各駅停車」がぴったりはまるような動きをしている。この遅さには雷も若干困り顔だ。
響は・・・なるほど、流石は改二艦といったところか。ほかの3人とはキレが違う。暁のショートバウンド悪送球も難なくさばき、難しい体勢からでも相手のグラブにきちんと収まるいい送球だ。肩の強さを見るに「セカンド」くらいを任せればきっと軽やかで鮮やかな守備を見せてくれるだろう。それくらいセンスある動きをしている。
ノックをしてみても感想はは同じだった。
暁は正面でボールをとろうとしない。無理にとると送球に支障が出るからとらないのではなく、余裕でとれるのになぜかとらない。確かにギリギリ逆シングルで捕球というのはかっこいいかもしれないが・・・「あっ!」ポロ
非常にポロポロが多い。基本ができていない以上応用技なんて使えるわけがない。この癖は直したほうが本人のためだろうな。
雷は相変わらずノリノリのリズムある動きをしている。特に感心した点はバウンドが変わってもリズムが崩れず捕球・送球をこなしていたこと。ここまで軽快な動きができるのならば雷も内野手に挑戦してもいいかもしれない。
電はかなり丁寧だ。基本に忠実。捕球は必ず正面で。補給ミスが少なく確実性がある堅実なプレイスタイルだ。だか、やはり遅い。瞬間を争う内野守備でこの遅さはそこそこ致命的だろう。改善しないうちは内野手を守るのは難しいだろうな。
響は・・・響の守備を見たとき私は思わず息をのんでしまった。それほどまでに、彼女の動きは鮮やかだった。
とりあえずもう少しで第六といくチュートリアルが終了です。
その後は結構艦娘が出てきますので、よろしくお願いします。